EF5カウンター80万突破記念

2人の恋のメロディ14

アユカちゃんの里帰り(後編)

Written NASA


*前回のあらすじ
 アスカとシンジは、「2人の恋のメロディ」で毎回、両親とアユカちゃんに裏切られて、
 疑心暗鬼になっていました。この2人の密談を盗聴した「2人の恋のメロディ」補完委員会は、
 アユカちゃんを両親であるアスカとシンジの元に1晩だけ親孝行する様に画策しました。


シンジ、アスカ、アユカちゃんの3人がスーパーに入ると、すかさずユイさんからアユカちゃんに特別指令が連絡されました。

”アユカちゃん、アユカちゃん!!
 寝たふりをしなさい!!
 寝て、パパとママに2人だけの時間をあげるのよ!!”


”らじゃ〜〜っ!!”/(^0^)

ユイさんは、アユカちゃんからの返事を確認すると、即座に20世紀に流行した子守り歌?を流し始めました。

  ”ヒツジが1匹〜〜〜”
  ”ヒツジが2匹〜〜〜”
  ”ヒツジが3匹〜〜〜”
      :
      :
  ”ヒツジが9匹〜〜〜”


アユカちゃんは、スーパーに入るとヒツジの数え歌を聞いて即座にシンジの胸に抱き着く様に寝てしまいました。
普段なら、”アユカってこんなに大人しかったかしら?”と疑うアスカもさっきからの親ばか状態でまるで疑いません。

(くすっ!)あらあら、アユカったら、パパに抱かれて気持ち良く寝てしまったのね。」

「アスカぁ〜〜、どうする?」

「いいじゃない!
 アユカが寝ているんだから。
 そのままにしておきましょ!?」


「うん、そうだね!
 じゃあ、ボクは、あのベンチでアユカと待っているよ。」


シンジは、スーパーの階段下の踊り場のベンチに行こうとしましたが、アスカはシンジの腕を掴まえて微笑みました。

「だぁ〜〜め!!」

「へっ!?」

「せっかく、3人で来たんですもの。
 3人で買い物しましょ!?」


シンジは、”アユカを抱いているんだよ”と言おうとしましたが、アスカの笑顔を見て言えませんでした。
そして、アスカはシンジの腕に器用に買い物かごを通して言いました。

「ほら、これなら大丈夫でしょ?」

「う、うん!」

そして、アスカはシンジの空いている方の腕を抱えて、幸せそうに買い物を始めました。

「シンジぃ〜〜、今日は何を食べたい?」

「えっ、何でもいいよ」

「それじゃ、だぁ〜め!
 アタシは、シンジの好きなモノを作りたいの!!」


「えぇ〜〜と、じゃあ、(アスカの好きな)ハンバーグかな?」

「うふっ、シンジったら、お子様なんだから・・・・でも、シンジ、ありがとう」

「???」

「だって、アタシのためにハンバーグをリクエストしてくれたんでしょ?」

「・・・・判った?」

「うん! だってアタシ、シンジの事なら何でも判るもの!!」

と、端から見て殴りたくなるような会話をしている2人を邪魔する事が起ころうとしていました。



碇・惣流家の第2モニタールームでは、センサー係りの惣流さんが異変をキャッチしていました。

たいへんだ、碇!!
 アユカちゃんの衣類センサーの下腹部が異物を感知したぞ!!」

「何ぃ〜〜!!
 もしかして、それは!?」

「あぁ・・・・・・排出物だ」(^^;;

「もしかして、大きい方か? それとも小さい方か?」

「そうよ、あなた!! 小さい方なら、高密度吸収体ウルトラパン●ース なら十分吸収できるわ!!」

ゲンドウさん、キョウコさんの願いも空しく、惣流さんは首を振り言いました。

「・・・・・・・大きい方だ。
 そろそろ、アユカちゃんの皮膚もこの異物を感知したようだ。

 アユカちゃんの覚醒まで
 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、臨界点突破!!

一同は、モニターを固唾の飲んで見守りました。



スーパーの中では・・・・

シンジの腕の中でアユカちゃんが、予想通り泣き出しました。

  おんぎゃ〜〜!!
  おんぎゃ〜〜!!
  おんぎゃ〜〜!!
  おんぎゃ〜〜!!

