新一のクイズ 1
ある日の夕方、新一が自宅に戻ると留守電のランプがついていた。 新一がボタンを押すと機械が音声を流し始める 「録音は一軒です。ピーッ。 『新一元気にしてるか?・・・実は、例の組織の情報が入ってな。 お前も楽しめるようにその情報を届けておくから愉しみにしているといい。 じゃ。ガチャリ』 録音は以上です。ピーッ」 優作の声で入ってたその伝言を聞いた新一は、眉間にしわをよせつつ電話器を眺め 「ったく・・いい加減子供で遊ぶのやめてくんねーかな・・・。」 と、特大のため息をついた。 数日がたったある日の事、黒羽快斗から電話が掛かって来た。 『よぉ〜探偵さん。』 「何か用か?」 『そっけねーのっ。まぁ用が無きゃ掛けねーよっ。』 「で?用件は?」 『・・・用件の前に一つ忠告しとくけど、電話でそんな対応してると彼女に振られるよ?』 「用はないらしいな。じゃっ」 『まってよっ!もぉー新一ったら短気なんだからっ♪』 「・・・蘭の声を真似するのやめねーと即切るぞ。」 電話の向こうの快斗は『お〜こわっ』と肩をすくめ用件を話し始めた。 『西の探偵さんが落ち込んでるよ〜。ケンカしたんだって?』 「は?ケンカ・・・・・??」 『違うのかよ?』 「覚えがない。」 『・・・やっぱり、平次の気の回しすぎかぁ、まぁそうだろうと思ったけど。』 「じゃ、用件は終ったな、切るぞ。」 『ホント短気つーか・・・。あのさ?ミステリーツアーあるんだけど・・。』 ミステリーその単語を聞いたとたん急に新一は目を輝かせた。 「ミステリーツアー?何処でだよっ?」 『・・・謎解きの話なら盛り上がるわけね。』 「うるせっ。で?どんなツアーなんだよ?」 『長野県白馬の洋館を舞台に繰り広げられる殺人劇、貴方はこの謎を解けるか?! だってさー。』 「へぇ・・。解いてやろーじゃんっ♪」 『謎を一番早く解いたグループはツアー費ただ&冬の白馬に一泊できる旅券をプレゼント。 2位3位には優待券をプレゼント だって。』 「ん?グループ・・・?」 『ツアーなんだってば、最低三人以上でグループ組めってさ。』 「そうか、それで俺にも声かけたんだな?」 『ご名答。平次と新一と俺だったら1位貰ったようなもんだろ?』 「任せろ♪賞品は貰ったっ」 『そうこなくっちゃ、あ、日にちは来週の土日だから。』 「へ?なんだそれっ!」 『平次がこの間言い損ねたんだってさ、新一が不機嫌で既に申し込んだと言えなかったて。』 「あー・・・・・・わかった。この間の木曜に掛かって来た電話か・・・。  あの日はちょっとな・・・機嫌悪くてよ。」 新一は苦笑を浮かべた。 『まー別に怒ってないってこのツアーの時に安心させてやれば?  西の探偵さんあれでも多少はデリケートな神経もってるらしいから。』 「そうしておくよ、悪りぃな連絡役やらせて。」 『いえいえ、それじゃ来週の土曜日朝八時半工藤邸集合予定です。』 「・・・俺の家かよ。」 『前日には平次がくると思うよ?こっちに泊まってないとムリだから。』 「了解。」 『ってわけで俺も前日からお邪魔するからよろしく〜。』 「・・・・・・・・お前は朝にこいっっ!」 『え〜なんか言った?聞こえな〜い♪そんじゃまたな〜♪』 ガチャリと電話が切れた。 「あっ!快斗っ!!くそっ・・切りやがった。」 新一は受話器を置くとソファに座り込んだ。 「・・・ったく村の集会所じゃないっての、何かと言っては俺の家集合かよ。」 ぶつぶつと文句は言ってみたものの 先週平次から電話があったときに半八つ当たり状態だった事を思い出す。 「まぁ・・今回はしゃーねーか。そもそもは・・・オヤジが悪いんだ。」 先週の木曜日 新一は蘭と一緒に学校から帰ってきた。 ここの所、蘭はとても忙しい。 生徒会に入ってしまったのと、空手の大会の所為で一緒に帰るのも久しぶりだった。 こんな事ならまだ自分が生徒会に入ったほうがデートできたのではないかと 今更悔やんでも遅いのだが・・・。 今日はこのまま一緒に食事に出かける予定で、 もう蘭の自家には寄ってきたので蘭は着替えを済ませていた。 あとは新一が着替えてからお台場の方まで足を伸ばすつもりだ。 お台場で食事をし大観覧車にのって夜景を愉しむ。 まぁありきたりなデートコースではあるものの、蘭が喜ぶのは目に見えている。 新一はお出かけマップで調べて、完璧なデートコースを前日に組んでいたのだ。 自宅に入り着替えようと自室に向かいかけ、ふと妙な違和感を感じる。 何かが朝と違うような気がしてしかたない。 あたりを観察してみると、あきらかに朝よりも綺麗になっている気がする。 「新一結構綺麗にしてるね。今度掃除に来なきゃって思ってたんだけど・・・。」 「いや、朝はもっと・・・・。」 嫌な予感がして辺りに目を配る。すると電話台の上の壁にメモが張られていた。 新一はそのメモを壁からはがし小さくため息をついた。 蘭も新一の横からメモを覗き込む。 「なにそれ・・・?YUUSAKUって新一のお父さん帰ってるの?」 「さぁな。オヤジなのかは・・・。」 新一はそう苦笑しつつ呟くと暫くメモを見つめていた。 壁に張られたメモ 『うん?・・・はぁ・・なるほど。』 新一は一目見ただけでくすっと笑みを浮かべると ノートパソコンを開けて郵便番号検索を始めた。 『160-0023 っと・・ああ西新宿か、      6丁目6番地・・のホテルは・・っと』 今度は地図を開けて検索をする。 『番号が住所なのは今のでわかったけど      なんでホテルだってわかるの?』 『星 天使 道筋。星の「ほ」 天使の「て」、      道筋を英語で・・・?』 『あ・・ルートね(笑)』 『ちなみにこの文章部屋番号になってるんだけど、      頭の体操ついでに解いてみろよ(笑)』 『えぇぇええっ!』 さぁ君は解けるかな?!
答えの部屋番号○○○を半角英数字で入れて下さい。
難しすぎましたか?
僕が一言、助言をしましょう。