2人の恋のメロディ16
聖誕祭!?(後編)
Written NASA
アスカとシンジは、2人の相談した結果を帰ってきた両親達に伝えました。
「あのぉ、お父さん・・・・・・」
「アユカの誕生日の事で相談があるんですけど・・・・」
2人は、上目使いでゲンドウさんに言おうとしましたが、
ゲンドウさんは、アスカ達が用件を切り出す前にきっぱりと宣言しました。
「ふっ、問題ない!!
シンジとアスカちゃんは、何も心配しなくていいっ!」
「「えっ!?」」
アスカとシンジは、何時ものゲンドウさんの短絡的な宣言に困惑していると、横からユイさんが
「(パシィーーーン!!)
あなた!!
どうして、もっとまともに話せないの!!
シンジもアスカちゃんも戸惑っているでしょ!!」
「(いたたぁ・・・(×_;))
すまん、ユイ・・・・
と、言う事で、シンジ、アスカちゃん
アユカちゃんの誕生会は、我々に任せてくれ!」
「えっ、お父さん!」
「お義父様、あまり(派手なのは)・・・・」
シンジとアスカは、無駄なあがきと思いつつ『ささやかな誕生会』を言おうとしましたが、ゲンドウさんは2人の言葉を遮り得意顔で言いました。
「ふっ、心配しなくてもいい(ニヤリ)
アユカちゃんの誕生会は、我々のネルフが総力をあげてバックアップするから
それに私の知人も『是非手伝いたい』と、申し出てくれたからな」/_\
シンジとアスカは、ゲンドウさんからの死刑宣告に近い言葉を聞き愕然としました。
「「(はぁ〜〜〜)やっぱり、駄目か」」
(−−;;(−−;;
そんな、シンジとアスカの心配を知ってか知らずか、アユカちゃんは無邪気にゲンドウさんに抱き上げられて喜んでいました。
「アぁ〜ユぅ〜カぁ〜ちゃぁ〜ん
お誕生日は、じぃじぃとばぁばぁが祝ってあげまちゅよぉ〜〜(うりうり)」
「(きゃっきゃ! きゃっきゃ!)
じぃ〜じぃ〜! じぃ〜じぃ〜!」\(^0^)/
「・・・・ねぇ、シンジ?」
「何だい、アスカ?」
「アユカも喜んでいる様だし、この際アタシ達が我慢しましょう?」
「・・・・うん、そうだね」
アスカとシンジは、両親達に可愛がられるアユカちゃんの笑顔を見て、苦笑しながら自分達を納得させました。
しかし、この時はシンジもアスカも大事な事を聞き逃している事に気が付きませんでした。
『ネルフが総力をあげてバックアップする』
ゲンドウさんは、「B(バースディ)計画」がシンジとアスカに容認(事後承諾ともいう)されてから、公に活動を開始しました。
ネルフ第2研究室(通称ネコ研)
「リツコくん、街頭のサクラは社員を休日出勤で確保できるが
問題のダンサーを揃える事は到底不可能だ!
今からダンサーを募集しても当日までに振り付けを覚え込ませる時間が無い
リツコくん、何かいい知恵ないかね。(ニヤリ)」
ゲンドウさんは、言葉と裏腹に少しも困った様子を見せずにリツコさんに相談しました。
勿論、リツコさんもゲンドウさんの意図を読み取り、ゲンドウさんに負けない代官笑いで応えました。
「ふっ、任せてください会長。
この私にいい考えがあります。」
「本当か?」
「お任せを、あれから『だみーぷらぐ』には改良を加えて万全です。
ハード面でも前作の『りりす』には幾つかの問題点がありましたので わ・た・し・ なりに改良を加えました。
(くぃ!)
これが、改良版『かをる』です!」
「おおぉ、これが!!」
何処かの映画でみた形状の『かをる』見て驚くゲンドウさんにリツコさんは自慢下に追加仕様を説明しました。
「『かをる』は、『りりす』の改良版で前回ユーザー(アスカ&シンジ)から耐久性が弱いと指摘がありましたので独自の修正を加えました。
【N2機関による自己修復機能】を追加しました。
これにより『かをる』の活動限界は、ほぼ無制限になりました。
また、ユーザーから愛想が悪いと言うので
【未完成ながらも感情機能】を追加しました。
これで『かをる』は、呼ばれたら笑いながら応えてくれます。
それから、前世紀から問題で親が育児途中に娯楽に走った場合を想定して、
【自動追尾装置】と【ウィングとバーニア】を追加しました。
これで『かをる』に狙われた獲物?は、何処に居ても逃げ切れません。」
リツコさんは、自分の研究成果に恍惚状態に陥りました。
「リツコくん、どうしてコレには、目が無い のかね?」
「ふっ、目や露出したCCDカメラなどは、故障のモトです。
熱センサー、音センサーで十分です。」
「じゃ、なんで 口は付いている のかね?」
「(キッパリ)私の趣味です!!」凸(^ー^・)
ゲンドウさんは、そんなリツコさんと『かをる』を見てある事を思い付きました。
「リツコくん、それで『かをる』は何体完成しているんだ?
