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掲載いたしました 投稿者:baku  投稿日:09月06日(水)20時11分50秒

続編の投稿ありがとうございます。
今回も迫力のあるバトルシーンを楽しませていただきました。
両者共に超乳の持ち主であることが存分に活用されていますね。


若奥様の悩み 第二十一話 投稿者:voros  投稿日:09月06日(水)11時19分12秒

開設27周年おめでとうございます。これからも投下を続ける予定ですので、
拙作を楽しんで頂ければと思います。以下、本文となりますので掲載をお願いします。




「さぁ! 本日の大一番を飾りますは、メルフェアランドからの来訪者・・・・・・魔装剣姫カグヤ!」
 ブーイングと歓声が入り混じる闘技場。その入口の一方が重々しい金属音を軋ませながら開いた。

「そして相対するは、アマラ王国の新たなる刺客! 奈楽の黒騎士アルドラ!」
 大きな腹、更に大きな胸。前代未聞の超乳ボテ腹美闘士の登場に観客から野太い歓声が湧き起こる。
「連戦連勝を続ける剣姫に挑むは、姿を晦ませた先代女王! 新世代の美闘士に往年の力を
 発揮できるか!? それとも過去の遺物と成り果てたか・・・結果は戦ってみなければ分からない!」

 解説の煽り文句に熱が籠り、闘技場のボルテージも最高潮に達する。
 場内に足を踏み入れたカグヤも浮かれた様子で周囲を見渡していた。

「やはり、お前が一番強そうなのは間違い無いな」
 観客は勿論、偵察に目を光らせている美闘士達を眺めて品定めをするカグヤ。
 その大半は見た目も立ち振る舞いも華が無い凡人と判断を下していた。
 
「随分と余裕そうだな?」
「当たり前だ! カグヤが負ける筈が無いからな!」
 アルドラの問いかけに自信たっぷりと言った様子で答えるカグヤ。その瞳に侮りは見られない。
 純然たる自信に満ちているようだ。対するアルドラは冷たく鋭い視線を向けていた。何年も掛けて
 影すら踏めなかった妹の手掛かりを掴めるチャンスが目前に有るのだ。この幸運を逃がす訳には行かない。

「これにて賭け札の販売は締め切らせて頂きます。皆々様、心の準備は宜しいでしょうか?」
 入場門が閉められ、審判が配置に着いた。お喋りの時間は終いだ。

「お、そろそろ始まる時間か」
 カグヤは半身となって左足を前に出し、自らの体で刀を隠す様にして構えた。
 間合いを悟らせにくく、急所を正面から狙いにくくする脇構え。巨大な双乳も
 相まって、彼女が攻撃可能となる正確な間合いは掴み難い。

(さて・・・どう出る?)
 対するアルドラは体の正中線に沿って刀身を立て、窓破りに構えた。
 如何な攻撃にも即座に対応しやすいとされるが、戦闘に於いて
 確実に通じる手は無い。果たして、カグヤはどう動く・・・?

「では・・・・・・始めっ!」
 審判が合図を出すと共にカグヤは蜻蛉返りで距離を取った。服から零れ落ちた乳房が
 観衆の目に晒される事も厭わず仰け反り、靴底がアルドラへと向いた瞬間、四条の眩い光が溢れ出す。

「はっはぁ!!」
 快活な笑い声を響かせ、下着越しに割れ目が浮かび上がる程にカグヤの股が開かれ光弾が撒き散らされた。
 明らかに狙いが外れている物ですら其々が意思を持つかのように軌道を変え、過たずアルドラ目掛けて飛び交う。

「最初から来ると分かっていれば、驚くにも値せんな」
 くるりと大刀を振り回し、手当たり次第に光弾を叩き落して身を守るアルドラ。
 初見であれば虚を突けたであろうが、手の内は魔法盤の映像から予想済みだ。

「そうでないと、なっ!」
 闘技場の端まで下がると、カグヤは両手を地面へ叩きつけるように降り下ろす。
 手甲が床に付くや否や蒼い光が迸り、地を這う猛火が吹き荒れた。まともに
 浴びれば火達磨になるであろう火力。闘技場の土に真っ黒な焦げ跡が刻まれた。

