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季節は、秋 毎度お馴染みの碇・惣流家では、珍しく、本当に珍しく、ゲンドウさん達はアスカとシンジにアユカちゃんの子守りを頼んで4人揃って外出していました。 「アスカちゃん、アユカちゃんをヨロシクねっ!」 「はい、お義母様」 「シンジ、嫌なら帰れ」 「父さん、ここはボクの家だよ」(^^;; 「アスカ、おしめは〜〜、お菓子は〜〜、生水は駄目よ」 「・・・・・ママ、大丈夫よ」(^^;; 「シンジくん、本当にアユカちゃんの事頼んだよ!!」 「はい、お義父さん」 「はぁ〜〜い、じぃじぃ!! はぁ〜〜い、ばぁばぁ!!」 ~~\(^0^) 「「「「アユカちゃん!!」」」」 (・;)/~~(・;)/~~(・;)/~~(・;)/~~ と、4人は、念には念を入れてアスカとシンジにアユカちゃんを託して行きました。 シンジとアスカは、どっちが親か分からないと思い苦笑しながら、4人見送りました。 そして、外出してから10分毎に Prrrrr、Prrrrr 「はい、碇です!!」 『あっ、シンジ! アユカちゃんは、元気!?下痢なんかしていない?』 「はい、母さん! アユカは元気にしていますよ。 ほらアユカ、ババからだよ」 「はぁ〜〜、ばぁばぁ!」 『ア、ア、アユカちゃん!!』(T◇T) 以下、3名をリピート<(_)> 結局、シンジとアスカは、全員(4名)の電話が1通り終ると、無条件に電話のプラグ、携帯の電源を切りました。 「まったく、どうしてアタシ達の親って、孫煩悩なのかしら・・・・・」 「それは、アスカ きっと、ボク達のせいだよ!」 「えっ、アタシ達のせい!?」 「だって、アスカ アスカは、ボクと会ってからお義父さんやお義母さんに甘えてあげた覚えあるかい?」 「(回想中) ないわ、まったくないわ。」 「だろ? だって、あの頃からアスカって大人びていたし、あの頃からボクと同居していたじゃないか。」(*^0^*) 「うん、そうね。」(*^0^*) 「だからお父さん達は子育てが不完全燃焼なんだよ。 それに最近は仕事も加持さん達に任せ(押し付け)て、在宅勤務だって言っているし・・・・」 「(はぁ・・・)つまり、生活がアユカの育児中心なのねっ」 「・・・・うん、そうだね。」 2人は、お互いの顔を見てため息をつきました。 そんな両親を見てアユカちゃんは、 トコ トコ トコ ・・・・・ パン! パン! 「だぁ、だぁ!!」(まあ、気を落さないで!!) と、アスカとシンジの膝を叩いて慰めました。 シンジとアスカも、そんな無邪気なアユカちゃんの笑顔を見て、 「(ふっ)仕方ないわね。」 「うん、そうだね。 アユカの言う通りだね。」 と、肯きました。 そして、アユカちゃんも遊び疲れてお昼寝タイムに入った午後3時 アスカとシンジは、居間で寝ている天使の寝顔のアユカちゃんを眺めて 「ねぇ、シンジ?」 「何だい、アスカ?」 「アユカが産まれて、もうそろそろ1年よね?」 「そうだね。 確か、今月の◎日だよね。」 シンジはアユカちゃんの寝顔を見て微笑みながら答えましたが、アスカは別の意味で額に指を当てて顔を振りながら言いました。 「(ふぅ〜〜)それで、シンジ アタシの希望なんだけど・・・・・」 アスカが言い難そうに語尾を濁すと、シンジは頭を傾げてアスカを見ました。 「?」 「・・・・アユカの誕生日なんだけど、 アタシは人並みの ささやかな 誕生パーティーをしたいの!? だって、お義父様達ったら、何かつけてアユカに対して大騒ぎするでしょ!」 「・・・・・・・・・(はぁ〜〜)ささやかな」(フルフル) シンジは、頭に大きな汗をつけてアスカの儚い希望の言葉を否定するようにオウム返しに言いました。 何しろ、この碇・惣流家では、アユカちゃんの事で「穏やか」「穏便」「ささやか」に済ませる事は不可能に近い事でした。 おまけに、今回は年に一度の大イベント・・・・あの4人が黙っているハズありません。 シンジは、アスカを抱きしめて慰める様に言いました。 「アスカ、我慢しておくれ・・・・ これは、お父さん達の生きがいなんだよ。 もし当日アユカを連れて出掛けても、ネルフの職員総出で指名手配されるよ。」 |