まさか、この1体ではないだろうな?」
リツコさんは、メガネをたくし上げると得意そうに応えました。
「勿論、13体全部完成していますわ。」
「ふっ、問題ない(ニヤリ)」
「ええぇ(ニヤリ)」
この2人の近くにいた『かをる』は、外国に売られると思い『だみーぷらぐ』が挿入されていないにも係わらず脅えました。
『・・・・・きゃうん(恐い)!!』
「しかし、ここまで完成している『かをる』をダンサーに使うのはもったい無いな・・・・」
「会長、何か良い考えでも?」
「・・・・・(ニヤリ)」
|
その次にゲンドウさんは、惣流さんを従えて馴染みの会議場に来ていました。
その会議場は、大きな背もたれの椅子が円形に並んでいる少し変った部屋でした。
「議長、お久しぶりです。」
ものりす1「碇、今日は何の様だ?」
ものりす2「碇、我々は君の戯言に付き合っている暇なんかないんだ。」
ものりす3「まったく、碇は何を企んでいるか・・・・」
:
:
と、『ものりす1』〜『ものりす8』と書かれた椅子に座った年寄り連中は、口々に文句を愚痴りました。
「碇、老人達はどうやらご立腹の様だな。」
「ふっ、問題ない」
惣流さんは、会議場の8人の連中に言葉を聞いておどおどしましたが、
そこはゲンドウさん!『クセモノの面目躍如』の如く、老人達の言葉を聞き流し、懐よりあるモノを取り出して、『ものりす1』の椅子に座る「切屡呂連津」議長に渡しました。
「議長、手土産です。(ニヤリ)」
ゲンドウさんは、そう言って議長に渡した箱のスイッチを入れると、箱の上には愛くるしいアユカちゃんの姿が浮かび上がりました。
『ろーれんつおじいちゃん、こんにちわ!
このまえ、おじいちゃんたちにあそんでもらったとき、あゆかたのしかったの
だって、おじいちゃんたちたぁ〜くさんのぷれぜんとくれたし、
みんなみんな、やさしかったもん・・・・・』
第3新東京市の行政を20年独裁政権を囁かれながらも牛耳ってきた切屡呂連津議長とその一派は、ホログラフのアユカちゃんの姿を見ると一気にその態度を崩しました。
ものりす1「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす2「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす3「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす4「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす5「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす6「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす7「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす8「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ゲンドウさんは、してやったりの顔でしたが、事情を知らない惣流さんは老人達の豹変した態度に唖然としました。
「碇!?
こ、こ、これは?」
「ふっ、老人達は実は・・・・・・・・・・・・・アユカちゃんの隠れファンなんだ。
実は、前に一度内密に我が家に連れて行ったら、全員がファンになってな
それ以来、「もう1度アユカちゃんに会わせろ」と煩いんだ。」
「・・・・・そうか」(^^;;
「しかし、議長以下全員がVIPでな、我が家にお忍びで出掛け様にもSPから許可が降りないそうだ。」
「・・・・・そうだったな」(^^;;
と、ゲンドウさんと惣流さんが内緒話をしていると、ホログラフのアユカちゃんが話はじめました。
『で、ろーれんつおじいちゃん!
あゆか、おじいちゃんにおねがいがあるのぉ〜〜』
「(にやぁ〜〜)アユカちゃぁ〜ん」
『・・・・・・・・・・』
「碇、何時アユカちゃんに教え込んだんだ?」
「ふっ、あれはレプリカだ。
ナオコくんに頼んで作ってもらった『まぎ』演出の合成CGだ。」/_\
「・・・・・そうか」(−−;;
惣流さんは、ゲンドウさんの悪知恵に恐れおののきました。
”アユカちゃんは、コイツだけには任せられない!!”凸(−−;;
一方、アユカちゃんダミーホログラフを見た切屡呂連津議長一向は、幸せこのうえない気分で
ものりす1「碇、手土産は頂いた。君の希望するモノは、こちらで手配しよう。」
「ありがとうございます、議長」
ゲンドウさんはしてやったりの顔で惣流さんと会議場を退出しようとすると他の議員が慌てて呼び止めました。
ものりす2「碇、待ちたまえ!!」
「何か、副議長?」
ものりす2「我々には、手土産がないのか!?」
ゲンドウさんは、これまた計画通りと言った顔で
「忘れていました、副議長。
惣流、皆さんにもアレを!」
と、惣流さんに合図して7人にもホログラフボックスを渡しました。
ものりす2「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす3「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす4「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす5「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす6「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす7「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
ものりす8「(にやぁ〜〜)アユカちゃん」
【第3新東京市議事録抜粋】
○月×日市議会は、某人物の破壊工作の為、議事の進行が丸1日停滞した。
我々調査委員会は、事の真相を究明するため、議長達に問いただしたが、議長、各議員もその事を認めなかった。
なお、何故か議長以下8名全員が何か小箱の様なモノを大事に持っていたと某委員が報告している。
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アユカちゃんの誕生日が目前に迫ったある日
ゲンドウさんは、「2人の恋のメロディ」補完委員会のメンバーに突然頭を下げました。
「諸君、私の力が足りなかったばかりに・・・・スマン」<(_)>
「どうしたんですか、あなた?」
「そうだ、碇?」
「何かミスでもしたのですか、碇さん?」
「アユカちゃんの誕生日を 国民の休日 にしようとO渕やO沢に打診したんだが、
あいつら、国会に取り上げるどころか、私の事を門前払いに・・・・・・」
一同は、ゲンドウさんの思いがけない行動に同情するところか、呆れて何も言えませんでした。
”何も其処までしなくても!!”
(−−;;(−−;;(−−;;
一同は覚めた目でゲンドウさんを見ていましたが、ゲンドウさんは何も返事がないので全員が憤りを感じていると勘違いして、涙目で立ち上がり宣言しました。
「よぉ〜〜し、見ていろ国会の奴等め!!凸(−−#
碇ゲンドウが目にもの見せてやる!!
