おませな恋のメロディPS4

 

(ミサトさん 登場の章)

 

Written by ロン

 

 

 

「碇、次の回になったぞ」

「あなた、考えてくれました?」

「ゲンドウさん、どうですか?」

「・・・・・・・・」

「い、碇?」

「あなた?」

「ゲンドウさん?」

「・・・・・・・・」

「・・・・そうか・・・・・・・・・・碇!!見損なったぞ!!」

「・・・ゲンドウさん・・・・あなたには失望しました!!」

「・・・あなた・・・・もういいです」

「ゆ、ユイ!?」

「惣流さん、キョウコ、この人などほっといて冬月先生の所に行きましょう。あの人なら力になってくれるはずです」

「そう言うことだ碇!!」

「ユイの言うとおりね!!」

「ユイ、私を拒絶するつもりか?・・・・・ふ、冬月先生いつの間に!?」

「碇、お前には悪いが・・・・ネルフにお前の椅子はもうない!!」

「!?」

「私が総司令になる事になった。お前の居場所はもうない。・・・・・ユイくん、では行こうか」

「はい、冬月先生・・・・・あなた、もう会うこともないと思いますが、体を大切に。それとシンジは連れていきます。・・・・・・お元気で・・・・・・」

「ユイ・・・・・ユイ・・・・・私にはお前が必要だ!!ワシを捨てないでくれ!!頼む・・・・・ユイ〜!!!

 

 

「・・・な・・・・あ・・・・た・・・・」

「・・・・・・・・・」

「あなた!!」

「はっ!!ユイ・・・・帰ってきてくれたのか?」

「なにバカなこと言ってるんです!!私はどこにも行っていません。それよりどうしたんですか?惣流さんの書斎に入ったっきり・・・・・」

「・・そうか・・・・夢だったか・・・・・・・ユイ・・・」

「なんです?」

「私を捨てないでくれ」

「何言ってるんです。私にはあなたしかいませんよ。それよりみんな、リビングで待ってますよ」

「ああ、今行く」

 

 

 

<綾波家>

 

「・・・・と言うことです」

「そうですか・・・・・・わかりました」

「では、失礼します」

レイカさんは碇家で、どのようなことが起こったのかを使用人(密偵)から聞きました。

「(アスカちゃんって子もなかなかやるもんですね・・・・・・ふう・・・・・)」

レイカさんはどうするか考えました。

「(レイの性格では、アスカちゃんに対抗できませんね・・・う〜ん・・・・)」

レイカさんはアスカちゃんの書類に目を通しました。

「(・・・・・敵対関係・・・・・葛城ミサト・・・・・・ネルフ勤務・・・・性格はのーてんき、がさつ、・・・・・アルコール依存症・・・・家事無能力者・・・・なるほど!!(にやり)・・)」

レイカさんはとんでもないことを思いついたようです。

「(まずは、夫のリョウジさんに一ヶ月、出張してもらいましょうか)」

レイカさんは、ネルフのスポンサーであるゼーレに圧力をかけ加持リョウジをドイツ支部へ一ヶ月行かせることにしました。

 

 

 

<加持・葛城家(別姓)>

 

「あー疲れた・・・・あのひげオヤジめ、人をこき使いやがって・・・・・・」

ミサトさんはぶつぶつ言いながら帰ってきました。

 

プシュー

 

ただいまー!!・・・・・変ね・・・・加持くんいないのー!!・・・・・」

いつもは加持さんが夕食の準備をして待っているのですが、家の中は真っ暗でした。ミサトさんは仕方がないのでリビングへ向かいました。

「あのバカ、どこに行ったのかしら?・・・ん!!留守電が入ってる」

「ピー、一件です。・・・・・・・・葛城、俺だ。これを聞く頃には俺は君の前からいないと思う。悪いがドイツ支部へ一ヶ月間行かなければいけなくなった、すまない。・・・・・・・一つ頼みたいことがある・・・・・・帰って来た時、部屋を綺麗にしていてくれ、たのむ!!・・・・・・・・・・・葛城あいし・・・・いや、やめておこう。帰って来たら言うことにするよ。じゃあな・・・・・・・・再生を終了します。」

「そんな・・・・・加持くん」(T T)

 

トルルルルルッ〜〜

 

トルルルルルッ〜〜

 

もしもし!!加持くん!!

