おっぱいadvertisement

ザッキー 作
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第二話
次の日から拓海は担当する女の子達を健康診断の名目で美幸の研究所に連れて行った。
「研究所で健康診断とか女の子達に怪しまれないんだろうか」
「どうしたんですか?マネージャーさん」
初めてきた研究所の前で拓海は足を止めていた。
「早く健康診断なんておわらしちゃいましょうよ」
「あぁ、そうだね」
女の子の方が先に自動ドアをくぐり、中に入っていってしまう。慌てて後を追う拓海。
「遠藤麻奈さんと付き添いの方ですね。奥の部屋3番になります。」
研究所内部は白を基調とした内装で確かに病院に見えなくもなかった。拓海はノックをして部屋を開ける。
コンコン
「失礼します」
「はい、遠藤麻奈さんですね、そこにかけてください」
拓海が扉を開けた先には怪しげな薬品棚も煙をはく実験器具もなく、事務机にベッド、身長測定器、体重計などが並び、まるで学校の保健室だった。事務机の前のパソコンチェアーがクルリとこちらを向き、そこにはむちむち女医さん姿に変身した美幸が座っていた。合うサイズがなかったのか、白のブラウスのボタンは真ん中真ん中までしか止まっておらずむっちりとした胸の谷間が丸見えだった。ボタンが止まっている下半分もボタンホールが真横に引き伸ばされ、ボタンとボタンの間から白い肌と黒のブラジャーがちらちらと見え隠れし、ボタンは今にもはじけ飛びそうになっている。タイトスカートはぴっちりと美幸の下半身に張り付き、豊かなヒップに今にもはちきれそうだ。それを見た麻奈の方はあまりに巨大な胸に驚き、膠着してしまっている。
「ほら、先生に挨拶して」
「あ、はい。よろしくお願いします」
背中を押してやると我に返った麻奈は丸椅子に座った。
「では、付き添いの方は待合室でお待ちください」

診察室を出てから30分もすると扉が開き女の子と美幸が出てきた。女の子の方の顔はうっすらと頬が赤く染まっている。
「ありがとうございました」
「結果の方は後日郵送いたしますので」
もちろん嘘である。得られた結果は全て美幸のところで集計される。
「遠藤君。僕は少し先生とお話があるから、受付のところで待っててくれないか」
「はーい」
女の子が受付に向かうのを確認すると拓海と美幸は診察室に入った。
「びっくりしたよ。本物の診察室みたいだ」
「会社の方も必死だからね。わざわざ用意してもらったの」
「じゃあ、その格好も?」
「こっちは自前。白衣なんていつも使ってるし、あ…」
美幸はハッとなって胸の谷間に手を入れて何かを探し始めた。美幸の手に合わせて胸の形がムニュンムニュンと変形する。そこから美幸は細いチューブと金属のパーツで構成されたものを取り出した。
「聴診器。わざわざ買ったのに首からかけとくの忘れてたわ」
「次からは忘れたからっていきなり胸の谷間から取り出したりはしないでくれよ」
「どうして?」
聴診器を探しているときにボタンが外れ、襟元がさらに大きく開いてしまっていることに美幸は気づいていなかった。たまらず拓海は胸元に指指し。気づかせる。
「あ、ごめん。ごめん。この間まではぴったりだったんだけど、最近また大きくなっちゃったみたいで」
美幸は謝りながら上から白衣をかけて隠す。
「ところでちゃんとデータは取れたのか?」
「ばっちり、この調子で全員連れてきて」
「わかった。じゃあ、また」
拓海は部屋をあとにしてあることに気が付いて扉をまた開けた。
「診察料。ちゃんとあとで返せよな!」
「はぁ〜い」

受付にもどると麻奈が怒っていた。
「マネージャーさん遅いー」
「あぁ、ごめんごめん」
支払いをすませ、車に乗り込み次の仕事に向かう。助手席の麻奈が話しかけてきた。
「あの女医さん。すごかったですねぇ」
「何が?」
「何って決まってるじゃないですか!おっぱいですよおっぱい!もう牛みたいでしたね」
「あまり、女の子がおっぱい言うもんじゃないぞ」
「だってぇ、事務所の先輩達の何倍も大きいんですよ。びっくりするじゃないですか」
