大宇宙温泉物語

ttn 作
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このSSはツイッター上における、のあさんと自分との、キャラになりきって行う
なりきりロールプレイングのやり取りを元に、作成した合作SSになっております。
そして各所への掲載を許可して下さった、のあさんに感謝いたします。











ttn「じゃあ今から早速、リリの事を呼んできますね……お? こっちに向かって走ってくる、あの赤髪は……」





リリ「すいませーん、遅れましたー! はぁ、はぁ……実はちょっと、ツグミの相手に手間取っちゃいまして……あの子、意地でも付いてこようとするもんだから、優弥さん達に押さえてもらうのも、もう大変で……」

ノア「大変だね。あなたも、いつも妹に振り回されて」

リリ「まあ、いつもの事なんで流石に、最近はもう慣れましたけどね……ホントに、困った妹ですよ……」

ノア「ふふふ……それで、今日は何をする?」

リリ「あ、はい。そうですね……別に、どんな事でも構いませんけど」

ノア「じゃあ、おっぱい比べしない? あなたの妹さんほどではないけど、僕も胸が好きだから」

リリ「えぇっ!? お、おっぱい比べって、そんな恥ずかしい事……いや、でもコレも、全ては大宇宙温泉の宣伝のため……よし! 温泉のためにも……脱ぎます、私!」

するとリリは、着ていた上着を脱ぎ捨て、すぐさま下着姿になる。

ノア「……リリちゃん、別に服の上からでも良かったんだけど」

リリ「えっ? ああぁ……!」

自分の姿を改めて見たリリは、すぐさま顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに、その場に座り込んでしまう。

ノア「あはは。じゃあ……脱いだついでに温泉の方に行こうか? 確か、宣伝だったもんね」

リリ「えっ? 温泉って、ここから結構な距離ですけど……うわっ!」

不意に、ノアにお姫様抱っこをされ、そのまま一緒にワープしていくリリ。
そして数秒後。リリの視界には確かに、見慣れた建物である大宇宙温泉があった。

ノア「一応魔法使いだからね。これくらいは簡単だよ、リリちゃん?」

リリ「あ、あっという間に、大宇宙温泉の前に着いちゃった……それに、魔法使い……ですか? 正直に言うと、私にはもう何の事だかさっぱり……」

ノア「まぁ要するに、ただ温泉にワープしたってだけだよ。それよりも……早く入らないと皆に裸、見られちゃうよ?」

リリ「あ、はい。そうですね……まあ、今はちょうど下着姿で、目の前に温泉もある事ですし……風邪引く前に、少しくらいなら、入っちゃっても良いですよね?」

するとリリは、着けていた特大サイズのブラを外し、パンツもその場に脱いでしまう。

ノア「うーん……僕もかなり大きいんだけど、リリちゃんやアリアさんを見ると、自信なくすなぁ……」

リリ「えっ? 自信なくすって、一体何の話を……あ。もしかしたら……胸の話ですか? そんな、ツグミみたいな事……大きい胸なんて別に、何も良い事なんてありませんよ? 肩は凝るし、着られる服も限られてきますし」

ノア「その辺りは僕、あんまり気にしないからなぁ……女の子にしか興味ないし、基本的にローブとかだしね」

そんな事を言うノアの長い黒髪は、ローブの上を伝い、赤と青の目はじっと、リリの事だけを見つめていた。

リリ「お、女の子にしか興味無いって……今、凄いカミングアウトをしたような気がするんですが……」

二色の目で、彼女に見つめられている現状に、少し恐怖を感じたリリは、軽く後ろへと下がる。

ノア「ふふ……大丈夫だよ。僕の事を好きって子以外には迫らないからさ」

リリ「そ、そうなんですか? なら良いですけど……」

ノアの言葉を聞き、軽く胸を撫で下ろしたリリは、改めてゆっくりと、湯の中に入っていく。

ノア「まぁ、スキンシップぐらいは取るけどね……」

小声で呟き、同じく湯の中に入って行くノア。

彼女が湯に入ると、100センチを越えるバストは、たゆんと温泉の水面に浮き上がった。
その様子を見たリリは、思わず心の中で、言葉を漏らす。

リリ(うわぁ……私の胸を見て、自信を無くしたなんて言ってたけど、むしろ直にこうして見ると、私よりも大きいような……ツグミじゃないけど、凄いとしか言いようがないかも……)

