おませな恋のメロディ23

おませな新婚旅行8
(アスカちゃんのルームシック)

Written NASA



・・・・はっ! しーちゃん、しーちゃん、はじまっているわよ!!

えっ、何!?
もしかして・・・・ぼくたちのでばんなの?


そうみたいよ、まったく4ヶげつもわすれていて!!凸(−−#
いちおう、おませのしゅやくは、アタシたちなのにね!!


・・・・・しかたないよ、あーちゃん。
だって、『EX』は1ねんごのぼくたちだし・・・・・・


そうよねっ、『2人・・・・』は、けっこんしたアタシたちだもんね!(*^0^*)



GWも後半になり、アスカちゃんとシンジくんは、毎日ドイツのベルリンの街を散策していました。

アスカのおじいちゃんとおばあちゃんは、一緒に出かけたいのは山々でしたが、日本のGWもドイツではただの5月上旬の平日のため、泣く泣く諦めました。



そして、ある日の夕方

アスカちゃんは、楽しそうに今日の出来事をおじいちゃんとおばあちゃんに報告していました。

『おじいちゃん、きょうはしーちゃんとふたりでえいがかんにいったの!』

『ほぉ〜〜、アスカ、シンジくんは喜んだかい!?』

『・・・・それが、しーちゃんったら、えいががはじまってすぐにねちゃったの!!』

『ははは!!
 アスカ、シンジくんにドイツ語の映画を楽しめっていうのは無理だよ。』

アスカのおじいちゃんは、日本語でシンジくんに尋ねました。

「なあ、シンジくん?
 映画は、どうだった?」

「・・・・・まるでわかりません。
 でも、あーちゃんが、さそってくれたからうれしかったし、
 これも、あーちゃんとのしんこんりょこうのおもいでだから・・・」(*・_・*)


「・・・・ありがとう、しーちゃん!」(*^◇^*)

シンジくんは、もじもじと赤くなりながら返事をして、
アスカちゃんは、シンジくんの返事を聞いて、喜びました。

それを見たアスカのおじいちゃんは、初々しい2人の態度を見て喜びました。

「アスカ、よかったな、シンジくんとのいい思い出ができて!?」

「うん、おじいちゃん!!」(*^0^*)

そして、アスカちゃんは、照れ隠しにテーブルに乗っていたチョコレートを1つ食べました。

「あっ、アスカ! そ、それは!!」

おじいちゃんは、アスカちゃんがおじいちゃん愛用のウィスキー入りチョコ ウィスキーボンボン を取ったので止めようとしましたが、間に合いませんでした。

「もぐもぐ・・・・・
 おじいちゃん、このチョコおいしいね?」


大人が食べる分には問題ない量のアルコールでしたが、
5歳児であるアスカちゃんには、酔うには十分な量でして・・・・・・



数分後

アスカちゃんは、真っ赤な顔で酔っ払いモードになりました。(^^;;

「きゃははは・・・・・ヒック!
 しーちゃんが、たくひゃんいる!!」


「あーちゃん・・・・」

「こんはに、いふんなら、まいひちちきゃう、しーちゃんときっしゅする!!」

アスカちゃんはロレツが回らない状態でシンジくんに倒れ込みました。

「あ、あ、あーちゃん!!」

アルコールで酔っぱらったのを知らないシンジくんは慌ててアスカちゃんを抱き止めました。

「あーちゃん、しっかりして! あーちゃん!!」

シンジくんの心配を他所にアスカちゃんは、ご機嫌な状態でシンジくんの首をホールドしてお約束のキスを求めました。

「・・・・しーちゃん、キッスぅ!!」

しかし、シンジくんは、今日のアスカちゃんが尋常じゃないと思い、アスカちゃんの求愛行為から顔を背けました。

「だめだよ、あーちゃん!
 いったい、どうしたの、あーちゃん?」


シンジくんは、アスカちゃんの事が心配でアスカちゃんに尋ねましたが・・・・・・・そこは、酔っ払い!!

