おませな恋のメロディ9

おませなクリスマス

Written NASA

 

 

ここは、遷都予定の第3新東京市

シンジくんとアスカちゃんが、親公認?の若(過ぎる)夫婦になってから2人は、碇家の客間を新居?として一緒に住む様になりました。

(もっとも、それ以前から寝室は一緒でしたが...(^^;;

 

アスカちゃんは、前にも増してシンジくんへのマーキングを強めました。

 

まず、朝起きる時も、シンジくんが先に起きようとすると、

「....いや、あたしをひとりにしないで。」

「でも、あーちゃん。あさだよ。」(^^;;

「....いや」

「....」

「...しーちゃん、だっこ。」(*^^*)

「....」

「...だっこ」

シンジくんが、諦めて抱き上げようとすると、アスカちゃんは「きらり!」と目を光らせて『ちゃあ〜〜んす!!』と思ったのか、シンジくんをベッドに引き戻し、朝のスキンシップおはようのキスを楽しみました。勿論、シンジくんもアスカちゃんとの朝の求愛行為を楽しんでいました。

一通りの求愛行為が終わると、シンジくんとアスカちゃんは、なごり惜しそうに離れて、改めて「おはよう!」(*^^*)(*^^*)と挨拶しました。

 

朝食の時もゲンドウさんとユイさんが見ている前でも、

「はい、しーちゃん。あ〜〜ん。」

「あーちゃん、とうさんたちがかたまっているよ。」

「あ〜〜ん」

「あーちゃん」(^^;;

「...しーちゃんは、あたしよりもゲンドウパパたちのほうがだいじなの?」(・;)

アスカちゃんは、涙を浮かべて拗ねました。

勿論、シンジくんは、即座に否定しました。

「なにいってるんだよ。いっただろ、ぼくはあーちゃんがいちばんだいじなんだって!!」

アスカちゃんは、まだ拗ねていました。

「ならどうして、いつものようにたべてくれないの?」

シンジくんは、アスカちゃんの機嫌が治る様に頬にキスをしてから囁きました。

「ごめんね、あーちゃん。たべさせてよ。」

「うん! はい、しーちゃん。」

「(パク)あーちゃん、(^◇^)おいしいよ。

 こんどは、ぼくが。はい、あーちゃん。あ〜〜ん。」

「(パク)おいしい!(^◇^)しーちゃんのあいじょうがこもってるわ。」

           :

           :

 

こうして、2人は、親の見ている前で、延々LASを展開しました。

ゲンドウさんは、新聞で顔隠し、涙を流しました。

ユイさんは、箸とお茶碗を持つ手をプルプルと揺らしました。

2人とも、はたから見たらイライラのようですが、内心は「少し早まったな?」と、狂喜乱舞でした。

 

幼稚園でも、アスカちゃんは、夫婦を強調しました。

マヤさんの出席の点呼でも

「惣流さん?」(−−)           「.....」

「惣流・アスカさん?」(−−;       「.....」

「惣流・アスカ・ラングレーさん?」(−−;;「.....」

アスカちゃんは、立ち上がり宣言しました。

「せんせぇ、あたしは、きょうからなまえがかわったの、

 あたしのなまえは、『いかり・あすか』なのよ。よろしくね。」凸(^^)

アスカちゃんは、『婚姻届』の代りの『許婚の誓約書』を提出しました。

マヤさんが、その用紙をじっくり読むと、

そこには....確かにアスカちゃんとシンジくんのサインと保証人の両親のサインを記入されていました。

マヤさんは、『許婚の誓約書』を読んだ後で、シンジくんに尋ねました。

「いいの、シンジくん?

 まだ、人生は長いのよ?人生を諦めちゃ駄目よ!」

そんな、マヤさんの問いにシンジくんは、はっきりと答えました。

「ぼくが、あーちゃんにぷろぽーずしたんです!!」

マヤさんは、がっくりとうな垂れました。そのマヤさんの肩をアスカちゃんが、優しく叩きました。

マヤせ・ん・せ・ぇしゅっせきぼのへんこうよろしくね。」

 

こうして、幼稚園での、アスカちゃんとシンジくん若夫婦のLASフィールドは、一層パワーアップししました。

今までのお弁当お昼寝の時間に加えて、出席番号順で座るお遊戯の時間もアスカちゃんは、シンジくんから離れませんでした。

(マヤさんは2人を離すため、出席番号順に座らせていました。(^^;;)

