ミルクジャンキー その6

VOX Bob 作
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屋上へ上がった利佳子は周囲に人影のないことを確認すると突然明美の胸へと手を伸ばした。
「ちょ、ちょっと利佳子!?」
突然の事に戸惑いを隠せない明美もお構いなしに利佳子は手を動かし続けた。明美もやはり胸の感度が増しているらしく頬が上気し始めていたが、利佳子の方も明美の超巨乳の圧倒的なボリュームと柔らかさに興奮しているようだった。
「んん、柔らかぁい……私の手がこんなにめりこんじゃってる……」
手全体でその柔らかな肉の感触を味わっていた利佳子は愉悦の表情を浮かべてうっとりとしていたが、手の動きはまるでそれだけ別の意思を持ったかのようにどんどん激しくなっていった。明美の胸はその手の動きにあわせて柔らかく変形し、利佳子の荒々しい愛撫を十分に受け止めていた。しかしもとより無理矢理に押し込んでいただけのブラウスのほうはその激しい動きにに耐えられずプツンプツンとボタンがはじけ飛んでしまった。明美の乳房は年齢相応のみずみずしい張りのあるものだった。自らの乳肉同士が押し合っていて手を触れていなくても深い谷間が出来ている。みっちりと肉がつまっているそれは垂れているわけではないのにそれでいて重力を感じさせた。激しく胸を揉まれたせいなのか、利佳子がまだ触れていないにもかかわらず乳輪はぷっくりと膨らみ乳首からは母乳らしき白い筋が零れ落ちていた。
(やっぱり明美ちゃんも母乳が出るのね。思ったとおりだわ……)
利佳子は自分の考えが正しかったことを確信した。この母乳を飲めば明美の胸は小さくなり自分の胸は大きくなるに違いない。
(ふふ、可哀想だから少しくらいは残しておいてあげてもいいわね……)
「ねぇ、明美ちゃん……どうしてこんなにおっぱいが大きくなったか教えてくれない?」
手を止めることなく利佳子は問いかけた。いやむしろ問いというよりは自分の想いが口をついて出ただけのようではあったが。
「ん、あぁっ! どうしてって……き、昨日の夜、どう、しても、喉が渇いて我慢できなくなって……んんっ! 最初は冷蔵庫にあったミルクを、ふあぁっ! 飲んでたんだけど、それじゃ全然足りなくって……だから、んあっ、コンビニに行っんだたけど……それでも足りなくて……それでスーパーにあったミルクを1本、2本って飲んでたらどんどんおっぱいが大きくなってきたの……」
どうやら明美は昨日一晩で20リットルどころではないそれを遥かに越える量の牛乳を飲んだらしかった。
(それに体質によって効果に差があるのかも。智ちゃんはもともと巨乳だったせいなのかな……まぁ、いいわ。それより……)
利佳子はくんくんと鼻を引くつかせた。
(あぁ、いい臭い……甘ぁいミルクの臭いだわ……)
その香りに利佳子は我慢ができなくなった。顔を埋めるようにして明美の胸にむしゃぶりつく。乳首を強く吸うと勢い良く明美の母乳が溢れてきた。
「んんっ、ミルクがっ! ミルクでてるっ!」
どうやら自分で搾ってはいなかったらしい。明美の声には初めての快感に対する戸惑いが混ざっていた。だが利佳子はそれを気にする風もなく明美の乳首を吸い続けた。利佳子の白い喉がコクコクと動いている。
「おっぱいぃ……おっぱい気持ちいいよぉ……」
感度の増した胸を執拗に吸われた明美は瞳もとろんと蕩けて既にその新しい感覚に流され始めていた。そんな明美の姿を見て利佳子の顔に笑みが浮かぶ。
「明美ちゃん、おっぱい気持ちいいの? 明美ちゃんのミルクもとっても濃くて美味しいから私も気持ちいいよ……ねぇ、二人でもっと気持ちよくなろう?」
そう言うと利佳子はぷっくりと膨らんだ明美の乳輪の根本を噛むように歯で押しつぶした。
「んあぁ!」
明美の体がビクンと震えると利佳子の口の中に噴き出すように母乳が広がった。同時に空いていたほうの乳首からも母乳が噴き出して利佳子と明美を白く染める。
「あぁ、もったいない……」
利佳子はピチャピチャと音を立てて明美の肌に飛び散った母乳を舐め取っていった。わき腹からお腹、乳房、胸の谷間、首筋へと利佳子の舌が移動するたびに明美はビクンと大きく体を震わせていた。そして首筋を這うようにして動かしていた舌をそのまま陶然として半ば開いたままになっていた明美の口にねじこむ。利佳子と明美の唇が重なった。利佳子は妹の由香としか経験の無いはずだったが、何かに衝き動かされたかのような濃厚なキスだった。貪るようなキスを堪能するとどちらからとも無く離れる。その間でどちらのものとも分からない唾液が線を引いた。
「ん、何なの? 甘い……」
「どう、明美ちゃん、自分の母乳の味は?」
「母乳……これが、私のミルクの味……はぁ、たまんなぁい……私のおっぱい美味しいのぉ……」
利佳子のかつては想像すら出来なかった小悪魔のような表情とは正反対に明美の表情は胸から与えられる官能に蕩けきっていた。明美は自らの左胸を抱え上げると乳首に吸い付いた。その巨乳から溢れる出る母乳を一心不乱に喉をゴクンゴクンと鳴らして飲み込んでいく。あまりに夢中になって吸いたてるので口の端から飲みきれなかった母乳が筋を引いて垂れていった。
「美味しいぃ……でも、自分で自分のおっぱい吸ってるなんてなんか変な感じ……んん、駄目ぇ……ミルク溢れて止まらないの……」
そんな明美の様子を見て利佳子の笑みはさらに淫靡さを増したようだった。もはや小さな胸に悩んでいた中学生の面影は無い。
「美味しいでしょ、明美ちゃんのおっぱい。でも、駄目なの。明美ちゃんのおっぱいミルクは私のものなんだから……そんなに飲んじゃ駄目でしょ?ふふふ……」
そう言って利佳子は空いていたほうの乳首を強く引っ張った。
「んひぃぃぃ!」
突然与えられた強烈な刺激に明美は思わず声をあげてくわえていた乳首を離していた。利佳子は満足そうにそれを見ると、明美の両胸を寄せて一度に両方の乳首を口に含んだ。
「重ぉい……一体何cmあるのかしら、明美ちゃんの超乳は? んくっ、それにこんなにいっぱいミルクがでるなんて……あぁ、飲みきれなかったらどうしよう……」
だがその言葉とは裏腹に利佳子は明美の母乳を吸い続けた。5分、10分とその谷間に顔を埋めるようにして吸い続けているとすっきりとしていた利佳子のお腹がぽっこりと膨らみ始めた。だがそれから後はどんなに母乳を吸い続けてもそれ以上利佳子のお腹が膨らむことは無かった。飲んだ分だけ利佳子の胸が膨乳していったのである。いつのまにか膨らんでいたお腹もまたもとのすっきりとしたラインに戻り、胸だけがどんどんそのボリュームが増していった。そして利佳子の胸が大きくなった分だけ明美の胸が小さくなっていくようであった。
「明美ちゃんのミルクとっても濃くて美味しい……あぁ、こんな美味しいものならいくらだって飲めちゃうわ……」
不思議なことに既に相当な量の母乳を飲んでいるにも関わらず、その言葉どおり利佳子はまったく満腹感を感じていなかった。飽きるどころかむしろ飲めば飲むほどますます体が明美の母乳を求めているみたいだった。1時間ほど吸い続けた頃には利佳子の胸はベストの中に納まっていることができなくなった。ぶるん!とその巨大な乳房が飛び出るとその勢いでベストは上まで捲くれ上がってしまったのだ。そして絶え間ない快感に体に力が入らなくなって明美が座り込んでしまうと利佳子もそれを追って四つん這いになった。既に胸が床につくほどの大きさとなっていたが、明美に覆いかぶさるような格好であったためかまるでその胸の谷間で明美を包み込むかのようだった。