アスカちゃんは、駄々っ子の如く、シンジくんの腕の中で泣き出しました。(^^;;

「ふぇーーーーーーん!!                  (T◇T)
 しーちゃんが、きっしゅしてくれないよぉーーーーーー!!」((    ))


「あ、あ、あーちゃん」(^^;;

「ふぇぇーーーーーん!!」(;◇^)

アスカちゃんは、シンジくんに見えない方の目をニヤケながら泣きまねをしました。

「あ、あーちゃん!?
 おねがいだから、なきやんでよ」


「ふぇぇーーーー・・・・・ん
 ・・・・・・・じゃあ、きっふして」


アスカちゃんは、瞳いっぱいに涙を溜めて、シンジくんに訴えました。


シンジくんとアスカちゃんは、ドイツのラングレー家に着いた初日に『おじいちゃんとおばあちゃんのまえでは、キスとかはひかえよう』と約束したのですが・・・・・・

酔っ払いのアスカちゃんには、約束よりも目の前のシンジくんにキスを拒否された事の方が問題でした。


 じぃ・・・・・・・・・ぽろっ、うるうる  んっ!!

アスカちゃんは何時まで経ってもキスをしてくれないシンジくんの様子を感じて再度泣き出そうとした瞬間
シンジくんはアスカちゃんの唇を塞ぎました。

 しーちゃんのきっふぅ・・・・・・・・・・・(^^;;
 あ、あーちゃん、おさけくさい・・・・・・・(−−;;

アスカちゃんは、シンジくんが離れない様にしっかりと首を掴まえてました。



10分後

シンジくんは、アスカちゃんの何度めかの息継ぎで腕を緩めた時になんとか解放されました。

(ぜえ)(ぜえ)あ、あーちゃん」

(うふっ!)しーちゃんとのきっふ!!」

アスカちゃんは、虫の息のシンジくんの身体の上で真っ赤になって喜んでいました。

普段ならこれで満足するアスカちゃんですが、初めてのアルコールでアスカちゃん歯止めが効きません(^^;;

「しーちゃん・・・・・もっと!!」凸(*^0^*)

アスカちゃんが再度シンジくん食べようとした瞬間、アスカちゃんはおじいちゃんに猫の如く襟首を捕まれて摘み上げられました。

「うにゅ?」

アスカちゃんは、目をぱちくりして自分の現在の状態を把握しました。

「・・・うにゃ〜〜!!
 しーちゃんが、しーちゃんがとおくにいっちゃうぅ〜〜!!」


アスカちゃんは、床で倒れているシンジくんに向かって手を泳がせました。
しかし、おじいちゃんは、アスカちゃんを自分の方に向けて怒りました。

「アスカ!
 まったく、はしたない!
 ラングレー家のワシの孫たるアスカが、男の子の上に跨りキスをねだるとは!!」

しかし、アスカちゃんは、『馬耳東風』できっぱり、言いました。

「いいんだもん、だってしーちゃんとアタシはふうふなんだから!!
 ふうふのあいだでキスは、だいじなコミニュケーションだっていったのはおじいちゃんよ!!」凸(^ー^)


「うっ!!」(−−;;

アスカちゃんは、勝ち誇るとおじいちゃんに命令しました。

「じい、アタシとおうじさまをベッドへつれていきなさい!!」

「ははぁ〜〜」(^^;;

おじいちゃんは、アスカちゃん、シンジくんの順に2人をアスカちゃんの部屋に運びました。
しかし、この時おじいちゃんは、大きな失敗をしている事に気がつきませんでした。

おじいちゃんが、虫の息から回復したシンジくんをベッドへ連れてくると、そこにはベッドの真ん中で大の字なって寝てしまっているアスカちゃんの姿がありました。

 ゴロゴロ〜〜
   ゴロゴロ〜〜
     しーちゃぁ〜〜ん(きゅぅ〜〜)


2人は、アスカちゃんの寝相を見て、ため息をつきました。

(はぁ〜〜)シンジくん、此処で寝るのかい?」

「・・・・はい、ボクは、あーちゃんのよこでねます。
 あーちゃんが、めがさめたとき・・・・・さびしがるから」


おじいちゃんは、シンジくんを抱きしめて言いました。

「シンジくん、アスカの事、くれぐれもよろしく頼むぞ!」

「は、はい!」

おじいちゃんは、シンジくんを部屋に残すと満足そうに別室で酒盛りしているゲンドウさん達の所に行きました。



「碇、お前の息子は、まったくお前に似ず素直で良い子だな。」

「ふっ、私の息子だからな」/_\

ゲンドウさんは、得意げに答えました。

「そうですよ、私似の自慢の息子ですもの!
 そうですよねっ、アナタ!!」

「うっ!・・・・そうだな(^^;;;
 それより、惣流!?
 アスカちゃんの酒癖どうにかならんか?」

ゲンドウさんは、惣流さんに会話を振りました。

「碇、アスカは、まだ5歳だぞ!(^^;;
 お父さん、アスカにウィスキーボンボンを食べさせないでください!!」

「そうですよ、お義父さん!!」

「わ、わかった、息子達よ! そんなに責めないでくれ!
 あれは、事故なんだ。」(^^;;

おじいちゃんは、『おませな恋のメロディ補完委員会』の面々に睨まれてたじたじになりました。



親達が、そんな事で騒いでいるとは知らずに寝室では、シンジくんの悲しい戦いが起こっていました。

最初は、アスカちゃんから少しだけ離れた枕の端に寝ていましたが、シンジくんが目を瞑って数分後

「はっ!」

シンジくんは、異様な雰囲気(殺気)で頭をすくめると

  ボコン!!

