「次郎さん、このままじゃミルクが搾れません・・・どうしましょう・・・」
「ホテル・アリア」が、アリアの体の上で開かれていた頃。
シュレース星人特有の性質である「巨大化」にアリアは悩んでいた。
一気に5年分の巨大化が起きてしまった為、全く巨大化の勢いが止まらないのだ。
むしろどんどん勢いを増し、そのおっぱいはアリア自身でさえ扱いに困るほどになっていた。
どんなに手を伸ばしても乳首にすら届かない。これでは自分でミルクを搾ることもできない。
次郎も搾ろうとするがエベレストより巨大な乳首に対しては全くの無力である。
ミルクを絞れない・・・シュレース星人にとっては命の危機であった。
「仕方ないな・・・あの秘薬を探しに行くしかないっ・・・!!」
「次郎さん・・・もしかしてあの幻の秘薬をっ!?無茶ですよぉっっ!!」
「だがっ!ここで君が苦しんでいる姿を見て!何もしないでいられる訳が無いんだっ!!」
「次郎さんっ・・・そこまで私をっ・・・!!!」
秘薬・・・それは太古の昔にシュレース星人たちがあまりにも体が巨大化しすぎた際に
やむなく使っていたとされる「巨大化解除薬」の事である。
だがその秘薬も今では太古の伝承となっており、実在するのかどうか・・・。
だが、このままではアリアの命に関わる重大な危機である。
次郎は単身シュレース星の奥深く、未踏の大地へとへ行くことにした。
「シュレース星は地球からかなり遠いです・・・気をつけてください・・・!!」
次郎がシュレース星に向かってから1週間が経過していた・・・。
「次郎さん、まだ帰って来ません・・・私そろそろ限界かもっっ・・・」
1週間もミルクを出せない為、アリアのおっぱいは非常に張りつめている。
「アリアさん・・・最近元気ないですね・・・」
「あら。ツグミちゃん・・・」
「私が・・・おっぱい揉んであげるから元気出してくださいぃぃぃぃぃぃ!」
アリアが声をした方を見ると、ツグミがいつの間にかアリアのおっぱいに乗っていた。
「ツグミちゃんっ!いつの間に!?」
「すごぉぉぉぉい!アリアさんの乳首・・・いつもの何十倍もおっきいぃぃぃぃ!」
いつもならツグミの行為は迷惑極まりないのだが
おっぱいの上を駆け回るツグミを見ていると何だか癒されるアリアであった。
「むにゃむにゃ・・・あれ?私いつの間に寝てたんだろ・・・」
ツグミは、はしゃぎ疲れてアリアのおっぱいの上で寝ていたようだ。
「ねぇアリアさんっ!喉渇いちゃった・・・ミルク飲んでいい?」
「もうっ!ツグミちゃんったら!前にも同じことして大変だったでしょ?」
そんなアリアの忠告をツグミが聞く訳もなく、巨大な乳首に飛びついていた。
「本当にダメなのぉっっ!私・・・1週間もミルク出してないから、凄い量溜まってぇっ・・・」
本来ならすぐにでもツグミを摘み上げたい所であるが、おっぱいが巨大過ぎて
乳首にいるツグミまで手が届かない為、アリアにはどうしようも無かった。
「ちょっとだけなら・・・!それじゃあ、いただきま〜す!!」
ゴクッ!ゴクッ!
ミルクを飲み始めるとツグミの身体は、瞬く間に巨大化していく。
早くもアリアの乳首より大きくなる。
ツグミは身体全体で乳首を刺激するためミルクの勢いはさらに増していく。
ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!
さらに巨大化したツグミは、アリアのおっぱいを抱きしめるように揉みしだく。
ミルクの勢いは加速度的にドンドン増してくる。
ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!
アリアと同じ大きさになってしまったが、ツグミはまだ飲み続けている。
「ツグミちゃんっ!これ以上は・・・これ以上ミルクを飲むと本当に危険よっ!?」
アリアの言葉は依然としてツグミには届かない。
ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!