「動きが見え見えだぞ」
 しかし、如何に強力な攻撃であろうと予備動作が大きければ何が来るか予想も立つ。
 脚を包まんとする火炎を飛び跳ねて躱すアルドラ。だが、その動きもカグヤは織り込み済みだ。

「狙い通りっ!」
 カグヤはニヤリと笑みを浮かべて刀を腰から引き抜いた。刀身を持たず、鞘すら存在しないソレは
 蛍色の輝きを放つ長大な刃を露わにする。騎兵の使うランスよりも射程が有るにも関わらず、
 刀身が実体を持たない為に軽量。まるで鞭を振り回すかのように緑の閃光が空を裂いた。

「おおっと! 開幕から怒涛の攻撃! これは誘い込まれたか!?」
 猛火の波を受ければ火傷は確定。されど自由に動けぬ宙へと身を躍らせれば、回避不能の一閃が迫る。
 常人ならば、どちらにしても不利を強いる二択であるが――

「――読めているぞ!」
 背中の翼を羽搏かせ、迫りくる刃を叩き落す様に大刀を合わせる。金属音と共に火花が煌めき、
 アルドラの体が浮き上がる。最小限の動きで迎撃をいなし、そのまま距離を詰めるべく滑空。
 腕を振り抜いた今、即座に切り返す余裕なぞ与えるつもりは無いが・・・

「うむ。やはりこの程度は凌いでくると思ったぞ!」
 すかさずカグヤは頭を下げ、鉢金をアルドラへと向けた。間髪入れずに手槍の如く
 飛び出した刃が鞭のようにしなり、迫りくる敵を払い除けんと襲い掛かる。

「むっ!」
 鞭状武器の厄介な点は先端以外の場所を受け止めた場合、防御した場所を支点として軌道を変えて攻撃を続行できる事だ。
 対処するには先端を上手く弾くか、射程外まで回避する事だ。されど、カグヤ相手に距離を取るのは悪手。
 故に距離を詰めるべくアルドラは地に足を付けて大刀を地面に叩きつけた

 人外の血筋に由来する並外れた膂力を、更に増幅するガントレットが左腕に有るのだ。幾多の美闘士が踏み均して
 固めた地面へ刀身を食い込ませ、そのまま力任せに跳ね上げて土塊をぶちまける位は造作も無い。カグヤは目潰しを
 防ぐ為に腕を眼前にかざし、視界が一瞬だけ途切れる。その一呼吸にも満たぬ隙にアルドラがスライディングで迫る。
 狙いが逸れた鉢金が空を切り、お互いの得物が交差して噛み合った。

「良いぞ良いぞ! 楽しくなってきた! やはり、思い切り遊べるのは良いものだな♪」
 激しい動きで胸が丸出しになっているのも気にせず頬を緩ませて笑いかけるカグヤ。
 既に互いの超乳が接する程の距離故に飛び道具は使えない。鉢金は届くが、射程が短く
 頭を近付ける危険性を伴う諸刃の剣。使い所を考えねば隙を晒す事になるのだ。

「それじゃあ、カグヤも本気で遊ぶとするぞ!」
 カグヤの手の内で、クルリと反時計回りに柄が回った。
 連動して刀の切っ先も回る事で鍔迫り合いが崩れる。盤面が再び動き出した。

「ここで『巻き』を仕掛けた! すかさず切り込み、突いて押し返す! このまま距離を取るのか!?」
「させる訳が無かろう!」
 いつもならば闘技場の端で遠距離攻撃を連打していたのであろうが、その程度で押し込まれる程
 アルドラは甘くない。付かず離れず間合いを保ち、カグヤの強みを封じに掛かった。

「確かに、メナスでは相性が悪いな」
 光弾を放つ靴、火を噴く手甲、伸縮自在の刃を持つ刀と鉢金。中遠距離から切れ目なく
 攻め続けられる装備ばかりとなれば、近接格闘主体のメナスでは分が悪い。相手より
 射程が長ければ一方的に攻撃できるからこそ、戦場では弓矢が主武器足り得るように。