まずは、ナオコ博士に頼んで、『まぎ』で日本の流通を麻痺させて国会解散に追い込み
アユカ党と設立して、我々があいつらに代わって与党になってアユカちゃんの誕生日を 国民の休日 にするんだ!!」
「・・・・碇」(−−;;
「・・・・あなた」(−−;;
「・・・・碇さん」(−−;;
ゲンドウさんのアブナイ妄想を聞いた3人は、呆れて何も言えませんでした。
「そうか、そうだろ、我々のアユカちゃん のためだ!!
皆、心配しなくても大丈夫だ、既に 選挙用ポスター も出来ているぞ
これだ!!」
ゲンドウさんは3人の態度を肯定と勘違いして、何処からか取り出したポスターを張り出しました。
「「「こ、こ、これは!!」」」
(−−;;(−−;;(−−;;
3人は張られたポスターを見て一抹の不安を感じました。
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ユカアユカア
アユカ アユカ
アユ カア
ユカ カア
カア カア
アユ カアユ カアユ カア
カア ア ユ ア ユ ユカ
ユカ ユ カアユ ユカア ユ アユ
アユ ア アユカア アユカア ア カア
カア カ カアユカ カアユカ カ ユカ
ユカ ユ カアユ ユカア ユ アユ
アユ ユ カ ユ カ カア
カア ユカア カアユカ ユカア ユカ
ユカ ア カ アユ
アユ ユ カ カア
ユカ カア ア ユ ユカ カア
ユカ ユカ カ ア アユ アユ
ユカ アユ ユ カ カア ユカ
ユカ アユ ア ユ アユ カア
ユカ アユ ア カ ユカ アユ
ユカ アユ アユカア カア ユカ
ユカ ユカ カア カア
ユカ カアユカアユカア アユ
ユカ ユカ
新しい祝日を!!
【人類アユカ党】
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”こ、これは!?”
(−−;;(−−;;(−−;;
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● ● ●
● ● ●
「碇さん、この度は当選おめでとうございます。
凄いですね碇さん、開票して僅か数分で当確ですよ。」
「ふっ、予定通りだ。」
「・・・・・・・(−−;;
あっ、碇さん!
どうやら、碇さん引きいる『世界アユカ党』が過半数を越えて与党になりました。」
某国営放送アナウンサーは、ゲンドウさんの不気味な仕種に負けずに選挙速報を続けました。
「碇さん、人類アユカ党が第1党になった抱負を語って下さい。」
「ふっ、予定通りだ。」
「・・・・・・(−−;;
やっぱり、勝因はこのポスターと選挙公約ですかね。」
アナウンサーがポスターと選挙公約に触れると、ゲンドウさんは顔を怒りの大魔神から孫好きの爺さんの顔になりました。
「勿論だ。
このアユカちゃんの 愛らしい顔 を見て、どう思う!?」
「え、えっ・・・・あのう、可愛いですね。」
「そうだろ、そうだろ、可愛いだろ!?」
アナウンサーは、何か踏んではいけないモノを踏んだ事を悟りました。
「アユカちゃんの汚れていない瞳・・・・・・
アユカちゃんの無垢な笑顔・・・・・
アユカちゃんの愛くるしい・・・・・」
「・・・・はぁ」
「だからワシは、手始めに アユカちゃんの誕生日 を国民の休日にする事を次の国会に提出するぞ!!」
「あのぉ・・・・」
「何だ、まだ居たのか!!」
「はい・・・・・
先程『手始め』と言っていましたが、もしかして・・・・・」
「ふっ、貴様察しがいいな。
次は、『アユカちゃんが笑った日』
『アユカちゃんがたっちをした日』
『アユカちゃんが”じぃじぃ”と言った日』と続々と国会に提出する予定だ。」
「・・・・”笑った日””たっちした日”ですか。」
ゲンドウさんは、得意顔でアナウンサーを見下し
「はっはっはっ・・・・・・・・!!
何だ文句がありそうだな。
でももう遅いぞ、国会は我々の手中だ!!」
アユカちゃんは日本のアイドルだ!
いや、日本の象徴だ!!
\(●0●)/
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● ● ●
● ● ●
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● ● ●
(−−;;(−−;;(−−;;
3人はこのゲンドウさんが日本の政権を握った時の事を想像して、同じ結論に達しました。
「アイツが暴走したら、日本は1年中祭日になってしまうぞ!!」
「そうよ、アユカちゃんの事を全部記念日にするわ!!」
「『アユカちゃんおねしょ記念日』や『アユカちゃん失恋記念日』まで作ったら、アユカちゃんが可哀相よ!!」
3人の考えは多少ずれていましたが、3人ともゲンドウさん国会進出を阻止する事にしました。
「あなた、パレード時の交通規制は?」
「問題ない、第3新東京警察署長に了承済みだ。」
「碇さん、パレードの器材は?」
「ふっ、問題ない
本国のW・D社長に了解を取った。
当日は、街全体がW・Dパークになるんだ!!」
「でも、碇?
W・Dのアルバイトは、時間外労働だと全員ボイコットしているぞ?」
「ふっ、問題ない
そんな軟弱モノ達にアユカちゃんのパレードをやらせるわけないだろう!
当日は、加持ミサトくんが指揮するネルフ公社厚生課一同がパレードをする為に現在特訓中だ!!」
3人は代る代るにゲンドウさんに質問し、ゲンドウさんの注意を『アユカ党』ポスターから外して
惣流さんはゲンドウさんに見えない様にそっとキョウコさんにアイコンタクトで合図を送りました。
”キョウコ”
”(コクリ)”
ピッ・ポ・パッ!!