とうとう超巨大なはずのアリアよりも大きくなってしまう。
だがツグミはそれにも気づかずミルクを飲み続ける。
「ぷはぁぁぁ!美味しかったぁぁぁぁぁ・・・ってあれ?アリアさんは?」
ようやくミルクを飲み終えたツグミは当たりを見回すがアリアが見あたらない。
ふと自分の手のひらを見ると、1cmにも満たないアリアを見つけた。
「だから言ったのに・・・ツグミちゃん、あれほどあった私のミルク全部飲んじゃったのよ?きっとこの程度の巨大化では終わらないわ・・・」
今のツグミは・・・なんと地球より遥かに巨大になってしまっていたのだ・・・!
「えぇぇぇぇぇぇ!!!私すっごく大きくなってるぅぅっっ!!!」
「うわぁ・・・夢みたいっ・・・地球のみんなー!見てるー!?」
思いつきで、とりあえず地球に向かって手を振ってみるが当然ながら反応はない。
「ふふふ・・・地球より私の乳首の方が大きいね!このままぶつけちゃおうかな!?」
いたずらな笑みを浮かべて冗談を言うが、地球の人達からすると恐怖以外の何者でもない。
「冗談に決まって・・・ってあれ?さっきより小さくなってる?あっ!見えなくなっちゃった」
もうミルクを飲んでいないにも関わらず、ツグミの巨大化は止まらない。
むしろ巨大化が加速しているようであった。
もう地球すらも肉眼で見えないほどに巨大になっていたのである。
「どうしよう・・・巨大化が止まらないよぉ!・・・でもまぁ何とかなるかな?今は巨大化を楽しまなきゃっ!!!」
少し不安になったのもつかの間、どこまでも楽天的なツグミであった。
「これが銀河かな?凄くちっちゃくて可愛いぃぃぃぃ!」
もはや銀河ですらツグミの指先にも及ばない。
「あっ!そうだ天の川って『ミルキーウェイ』っていうんだよね?だったらっ!!」
何を思いついたのかツグミは自分の爆乳を揉み始めた。
今はシュレース星人の体質となっているので、すぐにミルクが噴き出した。
あまりの量に数十個の銀河がミルクに飲み込まれる。
だがツグミは気にすることなくミルクを噴き出し続ける。
「できたぁ!『ツグミルキーウェイ』のかんせーい!!・・・ってあれ?天の川が消えちゃった!?まぁいっかぁ!!」
もはやツグミを止められる者は無く、巨大化しながら自由気ままに宇宙をかけ巡っていた。
「うぅ〜ん!そろそろ宇宙がきつくなってきた・・・私どこまで巨大化するんだろう・・・」
こうして宇宙は巨大化し過ぎたツグミによって破裂してしまった・・・。
「・・・ちゃん!・・・ちゃんっ!ツグミちゃんったらぁっっ!!!!」
「うわぁぁ!ビックリしたぁ!・・・ってアリアさん?私、宇宙より大きくなったはずなのにっ!?」
どうやらツグミは疲れてアリアのおっぱいの上で夢をみていたようだ。
「夢・・・あっ!ホントに夢だったんだ・・・」
自分の胸元に手を当て、全くふくらみが無いのを確認しツグミはひどく落ち込んだ。
「ふふ・・・ツグミちゃん、どんな夢を見てたのぉ・・・?」
「えっとね・・・私が超巨大化してっ・・・!」
ツグミが話そうとした時だった。
「お〜い!アリア〜!他のシュレース星人達の力も借りて・・・何とか解除薬を持ってきたよぉぉ!!遅くなってゴメン!!!!」
次郎がちょうど宇宙から帰ってきたのだった。
「次郎さぁんっ!!遅いですっ!私待ちくたびれましたっっ!!!それに・・・1週間も次郎さんがいなくて私、凄くさみしかったです・・・」
こうしてアリアのおっぱいは元の『爆乳』へと戻るのであった。
「ちょっとぉぉ!誰か私の夢の話聞いてよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」