「だが・・・その程度では負けてやれんな」
 魔物、弓兵、魔術師。自分より間合いが広い相手と戦った経験は幾らでも有る。
 何しろ女王時代は自ら戦場に赴いていたのだ。むしろ、敵が一人しかいないだけ
 あの時よりもマシだと言えよう。

 アルドラがイヤリングに手を触れると、ただでさえ大きな双乳が更に膨れ上がった。
 身の丈よりも胸囲が上回ると言っても過言では無い。一見すると身動きが取れない
 悪手に見えるだろうが、これこそ今の彼女にとっては最善の一手だ。

「さて、お手並み拝見と行こうか」
 ほんの一瞬で視線を遮る程に膨れ上がった乳房。その真価を発揮させる為、
 アルドラは自ら防具を消し去るのであった。

「むむっ! 妙な事をするな?」
 もはや乳首だけでも西瓜を越える大きさとなり、幾筋もの白い雫が噴き出し始める。
 そして止まる気配の無い急激な胸の膨張。嫌な予感にカグヤは跳び上がって距離を取った。
 元よりアルドラの体液は有毒。迂闊に触れるのは避けるべきだ。

「あまり人真似は好かんが・・・地味ながらこれは効果的だぞ?」
 直後に間欠泉の如く凄まじい勢いで真っ白な水柱が乳首より溢れ出た。噴き出した母乳の豪雨が闘技場を洗い流し、
 両者を濡れ鼠に変える。どうやら命に別状は無さそうだが――

(なんだこれは・・・とんでもなく滑るぞ!?)
 油分が多いのだろうか、普通の水よりも明らかに滑る母乳。水気を含んだ地面は勿論、
 刀の柄も濡れて滑るので上手く掴む事が出来ない。下手に振り回せば武器を落としかねないだろう。 
 
「ご自慢の手甲でも使って乾かしてみるか? 尤も、これでは早々使えんだろうがな!」
 母乳を出して小さくなった胸を揺らしつつ、再び太刀を振り回すアルドラ。当然カグヤも応戦するが、
 軟い足元に上手く掴めぬ刀の柄・・・そして格段に良くなったアルドラの猛攻に押し込まれ始めていた。
 
 闘技場は今や母乳の海で地面を覆い隠されている。母乳を吸って柔らかくなった地面は足に絡んで動きを鈍らせる上に、
 水飛沫と波紋を産み出すので僅かな身動きすらも目に見える形で悟られるのだ。一方でアルドラの靴は脱げにくい
 サイハイブーツを基に要所を金属で補強し、鏃やガラス片を踏んでも靴底に穴が開かないようにした軍靴だ。
 槍の穂先と見紛う程に鋭く研がれたヒール部分は、泥濘を貫いて深々と地面へ食い込んで滑り止めの役割を果たしている。

「ふぬぬぬ・・・! 負けるもんかーっ!」
 馬鹿馬鹿しく見えるのに、合理的で厄介な搦め手。その上で本人の実力も高いのだから始末に負えない。
 だからと言って諦めるつもりは微塵も無い。斬撃を捌きながらも鉢金の刃を伸ばして着物を引き裂くカグヤ。
 抑えを失った双乳が零れ落ちれば、陽光を弾いて色白の肌が輝く。観客席で艶姿を目にした人々の歓声が沸いた。
 
「カグヤ選手、咄嗟に服を引き裂いて武器に巻き付けた! ここで反撃に移るつもりのようです!」
「いっくぞー!!」
 手からすっぽ抜ける恐れも無くなった刀の刃先をアルドラの足元へ向け、一気に伸ばす。足を突き刺さんと
 延びた刃先を避ける為、アルドラが身を引く。その一瞬で深々と地面に刺さった刀身は水気を吸わずに済んだ
 地面の奥まで届いた。
 
「うりゃりゃりゃぁ〜〜〜っ!!」
 なおも伸びる刀身が柄に伝える反動でカグヤの体が宙へと浮き、アルドラの大刀が届かぬ間合いまで下がるや否や
 靴底の照準を定めるカグヤ。鳳仙花の実が弾けて種を飛ばす様に、無数の光弾が弾幕を作り出す。