ノア「でも、身長とのバランスを考えると、どうしてもスタイルとしては、リリちゃんに負けるんだよね。僕、身長が190センチぐらいあるからさ」

リリ「ああ、なるほど。そういう事ですか……って、アレ? 今、もしかして私、口に出してました? いや、出してはいないはず。すると……まさか、心を読まれた!?」

ノア「いやいや。何となく、じっと見ていたからさ。これくらいなら分かるよ」

リリ「ああ、スイマセン。そんなにじっくり見てましたか……ツグミじゃないですけど、綺麗で大きな胸だなと思って、少し見とれちゃって……」

ノア「ふふ、ありがとね。でも、リリちゃんだって充分、良い胸だと思うよ?」

リリ「あ、ありがとうございます……」

唐突に、ノアに褒められたリリは、心の中で照れながら呟く。

リリ(……何だか、ツグミに大きい大きいって、いつも言われ慣れているはずなのに、知らない人から不意に誉められると、意外にちょっと、嬉しいかも……)

ノア「身長は、あまり高くないみたいだけど、その分かわいいしね」

リリ「い、いきなり可愛いだなんて、そんな……! 照れるから、止めて下さいよ……!」

ノア「本当の事を言ってるだけだよ、リリちゃん?」

リリ「う、ううぅ……あ、ありがとうございます。でも、お世辞はそれくらいにして……まずは温泉を満喫しましょう? 働いている自分が言うのも変ですけど、ここの湯、疲労回復や美肌効果とか、とにかく色々と凄いんですから!」

ノア「ふふ、そうなの? 楽しみだね。ツグミちゃんが来たら、まとめて教われそうだけれど」

リリ「いや……あの子が来たらきっと、問題の方が増えるはずですよ、間違いなく……それに今は、この温泉の奥の部屋で、恐らくは優弥さん達の手で何とか、押さえられてるはずなんで、ここにはまず来ないと思います。それにツグミったら、ホントに真性のトラブルメーカーだから……」

ノア「ふーん、そうなんだ……」

そこまで言うとノアは、急にリリの事を、後ろから抱き締める。

リリ「ひゃっ! いきなり何なんですか! ビックリさせないで下さいよ、もう……」

ノア「ごめんね。いや……でも、こうすれば、家族に見えるかなぁと思ってさ」

リリ「か、家族……ですか?」

ノア「生憎、生まれた頃から一人だったからね」

リリ「……そうだったんですか……分かりました。私なんかで良ければ、いつまでも、こうしてくれていて構いませんよ?」

ノア「んー、ふふふ……良いの?」

リリ「はい……いつまでも、好きなだけ、どうぞ」

そんな事を言うリリを見て、優しく微笑むノア。
そのあとで彼女は急に、大きく話題を切り替えた。

ノア「ふふ、そうだね……ところでさ。大きな子達がいるところもあるんだっけ。この街はさ?」

リリ「大きな子達、ですか? まあ、そりゃ宇宙人街は小人サイズの宇宙人から、巨人サイズの宇宙人までいる、多種多様な種族の入り乱れた街ですから、いると思いますけど……いきなり、どうしたんです?」

ノア「いやね。せっかくだし、他の大きさの種族も見ておきたいと思ってさ」

リリ「他の大きさっていうと、巨人サイズの宇宙人がいる所に案内して欲しいって事なのか、それとも……まさか私に、巨人になれって言ってます?」

ノア「ふふ、どっちでも良いよ。でも……リリちゃんが大きくなったら面白そうかな?」

リリ「面白そうって……まあ、別にそれくらいなら構いませんけどね。ちょうど、うちの温泉で働く従業員の中には、他人の体の大きさを、変化させる力を持った子がいるんで。彼女に頼んで、ちょっと体を大きくしてきてもらいますね?」

