丘の上の大きな富豪の館。そこに少女は一人で生活している………。
「…そろそろお風呂入ったかなぁ。」
椅子に座り、テレビを見ている少女はそっと呟いた。
彼女の名は麻川悠。まだあどけなさの残る高校1年生だ。
こげ茶色の髪はあごの辺りまで伸びていて、遠めから見てもツヤがある事が分かる。
顔はまだ大人の顔でない、発達途中な感じがある。
腕や足は細く長く伸びていて、その細さはまさにか弱いという表現が似合うほど。
早く言えば、身体は全体的にスレンダーである。ただ一部を除いて。
―胸。
小さな胸板の双球…いや、2つの超巨大な物体は、悠の細い身体からは想像もつかない。
悠の座っている椅子はごく普通な大きさと高さを持っている。
だが、その乳房は重力に負け、悠の下半身を覆い隠し、椅子の左右の床に重々しくついている。
Tシャツはその乳房を全く隠せず、片方の膨らみだけで大人が3,4人は入れそうなブラジャーがあらわになっている。
「番組も終わったし…お風呂入るかな。」
そう言うと悠は前にあったリモコンでテレビを消し、椅子から立ち上がる。
立ち上がったのにも関らず地についている乳房を引きずりながら、悠は風呂場へと歩いていった。
風呂場の前には小さい…いや、普通よりかなりの広さを持つドアがある。
そのドアの広さというと、縦は悠が手を伸ばしてぎりぎりつく位。
横は、悠のリーチよりわずかに狭い位。
だが、悠の乳房の前ではそのような入り口さえ小さく思えるのだ。
悠はドアを開け、その中へ入り後ろを向いた。
そして自らの巨大な乳房を右だけ強く引っ張った。
「う…ん……」
乳房を握る手は柔らかく肉にめり込んでいく。
その乳房はとても温かく、柔らかく、そしてとてつもなく大きい。
男がその感触を確かにしたならば、長い間虜にでもなっていそうだ。
だが悠はそれに何も感じない。逆に冷めた気分もある。
徐々に引っ張られていく乳房は、片方のみなのに巨大なドアを完璧に覆っている。
更に乳房は狭いと言わんばかりに、ドアの壁に大きく食い込んでいる。
心なしか壁からギシギシと音がするのは気のせいではないかも知れない。
やっと片方の乳房が通り、もう片方の乳房に手をかける。
またもや乳房は巨大なドアから溢れんばかりに変形している。
両方の乳房を通し終えると、早足で風呂場へと走って行った。
「あぁ、遅かった…」
既に浴槽は水が溜まりすぎ、溢れていた。
「まぁいいか。とりあえず入ろっと。」
脱衣所へ行き、悠は服を脱いでいった。
壁際に脱いだ服を置いてゆき、下着に手をかける。
小ぶりな尻に合う、小さい「下」を脱ぎ、そしてそれとは対照的に大きい「上」に手をかける。
かなり頑丈なホックを外すのは少し辛い。悠は力を込め、勢いよくホックを外した。
その瞬間、悠の乳房が凄い勢いでさらに巨大化した。
だが正確に言うと巨大化したのではなく、あくまでも乳房に対して小さなブラジャーの締め付けから解放された、という事だ。
全てがあらわになった悠の乳房は白くてきめ細かく、張りと柔らかさを兼ね備えている。
乳房に対しては小さい乳輪と乳首は、前者直径30cm、後者直径25cm、長さ15cmはありそうだ。
双方とも鮮やかなピンク色で、むしゃぶりつきたくなるような魅力を放っている。
ブラジャーの束縛から解放されさらに面積を食う事になった乳房を引きずりながら、悠は風呂場へと赴いた。
既に風呂場には湯気が充満していて、少しぼやけて見える悠はとても妖艶だ。
とりあえず下半身を軽く洗い流し、限界まで水の溜まった浴槽へ足を入れた。
体がつかるごとにザザアと音を立てて水が逃げてゆく。
「ふぅ〜…気持ちいい〜。」
乳房以外を浴槽へと沈めると、悠の表情はとても満たされた。
悠の視界の前方は、全て浴槽に入らない乳房に覆われている。
さらに右や左を向いても、巨大な乳房がわずかに確認できる程にこの空間を支配している。
ある程度体の温まった悠は浴槽から出て、洗髪、洗顔を行った。
次に体を洗うのだが、これが辛い。
まずは普通にタオルを濡らし、ボディソープを付け泡立てる。
先に背中を洗い、それから乳房に埋もれている下半身を、乳房を必死に掻き分け洗っていく。
…ここからが問題だ。
当然ながら、ここまで大きな乳房を全て洗うのはかなり難しい。
悠が必死になって手を伸ばしても、先端には5分の1も届いていない。
つまり、自力で洗う事は不可能だ。
だが悠は迷わず壁の温度調節器と思われる機械のボタンを押した。
すると間もなく、ガガガという機械音とともに壁が開き、巨大な空洞ができた。
中には空洞の大きさに合った、変な機械が見える。
よくそれを見ると、まるで洗車機のような作りになっている。
そこに悠はためらわず、自らの巨大な乳房をそこに入れ、またスイッチを押す。
どこからか湯が流れ、乳房全体を濡らす。
そしてボディソープらしきものが塗られ、まさに洗車機を彷彿とさせるようなブラシが乳房全体にそれを行き渡らせた。
「ん…あっ……。」
ブラシがやがて乳房全体を洗い始める。
全体をしっかりと洗うため、その場を何回か往復したり、圧力をかけられたり、という事がある。
元々乳房を洗う為に作られた機械なのでかなり広く大きいが、どうやら乳房は更に成長したようでだんだんと空間が狭くなってきている。
ただでさえブラシに乳房が食い込んでいるのに、圧力をかけられるとまるで揉まれたような感覚に陥る。
そのせいで悠は快感を感じ、喘ぎを発した。
やがてブラシは、乳首を洗い始める。
「あ…うぅん…はぁぁぁ……。」
悠は乳首が弱いらしい。ただでさえ大きな乳首がさらに勃起してゆく。
勃起した悠の乳首はもはや自らの頭よりも大きくなっている。
ようやく乳房全体を洗い終わったらしく、またどこからか湯が流れボディソープを落としていく。
壁から乳房を引き出した悠はまたボタンを押した。すると空間はまた壁に閉ざされた。
「ふぅ…この機械、ちょっと刺激が強すぎるかなぁ。」
乳房に隠れて見えないが、水でないもので濡れた秘所と痛い程に勃起した乳首がその言葉を物語っている。
風呂を上がり、脱衣場の隣にある乾燥室に入る。
悠はバスタオルを使わず、いつもこの乾燥室で水を落とす。
何故かというと、やはり乳房の水を拭き取る事が出来ないからだ。
数分して体全体が乾き、服を着る事にした。
脱いだ時は気付かなかったが、あまりにも大きいブラジャーはかなりのスペースを支配していたのに気付いた。
やはりブラジャーをつけると、乳房は押し込まれたような感じになる。
当然ながら寝間着の上は全く乳房を隠せない。
「ふあぁ…。もうこんな時間かぁ。早く寝よっと」
リビングに戻り時計に目をやると、既に針は12時をさしていた。
洗面も終わり、悠は自分の部屋へ。
人気アイドルやバンドのポスターが壁じゅうに張ってあり、まさに今時の女の部屋という印象がある。
悠はブラジャーを外し、たたんである学校の制服に覆い被せた。
「さて…寝るか」
電気を消し、暖かいベッドに体を横たえた。