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: : : 何処かの路地裏にて 『はあはあ・・・・もう駄目、シンジ逃げられないわ。』 『アスカ、諦めたら駄目だ。頑張るんだ!』 『あ〜ら、アスカ、言い覚悟ね。』 『えっ、その声は、ミサト!?』 『ふっ、私もいるわよ、アスカ』 『えっ、リツコ!?』 『『もう、逃がさないわよ!!』』 『アスカぁ・・・・』 『シンジぃ・・・・』 『『生まれ変わってもアタシ(ボク)達は、夫婦だよ!!』』 『諦めがいいわね、2人とも』 『ふふふっ・・・・アスカ逃がさないわよ。 さぁ、何処を撃ってほしい?』 『駄目よ、ミサト アスカは、私の実験材料なんだから! ねぇ、アスカ(ニコリ)』 『いやぁ〜〜、シンジぃ〜〜』 『アスカぁ〜〜・・・ ・ ・ ・ ・ 』 |
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アスカは、ミサトさんやリツコさんに追いつめられた場面を想像して 「・・・・・分かったわ、シンジ。 (ガンマニアとマッドに追いつめられるより我慢する方がましよね)」 シンジとアスカは、最初からゲンドウさん達の誕生会を阻止する考えを放棄しました。 その頃、ゲンドウさん達4人は、アユカちゃんに聞かれない為にわざわざ外出して秘密の臨時集会を開いていました。 「諸君、集まってもらったのは他でもない。」 「(こくり)」×3 「いよいよ、我々が待ちに待ったXデーが迫ってきた。」(どどぉ〜〜ん!!) 「(ゴクリ)」×3 「・・・・・・・あのぉ、お客様?」 「かねてより、準備してきたが」 「(ゴクリ)」×3 「・・・・・・・あのぉ、お客様!?」 「ええぃ!! 五月蝿い、何だ今重大な会議中だぞ!!」 「ですから、お客様! 打合せや雑談はかまいませんが、当店はレストランです。」 ゲンドウさん達、2人の恋のメロディ補完委員会(アユカちゃんFC)は、昼間という事もありドリンクサービスの行き届いた某ゲームに似たファミリーレストランの一番奥のテーブルを密会場所にしていました。 そこはアユカちゃんFCである面々・・・・・店に入るなりドリンクを注文するのも忘れて論議を始めました。 おまけにゲンドウさんのセリフに合せてユイさんが変な効果音を鳴らす打合せは、端から見ても危ない集会にしか見えませんでした。 しかし、店側としては、噂に名高い街の影の権力者『ゲンドウとその一味』には、逆らえません!! 店長は、苦渋の選択として無銭飲食?だけは阻止しようと、籤で決めた生け贄(ウェイトレス)を送り出しました。 「・・・・・・・あのぉ、お客様?」 「アユカちゃん・・・アユカちゃん・・・・アユカちゃん・・・・」 「アユカちゃん・・・アユカちゃん・・・・アユカちゃん・・・・」 「アユカちゃん・・・アユカちゃん・・・・アユカちゃん・・・・」 「アユカちゃん・・・アユカちゃん・・・・アユカちゃん・・・・」 「ですから、お客様! 打合せや雑談はかまいませんが、当店はレストランです。」 くじ運が悪いウェイトレスは、この二言を言ったために、ゲンドウさん以下4名の冷たい視線を浴びました。 ”どうして、ただオーダーを聞きにきた私がこんな目に合わなきゃいけないの!!” ウェイトレスは、必死に4人の冷たい視線を『臨時ボーナス』に後押しされて耐えました。 ゲンドウさん達は、極秘会議に邪魔が入ったので、八つ当たりついでに休憩を取りました。 「ちっ、いいところだったのに(ギロリ)」/_\ 「ひぃ〜〜っ!!」|(T◇T)| 「あなた、素人を脅すのは得策じゃありませんよ。」 「ふっ・・・・そうだったな。 