いくら、画策好き?のアユカちゃんでも、この時ばかりは歳相応?の赤ちゃんに戻ります。
アユカちゃんは、お尻の不快感から段々大きな声で泣き出しました。
勿論、育児が苦手なシンジは、突然のアユカちゃんの泣き声にパニックになりました。

「ア、ア、アユカ!!      
 どうしたんだい?」(^^;;


おんぎゃ〜〜!!
(>0<)


「ほぉ〜〜ら、ほぉ〜〜ら、パパだよ!!」
\\(^^;;


おんぎゃ〜〜!!
(>0<)


「ほぉ〜〜ら、ほぉ〜〜ら、アユカ良い子だね!!」
;;^^)//


おんぎゃ〜〜!!
(>0<)


シンジは、アユカちゃんを持ち上げてあやしましたが、勿論アユカちゃんが泣き止むわけありません。
しかし、ビギナーパパのシンジには、そんな事判るはずありません。
シンジは慌てて、龍の逆鱗ともいえるアユカちゃんの お尻 を摩ってしまいました。

すりすり・・・・(☆◇★!!


おんぎゃ〜〜〜〜〜〜!!
(>0<)



アユカちゃんは、おそそしたお尻を触られて、一層不快感を高めて泣き出しました。

(おろおろ)ア、ア、アユカぁ・・・・・」(^^;;

そんな、パニックのシンジを見てアスカはくすっと笑うと、泣いているアユカちゃんをシンジから受け取り婦人用手洗へ歩いていきました

「へっ、アスカ?」

「ばかねぇ〜〜、シンジ
 アユカは、お漏らししているのよ。」


「えっ、お漏らし?」

「だから、何もできないパパさんは、ここ(女子トイレ前)で待っていて頂戴!!」

と、アスカは、シンジに言いつけると、持参したおむつを持ってスタスタとトイレに入って行きました。

一方、残されたシンジは、あんまりいいモノではありません。
何しろ、赤ちゃんの面倒もろくに出来ず奥さんに泣きつき、女子トイレの前で立たされているの状態ですから、周りに居た買い物客は、くすくすと横目でシンジを見ながら噂話をしていました。

(ヒソ)「きっと、立たされているのよ。」
(ヒソ)「いやねぇ、何も出来ない旦那さんって」
(ヒソ)「まったく、近頃の若い夫婦は、節操なく子供を作って、無責任だわ」
       :
       :

ここで、若い頃のシンジなら泣きながら夕日に向かって逃避行しているところですが、
さすがに、最愛の妻&娘の為、シンジは誹謗中傷に耐えながらアスカの帰りを待ちました。


(ヒソヒソ) (ヒソヒソ)
(ヒソヒソ)(−−;;(ヒソヒソ)

”逃げちゃ駄目だ!!・・・・・”




そして、10分後

アスカが、すっきりした顔のアユカちゃんを抱いて出来てきました。

「お待たせ、シン・・・・ジ。どうしたの?」

アスカは、真っ青な顔で立っているシンジを見て尋ねました。

「ははは・・・・・遅かったね、アスカ」

「えぇ、アユカったら
 おねしょじゃなく、ウンチをしていたのよ。
 ねぇ〜〜、アユカ!?」


「ばぶぅ〜〜!!」\(^0^)

アユカちゃんは、お尻がすっきりしたのでご機嫌な顔で返事をしました。
しかし、シンジは、非難ごうごう「宿六」の噂話の集中砲火で一刻も早く立ち去りたい気分で
アユカちゃんをアスカから受け取り買い物カゴを持ち直し、率先して食品売リ場に歩きだしました。

「あははは・・・・そうかい
 じゃあ、アスカ、買い物の続きしようか?」


「えっ、シンジ!?
 いったいどうしたの?」


アスカは、頭に「?」を浮べながらもシンジの後をついて行きました。



勿論、シンジの状況も逐一把握しているゲンドウさん達は、即座に次の特別指令を与えました。

”アユカちゃん、パパの相手をしてあげなさい!!”