アスカちゃんの寝返りからの裏拳が、シンジくんの枕にめり込んでいました。

普通の人なら、頭を蹴飛ばしてでも起こすところですが、そこは惚れた弱み!
シンジくんは、優しくアスカちゃんの腕を直すと優しく毛布を掛けて、

「やれやれ、あーちゃん、ねぞうがわるいよ。(チュッ!)

と、おでこにキスをして寝ようとしましたが・・・・・・

「むにゅ、むにゅ・・・・しーちゃん(ガシッ!!)

普段からの条件反射でアスカちゃんは寝ていてもシンジくんからのキスが分かり、シンジくんの頭をしっかり捕まえました。

「あ、あ、あーちゃん」(^^;;

「むにゅ、むにゅ・・・・しーちゃん」

アスカちゃんは、夢の中でもシンジくんに抱き着いている様でした。
そして、悪戦苦闘してシンジくんは、呼吸困難から脱出すると、今度はアスカちゃんの裏拳から避ける様に少し下がって、ベッドの下の方で寝はじめました。

でも、やはり寝相の悪い人は手よりも足癖の方が悪く、アスカちゃんは追尾するかの如くシンジくんを追いかける様に『ゲシ!ゲシ!』と蹴飛ばしました。
 
 
 
「イタイよぉ・・・・あーちゃん」

「むにゅ、むにゅ・・・・しーちゃんは、アタシがまもるの!!」

どうやら、アスカちゃんは冒険活劇モノの夢を見ている様でした。(^^;;



そして、次ぎの日の朝

「むにゅ、むにゅ・・・・(ぱふぱふ)
 いゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!|(T◇T)|


ベッドの下に非難していた(蹴落とされた)シンジくんは、朝一番のアスカちゃんの叫び声で目を覚ましました。

「ど、ど、どうしたの、あーちゃん!?」(@◇@)

「し、しーちゃんが、アタシのだいじなしーちゃんがいな・・・・・の?」

アスカちゃんは、目の下にクマ、顔中青痣のシンジくんを見て、泣き叫ぶのを止めました。

「ね、ねぇ、しーちゃん?
 どうしたの、そのかおは?
 どうして、ベッドのしたでねていたの?」(^^;;;


さすがのアスカちゃんも心の片隅で『まさかアタシのせい?ちがうわよね?』と、願いながら尋ねました。

シンジくんは、そっとアスカちゃんの右手を持ち上げると手の甲についている血をアスカちゃんに見せました。

「やっぱり・・・・・アタシのせい?」

(コクリ)

アスカちゃんは、自分の寝相でシンジくんを此処までボロボロにしたと分かり、シンジくんに抱き着きました。

「ふぇ〜〜ん
 ごめんなさい、ごめんなさい、しーちゃん。
 アタシ、アタシ、なにもおぼえていないの。
 アタシ、ねながらそんなにしーちゃんをいじめていたのね・・・・・ごめんなさい。」