するとリリは一旦、温泉を出て、どこかへ歩いていってしまった。

ノア「ふーん、そんな子までいるんだ……そのうち僕も、小さくされてみようかなぁ……」

リリ「……お待たせしましたー」

数分後、そこには身長15メートルになって戻ってきた、裸のリリがいた。

ノア「おー、10倍くらい? ふふ、もっと大きいと思ってたよ。でも……凄い迫力になるんだね、これでも」

リリ「凄い、ですか? 私はこの温泉で働いてきて、自分より何十倍も大きな宇宙人の相手を、いつもしているんで、巨大さに対しての驚きってのは、あんまり無いんですけど……でも、とりあえずは、喜んでもらってるみたいで良かったです」

ノア「まあ僕は、そんなに巨人と触れ合う事も無かったからね」

リリ「そうなんですか……で、このあとは一体、どうすれば良いんですかね? 流石に寒いんで、とりあえず湯には浸かりますけど……」

自分の巨体が生み出す大波で、相手を溺れさせないように
ゆっくりと静かに、波をなるべく立てず、湯へ入っていくリリ。

ノア「うわぁ……これが、さっきまで僕よりも小さかった子の姿かぁ……」

ノアは真横で見上げながら、溜息を漏らす。

リリ「でも、この宇宙人街には、15メートルなんか軽く超えるような、更に大きな宇宙人が、数え切れないくらい沢山いるんです。例えば……アリアさん何かが、その代表格ですね。胸とかも、私が、子供に見えるくらいに大きくて……」

ノア「アリアさんは、まあ……特例だからなぁ……」

リリ「本当にアリアさんは、全てが規格外なんですよね……体のサイズも、胸のサイズも。どうすれば、あそこまで大きくなるんだか、ちょっと不思議なくらいです」

ノア「まぁ、その星の種族の問題もあるけどね。リリちゃんも、そういう感じなんでしょ?」

リリ「でも、私やツグミなんかは、体のサイズも含めて何もかも、殆ど地球人と変わりませんから、地球での暮らしも楽なものですよ。例えばノヤなんかだと……地上に出て、少し歩くだけでも、大きな騒ぎが起きますからね」

ノア「そりゃ、そうだろうね。確か、大宇宙温泉の中では、身長が一番大きい人だったっけ……ノヤさんはきっと、僕らの事なんか、よく見えてないんだろうね」

するとノアは急に、リリの足の方へと近付いてくる。
その様子を、不思議そうに眺めるリリ。

リリ「ん? さっきから、私の足を見つめてますけど……どうかしましたか?」

ノア「いや。体つきはちょっと、地球人と変わってるかなと思ってさ……」

今度は、目の前にあるリリの足に、抱きついてみるノア。

リリ「ひゃぁっ! べ、別に、体の作りは……地上人と同じですよぉ! それよりも、足はくすぐったいから……勘弁して下さいっ!」

ノア「ふふ、そう? ごめんごめん……」

次にノアは、リリの胸の辺りまで、プカプカと水面を浮きながら移動する。

リリ「こ、今度は胸まで来て……まさか……!」

リリの予感は的中した。
ノアは何と、全身を使ってぎゅっと、リリの胸に抱きついていたのだ。

リリ「うわっ! まるで……アリアさんのおっぱいに、全身を使って抱きつく時の、ツグミみたいな真似を、いきなり……!」

ノア「これくらいの身長だと、してみたくもなるね。相手の身長が大き過ぎると、捕まる事すら出来ないだろうし……でしょ?」

リリ「……まあ私も、アリアさんの胸を初めて見た時に、思わず触ってみたいと思った事ぐらいは、否定しませんけど……でも、アリアさんと比べると、私のじゃ少し、ボリューム不足じゃありません?」

ノア「いやいや。おっぱいに貧富はあれど、って言うでしょ? どの大きさにも、それぞれの良さがある……それに、体も小さいんだから、負けるのは仕方ないと思うよ?」

リリ「……というか、アリアさんと乳比べをするなんて、まず勝負にすらなりませんけどね。あの人は、ツグミも認める、超乳さんなんですから……」

ノア「そうだろうね……ところでさ。この大きさになったら、力とかもやっぱり強くなったりしてるの?」

そのままノアはゆっくりと、谷間に動いていく。

リリ「そりゃもちろん、力は強くなってますよ。でも、巨人サイズの宇宙人の人達は、殆ど皆、自分よりも小さな相手の扱いに、凄く慣れてますから、力加減も丁寧なんですよね……だから、体格差が原因で、怪我人が出たなんて話とかも、この宇宙人街じゃ聞いた事ないです……それよりも何故、谷間の方に?」

