大宇宙温泉物語

ttn 作
Copyright 2014 by ttn All rights reserved.

「お久しぶりですわね・・・またあなた様に会いたかった・・・」

このお客に会うのは今回で3度目。
1度目は絵草の間で彼女の体洗いをしたのだが、様々なハプニングが重なってしまった。
正直、あの体験はあまり思い出したいものではない・・・。
2度目はとある島、という名のノヤの胸の上。何だか俺を付け狙っていた気さえした。

そして今回。ツグミの声で来てみれば、あの絵草の間のお客さんがまた来ていた。
絵草の間に予約が入り嫌な予感がしたのだが、やはり予感は当たってしまった・・・。

「うふふ・・・あなた様とのあの体験・・・。忘れた日などありませんでしたわ・・・」
「わ、分かりましたからっ!さぁっ!こちらにどうぞっっ!!」



「さっきの優弥さん、何だか焦っていたみたいだけど・・・ツグミは何か知ってる?」
「私も分かんないやリリ姉。ただ一つだけわかったことはあるけど・・・」
「それって・・・何・・・?」
「あのお客さん、かなり良い体してたってこと・・・!ああぁぁ!触りたいっっ!!」
「はあぁぁ・・・聞いた私がバカだったわ・・・」

手早く体洗いを済ませ、今日は帰ってもらおう・・・と俺は考えていた。
まさかこの後、俺にとんでもない出来事が襲い掛かる・・・
なんて事にはまだ気付いていなかったのだった・・・。



今回も彼女は眠るらしく、俺はその間に体洗いを済ませることになった。
前に来たときと同じように、足を登りお尻から洗っていく。相変わらず凄いサイズだ。

「あのーお客さん・・・今日もまたどうしてここへ?」
「セシリア、ですわ、優弥様・・・?」
「へっ!?というか俺の名前をどうしてっ!?」
「私、こう見えて結構な富豪ですのよ?私の胸でお話して以来あなた様のことが気になっておりました・・・お名前など個人情報も、調べてみれば簡単に分かりましたの」

このお客・・・セシリアというこの女性は俺をよほど狙っているようである。
しかしそんな簡単に俺のプライベートを知られてしまうとは・・・。
だが、体洗いの手は休めない。何かが起きる前に早めに済ませなければ。

ガスタンクほどのふくらみ二つが放つ誘惑に耐えつつ、全てを洗い終わる。
そして最後に残ったのは、大山そのもののような天を突くほどに大きな巨乳だ。
胸の先まで上り、必死に洗う。頬を赤らめながら俺を凝視するセシリアの視線に耐えながら。
そして・・・全てが終わり、俺は彼女を起こす。

「あら、優弥様。まだ洗い残してる場所がありましてよ?」
「え?一応全身くまなく洗いましたけど・・・」
「胸の谷間ですわ。今胸をずらしますので、その間にお願いしますね?」

巨大なおっぱいの片方に乗せられた俺。眼下に広がる広大な谷間。

「ここら辺ですか?」
「いえいえ、もっと谷間の奥のほうです・・・」

谷間の近くに来た俺。
すると突然、世界が揺らいだ・・・!
セシリアは自分の両方の胸を掴んで、俺を谷間の奥にはさみ込んだのだ!
そのまま肉のふくらみの奥の奥へと押し込まれる俺。抵抗する前に意識が薄らいだ・・・。

「ふふ・・・私の谷間で、我が家までお持ち帰りさせていただきます・・・」

彼女は優弥を胸の奥に入れたまま、服を着替え始めた・・・。



「ふふ、また来ますわ・・・」

そう言い残し大宇宙温泉を後にしたセシリア。
もう体洗いが終わったのだと、誰も不信に思ってなどいなかった。
優弥がいない、そう温泉の従業員達が気付くのは少し経ってから。