”もしもし・・・・”
惣流さんとキョウコさんも伊達に20年夫婦をしていません。
キョウコさんは、以心伝心でこっそり携帯電話を掛けました。
「でも、碇?
本当に間に合うのか!!
もう時間がないんだぞ!
それにネルフ公社厚生課は、力仕事は得意でもダンスのセンスなんてないぞ?」
惣流さんは、ゲンドウさんがキョウコさんの行動に気がつかない様に必死にゲンドウさんに食い下がっていると・・・・
「お前は、昔から心配性だから・・・・」
ざぁ〜ん〜こぉ〜く〜な♪ てんしのような♪・・・・・
ゲンドウさんと惣流さんの会話を遮る様に突然ゲンドウさんの携帯電話の着メロが流れました。
「(ピッ!)」
『碇会長!!』
「何だ、ミサトくん
今、重要な会議中だぞ!!」
『それが、今レッスンしていまして、会長が指導していただいたあのステップがどうしても出来ないんです。』
「そんなモノもマスター出来ないのか!!
手は進む方向に輪を描き、首は15度傾けて愛らしさを強調するんだ!!
万が一転んだ場合は、頭をかいて呆けたジェスチャーを入れるんだぞ!!」
『ありがとうございます、会長!!
それから・・・・・・・・・』
それからゲンドウさんは、ミサトさんに電話で延々キグルミのダンスのレクチャーをしました。
ゲンドウさんが電話している間に3人は、
ゲンドウさんが提出した 人類アユカ党計画 草案 とポスターを破棄しました。
(ヒソヒソ)「ミサトさん、ありがとう」
(ヒソヒソ)「加持くん、君のおかげで日本は救われたぞ!!」
(ヒソヒソ)「・・・・でも、ミサトさんは何の役かしら」
小1時間後
『だからいいな!
踊る時は、手の振りを忘れるんじゃないぞ!
1にも2にも愛敬だからなっ!!(ピッ!)』
「済まなかったな、緊急の電話で一時中断して」
ゲンドウさんは、電話を切ると待ちわびた3人の方を振り向きました。
「で、碇?
パレードはネルフ公社前から我が家までの5Kmの道のりを我々ネルフの総力を集めて行くんだな。」
「ああ、そうだ。
当日は、市議会も我々を全面支援してくれて
公社前から我が家までの道路は、交通規制する手はずだ」
「そうか」
一同は、ゲンドウさんの国会進出の妄想を忘れた様なので”ほっ”としました。
しかし、ゲンドウさんは3人の気苦労も気づかずにゲンドウ笑いで独り言を言いました。
「それに当日は、パレードの他にもネルフ技術部の粋を集めたアトラクションも用意しているからな」/_\
「「「・・・・・・・」」」
そして、アユカちゃんの誕生日当日
”シンジ、アスカちゃん
あなた達は、ここでアユカちゃんを待っていてね。”
”でも、お義母様ぁ!!”
”いいのよ、気にしなくても”
”母さん!!”
”大丈夫、今日は私達に任せなさい!
あなた達は、大事な主賓なんだからここでアユカちゃんを待っていなさい。”
と、ユイさんは2人を有無を言わさず、碇・惣流家の庭に設けられた特設ステージ中央の椅子に縛りつけて行きました。
「ねぇ、シンジぃ〜〜」
「言わなくてもいいよ、アスカ
今日1日の辛抱だよ、アユカのために我慢しようね。」
「・・・・うん
でも、アタシ達明日から・・・・」(−−;;
「・・・・・そうだね。」(−−;;
シンジとアスカは、明日から街の有名人になると思い憂鬱になりました。
”きっと、買い物に行っても「あっ、アユカちゃんのママ」って呼ばれるんだわ”
”見知らぬ人が、すれ違いざまに笑うんだろうなぁ・・・・”
と、シンジとアスカが黄昏ている頃
ネルフ公社の前では、碇&惣流コンビがにこやかにパレードの用意をしていました。
「あぁーーー、あぁーーー、
マイクのテスト中・・・・・・・・
碇、始めるか!!」
「あぁ・・・そうだな。
愚かなる群集よ(<ドカ!!)
ぴぃーーーーーーっ
・
・
・
・
・
・・・・・本日はお集まりなって下さった皆さん、ありがとうございます。
只今から、我が愛する孫の「碇アユカ」ちゃんの聖誕1周年記念祝賀会を開催します!!」
うぉーーーーーー!!
うぉーーーーーー!!
うぉーーーーーー!!
ゲンドウさんの開催の挨拶とともに、サクラでネルフ公社の社員は半ば自棄糞で歓声をあげました。
(*裏の社員通達では、この時歓声をあげなかった者は減俸1ヶ月と言われていました。)
うぉーーーーーー!! 碇会長バンザーーイ!!
うぉーーーーーー!! アユカちゃーーーん!!
ゲンドウさんは褒め称える歓声を聞いて満足すると、懐より無線機を取り出して連絡しました。
「加持くん、用意はいいかね?」
『ラジャー、会長!!
現在、新三島上空です。30秒で浸入します!!』
ゲンドウさんが、無線を切ると6機編隊の飛行機が第3新東京市の西側の山麓から低空飛行で浸入してきました。
「おい、碇? あれは??」
「ふっ、加持部長だ。
この日の為に3ヶ月前から戦自 ぶるぅいんぱるす に出向させていたんだ。」
「・・・・・3ヶ月の単身赴任か」
「ふっ、問題ない。」
惣流さんが加持さんの為に頭を抱えているのも知らずに加持さん率いる”ぶるぅいんぱるす”は、一気に頭上にさしかかると演出用スモークでメッセージを描きました。
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次にゲンドウさんは、ミキサー室のユイさんに合図を送り、ユイさんは『アユカちゃんの挨拶』と書かれたCDを再生しました。
「みんにゃーーー!!