「まぁ、そうだな」
「マネージャーさんだって「二人で話がある」とか言ってあやしーし。中で口説いてたんじゃないんですか〜?」
「そんなことはしてないよ」
「本当ですかぁ〜?男の人って大きい胸が好きっていうじゃないですか」
「それはそうかもしれないけど」
「あ、それは否定しないんですね」
拓海の反応に笑う麻奈。緑色のカラフルなTシャツにシートベルトがかかっている。まだ膨らみ始めてもいない胸だがいずれはシートベルトをかけることもできないような美幸以上の超乳以上になるのかと拓海は思った。
「うわ、マネージャーさん無差別ですか!?私みたいな未発達な胸も狙っちゃうんですか!?」
麻奈が両腕を交差させ胸元を守る。拓海は少し見すぎたらしい。
「違うよ!」
「あははは、マネージャーさん顔まっかー」
力いっぱい否定する拓海を麻奈は大笑いする。
「ほら、着いたよ。車停めてくるから先に行ってて」
「いやーん、マネージャーさん怒らないでぇ」
車を降りた麻奈はくねくねと体を動かして茶化す。
「早く行きなさい」
「はぁ〜い」
女の子がビルに向かっていく。あと何人連れて行かなくてはならないのか数えると拓海は気が滅入った。

初回こそ診察後の女の子達のはしゃぎっぷりに拓海は参っていたがある程度なれるとそこまで苦にはならなくなっていた。そして拓海の担当している12人全員の診察が終わり1人に絞り込む日、拓海は美幸の研究所に呼ばれていた。
「まったく、いくつ部屋を持っているんだ?」
「こっちは研究用。あっちは偽装のための部屋よ」
「で?使えそうな子はいた?」
「そうね、まずはこれを見て頂戴」
そう言って美幸が渡したのは女の子達の詳細な身体データだった。
「へー」
今まで全く知らなかった女の子達のデータに拓海は少し興奮していた。
「この偏差値は何?」
「それは私を基準とした薬の適合値よ」
「それなら決まりだ。遠藤麻奈でいいんじゃないかな?彼女、今一番売れてるし、適合値も悪くない」
「別に今売れてるかどうかに興味はないわ。むしろ、私が推したいのはこの子」
「藤宮理緒!?」
美幸の指定した女の子に拓海は驚きを隠せなかった。
「あー、悪いんだけど止めたほうがいいと思うよ?」
「なぜ?」
「彼女、田舎から都内に引っ越してきたんだけど」
「知ってるわ。田舎では引っ込み思案なせいでいじめられててそんな自分を変えようと都内で一人暮らししてるんでしょ?」
「そうなんだ。それでうちのオーディションに応募してきたんだ」
「よくそんな引っ込み思案な子がオーディション通ったわね」
「それは…」
「彼女、すごい可愛い子だものね」
「確かにそうなんだけど。普段は分厚いメガネで地味な服装なんだけど、たまたまオーディションでメイクがついたときの審査委員の評判がものすごくよくってさ」
「彼女、仕事もうまくいってないそうね。自分を変えたいんだけど、自分に自信がなくてカメラの前に立てないって」
「僕の扱う女の子達の主な仕事はグラビアだからねぇ。それでも彼女を推すのかい?」
「私のこの胸をどう思う?」
「え?」
美幸は巨大な乳房を両腕で抱え寄せ上げる。盛り上がった乳房に美幸の顔が埋まってしまいそうになる。圧倒的な質量差で腕を乗り越え乳肉が溢れだしてくる。
「み、魅力的だと思うよ」
拓海は軽く前かがみになりながら答える。
「ありがとう。女の子達も興味があったみたいね「何食べたらそんなに大きくなるんですか?」とか聞かれちゃった」
「はははは…」
「でもね、彼女だけは違った「どうやったらそんな魅力的な体になれるんですか?」って真剣な目で聞かれたわ。「私もそんな自信溢れる体になりたい」って涙を流してたわ。私の薬は「胸を大きくする」じゃなくて「胸を大きくするのを助ける」薬なの。だから大きな胸への強い憧れ、渇望ある子がいいのよ。それに…」
美幸は拓海の持つ書類を一枚抜き出し、藤宮理緒の適合値を指差した。
「96.7!?」
「そうよ。私を50とした場合で彼女の適正値はずば抜けているわ。私の以上の適合を示す女の子が使ったらどうなるか…試してみたくない?」