ノア「えっと……気持ち良さそうだったから、と言えば分かってもらえるかな? それよりもさ……今よりもっと、体を大きく出来たりもするの?」

リリ「もっと、ですか? そりゃ、アリーサに頼めば、きっと間違いなく、出来るはずでしょうけど……どうして、そんな事を聞くんです?」

ノア「いや……同じ女の子でも大きくなったら、僕の感じ方も変わるのかなと思ってさ」

胸に寄りかかったままの状態で、話を進めていくノア。

リリ「うぅ、なんか乳枕みたいにされてる……でも、これも全ては宣伝のためなのよね……分かりました。じゃあ、もっと大きくなってみますけど、具体的にはどれくらいが、お好みですか?」

ノア「それは……困ったな。凄く大きく、としか考えてなかったよ……どうしようか?」

リリ「うーん……じゃあとりあえずは、100メートルくらいになってみますね?」

再び湯から出て、どこかへと行ってしまうリリ。
数分後、そこには身長100メートルの大巨人となった、裸のリリが立っていた。

ノア「おぉ。このくらいになると、踏み潰されたりしちゃいそうだね……いや、食べられたりとかもするかも……」

リリ「いやいや。足元には、細心の注意を払っているんで、そこは安心して下さい。それに……食べたりだなんて、そんな怖い事……するわけないじゃないですか? 今の私は、怪物サイズの巨人ですけど、頭はちゃんと人間のままなんですから」

ノア「あはは、分かってるよ。大きさだけで見たら、だからさ……それに、ここの人達が皆、優しい巨人だって事ぐらいは分かってるし」

リリ「何だ、からかわないで下さいよ、もう……で、このあとは一体どうします? さっきは私の胸に、思いっきり寄りかかってましたけど……」

ノア「ふふふ……」

怪しい笑みを浮かべたノアは、巨大過ぎて胸全体は揉めないと考えたのか
あえて乳首だけを狙って、不意にぎゅっと力強く揉んだ。

リリ「ひゃあぁっ! い、いきなり乳首から来るだなんて……!」

乳首にいきなり走った衝撃に、巨大な全身を、ビクンと動かすリリ。

ノア「わっ!?」

その揺れを、全身で感じたノアは、リリの体から落ちないためにも、更にぎゅっと乳首を掴む。

リリ「ひっ、ひいいぃぃぃっ!」

より強く走った、乳首からの衝撃に思わず、体を痙攣させ、声を上げてしまうリリ。

ノア「……! きゃあぁっ!」

その揺れのせいで、乳首から遂に手を離してしまったノアは
リリの体に指を立てながら、減速しつつ落ちていく。

リリ「あっ!危ない!」

目を凝らすことで、何とか落ちていく体を
手のひらで受け止める事に、成功するリリ。

ノア「ふぅ、助かった……」

リリ「だ、大丈夫でしたか?」

リリは、自分の手のひらに向かって、優しく小さな声で話す。

ノア「う、うん……そういえば、さっき思い出したんだけどさ。宣伝って何回か言ってたけど……あれって一体、何だったの? 僕に宣伝効果とか、あるのかなぁ?」

リリ「え? 私はただ今回、貴子さんから、宣伝効果のある、凄い大物ゲストがこの宇宙人街に来てるらしいから、行っておもてなしをしてきなさい、とだけ言われたもので……」