あんがぁとぉーーー!!」
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
公社に設置したスピーカーからアユカちゃんの声が流れると、
集まった群衆(大半が休日出勤のサクラ)は、声援を送りました。
「きょうは、アタチのおたんじょうびなの」
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
うぉーーーーーーー!!
ゲンドウさんは、群集のボルテージが上がった頃合いを見計らい、次の合図をキョウコさん&ミサトさんに送りました。
合図を受けたキョウコさんは、ミサトさんに合図を送ってからライブステージの通路用花火のスウィッチを入れました。
”ミサトさん、出番よ”
ミサトさんは、ステージ裏で出発の合図を確認すると、頬を両手で叩いてから、部下達に激を飛ばしました。
「行くわよ、みんなぁーーー!!」
「「「「うぉーーーー!!」」」」
ちなみにミサトさんのコスチュームですが、最初は「白雪●」「眠れる森の●女」を希望しましたが、
肌年齢と部下達の猛烈な抵抗に合い「眠れる森の●女」の王妃役になりました。
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\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/
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\(^0^)/\(^0^)/
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
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パァーーン!! パァーーン!!
花火とスモークで公社の入り口から群集の真ん中へと通路が出来ると、公社の入り口から物々しい一段が、W・Dのテーマ曲に合せて行進を始めました。
チャッチャァーー、チャッチャァーー、チャッチャッチャァーーー
チャッチャァーー、チャッチャァーー、チャッチャッチャァ
:
:
仕掛けに驚いた群集は、突然始まったパレードに唖然としました。
「あっ、みっ●ー!!」
1人の子供の声に群集は、目の前のパレードがW・Dランドのエレクトリックパレードである事がわかりました。
ざわざわ、ざわざわ・・・・・・・
ゲンドウさんの真の実力を知らない一般市民は、W・D門外不出のキャラクターに驚きました。
ざわざわ、ざわざわ・・・・・・・
ざわざわ、ざわざわ・・・・・・・
ざわざわ、ざわざわ・・・・・・・
ざわざわ、ざわざわ・・・・・・・
「わぁーーっ、●っきー!!」
群集の中の女の子が呼ぶと、みっ●ーマウスはW・Dランド同様に愛敬よく手を振りました。
それを境に、群集の中の子供達は、一斉に自分達の好きなキャラクタ━を呼び始めました。
「どな●どぉーー!!」「(はぁーーーい)」
「ぐぅー●ぃーー!!」「(はぁーーーい)」
「み●ぃーーー!!」「(はぁーーーい)」
:
:
呼ばれたキャラクターは、それぞれに愛想良く応えましたが、ただ1つ・・・・・
「あっ、わるぅ〜〜い おばあさん だ!!」
「何よっ!!(ギロリッ!!凸(−−#)
このガキ!! 毒林檎を食べさせるわよ!!」
「ひぃーーーっ!!」(T_T)
ミサトさんだけは、青筋を立てて林檎を持って子供を追い立てました。
そして、メインの白●姫の馬車には、王子と白●姫の代わりにゲンドウさん達4人と中心にアユカちゃんが鎮座していました。
ゲンドウさんは、得意満面の笑みでアユカちゃんを抱き上げると沿道の群集を指差して言い聞かせました。
「ほら、皆んなアユカちゃんを祝ってくれているんだよ。」
「はぃーーーっ!!」\(^0^)/
アユカちゃんもこの賑やかな騒ぎが嬉しくて笑顔で答えました。
群集はアユカちゃんの顔を誰も知りませんでしたが、先導するW・Dのパレードに引き付けられ知らず知らずのうちにアユカちゃんの馬車に手を振りました。
勿論、その馬車を見た人達は、馬車の赤ちゃんがアユカちゃんだと一目で判りました。
何しろ、ゲンドウさんは「魔王」に、惣流さんは「王様」にコスプレしており、
ユイさんとキョウコさんはと「女王」にコスプレしていましたので、その真ん中の赤ちゃんが只者でないと誰でも判ります。(^^;;
「アユカちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「アユカちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「ア・ユ・カ・ちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「沿道右の青いジャケットの男」「了解」
「アユカちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「アユカちゃーーん!!」「はぁーーーい!!」
「沿道左の黄色い帽子の男の子」「了解」
「アユカちゃーーん!!」「はぁーーーい!!」
「アユカちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「アユカちゃーーん!!」「はぃーーーっ!!」
「アユカちゃーーん!!」「はぁーーーっ!!」
「沿道斜め後ろ赤い緑のジャケットのヤツ」「了解」
「・・・・・アユカちゃん(ニヤリ)」
「沿道沿いのビルの屋上に隠れている メガネのK・A!!」「了解!!」
アユカちゃんは沿道からの声援に気易く応えてくれましたが、
ゲンドウさん達は、後々アユカちゃんに危害を加えそうな人物をチェックすると即座に無線でネルフ公社保安部に連絡して危険人物として手厚く?保護しました。
パレードの一行が通り過ぎた後には、むさ苦しい野郎どもの悲鳴が連呼しました。
「アユカちゃ・・・・・ん」
「アユカちゃ・・・・・ん」
「アユカちゃ・・・・・ん」
「離してくれ、俺は、俺は・・・・・・
アユカちゃんの 追っかけなんだぁーーーー!!」(T0T)
ちゃっちゃ〜〜、ちゃっちゃ〜〜
ちゃっちゃ〜〜、ちゃっちゃ〜〜
ちゃっちゃ〜〜、ちゃっちゃ〜〜
パレードの一団が沿道の市民に愛想を振りまきながら一路碇・惣流家を目指しましたが、途中の市役所に近づくと、何故か沿道の観客がまばらになりました。
「おい、碇?