そう言って美幸は自分の体を抱きかかえポーズを取る。体中から発散される豊満さと艶。これ以上の肢体をもつ15歳のグラドルを想像して拓海はますます前かがみになる。
「分かった。藤宮理緒でいこう」
「そう言ってくれると思ったわ」
そう言うと美幸は事務机の電話機をとり、どこかに連絡し始めた。

しばらくして自動ドアを開いてやってきたのは黒ブチ眼鏡に三つ編みおさげでセーラー服をまとったおとなしそうな少女だった。
「藤宮くん」
「あ、マネージャーさん」
入ってきた理緒は拓海の姿を見るとおどろいた表情を見せ、すぐにうつむいてしまった。
「藤宮さん、おめでとう。あなたのマネージャーさんと相談した結果、あなたが選ばれたわ」
「本当ですか?」
美幸の報告に顔をほころばせる理緒。拓海はその普段見なかった表情に少し驚いた。
「さっそくだけど、これに着替えて頂戴」
「え、こんなのに着替えるんですか!?」
渡された白っぽい布地に驚く理緒。それを見た美幸は理緒の肩に手をのせ、やさしく囁いた。
「これはあなたの望みをかなえる第一歩よ」
理緒は顔を赤く染め、うつむき考えると
「分かりました…」
力強い返事と共にとなりの部屋に入って行った。
その姿が見えなくなると拓海は率直な感想を述べた。
「意外だな…」
「何が?」
「さっきの彼女の瞳さ。あんなに力強い感じだったとは思わなかったからさ」
「ふふふ。この実験には最適でしょ」
ドアが開きおそるおそるといった感じで理緒が着替えから戻ってきた。
「あら、似合うじゃない」
理緒が着ていたのは白の三角ビキニだった。ほっそりとした健康的な肢体と白い布地が映える。
「これ、少し私には大きすぎるんですけど…」
「そんなことないわよ。今にそれじゃあ覆い切れなくなったうくらいになっちゃうんだから。マネージャーさんも似合うと思うわよね」
「ええ、とても似合ってますよ。藤宮さん」
「え!」
途端、里緒の体が硬直し顔が真っ赤に染まる。
「は、恥ずかしい!」
次の瞬間細い体を両手で隠すように抱きかかえるとその場にしゃがみ込んでしまった。
その行動に拓海は頭を抱える。確かに薬の適正値は一番かもしれないがグラドルとしてこの性格は大問題である。隣の美幸も何やら思案顔である。拓海は美幸にそっと耳打ちする。
「やはり他の女の子を使った方が…」
「駄目じゃない。彼女に急にそんなこと言っちゃ」
「え?」
唐突な美幸の反論に拓海は間の抜けた返事を返す。美幸は気にせず、そのまま理緒に歩み寄りしゃがむ。むっちりとした豊満なヒップが突き出される。タイトスカートの生地がみちみちと悲鳴を上げ、あまりにも大きすぎるヒップにスカートが捲くれ上がってしまいそうだ。それに対しウエストはキュッとくびれている。体の脇からは膝と体に押し出されて胸がはみ出している。余りに豊満な後ろ姿に拓海が見とれているとどうやら美幸は理緒に何かを話しかけているようだ。しかし、その声はあまりに小さくて拓海の耳には届いていなかった。やがて美幸が立ち上がると合わせて理緒も立ち上がる。
立ち上がった理緒の顔は泣いていたのか目の下が少し赤い。しかし、その表情は何か決意に満ちている。理緒の白い手が三つ編みをとき、そっと眼鏡を外した。そこにいたのはさっきまでの地味な印象とはかけはなれた美少女だった。白い体を震わせ手を後ろに組み、未発達ながらも美しい白い肌の肢体を拓海に突き出すようにして理緒が声を絞り出す。
「ま、マネージャーさん…」
一言発して理緒の唇が結ばれてしまう。その顔は先ほど異常に赤く染まっている。ややあって意を決したかのように拓海に声をぶつける。
「お願いします!私をアイドルにしてください!」
今までの理緒になかった強い意思に拓海の心の中のもやも晴れる。
「喜んで!」
その言葉を聞くと理緒は振り向きざまに美幸の胸に飛び込み泣き出してしまった。
「おー、よしよし」
「だ、大丈夫?」
突然の理緒の涙に拓海は慌てる。
「大丈夫よ。今の宣言は彼女にとっては大変なものだったんだから」
「そうか」
やがて泣き終えた理緒は美幸から眼鏡を受け取る。
