おませな恋のメロディ

(パラレル・ストーリー)

Written by ロン

 

今、シンジくんはユイさんに頼まれて 一人でお使いに行く途中でした。

 

「シンジ、悪いけどお使いに行ってきてくれないかしら?」

 

「おかあさん、ぼくいやだよ。」

 

シンジくんは今日もいつものごとく、アスカちゃんに振り回されふらふらに疲れていました。

 

「…こまったわね〜〜・・・・う〜ん・・・・・それじゃアスカちゃんに頼もうかしら?」

 

ユイさんは、アスカちゃんに頼めば シンジくんはムリヤリついて行かされることを知っていたのでした。

 

「(ム〜)わ、わかったよ。おかあさん」

 

「じゃあ、はいこれ」

 

ユイさんはシンジくんに紙とお金を渡しました。

 

「そこに書いてある物をお願いね」

 

「ハイ。それじゃ、いってきます。」

 

家から15分くらいの所にあるスーパーに向かっていました。

 

「う〜んと・・・だいこん、にんじん、それにフレンチドレッシング・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・フレンチってなんだろう〜?」

 

 

ガツン!!

 

「うわっ!?」

 

「きゃっ!?」

 

シンジくんは考え事をしていて、前をよく見ていませんでした。

 

「う〜〜〜ん・・・・・・・・・・ハッ!あ、あの、ごめんなさい。」

 

シンジくんは、謝りながら相手の人を見てみました。

 

「(あっ!たしかあのとき、けっこんしきでみたコだ)」

 

そこには、いつかアスカちゃんと結婚式で見た「アルピナの青い髪の女の子」が頭を手でさすりながら、こちらをじっと見つめてました。

 

「ごめん、だいじょうぶ?」

 

「うん、だいじょうぶ。・・・・でも〜・・・・」

 

女の子が下を見たので シンジくんも見てみると 買い物カゴがやぶけていました。

 

「あの〜、ごめんね。きみも、かいものするところだったんだ」

 

「うん。でもむりみたい・・・・」

 

「ぼくがかわりに もつよ」

 

シンジくんがそう言うと女の子はニッコリ笑いました。

 

「・・・・あ・・ありがとう・・・」

 

「う、うん。それじゃあ〜いこうか」(*・・*)

 

シンジくんは 顔を赤くしながらアスカちゃんが見たら 「ピンタして一週間は弁当を作ってもらえないなあ〜・・・」と考えながら歩いていきました。

 

「あ、そういえばなまえ、まだだったね。ぼくシンジ、いかりシンジ」

 

「・・・・レイ。・・・」

 

「レイちゃんね。(うえは ないのかな?)」

 

やがて、オレンジの色が目印の大手スーパーのダ○エーにつきました。

 

「レイちゃんは、なにをかうの。」

 

「・・これ・・・・」

 

レイちゃんはシンジくんにそっと、紙を手渡しました。

 

「ええ〜と。ニンニク、メン、とりがらスープ、ねぎ・・・・・・(ラーメンかな?)」

 

「・・・・・・・」

 

レイちゃんは無口なのか、じっとシンジくんを上目づかいで見つめていました。

 

「ぼ、ぼくとだいたいおなじだね。・・・・じゃあ、いこうか」(*・・*)

 

さすがにシンジくんも、見つめられるとドギドキしてしまい、ドモってしまいました。

 

「・・・うん(コクリ)・・・」

 

シンジくんとレイちゃんは、食品売場へ向かいました。

 

 

 

「今日は、何にしようかな〜。アスカったらばんば〜ぐ、ばんば〜ぐってうるさいのよね。まあ今日ぐらいは、してあげようかな」

 

キョウコさんはいつも通り 買い物にきていました。

 

「あら、あれはシンジくんじゃないかしら?でもとなりの子はだれなのかしら?」

 

キョウコさんはレイちゃんを当然のごとく知りませんので、シンジくんに見つからないように こっそりと覗いてみました。

 

「やっぱり。アルピナの子なんて見たことないわ。幼稚園にもそういう子はいないしね〜。大変、ユイに相談しなくちゃ」

 

キョウコさんは血相を変えて、飛び出していきました。

 

そうとは知らず、シンジくんとレイちゃんはモクモクと買い物を済ませていきました。

 

「レイちゃん、これでおわりだね」

 

「うん。ありがとう」

 

さすがに無口なレイちゃんも、親切丁寧なシンジくんのことを気に入ってしまいました。

 

食品をレジに入れ、精算をして隣の所で、自分の買い物カゴに移していきます。

 

「レイちゃん、こっちのかいものカゴに はいるだけ、いれてくれる。」

 

「はい」

 

「あとはふたりで、もとうね」

 

「うん(コクリ)」

 

