騎士団長ユルキナの受難 5

茶畑 作
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ヴェイラは急いでいた。
王がユルキナの異変を『全面的に思案し、直ちに原因を究明する』と言った事をユルキナに一刻も早く知らせたかったのだ。
―これで、ユルキナは治る…―
その思いがヴェイラに笑顔を浮かばせた。
この国の医療機関は他国のどの病院よりも優れている。
おまけにかかる費用が安く、病棟もかなり大きい為、他国から診察を受けにくる人々さえいるのだ。
―これでユルキナは…―
ヴェイラは期待していた。
また前の様にユルキナが兵達にとって“女神”になってくれる事を。

そしてヴェイラは、ユルキナの部屋にたどり着いた。
「ユルキナッ!!」
急ぐあまりにノックさえ忘れ、ドアを開ける。
荒い息を吐きながらも、ユルキナをみつけ、声をかけようとした。
しかし。
「んっ…ああ…っ…」
そこには、床に座り込んで、肥大化した豊満な乳房を、両手を使って握って…いや、搾っている女がいた。
「ユルキナ…」
ヴェイラは思わず固唾を飲んだ。
ユルキナの症状は、もうここまで来てしまっていたのだ。
「!!ヴぇ、ヴェイラ…!!み、見ないで…見ちゃ…んはあっ…!!」
びゅるるっ!
「ああン…っ!!」
大きくみずみずしい乳房の先端、乳首から大量のミルクが溢れ出た。
「はっ…はっ…はあっ…」
ユルキナはヴェイラに自分の艶めかしい声を聞かせまいと、声を抑えた。しかし疲労がそれを許してはくれず、ユルキナに荒く艶のある息をあげさせた。
「ユルキナ…」
ヴェイラはそっと近づいた。それに対しユルキナは少しびくっと体を震わせた。
「…ぼ、母乳が…止まらない、の…」
ユルキナは耳まで赤くなった顔を俯け、呟いた。
「こうやって、…搾らないと…動けなくなる位、感じてしまうの…!!」
そういうなり、ユルキナはまた両手を動かし、大きくよく育った果実…乳房を揉み始めた。
その行為はどことなく男性の自慰を連想させたが、それよりももっとそそられるものがあった。
「ヴぇ、ヴェイラ…見ないで…!」
そう言いながらもユルキナは手を休めなかった。
「は…ああ…ンあ…」
ユルキナは更に両手に力を込めた様で、乳房が少し歪んだ。
「や…やめるんだユルキナ…っ!!」
ヴェイラはそんなユルキナを見かねて駆け寄り、ユルキナの両腕を掴んだ。
「あン…ああ、は、いやっ…ンあ…!!」
「ユルキナ!!」
それでも構わずユルキナは乳房を鷲掴みし、そして
「ああああああああっ!!」
びゅるるるるっびゅるっ
ヴェイラが来て二度目の絶頂を迎えた。
「はっ…はっ…はっ…は…」
荒く、そして艶のある息つぎだった。
「…ヴェイ、ラ…」
ヴェイラの顔を見上げたその表情は紅く、あまりの恥ずかしさに瞳に涙を溜めていた…。
「ユルキナ…」
ヴェイラはいたたまれなくなって、ユルキナを強く抱きしめた。
その中で、ユルキナは初めて―ヴェイラは気付かなかったが―男の前で涙を流した。
その涙の、なんと美しいことか…。

続く