 

お遊戯が、始まる前にシンジくんの横にしっかり座ったアスカちゃんは、幸せいっぱいな顔で微笑みました。

「しーちゃん、これからはふうふなんだからいつもいっしょね。(*^^*)

「そうだね、あーちゃん。ぜったいはなさないよ。(*^^*)

アスカちゃんは、急に俯き泣き出しました。

「....」(・;)

シンジくんは、少し焦りながらアスカちゃんの顔を覗き込みました。

「どうしたの、あーちゃん?」

アスカちゃんは、鼻声で呟きました。

....しーちゃん、もう1かいいって。

「...うん、あーちゃん。ぜったいはなさないよ。

「うれしい〜〜〜!! しーちゃん!!」

アスカちゃんは、感無量でシンジくんに抱き着きました。

マヤさんは、頭に大きな汗を付けて呟きました。

「もう、彼と彼女を止めることは、だれもできないわ。」(<それは私のセリフよ!! byリツコ)

 

2人は、夕食以外はあまり新居?から出てきません。

補完委員会の4人が、モニターを覗くと、

2人は、ベットに寄りかかりアスカちゃんは、シンジくんにもたれ掛かっていました。

アスカちゃんは、しみじみと囁きました。(勿論、ゲンドウさんが仕掛けた集音マイクはそんな囁き声も逃しません)

「しーちゃん、あたししあわせだわぁ〜。だっていつもしーちゃんといっしょにいられるんだもん。

「あーちゃん、ぼくもだよ。」

2人は、1日あった事を思い出しました。

「だって、しーちゃんがようちえんで、ぜったいはなさないよって、いってくれたんだもん。(*^^*)

「.....うん」(*・・*)

「おぼえている、しーちゃんのぷろぽーずのことばなんだよ。(*^^*)

「.....うん、おぼえているよ。」(*・・*)

 

2人は、そのままウトウトしていましたが、目を覚ましたシンジくんがアスカちゃんに囁きました。

「あーちゃん、おきてよ。そろそろいまにいかない? かあさんたちがしんぱいするよ。」

「....いや、しーちゃん。もうすこしだけこのままでいましょうよぉ〜」

「...うん」

 

ゲンドウさんは、モニターのスウィッチを切り、3人に言いました。

「もういいだろう。計画通りだ。」

3人は、口には出しませんが、『何の計画?』と考えました。

ゲンドウさんは、3人の疑問を無視して話し始めました。

「皆んな、次のイベントは、クリスマスだ。

 クリスマスは、2人の記憶に残るものにしてあげないか?」

「「「記憶に残るクリスマス!?」」」

「そうだ。まず、ケーキ,料理をユイとキョウコ君が教えるか用意し、プレゼント代の小遣いを私と惣流が与える。

 そして、当日は2人だけにするんだ。

 どうかな諸君?」

3人とも異議はありませんでした。

 

こうして、クリスマスに向けて大人達の準備が始まりました。

しかし、当の2人は、幸せそうに2人寄り添い寝ていました。

「ZZZzzzz。。。。あーちゃん、すきだよ。」

「ZZZzzzz。。。。あたしもよ。しーちゃん。」

 

ユイさんとキョウコさんは、料理を作るより教える方に専念する事を決めました。

アスカちゃんが、シンジくんと仲良く幼稚園から帰ってくると、2人の母親はアスカちゃんを強制連行しました。

「アスカちゃん、ちょっと来なさい。」

アスカちゃんは、ほんの少しでもシンジくんと別れるのが辛くてシンジくんの名を呼び続けました。

「しーちゃぁ〜〜〜〜ん!!しーちゃぁ〜〜〜〜ん!!しーちゃぁ〜〜〜〜ん!!」(・;)

勿論、シンジくんもアスカちゃんと同じ気持ちで叫び続けました。

「あーちゃぁ〜〜〜〜ん!!あーちゃぁ〜〜〜〜ん!!あーちゃぁ〜〜〜〜ん!!」(・;)

アスカちゃんが、惣流家(つまり隣の家)に連れて行かれる時の2人は、生木を裂く様な状態でした。

アスカちゃんを惣流家の台所まで連れてくると、ユイさんはそっと優しく囁きました。

「アスカちゃん、もうすぐクリスマスでしょ?」

(ぐすぐす)はい、ユイママ。」

「シンジは、アスカちゃんの料理が大好きでしょ?