気がつくと辺りは既に夕方になっていた。屋上では利佳子と明美が上半身裸で倒れている。突然利佳子がむっくりと起き上がった。
「あれ、えーと、一体どうしたんだっけ……? 確か……突然明美ちゃんがすごいおっぱいで現れて……私、それがうらやましくなっちゃって……そしてなんだか我慢できなくなって勢いであけみちゃんを屋上に誘い出して……って、まさか、私!?」
慌てて利佳子が周囲を見渡すと隣で明美がすーすーと寝息を立てていた。裸の上半身には見慣れたAカップの胸がある。
「!」
さらに慌てて視線を下に向けるとそこには見たことも無いほどのたわわな超巨乳が実っていた。目測でも3m近くもしくはそれ以上なのは確実だろう。
「ど、どうしよう……もう入る服なんかないよぅ……ていうか学校にも来れなくなっちゃう……」
さっきまでの姿がまるで夢だったみたいに利佳子はオロオロとしていた。
「あーん、これ以上おっぱい大きくしちゃ駄目だって決心したのにぃ……それに明美ちゃんになんて説明すれば……」
どうにかしないと、と考えたところで具体的な解決策など浮かぶはずも無かった。それに混乱した頭ではもとより思考の堂々巡りをするのが関の山である。さらにそんな利佳子の気配を察したのか明美が目を覚ましてしまったのだ。
「んん……り、かこ……?」
「あ、明美ちゃん! これはね、あの、その……」
利佳子は両手をジタバタさせて何か言おうとしたが結局言葉らしい言葉はなにも出てこなかった。立ち上がった明美が利佳子に近づいてくる。利佳子まであと3歩、2歩、1歩。殴られるのも仕方ないと覚悟を決めて利佳子はギュッと目をつぶった。目の前の明美がさらに近づいてくるのが気配で分かる。そして……チュッ。利佳子の頬には何か柔らかな感触が触れただけだった。
「な……?」
慌てて目を開ける利佳子。そこでは明美が利佳子の頬にキスをしていたのだ。
「ちょ……な……キ……」
突然の展開に言語中枢が麻痺してしまったみたいだった。そんな利佳子に明美は
「利佳子って凄いのね。最初はびっくりしたけど、途中から気持ちよくなって何も考えられなくなっちゃった」
と言って熱い視線を向けた。その潤んだ瞳に利佳子は危機感を感じた。
(まずい、この展開は……!)
「私、利佳子におっぱい吸われるのにハマっちゃったみたい。またたっぷりおっぱいミルクを溜めてくるから……今日みたいに激しいのお願いね。きゃー、言っちゃったー!」
明美は照れながらもそう言うとさらに利佳子の乳首にキスをしてから屋上を去っていった。後に残されたのは呆然自失といった感じの利佳子だけだった。それからたっぷり10分くらい経っただろうか。夕方の屋上は冷える。ただでさえ上半身裸のままなのにそこへ冷たい風が吹いてきたのならくしゃみぐらいするだろう。
「くちゅん!」
可愛らしいくしゃみとともに利佳子は我に返った。そして頭を抱えて
「これから一体どうなっちゃうのぉ〜?」
と叫んだのだった。

続く