騎士団長ユルキナの受難 6

茶畑 作
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ユルキナの体に異変が起こった、ほぼ同じ時間帯。
キスカの城下町では、もう一人、犠牲者が現れようしていた……。

遠雷が木霊するキスカの城下町。
人々は雷と雨に備えて家に戻っているため、町は静まりかえっていた。
いつもは町を照らす月も、今は暗雲に隠れ、目視出来ない状態であった。
町を照らすものと言えば、街灯と家々から漏れる、暖かな光だけ。
そんな町中に今、不穏な空気が流れていた。

『もうすぐそっちは一雨来るぜ。“あの女”はまだか?』
「心配ない。いずれここを通る…その時を狙うだけだ。」
町の東側、キスカ城へと続く、少し長い街道の側にある路地裏。
いつもは出店等で賑わうこの道も、今では人気のない、暗い夜道となっていた。
その路地裏に、黒ずくめの男達はいた。
全身(顔面含む)に黒い布を巻き、不気味な雰囲気を纏い、「ある人物」を待ち伏せしている者達が、6人。
「キスカ城の主…ザイデルは、この事を了承したのか?」
黒ずくめのリーダーと思われる男が、しゃがれた声で無線機に問い掛ける。
『ああ。あのオウサマとはさっき連絡をとった。俺等の国・・・“デリス”製の、機械の力が欲しいんだとさ。』
無線機からは、どこか気楽な感じのする男の声が聞こえる。
「我々の計画は?」
『知られちゃいねーよ。どっちにしろ“デリートス”が真の完成を迎えるにゃあ三人の
 薬に選ばれた女が揃わねー限り、無いに等しいし話になんねーからな…うまくやれよ。』
「了解した。…む?」
雨が、降り始めた。最初は少量の粒程度の雨だったが、30秒もしないうちに大雨へと変わった。
しばらくすると雨の音に紛れて、足音が聞こえてきた。速さからして、この雨の中を走っている様だ。
「人物照合…間違い無い。」
マレーネ・ノーディス 20歳 女魔導士
「来たぞ。作戦開始だ」
黒ずくめのリーダーは、後続の者達に合図を送った。

「!、雨!?急がないと…!!」
マレーネは、キスカ城から城下町の宿へと帰る途中だった。
錬金魔術研究に没頭してしまい、時間を忘れていたのだ。
彼女は、昔から勉強、研究が好きな女性であった。
しかし性格に難があり、人見知りや思い込みが激しく大人しいため、友人などは一人もいなかった。
そんな時に、彼女の側にあったのは錬金魔術(言わば、魔法の一段階上の高等魔術)だった。
昔から魔術の素質があった彼女は、幼い頃から英才教育を受け、
14歳になる頃には中級魔法を放てるまでに成長していた。
そして、現在は錬金魔術を研究する為に、各国を回っていた。
「やだ…服がびしょびしょだわ…っ」
雨にぬれたマレーネの服(魔導士が好んで着用するローブ)は肌に吸い付き、彼女のボディラインを浮き出させていた。
普段はローブに隠れていて見る事は出来ないが、彼女はスタイルも抜群であった。
特に、乳房は普通の女性に比べてみても大きく、ふくよかに育っていた。
しかしそれが彼女の悩みでもあり、恥じらいでもあった。

「やっ…胸に服が…っ」
街道に差し掛かったところで、雨の冷たさに敏感に反応し、少し立ち止まる。

「ミッションスタートだ。」
突如、マレーネは黒ずくめの男達に囲まれた!
「!、な、何!?」
反応するや否や、男達はマレーネを羽交い締めにし、路地裏に引きずり込む。
「嫌っ!!やめて、乱暴しないでぇ!!」
マレーネの叫びは空しく、男達はマレーネの服(胸の部分)を引き裂いた。
弾力もあり、綺麗に整った果実の様な乳房が露になる。桃色の乳首はぴん、と起ち、
感じている様が如実に表れていた。
「ひいッ!!いやああああああっ!!!」
過剰に反応し、泣き叫ぶマレーネの口に黒ずくめの男の手が当てられ、声を殺される。
「よし、“ヘキエル”を注入しろ」
リーダー格の男が命令する。すると別の男が、マレーネの左の乳房を持ち上げた。
片手には、異様な液体の入った注射器を持っている。
「んんっ…!?んう、んんっ!!!」
口をふさがれ、身体を押さえ込まれているマレーネは叫ぶ事も許されず、声にならない声をあげるばかりであった。
男達によって、注射器がマレーネの乳房に射された。液体は、乳房の中に確実に入っている。
何時の間にか手を解かれていたマレーネは、力も強くない為暴れる事も出来ない。
「ああっあ…何を…」
ドクンッ!!
「ひあっ!?ああ、あああ…!私の…私の胸が…!!胸が、大きくなって…!!?」
そう。マレーネの乳房は、今や西瓜程の大きさにまで育っていたのだ。
「よし、強制排出実験だ」
「了解」
男達は三人がかりで、マレーネの巨乳…いや、爆乳を弄り、揉み始めた!
「い…はあ…っ!!そんな…!アンっ…わたしの…おっぱいで、遊ばないでェ…ッ!!」
「嫌がっている割には、随分と気分をだしているじゃないか、マレーネ・ノーディス」
男達は、さらに強く、濃密に乳房を揉みし抱く。乳首を摘まみ、まるで餅をこねる様に、強く揉む。
「やぁん!!ひ、ああっ!!だめ、そんな強くしないでっ!!おねがい、ゆるし…ひあああっン!!!」
「もうすぐだ…出るぞ」
「だめェ!いやああああああああああッッ!!!!」
びゅるるるッ!!びゅるびゅるっ

大量の母乳が、マレーネの乳房から勢いよく噴出した…!
「よし…これで作戦は終了だ。帰還するぞ」

気がつくと雨はやみ、月の光に照らされた闇だけが辺りに残った。
マレーネは、雨と自らの母乳でずぶぬれだった。
その手で、今は醜く(マレーネからはそう見える)育った乳房を静かに撫でる。
ぷるんっ、と揺れるその乳房…爆乳を目の当たりにして、マレーネはただ、羞恥心に黙り込むばかりであった…。

続く