 だからクリスマスは、シンジにアスカちゃんの手料理を作って欲しいのよ。

 わかるでしょ、若奥さん。

「はい、ユイママ!!」

アスカちゃんは、その言葉で気を持ち直し、ユイさんとキョウコさんから料理を習い始めました。

 

そして、夕方になり、アスカちゃんは、2人の母親が夕食の支度の時間になったので開放されました。

アスカちゃんは、駆け足でシンジくんが待つ新居に駆け込みました。

新居には、アスカちゃんと離れ離れになって泣き崩れているシンジくんの姿がありました。

アスカちゃんは、自分と別れてそこまで泣いてくれるシンジくんの後ろから抱き着きました。

「しーちゃん、しーちゃん....」

シンジくんも後ろのアスカちゃんがわかり、振り向いてしっかりと抱き留めました。

「あーちゃん、もうどこにもいかないでよ。」(・:)

「うん!」(・:)

2人は、離れ離れになっていた2時間!の空白を埋める様に抱き合いました。

 

シンジくんは、アスカちゃんの髪の毛に付いている小麦粉を見つけてアスカちゃんに聞きました。

「ねえ、あーちゃん。もしかしてりょうりのれんしゅうしてたの?」

「...うん。」

シンジくんは、アスカちゃんが自分のために料理の練習していると悟りました。そして、そのお返しに....

「....あーちゃん。」

「....なぁ〜に、しーちゃん?」

「クリスマスプレゼントは、なにがいい?」

「しーちゃんがえらんでくれたものなら、なんでもいいわ。

 ....だってすてきなおうじさま...いいえだんなさまが、えらんでくれるものですもの。」

 

『!』

シンジくんを何か閃きました。

「あーちゃん、あしたもりょうりのれんしゅうするの?」

アスカちゃんはすまなそうに言いました。

...うん。

「あーちゃん、ぼくもあしたからゆうがた、あーちゃんへのプレゼントのためにがんばるよ。」

アスカちゃんは、シンジくんが何をくれるのか解らず、曖昧な返事をしました。

「...うん。わかったわ、しーちゃん。」(−−?

 

次の日からシンジくんは、幼稚園が終わるとアスカちゃんを実家(惣流家)に送り届けると、***さんのお手伝いに行きました。

アスカちゃんとシンジくんは、夕方の2時間、離れ離れになりましたが、お互いの為と知っているので我慢できました。

初日は嫌々していたアスカちゃんも、シンジくんとクリスマスの約束してからは、目の色を変えてユイさんとキョウコさんに教わりました。

『しーちゃんのため、しーちゃんのため、しーちゃんのため、・・・・・・』

そして、夕食の支度が始まると駆け足でシンジくんが待つ新居に戻りました。

『しーちゃん、しーちゃん、しーちゃん、まっててね。』

シンジくんも毎日、手に擦り傷を作って帰ってきました。

アスカちゃんが、「しーちゃん、だいじょうぶ?」と心配そうに聞いても、

シンジくんは、優しい笑顔で「あーちゃんのためだもん、だいじょうぶだよ。」と答えました。

アスカちゃんは、この笑顔の答えに「きゅん!」となり、赤くなった顔を隠してシンジくんに抱き着きました。

「あーちゃん!?」

アスカちゃんは、シンジくんに顔を見せない様に顔を埋めて囁きました。

「...しーちゃん、ありがとう。

 でもむりはしないでね。....あたしのだいじなだんなさま。

シンジくんは、優しくアスカちゃんの髪をなでながら答えました。

「....うん。」

 

2人には、新鮮な2週間が過ぎました。

 

クリスマスイブ

アスカちゃんは、シンジくんが帰ってくるのを待ちながら特訓の成果である料理を作っています。

「しーちゃん、まだかしら...」

そんな、アスカちゃんを見てユイさんとキョウコさんは、ニヤリと笑ってから目くばせしました。

「アスカちゃん、今から私達、パパの職場に呼ばれているの。

 シンジと新婚夫婦水入らずで仲良くね。わ・か・奥さん。

アスカちゃんは、「若奥さん」の言葉に顔を赤らめました。

「はい、ユイママ!!」(*^^*)

 