「ぬ、おおおっ!?」
 咄嗟に太刀を盾にして受け止めるアルドラ。しかし、その威力は先程の比ではない。受け止めれば泥に脚が埋まり、
 受け流せばスプーンでバターを掬い取る様に光弾が地面を抉る。その大穴へ母乳が流れ込んで再び地面が顔を覗かせた。
 
「今、だっ!」
 地面との距離は充分に開いた。刀を手放し、宙へ浮かびつつ手甲から猛火を噴かせるカグヤ。
 母乳が一瞬で蒸発する程の熱量に、闘技場の地面が再び固さを取り戻す。同時に立ち込めた
 湯気で辺りは白一色に染め上げられた。
 
「ちっ! 中々やるな!」
 弾幕で体勢を崩され、火炎と水蒸気爆発で追撃。水の鎧で致命的な火傷こそ避けたが、衝撃波までは防げない。
 受け身を取る為、止むを得ず大刀を捨てたアルドラの上から黒い影が覆い被さった。
 
「とりゃーーっ!!」
 カグヤは母乳を浴びて重くなった着物を脱ぎ、マントの様に広げながらアルドラの顔へとぶん投げた。
 そしてそのまま自分の超乳で蓋をするように挟み込む。元々通気性の悪い着物に水気を含ませて有るのだ。
 このまま顔さえ抑え込んで時間を稼げば酸欠で落とせる――

「お、おおおおぉっ!」
 ――と、拘束だけに意識を向け過ぎた結果、アルドラの尻尾が自由となる。尻尾は何かを探す様に這いまわり、
 母乳が流れ込んだ大穴の位置を探り当てた。まるで杭を打ち込む様に尻尾を地面に突き立て、のし掛かった
 カグヤごとアルドラの体を引き寄せる。そして二人は母乳の池へと転げ落ちた。

(武器を回収する暇は無い! こうも密着されては魔法も使う前に邪魔されかねん・・・ならば――)
 己を抑え込みに掛かるカグヤの体に、自分から組み付き返すアルドラ。こうなれば靴も手甲も
 使えば自爆するので使えないだろう。無理に使えば拘束が外れる以上、現状維持をする筈だ。
 
(――どちらが先に意識を失うか、試してみようか!)
 アルドラのイヤリングは吸った水を操り服を作り上げる魔法の品。つまり、周囲の水を動かして
 吐いた空気を逃さない浮袋を作る事も不可能では無い。残念ながら着物が邪魔で確保できる
 空気は少ないが、この状況に於いては大きなアドバンテージだ。

 水の中なら格闘は大して威力も出ないし、己の体が胸の谷間へ埋まり込んでいる今なら鉢金も使えない。手甲で母乳を熱せば
 仲良く茹蛸だ。そしてカグヤの装備は金属かつ巨大。その重量で数秒と掛からずに穴の底まで沈むのは当然であった。
 アルドラと違って空気に余裕が無いカグヤ。このまま酸欠で倒れるか、水面に浮かぶ為に装備を捨てるか。
 
「あははは! 良いぞ、やはりお前はどこでも強いのだな!」
 しかし、カグヤが選んだ手はどちらでも無かった。水底に両足を着け、そのまま一気に跳び上がる。
 それだけであっさりと水面から飛び出して見せた。その勢いのまま、両者は再び地面へと降り立った。

「でも、今回はカグヤの勝ちだぞ」
「勝者! 魔装剣姫カグヤ!!」
 審判の宣言に会場が怒号と歓声で満ちた。
 
「何? どういう事だ?」
 カグヤが離れたので顔に張り付いた着物を引っぺがすと、そこは観客席の真ん中であった。
 目の前におっぱい丸出しの美女二人が文字通り飛んで来た嬉しいハプニングに観客は大喜びだ。

「先に場外で立ったのはお前だからな。カグヤは浮いてるから、まだ反則じゃないぞ」
 元々頭の上から覆い被さる形で拘束していた事も有り、ほんの少しだけ足が地面から遠かったカグヤ。
 一方で視界や音を封じられていたアルドラ。その差が勝負の命運を分けたのだ。

