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正月に新居への引越しが決まり、シンジとアスカは、月末の引越しを考えて、のんびり構えていました。 ”今月いっぱいは、2人だけの生活を満喫しようよ。” ”うん、そうよね。” ””今月中に荷造りすれば、いいだろう”” これは、アスカ達の甘い、甘い希望にすぎませんでした。 新装開店した「2人の恋のメロディ」補完委員会の面々は、遅々として進まない2人の引越しに苛立ちを募らせました。 「遅い!!」 「遅いわ!!」 「もう、待てないわ!!」 委員会のメンバーは、議長であるゲンドウにつめよりました。 ゲンドウは、何時ものポーズで宣言しました。/_\ 「心配しなくてもいい、彼らが引越しを躊躇っているなら、私達でするまでだ。」 ゲンドウは、部屋の隅で待機していた部下を呼び出しました。 「話は、聞いての通りだ。 頼むぞ、後は君に任せた。 報酬は、エビチュ1年分でいいかな?」 「はっ、任せてください。私が、必ず2人に親孝行をさせます。」凸(^−^) 「期待しているぞ。」/_\(ニヤリ) そして、心構えもできていなかった、1月の某祭日の朝 シンジとアスカの新居の前にネルフ公社厚生課一行のトラックが、止まりました。 キキッーーーーー! ドタドタドタ・・・・・・ 止まったトラックから頑強な男達が降りてトラックの前に整列しました。 そして、男達の前にやや青みかかった髪の毛の女性が立ちはだかりました。 「皆んな、用意できてる?」 「はっ! 葛城課長、厚生課1班から3班まで全員休日出勤しました。」 「今回の作戦を言います。 1班は、これから私と一緒に急襲をかけて、一気に荷造り!! 2班と3班は、出来上がった荷物を手当たり次第に搬出!! なお、作戦実行にあたり、約2名ほどの抵抗が予想させるけど、速やかに居間に移動させる事!! この作戦には1分1秒の遅れも許されないわ!! もし、遅れたり、家具を傷つけると減俸ものよ!!」 「「「「「 はっ!! 」」」」」 こうして、ゲンドウの影の部隊と言われる「ミサト引越し部隊」の作戦が決行されました。 06:00 ミサトは、玄関の呼び鈴を連打しました。 ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!!ピンポン!! あまりの五月蝿さに、寝ていたシンジとアスカは、飛びおきました。 「誰よ!! こんな朝早くから・・・・・」(ーー# アスカは、起こされた腹いせにシンジを引きづって玄関にズンズンと進んで行き、玄関のドアを蹴破る勢いで開けました。 「誰よ!! アタシ達の安眠を邪魔するのは!!」凸(ーー# ミサトは、予想された事態に平静に対処しました。 「はぁ〜い、アスカ、シンちゃん。 今日は、ミサトお姉さんが、お父さん達の伝言を持ってきたのよ。」 「パパ達の伝言・・・・・」(−−;; アスカは、一気にたじろぎました。 何せ、先週末引越さなかったので、両親4人が押しかけて散々愚痴を溢してましたから。 アスカは、そぉ〜と、玄関のドアを締めながらいいました。 「ミサト、アタシ達今日忙しいの、また今度ねぇ〜〜〜」(^^;;; ミサトは、これも予想された事態とドアの死界に隠れていた1班の面々に合図しました。 バッ!! グイッ!! 1班の猛者どもは、まず修理工の安全靴を差込みドアが閉まらないようにして、チェーンカット用ペンチでドアチェーンを切りました。 パチン!! ドン!! アスカの抵抗も空しく、ドアは開放されました。 ミサトは、昔の「○サの女」の如く、冷静に命令を下しました。 「1班突入ぅ〜〜〜〜〜!!」 「ミサトぉ〜〜〜〜〜」(・;) 「ミサトさぁ〜〜〜〜ん」(・;) アスカとシンジの懇願も空しく、アスカとシンジの横をネルフ印のツナギを着た男達が突入しました。 そして、10分後 シンジとアスカは、住んでいた新居?の居間でお茶をすすりながら、人の流れを眺めていました。 玄関 (どたどたどた)人 人→→→→→ (→ →)(→ →) 茶 茶 玄関 ←←←←←人 荷物 人(ヨイショ、ヨイショ) (← ←)(← ←) 茶 茶 「ねえ、シンジ?」 「何だい、アスカ?」 「・・・・もしかしたら、アタシ達の引越し?」(−−;; 「・・・・うん、たぶん」(−−;; 2人は、某引越しセンターのCMのドラ○モンの状態になってしまい、今起こっている事に対処できませんでした。 07:00(作戦発動から1時間後) 2人の元新居には、何も残っていませんでした。 「ねえ、シンジ?」 「何だい、アスカ?」 「これで、アタシ達の新婚生活も終わりなのね?」 「違うよ!! 2人だけの新婚生活が終わりなだけだよ!! 