なんだか、人が少なくなってきたな?」
「ふっ、老人達の仕業だろ・・・・・
老人達は、なまアユカちゃん を一目見ようと
市役所中心半径500mに戒厳令、半径1kmに避難勧告を発動しているんだ」
「・・・・・・似た者同士だな」(−−;;
惣流さんは、切屡呂連津議長達がゲンドウさんに優るとも劣らないアユカちゃん馬鹿だと悟りました。
そして、一団が市役所にさしかかると、市役所前には黒服に囲まれた8人の老人達がいました。
8人は、ゲンドウさんが何処からか調達した 着替えアユカちゃん人形 を抱きしめて今や遅しと車道に身を半分乗り出していました。
「議長、危ないですから下がって下さい。」
「五月蝿い!!
ワシはアユカちゃんをこの目で見るんじゃ!
邪魔じゃ!!」
切屡呂連津議長は、身辺警護の黒服さんを排除すると仲間の議員を横一列に並べて合唱団の様に指揮を始めました。
「いち・に・さん!!」
\( ̄0 ̄)/
「「「「「「「アユカちゃぁ〜〜ん♪」」」」」」」
「「「「「「「ハッピーバースディートゥーユゥー♪」」」」」」」
(^◇^)(^◇^)(^◇^)(^◇^)(^◇^)(^◇^)(^◇^)
第3新東京市老人合唱団 を見たアユカちゃんは、馬車から大喜びで手を振りました。
「じぃ〜〜、じぃ〜〜!!
あんがとぉ〜〜!!」
(^0^)/
「「「「「「「「(じぃ〜〜ん)アユカちゃん」」」」」」」」
(T◇T)(T◇T)(T◇T)(T◇T)(T◇T)(T◇T)(T◇T)(T◇T)
それを見た惣流さんは、さっきの事を確信しました。
「・・・・・・やっぱり似た者同士だな」(^^;;
そして、パレードの一団は、碇・惣流家目前の手前500mまで近づくと、さすがにアスカとシンジもパレードの規模が判り、2人の予想していた以上の大規模な 誕生祝い に恐れおののきました。
「・・・・・・シンジぃ?」
「・・・・何だい、アスカ?」
「まさか、あの行列で街を行進してきたの?」
「・・・・・たぶん」
アスカは、パレードの一団を見て、危惧していた以上の恥ずかしさに目眩いがしました。
「・・・・シンジぃ」
「アスカ、アスカ!!
気をしっかり持つんだよ!!」
「あの人達・・・・・・・アタシとシンジの親なんだよね?」
「・・・・・うん」
「・・・・アタシ、パーティーから逃げたいわ」
「・・・・・そうだね。(コクリ)」
アスカとシンジは、お互いを見つめて肯くと、足音を立てずに特設ステージを逃げだしました。
”このまま晒し者になるより、今日だけ逃げればいいんだわ。”
”そうだね、アスカ”
2人は手を取り合い、パレードとは反対方向に駆け出しました。
:
:
:
:
:
アスカとシンジは、碇・惣流家から1km程離れた所まで来て、無事逃げられたと一息つきました。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・シンジ、此処までくれば大丈夫よね?」
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ・・・・そうだね、アスカ。」
しかし、アスカとシンジの儚い期待は、ゲンドウさんお抱えのマッド部隊の前に脆くも潰えました。
アスカ達が安堵している時、その上空3000メートルで ねこまーく のヘリがホバリングしていました。
「センパイ、目標を補足しました。
目標は、南南西の方角に逃走中です。
目標の移動速度が落ちてきました!
どうやら、前方の公園に潜伏するもようです。」
「ご苦労さん、マヤ」
リツコさんは、マヤさんから報告を受けると、即座に無線機のスウィッチを入れました。
”こちら、フライキャット、フライキャット
サングラス、サングラス聞こえますか?”
”なんだ、フライキャット?
目標は補足できたか?”
”はい、現在南南西1キロに地点を移動中です。どうしますか?”
”勿論、予定通りだ。
彼らは本日の主賓だからな、丁重に会場に連れ戻してくれたまえ。”
”判りました、B−2計画発動します。”
リツコさんは、無線を切ると後ろに控えている『かをる』達に指示しました。
「いい事、あなた達!!
これから、今までの特訓の成果を見せるのよ!!」
「「「「「(ニヤリ)」」」」」
(ー)(ー)(ー)(ー)(ー)
(ー)(ー)(ー)(ー)(ー)
(ー)(ー)(ー)
一同は、あの口だけの笑顔でリツコさんに微笑みました。
「いい事、もし2人を取り逃がしたら、後で私の 部屋(実験室)まできてもらうわよ。」
「「「「「(びくっ!!)」」」」」
(_;;)(_;;)(_;;)(_;;)(_;;)
(_;;)(_;;)(_;;)(_;;)(_;;)
(_;;)(_;;)(_;;)
一同は、リツコさんの部屋と聞き恐れおののきました。
「じゃ、行きなさい。
B−2計画発動!!」
ドカッ、ドカッ・・・・・ドカッ!!