「やはり、遊ぶならこうでないとな! カグヤは嬉しいぞ!」
「いかんな・・・してやられるとは、まだ錆落としが足りんようだ」
 未だ湯気が立ち上る闘技場へと降りて刀を拾い上げるカグヤ。アルドラも飛び降りて大刀を回収しに向かった。

「それで、妹の事は話してくれるのだろうな?」
「もちろん良いぞ! ちゃんとカグヤを楽しませたからな」
 試合に負けたが勝負には勝ったアルドラ。メナス達との約束を守れなかったのは痛いが、
 一縷の望みを掴み取れた事は大戦果と言えるだろう。
 
「その前に、お風呂に入るぞ。こんな泥だらけのままで居たくないからな」
「・・・・・・それもそうだな」
 派手に泥濘を作り出して暴れ回った挙句、泥が溜まった池に突っ込んだのである。
 異論なぞ有る訳も無く、二人は湯浴みをすべく闘技場を去るのであった。


掲載いたしました 投稿者:baku  投稿日:09月04日(月)06時51分08秒

ブランさん、お祝いのメッセージと続編の投稿ありがとうございます。
元生徒とのパイズリは禁断の行為としての背徳感がエロいです。
今後も頑張って当サイトを運営してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


育乳学園U その31 投稿者:ブラン  投稿日:09月03日(日)21時22分57秒

27周年、おめでとうございます!!今後ともよろしくお願いします。
超乳や膨乳といったワードが世の中で定着化したのもこちらのサイトのお陰だと思います。
これからも乳小説サイトのπオニアとしてこれからも頑張ってください!応援しております。

ーーー
31

卒業式は3月の初旬に行われた。
4月に着任してから一年間の思い出が走馬灯のように思い出された。初めて8組の教壇に立った日のこと、多輪和湖へのハイキング、ほぼ女だらけのプール開き、他校との交流会、お化け屋敷で檜原先生が活躍した文化祭、そして学内選考会。どれも峯山に来て初めて経験したことで楽しい思い出だった。
最後のホームルームはお通夜のように無言で誰も喋ろうとはしなかった。ムードメーカーの檜原先生もさすがに無言で、目にはすでに涙を溜めていた。
最後の点呼を終えると僕たちは席を立ち、卒業式が行われる体育館へと移動した。
自分も高校時代に経験したことだが当時はもう学校に来なくて良くなることが嬉しかったように思う。だが、峯山学園の生徒、特に8組の生徒たちのほとんどは卒業するのを名残惜しそうにしていた。
明日からは次の年度に向けての準備が始まる。生徒たちは特別な理由がない限り二、三日のうちに退寮し、それぞれの実家や新しい環境へと引っ越してゆく。
卒業証書が授与され、送る言葉が贈られると式は厳かな雰囲気で終了した。

*

卒業式の次の日。
職員室でPCに向かって仕事をしていると何人かの女生徒が教師の誰かを訪ねてやってきていた。服装は私服であり峯山の制服ではなかった。

「昨日、卒業した4組の生徒たちですね。退寮するのでああいう風に挨拶に来る生徒もいるんです。」

檜原先生が僕にそう教えてくれた。
彼女たちのシャツやブラウスの前が大きく張り出していることから峯山の卒業生であると理解できた。
私服姿の生徒たちは誰もがすっかり大人びて見えた。

「うちの生徒も来てくれますかね?」

「全員じゃないかもしれませんが、二、三日の間にきっと訪ねてくると思いますよ…  あっ、ほら、スマホに連絡が来ています。」

クラス内の連絡のためにスマホのアプリケーションでグループを作っていたが、それで檜原先生に連絡があったみたいだ。卒業してもお互いに連絡が取れるので便利と言えば便利だ。