シンジくんとレイちゃんは、カゴに入らない物を二人で持つとレイちゃんの家へと、向かいました。

 

 

 

一方そのころ、シンジくんの家では緊急作戦会議が開かれていました。

 

「碇、この修正よういならんぞ」

 

「そうですよアナタ、どうなさるおつもり?」

 

「うちのアスカちゃんは、どうなるんですか?」

 

「ふっ、問題ない」

 

「どういうことだ、碇」

 

「考えても見ろ、あのシンジがアスカちゃんを捨てられると思うか?」

 

「た、確かに」

 

「アスカちゃんのお弁当による餌付けも、完璧だし」

 

「そう言うことだユイ」

 

「でもゲンドウさん、これがうちのアスカに知られたらまずいことになりませんか?」

 

「ふむ、考える必要がありそうだな。」

 

「……・まあ〜、まずは偵察といくか、碇」

 

「そうするか。では、シナリオどうりに」

 

「「「シナリオどうりに」」」

 

「おませな恋のメロディ」製作委員会が行われてる最中アスカちゃんはと言うと・・・・・・・

 

「うふふ・・しーちゃんまってなさい。きょうはアタシのこもりうたでねかせてあ・げ・る・(ハアト)♪ねぇ〜んねぇ〜んころぉ〜りぃ〜よぉ〜♪(^0^)・・・・・・・」

 

シンジくんの為に歌の練習をしていました。

 

{それじゃあ、話をシンジくんに戻します。}

 

「レイちゃんそれ、おもくない?」

 

「だいじょうぶだよ。ありがとう、シンジくん」(*・・*)

 

「いや。どういたしまして」(*・・*)

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

二人ともすっかり顔が赤くなっていきました。それを草場の陰からユイさんとキョウコさんがDVDで撮っていました。

 

「シンジく〜ん、お願いだから裏切らないでね〜(TT)」

 

「シンジ、アスカちゃんをお嫁さんにしなかったら、勘当ですからね。(--メ)」

 

 

「(ブルル!?)な、なにがおきたんだ」

 

「どうしたの、シンジくん」

 

「い、いやなんか、さむけがしてさ」

 

「かぜにはきをつけてね」

 

「うん、ありがとう」

 

シンジくんとレイちゃんは途切れ途切れに話を、しながらようやくレイちゃんの家に着きました。

 

「ここがわたしのいえなの」

 

「うわ〜〜・・・・・・おっきないえだね」

 

「そう、わかんない。・・・・・それじゃこっちだよ」

 

そう言うとレイちゃんは勝手口の方へ案内しました。それを見ていたユイさんたちは・・・・・

 

「まさか・・・・綾波財閥のご息女とは驚きね」

 

「ああ〜・・・・やっぱりアスカは捨てられるのね(TT)」

 

「場所は分かったし、いったん戻りましょうか」

 

「ええ、そうね」

 

その頃シンジくんはレイちゃんに引っ張られながら、玄関に向かいました。

 

 

「ただいま〜」

 

「「「「「「お帰りなさいませ、お嬢様」」」」」」

 

「・・・・・・」

 

シンジくんはビックリして声も出ません。

 

「お嬢様、お連れのお方は」

 

「かいもののとちゅうで、たすけていただいたの」

 

「それは、それは、ありがとうございます。ささっ、どうぞこちらへ」

 

「・・・・・・あっ、お、おじゃまします」

 

「おばあさまはどちらに」

 

「仏間の方に、おられます。」

 

「シンジくん。おばあさまにあってもらえる?」

 

「・・・・・・・・う、うん・・・・」

 

シンジくんは驚いてしまって頭が真っ白になり、わけが分からずうなずきました。

 

あちこちにある壺や、裸の女の像、鎧やらいっぱいあり、シンジくんは首を右、左と向き、眺めながら歩きました。

 

「(・・・・・なんでおんなのひとは、はだかなのだろう?・・・あのつぼ、まんなかにめがあって、どこかでみたような?・・・・・)」

 

しばらく歩くと突き当たりに大きなふすまがあり、それを使用人が左右一人ずつ並び開いていきました。

 

レイちゃんはおばあさんの手前3メートルで止まり、正座をしてしゃべりました。

 

「おばあさま、だだいまもどりました」

 

「はい。お役目ごくろうです。」

 

レイちゃんのおばあさんは仏壇でなにやらぶつぶつ言ってたのですがレイちゃんが挨拶したので返事をし、振り返りました。

 

「(んっ)レイや、あの男の子は?」

 

「はい。かいもののとちゅうで、カゴがやぶけてしまい、たすけていただきました」

 

「そう。坊ちゃんお名前は?」

 

「い、いかりシンジといいます」

 

シンジくんはレイちゃんとおばあさんがあまりにも歳が離れているようでビックリしてしまいました。

 