ユイさんとキョウコさんが、惣流家に行きますと、モニタールーム(居間)では、ゲンドウさんと惣流さんが既に酒盛りしていました。

「ご苦労さん、ユイ」(*^^*)

「お帰り、キョウコ。」(*^^*)

酒盛りしている旦那達を見て、ユイさんとキョウコさんは怒り出しました。

「あなた! フライングですよ!!」

「あなたも、何ですか、本番はこれからですよ!」

しかし、酔っ払いの2人は、てんで答えません、2人は肩を組んで乾杯しました。

「「碇家と惣流家の未来にかんぱぁ〜い!!」」(*^^*)(*^^*)

 

夕方、シンジくんが帰ってくると、シンジくんとアスカちゃんの2人は若(すぎる)新婚夫婦だけのクリスマスパーティーを始めました。

テーブルには、アスカちゃんが作ったケーキを中心にいろんな料理が並んでいました。

2人は、ケーキの蝋燭の炎の向こうにお互いの顔を見ながら微笑みました。

「あーちゃん、メリークリスマス」

「しーちゃん、メリークリスマス」

シンジくんは、後ろの隠していた包みをアスカちゃんに渡しました。

「あーちゃん、りょうりありがとう。ぼくからのささやかなおれいだよ。

 あーちゃんに.....にあうとといいな。

アスカちゃんは、大きな包みを興味津々に開けました。

『しーちゃんのプレゼント。何かな?』

包みの中からは、アスカちゃんのサイズで作った『オリーブの冠』でした。

アスカちゃんは、『オリーブの冠』を持ってシンジくんにお礼を言いました。

「しーちゃん、ありがとう。」

シンジくんは、照れながら言いました。

「あーちゃんは、ぼくのこと、あたしだけのおうじさまっていってくれたろ?」

「うん。」

「ぼくにとっても、あーちゃんは、ぼくだけのおひめさまなんだ。

 だから、おひめさまにはおりーぶのかんむりかなって

アスカちゃんは、感無量の涙目で『オリーブの冠』を見ています。

『こんなもの何処にも売っていないわ。もしかして....』

シンジくんが、バツ悪そうにいいました。

「あんまりきれいじゃなくて、ごめんね。

 まいにち、おはなやさんでおそわったんだけど、なかなかうまくいかなかったんだ。」

アスカちゃんは、嬉し涙が止まりません。そして、シンジくんに『オリーブの冠』を差し出して言いました。

「しーちゃん、おねがい。」

シンジくんは、『オリーブの冠』を受け取ると「そっ」とアスカちゃんの頭に冠を被せました。

アスカちゃんは、『オリーブの冠』を着けたまま、少し頭を傾げて尋ねました。

「どう、にあうかしら、おうじさま?」

シンジくんは、嬉しそうに答えました。

「うん、とってもにあうよ。....ぼくだけのおひめさま。(*^^*)

「ありがとう。....あたしだけのおうじさま。(*^^*)

 

シンジくんとアスカちゃんは、自然にお互いの距離を近づけてました。

聖なる夜は、2人の思い出の夜になりました。

 

 

惣流家では、編集したメモリアルDVD第9巻を肴に宴会が開かれていました。

題名は、

『〜おませな恋のメロディ9・おませなクリスマスの章〜』

                  でした。

 

FIN

 

後書きです。

前回の続きで、とうとうアスカちゃんは、親公認?で碇姓を名乗る様になりました。

アスカちゃんの暴走につられて、シンジくんも暴走しています。

マヤさんのセリフじゃないですけど、「もう、彼と彼女を止めることは、だれもできないわ。」

この先どうなるんでしょう?

書いているNASAにも判りません。(<オイ)

何しろ、キーボードを打っている最中に内容が変りますから。(^^;;

 

目標というか、予定というか、次回は初詣編です。



2人の恋のメロディ・2 へ



 とうとう親公認で一緒に住むようになっちゃいましたね。
しかも親2人の前で堂々とLASフィールドを展開,もう親など目に入っちゃいません。

しかしマーキングってすりすりと自分の体をこすり付けニオイをつけて自分の物だと主張するあれですか(^^)
間違えてもお○○ではありませんよ(^^;

 うんうん,あのおどおどしていたシンジ君もここまで堂々といちゃつけるようになるまで成長してくれて
今まで見守ってきたなしつぶも感無量です(T T)
 

素晴らしい小説を書いて下さったNASAさんにぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。


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