「誰から?」

「榊原さんからです。樫岡さん、榎田さんと3人で来るそうです。」

榊原さんは8組で大学に進学する2人のうちの1人で、峯山市を離れて都心にある商業系の大学に通うことになっている。順調に減量が進み、4月の初めにXカップだったバストはZカップに達していた。
都心でその膨らみはかなり目立つことだろう。巨大なバストを抱えて満員電車で通学することなどできるのだろうか?と少し心配になった。

「僕の方にも誰かからメッセージが来てるな… 桜井さんだ。」

「彼女も来るんですか?」

巫女に選ばれた桜井さんは3月の下旬から峯山神社の宿舎に入る筈だ。それまでの間は実家に戻るのだろうか。

「いや、そうじゃなくて、最後にもう一度、マッサージをしてもらえないか?というお願いだった。さすがにもう育乳指導室を使ってやる訳にはいかないしな…」

「学校の外ならいいんじゃないですか?先生の家とか」

「いや、それはまずいだろう。女生徒が男性教師の家を訪ねてくるなんて。」

「卒業したわけですから問題ないと思いますけど… もし良ければ一緒に私にもしてもらえます?」

「うーん。そうだな、檜原先生も一緒なら問題ないか。」

そう言うわけで今週末に檜原先生と一緒に僕の家を訪ねて来るようにとメッセージを返した。

*

(ピンポーン)

次の週末、約束した時間に檜原先生と桜井さんが僕の家を訪ねてきた。

「こんにちはー」
「お邪魔します」

檜原先生とその後ろに桜井さんがついて入ってきた。

「あ、あのー、これっ」

桜井さんが差し出した紙袋にはお菓子が入っているようだった。

「気を使わなくていいのに… 卒業したとは言え僕の生徒なんだから。」

「すみません。母がどうしても持っていくようにと」

「それじゃ、ありがたくいただくよ。まぁ、ここじゃ何だから中へどうぞ」

桜井さんは玄関でコートを脱いで手に持った。コートの下からは上品なブラウスに包まれた大きな膨らみが現れた。

「今、お茶を淹れるからその辺に座っててくれるかな?」

「はーい」

檜原先生と桜井さんはソファに腰掛けておしゃべりを始めた。僕はキッチンで紅茶の準備をした。

「ふう。お茶をいただいたところで、私はこれで失礼します。」

「えっ?檜原先生、帰るの?マッサージは??」

「ごめんなさい。実は、田舎の母が急に出て来ることになって、すみませんけどこれから迎えに行かなくちゃならなくなっちゃったんですぅ。ですので、また今度で。桜井さんにはしっかりお願いしますね!」

「う、うん、いいけど…」

檜原先生は立ち上がってコートを手にした。
そして、それを羽織って前を止めるともう一度ごめんなさいと言って僕の家を後にした。

「行ってしまった…」

檜原先生が帰り、部屋には僕と桜井さんの二人が残された。生徒と二人切りはちょっとまずいなと思っていたのがその通りになってしまった。
ただ、こうなってはもう仕方がない。これまでと同じように桜井さんにマッサージをするだけだ。

「えっと、それじゃ始めようか。」

「はい、先生。よろしくお願いします。」

リビングのソファは簡易なベッドになるので、僕は背もたれを倒してその準備を始めた。その間に桜井さんには上の服を脱ぐように言った。
桜井さんはゆっくりとブラウスのボタンを外した。このような大きなバストを収めることができるブラウスがあるのが驚きだった。ボタンが弾けないように上手く工夫されているのだろう。ブラウスを脱ぐとベージュのキャミソール姿になった。桜井さんはそれをたくし上げてすっぽりと脱いだ。

「ぶるんっ…」

可憐な黄色のブラジャーには白い小さな花が幾つか刺繍であしらわれていた。そのカップの中には豊満すぎる乳房がぎゅっと押し込まれていた。
後ろ手でホックを外す。

(ぷちっ…  ぷちっ…  ぷちっ…  ぼよんっ)

乳巫女に選ばれた国宝級6Zバストが解放された。
大きさの割にしっかりと張りのあるバスト。今回で触り納めになるのは少し残念に思う。

「ここに横になってくれるかな?」

「はい。」

桜井さんは胸の前を腕で押さえながらソファベッドに腰掛け、そして仰向けに体を横たえた。バストはよく盛り上がっていた。

(むにゅんっ…)