本来なら我々の秘密会議を立ち聞きした罪で赤木博士送りにするところだが ふっ、貴様運がいいな、今日のところはユイの顔に免じて許そう」 ”どうして、アタシが!!” ゲンドウさんは、ユイさんに宥められて落ち着くと、ユイさんが替わりに注文しました。 「あらあら、ゴメンなさい。 この人は悪気があったのよ。凸(^0^) ・・・・・まあ、気にしないで! あっ、そうそう注文よねっ! じゃあ、サービスドリンク4つ、お願いね!」 ウェイトレスは、ゲンドウさんの睨みの後に見たユイさんの微笑みを 救いの女神 と崇めて、「はい! 畏まりました!!」と、その場を立ち去りました。 それから数分後、ドリンクバーに並ぶゲンドウさん以下4名の姿がありました。 「・・・・・ふっ、コーヒーは煎れたてが上手いな!」 「碇、予定より10秒遅れているぞ!!・・・・・・早く代れ!!」 「そうですよ、碇さん! ドリンクバーの前で飲むのは、マナー違反ですよ。」 「(はぁ〜〜)あなた、そろそろ替わって下さらない。」 「なんだと、お前達ももう 5回目 だろう!」 : : それをカウンターの奥から見ていた、従業員一同は、 「店長どうしましょう? 連中は、テーブルだけでなく、ドリンクバーの占拠しました。」 「店長ぉ〜? 他のお客さんは、ドリンクが取れないって、怒って帰っていきましたよ・」 「店長!!・・・・・・・・・」 : : 従業員から哀願の目で訴えられた店長(○介)は、徐に机の中の胃薬を飲んでから 「・・・・・美●くん、玄関のドアの札を裏返してくれないか」 「はい・・・・・」 こうして、某有名ファミレスはゲンドウさん達の思惑通り?、他の客が居なくなり貸し切り状態になりました。 「諸君、邪魔者(他の客)は、我々の目論み通り、排除された。」 「(ニヤリ)」×3 「では、そろそろ本題に入ろう、これを見てくれ!」 ゲンドウさんは、テーブル一面に大きな地図を広げました。 「(????)」×3 「諸君らが、不思議がるのももっともだ。 来る9月吉日は、諸君らも知っての通り、アユカちゃんの聖誕祭だ!」 「我々の天使がこの世に生を受けた尊い日だ。」 「我々の幸せの日々が始まった日よ」 「ああぁ・・・・アユカちゃん、私達の天使・・・・・・」 : : 「諸君!? 前回の打合せでは、庭でのガーデンパーティーを盛大に行なうと決めたが・・・・ 私は、その後ある疑問が浮んだんだ。」 「疑問!?」×3 「我々のアユカちゃんの聖誕祭を庭という小さい場所で祝うだけでいいのだろうか?」 トランス状態の3人はゲンドウさんにつられる様に首を横に振りました。 「そうだ、だから私は考えたんだ!!」 「考えた!?」×3 「アユカちゃんの聖誕祭は、ここしかない!!」 3人は、ゲンドウさんの指さした先を見て驚きました。 「「「おお、ここは!」」」 後書き \(^0^)なしつぶさん、「EF5」90万ヒットおめでとうございます!! 前回は、間に合わず済みませんでした。<(_)> 今回は、次回のミリオン記念への前振りです。 ゲンドウさん達が、考えるバースディーパーティーですから、アスカの希望とはかけ離れてモノになる予定です。 この話に出てきたファミレスは、きっと皆さんご存知ですね。(^^;; では、また!! |
90万ヒット記念ありがとうございます。
しかし読めば読むほどかわいそうなのはシンジ達(^^;
ここまでゲンドウ達につきまとわれてはたまったものじゃありません。
ささやかな誕生パーティーをあっさりとあきらめたのは賢明と言えるでしょうが
やっぱり何か寂しい物がありますね。
しかしゲンドウ達もはた迷惑な(^^;
ストッパーのツインマザーズがいると思ったらそれほど気にせずにさらにあおるようなこと言ってもう十分に「オバタリアン」が入ってきていますね(^^;
(あう,もしかしてまた余計なこと言ったかも^^;)
なにが起こるかわからない誕生祭。心配しながら待っています!!!
| 素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。 |