「大丈夫?」
「はい、ごめんなさい。もう大丈夫です。」
理緒は振り返り。
「こんな私ですけど。よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げた。
「こちらこそよろしく」
拓海から差し出された手に驚きながらも手を差し出し理緒は拓海は握手した。
「さ、着替えてらっしゃい」
「はい」
隣の部屋に行くときも可愛らしくぺこりと頭を下げる美少女に拓海は安心を覚えた。
「彼女、しっかり支えて上げてね」
「なかなか大変なプロデュースを請け負っちまったな」
「大丈夫、彼女ならいけるわ。それに」
「それに?」
拓海の腕に柔らかいものが押し付けられる。温かく、ずっしりとかかる腕への感触に拓海の体が膠着する。
「な、何してるんだ!」
「成功したときのご褒美はこれ以上なのよ」
そのまま、拓海の腕をさらに深く挟みこもうとする美幸の乳房はまるで底なし沼のようだった。腕をまるまる飲みこんだ胸はさらに拓海の胴体に差し掛かる。
「やめろって!彼女が出てきたらどうするんだ!」
「おまたせしましたー」
理緒が隣の部屋から戻ってくると美幸はあっというまに拓海から離れる。
「それでは先生。また」
「またねー。理緒ちゃん」
手を振って理緒を見送る美幸。
「さてと」
理緒を見送って振り返った拓海の目に飛び込んできたものは白いビキニ姿の美幸だった。
「理緒ちゃんが着てたのと同じものなんだけどどうかな?」
確かに理緒が着ていた白ビキニと全く同じものだったが中身の充実具合が天と地の差がある。はっきり言ってほとんど美幸の体を隠しきれていない。スイカのような大きさの胸はわずかに乳首が三角の布地に隠されているだけで上下左右から乳肉があふれ出してしまっている。パンツの方もむちむちの下半身を覆いきれるわけもなく三角の布地は目いっぱい引き伸ばされ両脇の紐は小さな結び目がちょこんと飛び出している。布地という布地はパツンパツンに伸び紐の部分はむっちりとした肢体に食い込んでいる。
「これなら私でもグラビアアイドルみたいに見える?」
そう言ってポーズを取る美幸。動きに合わせてタプンタプンと動き回る乳房に拓海の目は釘付けだ。腕を頭の後ろに組み胸を突き出すポーズを取る美幸。砲弾のように突き出した胸がさらに前に突き出しギチギチとブラジャーの布地をきしませる。引き伸ばされて薄くなった生地の上にぽっちりとした突起とその周りが薄くピンク色に染まっているようにも見える。
「もうこれを着るのも限界ね。この間まではまだ大丈夫だったけど・・・」
そう言った瞬間。結び目が解け、一気に乳肉が開放される。戒めを解かれた乳房はタップンタップンと跳ね回る。
「きゃぁあぁぁ!!」
その悲鳴に我に返った拓海は美幸に背を向ける。しばらくしてスーツの裾を引っ張られていることに気が付く。
「拓海ぃ〜」
「もう振り向いてもいいのかい?」
「うん…!?」
振り向くとそこにはペタンと座り込んで両手では抱えきれない乳房を持て余しながら振り向く美幸がいた。
「ごめーん。ちょっと一人じゃ結べないみたい」
照れ隠しなのかチョロっと舌を出してお願いする美幸。拓海は両腕から溢れ出した乳房にドギマギしながらも美幸の背後に座り肩紐を掴んだ。ふわりと香るシャンプーの香り。肩越しに見える美幸の乳房は普通なら見えるであろう足までも覆い隠し、満々と張り詰めた白い乳肉で眼下の光景は埋め尽くされている。拓海が紐を結ぶために引き寄せようとすると両手に信じられない重さがかかる。
「うお!」
「あ、結構力仕事だからがんばって」
これだけの大きさの乳房だ。見た目相応かそれ以上の重さに苦労して拓海は紐を引き寄せるがなかなか結び目にまで至らない。紐を緩めたり締めたりするたびにタプンタプンと目の前の乳房が柔らかそうに揺れ動く。その動きがあまりに凄いので思わず拓海は紐を上下に揺さぶってみた。タッパンタッパンと美幸の腕の中で動き回る乳房。
「こら!何遊んでんのよ!」
「いや、だってほらこんな大きな胸を自分の手で揺り動かせる機会なんてめったにないからさ」
「んっ!まじめにやれぇ。あんっ!」