白い乳房に手を触れる。柔らかであるが適度な弾力が僕の指を押し返してくる。

(むにゅっ…  むにゅっ…)

「あふっ…」

桜井さんはマッサージされると決まって艶めかしい声を漏らした。気持ちが良すぎてどうしても押し留めることができないそうだ。
僕は何人もの女性の胸をマッサージしてきたが、彼女ほど反応の良い子はいなかった。素晴らしいバストの張りと関係しているのかどうかはわからないが、施術する側としては反応が良いのはやりがいがある。

(ぐっ…  むにゅんっ…)

「あっ…  わ、わたし…  不安なんです…」

「何がだい?」

僕はマッサージの手を少し緩めた。

「先生のマッサージがないと… バストが垂れてしまうんじゃないかって… 」

(むにゅっ…)

「そんなことは無いよ。僕が施術する前から桜井さんの胸は張りがあってとても素晴らしかったよ。それに峯山神社でもしっかりバストケアしてくれるから心配ない。」

(むにゅっ…)

「うふんっ… 先生のマッサージってホントにとても気持ちが良くって… はぁっ、お、終わった後はしばらく胸が張って一回り大きくなったように感じるんです。きっとそれが育乳にすごく効いているんです。んあっ…」

マッサージの効果に今のところ科学的な論拠はなく、育乳に対して定量的に検証されたデータはない。だが心理的な効果は認められており、実際に効果が現れることもある。
桜井さんのが5Zからワンサイズアップしたのにはマッサージの要因もあったと感じている。

(ぐっ…  むにゅううっ…)

「僕のヘルプがなくたって素晴らしいバストに間違いないよ。これまで色んなバストを施術してきた僕が言うんだから。自信を持って。」

「んはっ… は、はい。あ、ありがとうございます。」

その後も桜井さんの嬌声が僕のリビングにこだました。自分の家で生徒と二人きりになり、露わにした胸をマッサージしているという異質なシチュエーションに少なからず僕は性的に興奮していた。
しかしその感情を押し留めながらたっぷり時間をかけて桜井さんに最後のマッサージを施した。

「よし、これで終了だ。」

「ありがとうございました。最後までわがままを聞いてもらって…」

「とんでもない。指導者として当たり前のことをしただけだよ。」

「先生、あのぅ… あと一つだけ…その」

「何だい??」

「私のむねって男性から見てどうなんでしょうか?」

「とても素晴らしいと思うよ。大きな胸は人々に癒やしを与え、社会の生産性を向上させる。桜井さんは大きさもカタチも最高峰だよ。」

「そうではなくて… その… こうふんするものでしょうか?」

「大いに興奮するよ」

「先生もそうですか?」

「しない、と言ったらウソになるな…」

「そうなんですね、やはり。そのぅ…いつもおおきくされてますよね…」

「いや、まあ。それはだな… 生理現象というやつだ」

「嬉しいんです。わたしのむねで興奮してもらえるなんて…」

「・・・・」

「もう一つというのは、その、先生のを、私の胸で挟んでみたいのです。それで気持ちよくなってもらえたらもっと嬉しいんです。」

「ちょっと、それは、桜井さん…」

(むにゅううう…)

桜井さんの巨大な2つの膨らみが僕の下腹部に押し当てられた。ズボンの下では僕の男性器が完全に近い固さで勃起してしまっていた。
僕の中で葛藤が行われた。教え子から胸で奉仕を受けるなんて教師としては有り得ないことだ。しかし、彼女は卒業生であり正確には生徒ではない。それに、もしここで断ったとしたら勇気を振り絞って行動している彼女を傷つけてしまうかもしれない。どうするか。

「じゃあ、お願いするよ。」

彼女は慣れない手つきで僕のズボンのベルトを外し始めた。そしてズボンを下げると盛大にテントを張ったボクサーパンツの膨らみが現れた。
先ほどのマッサージの余韻が残りその隆起は全く収まる気配がなかった。
僕はされるがままに生徒にパンツを下される。