僕とアスカの生活は、何も変わらないよ!!」 「(じぃ〜ん)そうよね、そうよね、シンジぃ〜〜」 「(うるうる)アスカぁ〜〜〜」 2人は、元新居での最後の抱擁をしました。 しかし、この2人の抱擁を邪魔する輩がいました。 ミサトは、チャシャ猫の笑いを浮べて、声をかけました。 「はいはい、2人とも家とのお別れは済んだ?」 アスカとシンジは、親の敵の如くミサトを睨みました。(−−#(−−# 「ミサト! どうしてアタシ達の幸せを壊すの!!」(TT)(TT) 「仕方ないもの、命令だから。」(<キャラが違う!!) ミサトは、さらっと受け流すと手をあげて、部下に合図しました。 合図とともに2班、3班の面々は、2人が座っているソファーの両端を持ち上げると、ソファーごと2人を搬出しました。 「シンジぃ〜〜〜〜」「アスカぁ〜〜〜〜」(×;)(×;) 2人は、外で待っているゲンドウが用意したリムジンに押し込められました。 2人は、窓から顔を出して、住み慣れた元新居?を名残惜しそうに眺めていました。 「さようなら、僕とアスカの愛の巣」(TT‥‥‥‥‥‥‥ 「さようなら、花の新婚生活」(TT‥‥‥‥‥‥‥ ミサトは、2人の乗ったリムジンを見送りながら、部下に第2作戦を下しました。 「さぁ、皆んな!! 次ぎは、社長宅への搬入よ!! 2班と3班が搬入し、1班は設置よ!!」 「「「「「 はっ!! 」」」」」 09:00(作戦発動から3時間後) シンジとアスカを乗せたリムジンは、第3新東京市環状高速で時間をつぶした後、見慣れない邸宅の前で2人を降ろしました。 「ねえ、シンジ?」 「何だい、アスカ?」 「ここは、何処だと思う?」 「僕も同じ事聞こうと思っていたんだ。」 「・・・・やっぱり、庭付きの共同3世帯住宅だと思う。」 「・・・・うん。」 2人は、門を開けて、重い扉をノックしました。 Kon、Kon |
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シンジくん、アスカちゃん、引越しおめでとう!! |
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パァーーーン!! パァーーーン!! パァーーーン!! ノックすると、待ちわびた4人が一斉にクラッカーを鳴らして、横断幕が張られました。 ゲンドウと惣流さんは、少し照れくさそうに出迎え、 ユイさんとキョウコさんは、号泣して出迎えました。 「「「「これで孫と暮らす夢の老後よ!!(TT)(TT)(TT)(TT)」」」」 ミサトは、頃合いを見計らって合図しました。 「1班拍手、2班歓声、3班号泣!!」 ワァーーーーーーーーーーッ パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! パチ!! うるうるうるうる・・・・・・・・・・・・・・・ うるうるうるうる・・・・・・・・・・・・・・・ うるうるうるうる・・・・・・・・・・・・・・・ サクラとして、ミサト配下のネルフ公社厚生課一同も出迎えました。 泣く親・・・・・・・ 危ない団体・・・・・ この光景を見たシンジとアスカは、3歩程後ずさってから、抱き合って誓いました。 「シンジぃ・・・・・・」 「アスカぁ・・・・・・」 「「この子は、僕(アタシ)達の子だ!! 決して渡すもんか(さないわ)!!」」 続劇 後書き なしつぶさん、25万ヒットおめでとうございます。 とうとう、今回から「2人の恋のメロディ」も副題をつけました。 今回の題名は、「史上最大の作戦」・・・・・ 両親は、「おませ〜」と同じテンションなんですが、主人公の2人は、大人になって少しテンションが下がって圧倒されています。 おまけに両親の腹心の部下として、別性・葛城ミサトが、「○サの女」顔負けの強制引越し。 次回は、シンジとアスカの反撃??の予定です。 |
NASAさん,25万突破記念ありがとうございますm(_ _)m
あうあう〜(@〜@)
記念小説も副題がついて本格的におませな恋のメロディとの二本立てになっちゃいましたね。
いつもながら絵文字を使っての効果的なSSはキャラクターの感情を容易に連想させます。
今回も凝った絵文字が使われていますね。
かわいそうなシンジ・アスカ夫妻,今回は手も足も出ずに呆然としているだけ。
果たしてこれからの2人の恋のメロディに未来はあるのか?
苦難の道の共同3世帯住宅,せっかくの2人だけの愛の巣から強制引っ越しさせられ新婚夫婦の反撃とは??
素晴らしい小説を書いて下さったNASAさんにぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。