拓海は乳房を揺り動かしているうちに美幸の吐息が徐々に荒くなり、声に甘いものが混じり始めたことに気が付いた。見ればブラの布地にくっきりと乳首の突起が現れ、乳輪がぷっくりと山形になり始めている。
「あれぇ?美幸感じちゃってるの?」
「そんなことないもん!」
「じゃあ、これは何かなぁ?」
拓海は紐を手放すとそのまま露になった両乳首を掴まえる。
「あひぃぃぃぃ」
コリコリと勃起した乳首を指ですりつぶすとますます乳首は硬く大きくなっていく。
「美幸、高校時代ずっと乳首大きいの気にしてたもんなぁ。でも、胸がこれだけ大きくなればとっても似合ってるよ」
「いやぁぁ。乳首コリコリしちゃらめぇ」
「それにしてもデカくて重い胸だな。腕を目いっぱいに伸ばしてなくちゃいけないからキツイぜ」
「恥ずかしいぃぃよぉぉ」
「これだけむっちむちのエロい体して何言ってんだ」
そう言って拓海は乳首への攻めをより一層強くする。指先でひねり、押しつぶし、しごく。
「それ以上はだめぇぇ。出、でちゃうぅぅ」
「ん?胸だけでイキそうなのか?それそれ!」
拓海がラストスパートに入ると美幸の体が弓なりにそり始め、そして一気に頂点へと昇りつめた。
「でるぅぅぅぅ!!」
プシャァァァ
拓海の予想に反して美幸の声に合わせて噴出したのは掴んでいた両乳首から勢いよく噴出する白い液体だった。
「これは・・・母乳?美幸、いったいこれは…?」
拓海の腕の中でしばらくぐったりとしていた美幸だったがその体はわなわなと震え始めブツブツと小さな声でつぶやき始めた。
「美幸?」
「拓海のばかぁぁぁぁ!」
心配して覗き込んだ拓海の顎に振り向きざまの強力な右アッパーは突き刺さった。

「は!」
拓海が気が付くとそこは白いベットの上だった。傍には心配そうな顔で美幸が座っている。
「あ、気が付いた」
「ここは?」
「研究室の医務室よ」
拓海は上体を起こす。まだ少し意識がぼんやりとしているようだ。
「ごめんなさい」
「いや、いいんだ。俺もやりすぎた」
そう言って互いの視線が交錯すると美幸は頬を赤らめて他を向いた。
「その最初はちょっと拓海をからかったやろうと思っただけなのよ。ほら、理緒ちゃんが私みたいになってから拓海がムラムラして襲っちゃわないように慣らしの意味もあるし・・・。」
言葉が途切れ、美幸は自分の胸に手を当てる。
「すまなかった。確かにマネージャーがアイドルに手ぇ出しちゃまずいよな」
「ううん、私こそ思いっきり殴っちゃって。だって、拓海のがあんまりにも激しいから…。秘密だってばれちゃうし・・・」
「秘密?」
「まだ拓海に話してない薬の副作用があるの。実は性的興奮が高まると妊娠してもいないのに母乳が出るようになってしまうの」
「そうだったのか」
「あと、過度の外的刺激を受けると乳房の肥大化、あと乳房の感覚の鋭敏化も確認されているわ」
「それであんなに早く達したのか」
「それは…拓海の攻め方が上手だったから…」
「高校の時もそんな話を聞かされた気がするなぁ」
「馬鹿」
真っ赤になってそっぽを向く美幸。
「美幸、ブラウス濡れてるぞ」
美幸が他を向いてる隙に拓海はあっという間に美幸のブラウスをはだけさせる。満々と張り詰めた乳房とガーゼの当てられた乳首。しかし、ガーゼはほとんど役目を果たしておらず、ジュクジュクと母乳が滲み出している。
「すごいな。さっき見たときよりも大きくなってないか?」
「だって、拓海があんなに激しくするから」
ガーゼを剥がずと乳首からトロトロと母乳が溢れ出している。拓海の唇が寸分おかずそれを捉える。
「いやぁん」
医務室内に美幸の甘い声が響き渡った。

「じゃあ、来週からしっかり頼むわよ」
「お、おう」
研究室の入り口で答える拓海の頬には湿布が張られていた。
「じゃあ、俺そろそろ行くわ」
「うん、またね」
そう言って振り返った拓海の背中にむにゅんとやわらかいものが押し付けられる。
「こっちの方も時々お願いね」
温かい吐息を耳元に受け、振り返った拓海が見たものは研究室に戻っていく美幸の背中だった。
「よっしゃー!やってやるぞー!!!」