「これが平野先生の…」

激しく勃起したペニスはビクンビクンと脈動しながらそそり立っていた。彼女は優しくそれを右手で握り、上下に動かし始めた。

「すっごく固いんですね… これが興奮している証拠なんだ…」

囁くような小さな声でそう言った後、彼女は顔をそれに近づけた。

(ちゅぷっ…)

先端部が彼女の柔らかな唇に触れたかと思うと、そのまま口内に吸い込まれた。まさか、桜井さんがそんなことまで。

(ちゅぷっ… じゅぽっ…)

彼女が頭を上下に揺らすと長い髪が僕の腿を撫でた。
彼女の唇とペニスが触れ合う淡い感触を楽しむのも束の間、唾液で僕のペニスを十分に濡れたところで、それを口から離し二つの乳房の間へと導いた。

(ぱふんっっ…)

6Zの柔らかな谷間に僕のそれは簡単に埋もれてしまった。次期巫女に選ばれた極上バストに包まれている感覚は背徳感もあってさらに興奮が高まる。

「っしょっ…」

彼女は重い乳房で僕のペニスを挟みながら持ち上げ、そして下ろした。その上下動はかなりの重労働だ。

「んっしょ…     んっしょ…     んっしょ…」

動きがスローなのですぐに射精とはいかない。
だが、一生懸命にやってくれる姿が可愛くて堪らなかった。

(はぁ、はぁ)

「どうですか?気持ちいいですか?」

「うん。とてもいい。でも動かさなくて大丈夫だよ。僕の方が動くから。」

(はぁ、はぁ)

彼女は上下の動きを止め、乳房を両腕で抱えるようにして静止させた。

「これでいいですか?」

「うん。」

まるで2つのスイカを胸に抱えて持ち上げているかのようにして僕の方に乳房を向けた。
僕は長い谷間の中央辺りに固くなったペニスを挿し入れた。

(ぬぷぷぷっ…)

谷間は底が知れぬほどに深い。張りのある乳房は適度な反発力をペニスに与えてくる。

(パチッ… パチッ… パチッ… パチッ… )

腰を前後に動かすと、下腹部が柔らかな乳房に打ち当たり、その音がリビングにこだました。乳圧を楽しみながら乳間から刺激を受けるとすぐに僕の興奮はピークに到達した。

僕が射精し終わると桜井さんはすこし微笑みを浮かべながら谷間に溜まった精液をきれいに拭き取った。
そして6Zカップのブラジャーに大きな乳房を収めた。

「先生、ありがとうございました。私の一生の思い出にします。」

またいつでもおいでとは言えないし、僕は何て言葉を返したらよいかわからなかった。

「こちらこそ、ありがとう。とても興奮したし、気持ち良かったよ。」

「嬉しいです。これで本当の意味で卒業が出来たと思います。また、峯山神社に是非会いに来てください。」

「うん。もちろん、君の晴れ姿を見に行かせてもらうよ。」

彼女は元通りに下着を着け、服を着て帰る支度をした。そして、玄関で大きな膨らみをコートに包み、もう一度僕に丁寧にお礼を言った。

「あの…  槙野さんも先生のところに来たいって言ってました。また連絡があるかもしれません。」

彼女はそう言い残して僕の家を後にした。


メッセージありがとうございます 投稿者:baku  投稿日:09月02日(土)08時27分02秒

ジグラットさん、当サイトへのあふれる思いを寄せていただきまして、ありがとうございます。
SNS全盛の世の中になっても一個人サイトに作品を投稿し続ける理由がよくわかりました。
SNSも結局のところは様々なジャンルの「ごった煮」なので、当サイトは一ジャンルだけに特化している
ことによる強みがあるのでここまで生き残ることができました。
しかし、SNSでも個人サイトでもネット小説というジャンルは読者の反応や感想が見えにくいという
課題があるので、ここを改善する必要があるのですが、良い方法を思いつきません。
また、今後もしも当サイトが閉鎖された場合は新規投稿こそできなくなりますが、これまでに
蓄積されたコンテンツはインターネットアーカイブで引き続き参照できますので、ご安心ください。
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