「私、綾波レイカという者ですが」

「はぁ、綾波さん?・・・・・・・・・・!?(綾波財閥の会長!!)ど、どうも・・・・」

「単刀直入に言います。惣流アスカちゃんを知っておられますね?」

「アスカですか?はい、知っています」

「なんでも・・・結婚式を台無しにされたとか・・・・・・・・」

「いえ、そんなことは・・・・・(なんなのよこの人)

「申し訳ないのですが調べさせてもらいました。実は私もアスカちゃんの事を心思わない者の一人でして。と言うのも家の孫のレイが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言うわけです」

「なるほど。レイちゃんはアスカちゃんからシンジくんを奪いたいと?

「ええ、そうなんです。ですがレイの性格ではアスカちゃんに対抗出来ません」

「分かります。アスカには勝てないでしょうね・・・・・・・・・」

「そこで、葛城さんにレイの性格を変えていただきたいのです。」

「わ、私にですか?」

「はい、あなたの明るい性格にレイもして欲しいのです」

「いや・・しかし・・・・仕事が・・・・・・・」

(にやり)一ヶ月間有給扱い、レイを預けてる一ヶ月間の出費はすべて私が支払います。

「・・・・・・う〜〜ん・・・・・」

成功したあかつきにはビール(エビチュ)10年分!!

分かりました!!やらせていただきます!!

「ありがとうございます。では三日後に迎えに来て下さい。それでは・・・」

「失礼します」

 

「ビール(エビチュ)10年分・・・・・・・アスカにも恨みが返せる・・・・・・これはまさしく一石二鳥・・・・・・ふっふっふ(にやり)・・・・・・」

 

 

 

「さて、これでレイが変わってくれると良いのですが・・・・・・」

レイカさんは三日後「レイの明るい性格改造計画」を実行する事にしました。

「明るい性格改造計画」とは、「+(プラス)にー(マイナス)を足すと中間のゼロになるように、レイちゃんの今の性格(+)にミサトさんの性格(ー)を足せばちょうど良い感じになると思い、ミサトさんの家に修行させる」と言う計画です。

「さて・・・・あとはレイの説得ですね。やはり一ヶ月間、シンジくんに会えないというのは辛いと思いけど・・・・・・」

レイカさんは説得のためレイちゃんの部屋の行きました。

 

コンコン!!

 

「・・・はい、だれですか?」

「私です」

「おばあさま、いまあけます」

レイちゃんはレイカさんを部屋に入れました。

「(ここまでひどいとは・・・・・)」

レイちゃんは帰って来てから今まで泣いていたのか目は真っ赤になっており、頬は涙の後が幾重にも出来ていました。レイカさんも苛めてるみたいで辛くなりました。

「(可哀想に・・・・・しかし将来、綾波家の当主になるための試練です)」

「お話があります」

「・・・・・・・」

「・・・レイ。三日後、葛城さんという方があなたを迎えに来ます。あなたは葛城さんと一ヶ月間、一緒に住みなさい。」

「・・・・・・・りゆうをきかせてください」

「はっきり言います。今のあなたではアスカちゃんには勝てません。家でメソメソしているようでは、シンジくんはレイのことを好きにならないと思いますよ」

「・・・・・・・」

「アスカちゃんからシンジくんを奪うならまず、その性格を直さなければいけません。そこで私は葛城さんにレイの性格を直してもらうよう、頼んでおきました。シンジくんには一ヶ月間会えないけど、シンジくんに好きになってもらう為、なによりアスカちゃんに勝つために我慢しなさい」

「(このままではシンジくんにきらわれてしまう?・・・・・)」

「どうしますか?やめてシンジくんを諦めますか?」

「いや・・・それだけはいやです!!」

「じゃあ行きなさい」

「はい!!(シンジくんまっててね。わたし、がんばるから・・・・・)」

 

 

 

<三日後>

 

ブオ〜〜ン!!ブオ〜ン!!ブオン!!