リツコさんは、計画の発動を宣言しながら『かをる』達13人をヘリから蹴落しました。
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・(バサッ!!)”
”ひぃーーーーーーん(0)・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(どてっ!!)”
「・・・・・・センパイ
『ウィング』『バーニア』1体を除いて(珍しく)正常に起動」
「起動確率92.3%・・・・まあまあの出来ね。(^^・;;;
・・・・・・・・問題ないわ。
マヤ、『かをる』13をバックアップに回して『かをる』1〜12でフォーメーションを取りなさい。」
「・・・・はい、センパイ」
シンジとアスカは、マヤさんの予想通り、目の前の公園のベンチで一息入れていました。
「(はぁ、はぁ・・・)ねぇ、シンジ?」
「(ぜぇ、ぜぇ・・・)何だい、アスカ?」
「・・・・・・今頃パパ達、大騒ぎかな?」
「・・・・・・そうだね、だって着いたら僕達が居ないんだもんね。」
「そうよね。(でも、さらしモノになるよりマシよ)」
「そうだね。」
2人は、脱走に成功した喜びからお互いに微笑みました。
「でもシンジぃ、本当に良い天気ね。」
「そうだね、まったく」
2人とも秋の快晴の空を見て”この騒動さえなければ・・・・・”と思いました。
「(ひゅーーーーーん)どさっ!!」
「・・・・・えっ?」
アスカとシンジは、突然落ちてきた白い物体を見て、”何処から落ちたの(よ)?”と空を見上げました。
2人が見上げた空には、翼を広げてパラグライダーの様に円を描いて降下してくる12人の『かをる』(ウナゲリオン)の姿がありました。
「あっ、あれは?」
「まさか、完成していたのか」
2人は、13体?のウナゲリオンを見て別世界の微かな記憶を呟きました。(^^;;
「シンジ、アレ知っているの?」
「いや、アスカこそ?」
「?????」
「?????」
勿論、この世界では、アスカもシンジもウナゲリオンどころか『かをる』すら知りません。
ただ、空から降りてくる姿を見て『何処かで見たかな?』と思っただけでした。
2人が、悩んでいる間に12体の『かをる』はドンドン降下してきて、何時の間にかアスカとシンジを囲んで着地しました。
「し、しまった!
囲まれたわ、シンジ!?」
「だ、大丈夫、アスカ!!」
シンジは、アスカを正面の『かをる』から庇う様に立ちはだかりました。
シンジがアスカを庇う姿をモニターで見ていたリツコさんは、助手のマヤさんに次の命令を下しました。
「マヤ、だみーぷらぐ『AYUKA』を暴走させなさい。」
「はい、センパイ(カチッ!)」
マヤさんは、【暴走】と書いてあるスウィッチを押すと同時にアスカとシンジを囲んでいる『かをる』の口が一斉に開きました。
「「「「「(にやぁ〜〜り)」」」」」
(◇)(◇)(◇)(◇)(◇)
(◇)(◇)(◇)(◇)(◇)
(◇)(◇)(◇)
「シンジぃ・・・・・」
「うん、アスカ」
-
シンジとアスカがいよいよ攻撃がくると身構えましたが、『かをる』は予想外の反応を起こしました。
「「「「「ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「ぱぱぁ〜〜」」」」」
\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/
\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/
\(◇)/\(◇)/\(◇)/
13体の『かをる』は、だみーぷらぐのベースであるアユカちゃんの本能のままに一斉のアスカとシンジに抱き着き頬擦りを始めました。
「「「「「(すりすり)ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「(すりすり)ぱぱぁ〜〜」」」」」
「きやぁ!!」
「うわぁ!!」
\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/
\(◇)/ (・◇T) (・◇T) \(◇)/
\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/\(◇)/
(◇)/〜〜
シンジとアスカは抵抗しようとしましたが、アユカちゃんの声で甘えてくる『かをる』に攻撃する事はできませんでした。
「「「「「(すりすり)ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「(すりすり)ぱぱぁ〜〜」」」」」
きう
やわ
ぁぁ
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
「「「「「(すりすり)ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「(すりすり)ぱぱぁ〜〜」」」」」
アスカとシンジと『かをる』達の状況をモニターで見ていたマヤさんは、冷静に現状を報告しました。
「目標、沈黙しました。」
「判ったわ、マヤ。
『かをる』の暴走を止めて待機させなさい。」
「はい、センパイ」
「それからマヤ、行くわよ!」
「はい、センパイ!!」
「(はぁはぁはぁ)シ・ン・ジぃ・・・・・いき・て・る」
「(ぜぇぜぇぜぇ)ア・ス・カぁ・・・・・な・ん・とかね」
シンジとアスカは、『かをる』達の頬擦り攻撃に合い、息の絶え絶えの状態でグッタリしていると・・・・・・
「マヤ!!」
「はい、センパイ(カチッ!)」
【ダースベーダーのテーマ♪】
「えっ、何よ?
この趣味の悪い曲は!!」
「・・・・・もしかして?」
「・・・・・あの、マッド」
シンジとアスカは、突然流れてきた曲を聞いて、その曲に合う人物を連想しました。
そして、2人が連想したタイミングで上空のヘリより、ジェットを背負ったリツコさんとマヤさんが降りてきました。
・・・・・・・・・スタッ!!
・・・・・・・・・ドスン!!
「センパイ、痛いです。」
「マヤ、日頃の不摂生で、太ったんでしょ?