シンジくんは、アスカちゃんを抱きしめるとアスカちゃんが落ち着くまで背中と頭を優しく摩ってあげました。

「きにしなくていいよ、あーちゃん。
 あれは、あのチョコのせいだろ?
 だからこんかいはゆるしてあげるよ。」


(ぐすぐす)ありがとう、しーちゃん。」

「でも、あーちゃん?」

「なぁ〜に、しーちゃん?」

「どうして、さっきあんなにおおさわぎしたの?」

「えっ・・・・・・・」

シンジくんは、腕の中で真っ赤になっているアスカちゃんを見ました。

「だって、だって・・・・・
 あさ、おきたらとなりにはしーちゃんがいないし・・・・・
 てんじょうをみると、むかしアタシがみていたてんじょうだったの・・・・・」


「あーちゃん・・・・」

「そしたら、アタシとしーちゃんのであいも、しんこんせいかつもゆめだったのかなっておもったの。」

シンジくんは、アスカちゃんを抱きしめてアスカちゃんに囁きました。

「あーちゃん、ゆめじゃないよ。
 ボクとあーちゃんのであいもしんこんせいかつもゆめじゃないよ。」


「・・・・・うん」

「さあ、あーちゃん、おきよう」

「・・・・・」

「おじいちゃんとおばあちゃんがまっているよ」

「・・・・・」

「さあ、あさごはんだよ」

「・・・・・」

「どうしたの、あーちゃん?」

「・・・・・・かえりたい。」

「ん?」

「・・・・・アタシとしーちゃんのへやにかえりたいの!!」

「ねぇ、しーちゃん?
 アタシ、もういやなの・・・・ひとりでみるこのてんじょうはいやなの
 アタシたちのおへやにかえろう!?」


アスカちゃんは、突然ホームシックにかかってしまいました。
シンジくんは、涙目で振るえるアスカちゃんを抱きしめると囁きました。

「そうだね、あーちゃん。
 ボクたちのへやにかえろう。」


「ありがとう、しーちゃん!!」



モニタールームから2人の会話を覗いていたゲンドウさん達とおじいちゃん達は、やれやれと言った顔で見合わせました。

「ふっ、やっぱりな。」

「そうだな、アスカの生活は、もうシンジくんと暮らしている街なんだな。
 ・・・・・・息子と碇、アスカを頼むぞ。」

「お父さん、その言葉はアスカとシンジくんに言ってやって下さい。」

「そうですよ、お義父さん。
 アスカにお義父さんの笑顔で見送って下さい。」

「アスカちゃんは、おじいちゃん思いの優しい子なんですから。」

「おじいさん、アスカは優しい子に成長しているんですね。」


6人の大人達は、2人の若夫婦?の成長を喜びました。



そして、朝の食卓でアスカちゃんは、シンジくんの手を握りながら、帰国の決心を伝えました。

「お、おじいちゃん、おばあちゃん!
 アタシたちそろそろかえろうとおもうの。」


アスカちゃんは、おじいちゃん達が悲しむと思いましたが、意外にもおじいちゃん達は笑顔で応えてくれました。

「そうだね、アスカ。
 もう、アスカの故郷は、日本のシンジくんの住んでいる街なんだね。

 シンジくん・・・・・くれぐれもアスカの事を頼んだぞ。
 アスカの笑顔は、きっとシンジくんのおかげだと思う。
 アスカは、シンジくんと居る時、シンジくんの事を話す時にこんなに可愛い笑顔を見せるんだから・・・・なっ!」

「はい!!」

おじいちゃんは、湿っぽくなったので、少しにやけて2人に聞きました。

「アスカ、シンジくん・・・・・(結婚)式はどっちでやる予定だい?」

「おじいちゃん」(^0^)(^0^)

2人は、真っ赤になって照れて、お互いを見つめ合いました。

『あーちゃんとならどこでもいいよ。』
『しーちゃんとなら・・・・・・・。』


勿論、この光景は、DVDに収録されました。
そのDVDには

『〜おませな恋のメロディ23・おませな新婚旅行の8章〜』
『(アスカちゃんのルームシック)』

と書いてありました。


FIN



後書きです。

新婚旅行編再開です!!

そろそろ、帰国させないと・・・・・ドイツの難民になりそうなので帰国を開始します。(^^;;
アスカちゃんに一番悲しい事は、朝起きて昔見た天井でシンジくんとの生活が夢だったらと思い込む事ですね。

セリフが『MyFriends』に影響されています。

分かりますか?(^^;;


次回は、EXの予定です。
何しろ季節と記念が重なりますから(^^;;

私信
なしつぶさん、これから裏LASデーなので続きますよ。
・・・・・・ゲームを控えなければ(−−;;

では、また!!



 なしつぶです

 猫にマタタビ,あーちゃんにウイスキーボンボンってなもんで子猫みたいにじゃれ付いてかわいくなっちゃいましたね(*^ ^*)

猫のようにって思ったのはもちろんおじいちゃんに襟首摘み上げられて

>「うにゅ?」
>「・・・うにゃ〜〜!!

ってとこです,この言葉クセになりそう。ちょっとノックアウトしちゃいました(*^ ^*)
 にしてもおじいちゃん叱られて反論した時はしっかりとした言葉でシラフのようにいっていましたね。
ということは?あの言葉遣いはよっていてもしーちゃんだけということですね。

 なにはともあれ長かった新婚旅行?もひとまず帰国決定,2人のあいのすに戻っての新婚生活が楽しみ(^^)


素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。
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