キキキ〜〜〜〜!!!

 

ガチャリ

 

でっかい家ね〜〜。さて、どうやって人を呼ぶのかしら?」

ミサトさんは大きな門の前で考えています。

「インターホンも無いし・・・・ここはやっぱり、あれね!!

 

ドンドンドン!!

「たのもう〜!!たのもう〜!!」

ドンドンドン

「たのもう〜!!たの・・・・あ!!」

ミサトさんが門を叩きながら大声を出し、中の人を呼んでいると勝手口(通用口)から使用人が出てきました。

「あの・・・・なにをされてるんですか?」

「へっ?いや〜、こういう大きな門を見るとなんかやってみたくなっちゃって・・・・あなたはそういうことはない?」

「い、いえ・・・・お嬢様がお待ちですのでこちらへ・・・」

「あ、どうも(愛想がないわね〜)」

ミサトさんは少し機嫌が悪くしながら使用人の後について行きました。

 

「(さっすが金持ち!!玄関もでかいわね〜・・・・・・金箔の虎のついたてですか・・・・)」

ミサトさんは玄関を通り、この前にシンジくんが通った場所を通りました。

「(あ、あれは・・・前世紀のアニメで出ていた壺、マニアの間では何百万もする代物、一度見てみたかったのよね〜。・・・・・・・・・・試しにくしゃみしてみようかしら?)」

ミサトさんはシンジくんと同じように、あちこちを見ながら歩きました。

 

コンコン!!

 

「お嬢様、葛城様をお連れしました」

「わかりました」

「では、私はこれで失礼します」

「おばあさまは?」

「はい、仕事の都合で第二新東京市に行っておられます」

レイちゃんは使用人にお礼を言い、ミサトさんに挨拶をしました。

「はじめまして、あやなみレイです」

「レイちゃんね。私、葛城ミサト。よろしくね(う〜ん、どっかで見た顔ね?・・・)」

「??」

レイちゃんはミサトさんがジッと見つめるので「なにこのひと」と思いました。

「・・・・・ああ!!思い出した!!あなた、この間結婚式に出てたでしょ?

「え?・・・・・・・(このあいだのこと)はい、あのきょうかいはおばあさまのおしりあいのかたがしておられるので、たまにおてつだいをしております」

そう、あの教会はレイカさんの知り合いがしており、たまにレイちゃんを貸して欲しいと言ってくるのです。

「あそこに私も居たのよ。初めはあなたに頼もうと思ったんだけど、シンちゃんとアスカを見つけて、二人に頼んだの・・・・・・・・失敗だったけどね・・・・」

ミサトさんの最後の方はレイちゃんには聞こえませんでした。

「シンジくんがあそこにいたんですか?」

「アスカと見に来てたわね」

「(シンジくん・・・どうおもったかな?・・・・・はずかしい・・・・)」(*・・*)

シンジくんが教会に居たことを想像し、顔を真っ赤になってしまいました。

 

「さて・・・・・レイカさんに挨拶したかったんだけど仕方無いわね。レイちゃん、用意はしてある?」

「はい」

「じゃあ、行きましょうか」

レイちゃんは一ヶ月分の衣類などが入ったバックなどを使用人に持ってもらい、ミサトさんの後について行きました。

 

 

 

「お嬢様、お荷物は葛城様のお車に運んでおきました」

「ありがとう」

荷物はルノーのトランクに入りきらず、屋根にも大きな包みが縛り付けていました。それを見たミサトさんは

「!?・・アタシのルノーちゃんが・・・・」(TT

 