ノア「……僕、そんなに大物じゃないと思うけど」

リリ「お、大物じゃないんですか!? でも、ワープの魔法なんかを使っていた時点でもう、普通の一般人ではない事だけは、確かだと思いますけど……」

ノア「でも、知名度とかは別に、全く無いと思うよ? 魔法だって、まあまあ使える程度だし……さっき見たでしょ? 使えるのは、あの程度の魔法だけなんだよね」

リリ「は、はぁ。ただの、温泉の従業員である私には、よく分からない話ですが……とりあえず、次はどうします? 乳首だけは、流石にもう勘弁ですけど……」

ノア「えっと、じゃあ……挟まれてみたいかも」

リリ「は、挟まれるって……谷間にって事ですか? 別に、それくらいなら構いませんが……」

するとリリは、優しくノアの体を掴んで持ち上げたあと
ゆっくりと自らの胸の谷間に、彼女の事を降ろす。

ノア「ん……柔らかいね、やっぱり。見晴らしは……まあ温泉の中だから、普通かな?」

リリの胸の谷間の心地良さについて、感想を述べながら
ふにふにと、おっぱいを指で触って、弾力を確かめるノア。

リリ「あ……やっぱり、自分の胸を人に触られるのって、どうも慣れませんね……セクハラ馬鹿の、ツグミなら未だしも、他の人が触るとなると、どうも気恥ずかしくて」

ノア「……でも、人を胸に挟んでる時点で、触られるよりも、もっと恥ずかしい事をしているような気もするけど……」

苦笑いを、胸の谷間に挟まりながら浮かべるノア。

リリ「まあ確かに、そうですよね……実を言うと、暴走したツグミに揉まれ過ぎてもう、あんまり胸に対しての恥ずかしさとかは、無いのかもしれません。だからこそ、すぐにノアさんを自分の胸の谷間に入れるなんて事が、出来たのかも……」

ノア「それは……何だろう。僕自身はこうやって、色々してもらえるから嬉しいんだけど、それはそれで大丈夫なの、リリちゃん?」

リリ「大丈夫、じゃないですよね……何だか最近、セクハラ馬鹿なツグミの異常さに、慣れつつある自分がいるのを感じてしまって、時折、無性に悲しくなります……」

ノア「あはは……」

ノアは笑いながら、魔法の力で少しだけ、自らの体を浮かせたあと
優しくリリの頬を撫でる。

リリ「あ、ありがとうございます……まあ、それでも私がいないと、他にツグミを止められる人なんて、宇宙中を探したってきっと、いないでしょうから、唯一の肉親である姉として、これからも頑張っていくつもりでいます……」

ノア「ははは……まあ、僕は何も言えないけどね。おっぱい触らせてもらってる立場だし。嫁入り前の、女の子の……うん。口に出して言うと、何だか恥ずかしいな……」

リリ「わ、私も実を言うと、ちょっとは恥ずかしいです……胸を触られるというのは同じでも、ツグミとは何か違う気がしますし……」

ノア「あの子は話を聞く限り、おっぱいそのものを愛でてる気もするからね。僕とはまた、色々と違うと思うよ?」

リリ「ですね……というか、あんな馬鹿な妹と、同じように比べちゃってスイマセン……」

リリはそこで不意に、温泉内の時計へと目を向ける。
どうやら、もう仕事に戻らなくてはいけない時間のようだ。

リリ「……じゃあ、今日は本当にありがとうございました。色々と聞かされて、まだ分からない所も多々ありますけど……ノアさんに会えた事だけは少なくとも、私にとっては幸運だったように思えます」

ノア「それなら良かった……また、どこかで会えると良いね」

リリ「はい、もちろんです。それじゃあ、今日はこの辺で……」

ノア「うん、分かったよ……大物じゃなくてごめんね、リリちゃん……」

リリ「あ、いえいえ。それに関してノアさんは、全くお気になさらずに……今日はむしろ、普段から溜まっている、愚痴や悩みを話せて、スッキリ出来た気がします。ホント、ありがとうございました」

ノア「僕で良ければ、いくらでも付き合うよ。まあ愚痴ばかりでは、疲れるかもしれないけれどね」

リリ「では本当に、今日はこれくらいで。また、いつか会えますように……」

そう言い残し、巨体を湯船から持ち上げ、歩き去っていくリリ。
このあとアリーサに、体のサイズを戻してもらった彼女が
まず最初にする事はきっと、貴子に向かって、文句を言う事になるはずだろう。