申請体重より んKg積算オーバーよ」
「センパイ、ひどいです!!」
「・・・・・・・・」(−−;;
「・・・・・・・・」(−−;;
マッドコンビは、マヤの体重で討論したのち改めて登場のポーズを取り直しました。
凸(^0^)「ふっ、2人とも無様ねっ!」
■(−_−)「ふっ、不潔です!!」
シンジとアスカは、マッドコンビを呆れて見ていましたが、一応お約束で2人の名前を言いました。
「・・・・えっ、その声は!?」
「・・・・あのシルエットは!?」
「「マッドで 売れ残りのリツコさんと
その手下で 三十路の厚化粧のマヤさん!!」」(^0^)(^0^)
「・・・・・・(ピシッ)」(−−#
「・・・・・・(ピシッ)」(−−#
「(マヤ)」「(コクリ)」
リツコさんは目でマヤさんに合図すると、マヤさんは無言でリモコンの【暴走】スウィッチを押しました。
「「「「「(すりすり)ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「(すりすり)ぱぱぁ〜〜」」」」」
「きやぁ・・・・・・・・」
「うわぁ・・・・・・・・」
:
:
:
:
:
「(はぁはぁはぁ・・・・)」
「(ぜぇぜぇぜぇ・・・・)」
再三の頬擦り攻撃にアスカとシンジは、腰を抜かして倒れていました。
「いい事、2人とも!
私に楯突くともっと良い事してあげるわよ。
『だみぃ〜ぷらぐ:あゆか』によるスキンシップをねっ!!」(●_●・)
リツコさんは、マッドのお約束のアイテム:メガネを光らせて微笑みました。
「(コクコク)」
「(コクコク)」
「ふっ、モノ判りのいい2人ね。
・・・・・・・ちっ、もう少し抵抗してくれないと私の楽しみが減るじゃない」
リツコさんは、少し物足りない顔で
「じゃあ、ゲンドウさんに頼まれたB作戦を実行するわ・・・・マヤ!」
「はい、センパイ」
マヤさんは、リモコンの【着替え】のボタンを押しました。
「「「「「ままぁ〜〜」」」」」
「「「「「ぱぱぁ〜〜」」」」」
「あれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜」
「やめてくれぇ〜〜〜〜〜〜」
シンジとアスカは、『かをる』達に強引に着替えさせられ、アスカはシンジの胸で泣いていました
「シンジぃ、シンジぃ、アタシ汚されちゃったよぉ・・・・・」
「アスカ泣かないで、大丈夫僕が貰ってあげるから」
シンジはアスカを抱きしめて慰めました。
それを見たリツコさんとマヤさんは、頭に大きな汗をつけて呆れていました。
「・・・・あなた達、夫婦でしょ?」(−−・;;
「・・・・アスカちゃん達何時までたっても新婚なのね」(−−;;
そして、数分後、アスカとシンジは、『かをる』達が担ぐ御輿に載せられて碇・惣流家に帰ってきました。
”ここで、我らがアユカちゃんの両親の碇シンジくん、アスカさんの入場です!!”
わぁーーーーーっ!!
わぁーーーーーっ!!
わぁーーーーーっ!!
わぁーーーーーっ!!
「シンジぃ・・・・」
「アスカ、もう諦めなよ。僕達もアユカを祝ってあげよ?」
「うん、解ったわ、シンジ!!」
アスカは、既に諦めた?シンジに促されて、ステージ中央のアユカちゃんに前に降り立ちました。
もちろん、やっと現れた両親を見つけたアユカちゃんは、嬉しさいっぱいの笑顔で とたとたとた と2人の前にかけ寄りました。
「ぱぱぁ〜〜、ままぁ〜〜」\(^0^)/
「はい、アユカ誕生日おめでとう。」(^^)
「アユカ、誕生日おめでとう。」(^^)
シンジとアスカは、かけ寄ってきたアユカちゃんを抱き上げて祝福しました。
来賓の面々も満面の笑顔のアユカちゃんを見て祝福しました。
「「「「「「「アユカちゃん、おめでとう!!」」」」」」」
FIN
なしつぶさん、遅れましたが EF5ミリオンヒット おめでとうございます。
打診された読者の皆さんお待たせしました。<(_)>
書きたい事をいろいろと詰め込んだら、長くなりました。
当初の予定では、パレードだけだったんですが、妄想「アユカ党」、うなげりおん・・・・1000行を越えました。
読み返すと、4、5話に切った方が・・・・と思いましたが、次回のメドが立たないので1話にしました。
うなげりおん・・・・コメディで登場させるには中々苦しいキャラですね。(^^;;
・・・・LASデー、今年は仕事などでキツイです。<(_)>
今年中に未完の1本を投稿予定です。
では、また!!
|
なしつぶです
\(^0^)/ミリオンヒット達成\(^O^)/
NASAさん,お忙しい中ミリオンヒット記念のSSをありがとうございました。
しかしながら「おませな恋のメロディ」シリーズの読者のみんなは待っていましたよ。
今回は前回の続きのアユカちゃんの誕生日編の後編。
まったくいつも通りというかそれにもまして強力になっていますねジジババたちは(^^;
いきなりアスカとシンジを拘束して事を進めるあたり確実に確信犯というかまったく手に負えませんね。
そしてマッドリツコの傑作「かをる」の登場はおもしろかったです。
ウナゲリオンを元にしていたとはいえ絵文字のウナゲリオンはなしつぶにはおもしろかったです。
口だけなんで一文字で表現されていてわかりやすかったです。
読まれ読者の皆さん次回はとことん報われなくなったシンジ&アスカの補完を願いつつNASAさんに感想を書こう!!!
素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。 |
作者 NASA様へのメール/小説の感想はこちらへ
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