「シンジくんね。私はレイの大叔母でレイカと言うの。レイの母親は3年前に事故で死んじゃってね。レイはこの通り友達がいなくて、もしよければレイと仲良くしてやってね」

 

「は、はい。わかりました」

 

「ありがとう。」

 

それまで黙っていたレイちゃんが顔を赤くしながらいいました。

 

「シンジくん、なかよくしてね」(*・・*)

 

「うん!(^^)(あーちゃんにもおしえないと)」

 

シンジくんはアスカちゃんの事を考えてるとき、ふと思い出しました。

 

「あっ!もう、かえらなきゃ」

 

それを聞いたレイちゃんは少し寂しそうにして言いました。

 

「シンジくん、もうかえるの?」

 

「うん。おかあさんがしんぱいするから。またこんどね」

 

「そう、わかったわ」

 

シンジくんはレイちゃんにそう言って帰ろうとしました。

 

「シンジくん待ちなさい。送るから」

 

そう言ってレイカさんは玄関に車を用意させました。

 

待ってる最中レイちゃんはシンジくんにお別れをいいました。

 

「しんじくんこんどかならず、あそびにきてね。まってるからね」

 

「うん。あーちゃんとかならずくるからね」

 

「あーちゃんてだれ」

 

「ぼくのこんやくしゃだよ」

 

「・・・・・・・・」

 

「婚約者」と聞いて レイちゃんは暗い顔になってしまいました。その内ロールスロイスが玄関に止まりました。

 

「それじゃあ〜バイバイ、レイちゃん」(^^)/~

 

「バイバイ、シンジくん」(・・)/~

 

運転手がドアを開きシンジくんを乗せて走りだして行きました。

 

「いい子だね、シンジくんって」

 

「うん(コクリ)」

 

「がんばりなさい レイ」

 

「はい」(*・・*)

 

ブロロロロロロ〜〜〜・・・・・・キイ・・・ガチャ

 

5分ほどで車はシンジくんの家に着きました。

 

「あ、ありがとうございました」

 

「いやいや。これからもお嬢様を頼むよ。それじゃあね」

 

シンジくんは運転手の人にお礼を言って家に入りました。

 

「おかあさん、ただいま」

 

「お帰りシンジ」

 

シンジくんはニッコリ笑ったユイさんに、レイちゃんと出会った事を話出しました。

 

その頃、家の奥では「おませな恋のメロディ」製作委員会がむずかしい顔で話していました。

 

「碇、どうする?」

 

「ゲンドウさん、相手が綾波財閥では、なかなか手が出せませんよ」

 

「ふむ、こうなったらアスカちゃんにがんばってもらうか」

 

「それが妥当だな」

 

「そうですね」

 

さて、我らが期待のアスカちゃんはシンジくんの部屋で歌いすぎて疲れて寝てしまったようです。

 

「・・・しーちゃん、・・・もっとキス〜・・・・・・・」

 

 

碇家では、長編編集したメモリアルDVD第X巻が作成されていました。

 

題名は、

 

『〜おませな恋のメロディ(P・S)〜レイちゃんの章〜』

 

 

Fin

 

<<後書き>>

みなさん 初めまして、ロンと言います。

私の処女作、いかがでしたでしょうか?

好評でしたら、第2回も予定しています。(実はもう、書き始めてるけど(^^;;))

ただ、これを作るにあたり NASA様に多大なるご迷惑をお掛けしました。

  1. 新しいキャラを出すことで NASA様に迷惑をかけること。
  2. 新しい展開をする事で、外伝にはならないこと。(私知りませんでした)
  3. EF5のなしつぶ様への仲介。
  4. ファイルの圧縮。(圧縮のツールも無いし、やり方が分からないので)

以上の理由でご迷惑をかけたのですが NASA様は「投稿してもいいですよ」

と気分良く、許してくださいました。本当にありがとうございます。m(_)m

あと、みなさんの厳しい感想、お待ちしております。

それでは、第2回でお会いしましょう。さようなら〜(^^)/~~



次話



NASAさんからのコメント

うぉーっ!!

 『おませな恋のメロディ』のパラレルストーリーが来たぁ〜!!
 LASでないかもしれませんが、皆さん読んで下さい。m(_)m


なしつぶのコメント

 ロンさん,処女作をありがとうございます。
「おませな恋のメロディ」のパラレルストーリー,おめでとうNASAさん。

 「おませ〜」のレイ*シンジ版ですね,
シンジ君イヤに優しいですがもしアスカちゃんに知れたら浮気にうつるのでは(^^;
アスカちゃんもいることからこれからは三角関係に発展するのか?
ロンさんに感想を送って続編を促進しよう〜
 

素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。


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ロンねこ

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