「ダメ、優弥さんどこにもいない!買い物も頼んでないのに・・・もしや誘拐っっ!?」
「まず落ち着きなよリリ姉?優弥さんの事だし誘拐とかに会うわけないよ」
「そうっスよリリさん。優弥さんはああ見えてタフなんスよ?」
「大丈夫。リリが心配するような目には会ってないはず」

ツグミ、ドム、ノヤでリリをなだめる。だがレイだけはよく見ていたのだった。
あのお客が帰り際に一瞬見せた・・・あの妖艶な企みの表情を・・・。



優弥が気付いたときにはもう、連れ去られた後であった。
恐らくセシリアの部屋であろう。広大なベッドの上に乗せられた。
目の前に彼女、セシリアがいた。何だかいつもより巨人に見える・・・。

「もしかして・・・」
「はい。ただでさえ小さなあなた様を、縮小薬でさらに縮めさせていただきました・・・」
「一体どうしてこんな事を!」
「私の、あなた様への愛の強さが起こした行動なのです。あなたと四六時中、共に居たいと・・・」
「そんなっ!温泉でなら普通にもてなしますが、あなたの部屋まで連れて来られるなんて!」
「ふふ・・・もっとあなた様とお胸でお話をさせて・・・?」

指でつままれる優弥。そのまま谷間の奥へ押し込まれる。ダメだ、身動きが取れない!

「感じます・・・優弥様が私の胸で・・・!もっと感じさせてくださいっっ・・・!」

俺が胸の谷間から出れたのは、彼女が寝る少し前のこと。
逃げようとしても、どんな小さな穴さえも部屋にはなかった。
俺は・・・このまま彼女のおっぱいで遊ばれて一生を終えるのか・・・?



気が付くと俺は誰かに背負われていた。この背中・・・知っている・・・。
多くは語らぬ彼・・・でもその小さな背中は安心感や頼りがいを感じさせてくれる。

いや、小さな背中じゃない!俺と同じくらいの鍛えられた男の背中・・・まさか!

「お前は変に緊張しすぎていた。だからこんな目に会ったのだろう」

レイさああぁぁんっっ!!!俺を背負っていたのはレイさんだった!
俺が縮小薬で小さいため、レイさんが地球人サイズに見える。

「あの女が見せたあの笑み、気になってついて来て見れば・・・誘拐とはな」
「一体どうやって俺を助けに!?」
「なに、一切の証拠を残さず巨人から逃げる方法なんて山程ある」
「すいません・・・胸の谷間の奥に入れられて、身動き取れなくて・・・」
「優弥、傭兵時代に俺が得た知恵を一つ教えてやろう」

「胸に挟まれた時が一番危ないんだ」

「へ・・・?胸に挟まれた時が一番危ない・・・ですか?」
「ああ。巨大なふくらみと谷間が放つ、あの誘惑の香り・・・気をつけたほうが良い」
「わ・・・分かりました・・・」

その後、縮小薬の効果も切れ、無事に温泉に帰ってきた俺。
すぐに涙ながらに飛びついてきたのはリリ。
俺は心配させて本当にごめん、と何度も彼女をなだめ続けた。
レイさんは流石に誘拐されてた、というのは衝撃的過ぎたのか
道に迷っていた、と他の従業員達に説明してくれた。
全く・・・今回は本当に大変だった・・・。



「前回は本当に申し訳ございません優弥様・・・これはお詫びの菓子です・・・」

数日後、なんとあのセシリアがまた温泉に来た。俺は警戒し続けていたのだが
彼女はまた誘拐、ではなく今までの非礼を詫びに来たようであった。

「自分勝手な思いで優弥様をあんな目に・・・もうなんとお詫びして良いか・・・」
「いえいえ・・・そこまで謝られたら、今更起こる事でもないですし」
「あ、ありがとうございますっっ!!優弥様っっっ!!!!」

俺を抱きしめようとするセシリア。だが俺にとっては巨体によるプレスになった・・・。

その後彼女は変な考えを持つ事はなくなったが、相変わらず絵草の間の常連である・・・。
彼女の巨体を生かした愛のアピールは今も止まらない・・・。