”らじゃ〜〜っ!!”/(^0^)

アユカちゃんは、指令を受けると即座にシンジの胸元のシャツを引っ張り、シンジの気を引きました。

「んっ? アユカどうしたんだい?」

周りの視線が気にしていたシンジは、アユカちゃんに呼ばれて視線を胸元に降ろすと、
アユカちゃんは、愛くるしい瞳でシンジにじゃれてきました。

「パんパぁ〜〜!!」

それを見たアスカは、

「あらぁ〜〜、アユカったら気持ち良くなったらパパに構ってもらいたいのね。」

「へっ? そうなのかい、アユカ?」

「はぁ〜〜い!!」

シンジは、アユカちゃんの返事を聞くと正しく破顔の笑顔で”でれぇ〜〜”として、アユカちゃんと戯れました。

「アユカぁ〜〜!!
 べろべろばぁ〜〜!!」


「キャッ、キャッ!!」

「アユカぁ〜〜、うりうりぃ〜〜!!」

「キャッ、キャッ!!」

     :
     :

アスカは、この買い物しながらもアユカちゃんと戯れるシンジを見て

「ねっ、シンジ!!
 (うふっ!! シンジも育児に目覚めたのね
  これなら、もう1人いけるわね!!(ぽっ!))


と、「明るい家庭計画」を立てました。(^^;;

「ねぇ、シンジぃ〜〜」

「何だい、アスカ?」

「今日は、アタシが 美味しい料理 作ってあげるわ!!」

「???」

シンジは首をかしげましたが、アスカは笑顔で何も答えず買い物を続けました。

「だから、シンジは楽しみにしてねっ♪」

「う、うん!」



そして、夕食の食卓には

リクエストのハンバーグとサラダに加えて、うなぎの蒲焼きとろろ赤まむしドリンク が並んでいました。

「ねぇ、アスカぁ〜、こ、これは?」(^^;;

シンジは、何か精がつきそうな料理を見て頭に大きな汗をつけながらアスカに尋ねました。

「うふっ、シンジぃ、頑張ってねっ!!」

尋ねられたアスカは頬を赤くして、照れ隠しに膝の上のアユカちゃんに話し掛けました。

「アユカは、おとうと がいいでしゅかぁ〜〜、いもうと がいいでしゅかぁ〜〜?」

「うぅ・・・・ん、とうとぉ!!」\(^0^)

アスカは、アユカちゃんの返事を聞くと、してやったりと言った顔で

「いいこと、シンジぃ!!
 今晩からアユカの弟をバンバン作るのよ!!」凸(^0^)


と、声高々に子作り宣言をしました。

「とうとぉ〜〜! とうとぉ〜〜!!」\(^0^)/

「・・・・・はい、頑張ります。」(^^;;

シンジは、子作りに燃えるアスカとまだ見ぬ弟を欲しがるアユカちゃんの顔を見て、今晩からの寝不足を覚悟しました。



碇・惣流家の第2モニタールームでは、アスカの子作り宣言を聞いて、キョウコさんと惣流さんが抱き合って喜びました。

「あなた!!」
「キョウコ!!」

「「これで私達の惣流家も安泰だな!!」」

\(^0^)(^0^)/


こうして、「2人の恋のメロディ」補完委員会では、新しく「惣流家再興計画本部」が設置されました。


”アユカちゃん、よくやったわ!!”
”らじゃ〜〜っ!!”/(^0^)

FIN



後書き

\(^0^)なしつぶさん、「EF5」80万ヒットおめでとうございます!!

何とか、無事?帰ってきたので、投稿します。
無事:何事も無いとういう意味・・・・ならば、有事です。
詳しくは『愚者の部屋』に掲載中の旅行記を読んで下さい。

アスカがシンジと結婚する時から、惣流さんとキョウコさんが画策していた「惣流家再興計画」

まあ、アスカとシンジの間に2人目が産まれれば、やはり惣流家では跡取りを欲しがりますね。(^^;;

アスカがその気になれば、シンジとの子供なんて2、3人軽いですね。

頑張れ、シンジ!! 負けるな、シンジ!!
 一家は、君の努力に期待しているぞ!!・・・・・・たぶん(^^;;

では、また!!



2人の恋のメロディ15 へ




 なしつぶです

 NASAさんお帰りなさい。
そして80万ヒット記念ありがとうございました。

 シンジ君,なにもできずに肩身が狭かったですね(^^;
アユカちゃんの突然の泣き出しに対応できずにおろおろするシンジ君の姿がおもしろかったです。
さすがに補完委員会の面々もこれだけはコントロールできませんでしたね。

 子供の2人や3人アスカは軽いかもしれないけどシンジ君にとってはつらいんじゃないかい(^^;


素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。
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