レイちゃんはミサトさんの車に乗ろうとした時に使用人が声をかけました。

「お嬢様、会長がこれを持っていくようにと言っていました」

「わかりました」

「へぇー、綺麗な時計ね」

使用人は時計をレイちゃんに渡しました。

「お風呂に入るときも寝るときも付けておくようにとのことです」

この時計は綾波重工が技術の粋を極めた代物で防水、軽量、発信器付き、ボイスレコーダー付きと何でも揃った時計でした。

「はい」

「じゃ、出発!!」

 

キュウルキュウルキュウル〜〜〜

ブオーーン・・・・・・・

 

 

 

<加持・葛城家>

 

「さあどうぞ。入って、入って」

「おじゃまします」

レイちゃんが入ろうとしたらミサトさんが止めました。

「いい、今日から一ヶ月間は家族なんだから言葉が違うでしょ」

「??・・・・・」

「ほら!自分の家に帰ったときに言う言葉は?」

「・・・・・ただいま」

「おかえりなさい!!」

ミサトさんは、加持さんがいなくなって一人になり家族の愛を求めてました。少し前は一人でも平気だったのですが、人との温もりを知ってしまうと一人では寂しかったのです。

「今日から私はあなたのお姉さんだからね!」

「・・・・・はい(にこり)」

レイちゃんもお母さんが死んでから一人で寂しかったのでミサトさんのことを嬉しく感じました。

ミサトさんはレイちゃんを連れてリビングに向かいました。

 

この後、散らかり、足の踏み場も無いリビングを見たレイちゃんは、ミサトさんを超人だと思いました。そして

ウソ・・この部屋で1ヶ月で生活するの...」

と、自分の不幸を呪いました。そして前言撤回する事にしました。

 

「レイちゃん、だいたいの事はレイカさんからきいてるわ」

「・・・・・」

「シンちゃんの事が好きなのね?」

「はい(ポッ)」(*・・*)

(かわいい!!アスカとはえらい違いね!!)で、この前のシンちゃんの家で遭ったことを教えてくれる?」

「はい、じつは・・・・・・・」

「なるほど・・・・酷いことするわね(アスカってホントに子供かしら?)

「ミサトさん、わたしどうしたらいいでしょうか?」

「お姉さんで良いわよ」

「・・・・・」

「レイちゃん、お・ね・が・い(ハアト)

「(はぁ)・・・おねえさん」

「(うんうん。やっぱりお姉さんて呼ばれるといい気分ね!!(にやり))」

「あのう・・・・おねえさん?」

「あ!!ごめんごめん。うーん・・・・・・やっぱりレイちゃんも、アレくらいした方がいいわね

「・・・・・」

「いい、目には目を!!お酒にはビールを!!私には加持を!!リツコにはマヤを??分かった?」

「・・・なんのことですか?」

(ノリの悪い子ね)まず、その性格を直さないといけないみたいね!!」

 

ピッピッピッピッピッピッピッ

 

「なに?」

「あ!!これみたいです」

音がしたのは時計からで18:30と表示していました。

「今の時間がどうしたの?」

「私の家ではこの時間に夕食を取る事になっています」

「あっそう。じゃあ、食事にしますか」

「おねえさん、なにかてつだいます」

「ん、必要ないわよ。だって指一本ですむから」

ミサトさんはそう言うと台所に行きました。

「何にしよっかな〜。これにしよ!!」

ミサトさんは「あっカレー食べよ」を二つ取り電子レンジに入れました。

 

チーン

 

「さあ出来たっと!レイちゃんご飯よ!!

「はい」

レイちゃんはミサトさんに呼ばれ台所に行きました。

「・・・・・これだけですか?」

「そうよ。それと飲み物はこれよ」

「これ・・・おさけですよ?」

ミサトさんはレイちゃんにビールを渡しました。

「いいのいいの。保護者が許せば飲めるから」

[(注)二十歳未満の飲酒は法律で禁止されております]

「わたし、のめません」

「シンちゃんをアスカに取られても良いの?」

「・・・・・」

「そういえばシンちゃん、お酒の飲める子が好きだって言ってたわね(大ウソ)」

「のみます!!」

「そう、じゃあかんぱーい!!」

「・・・かんぱい」

レイちゃんはシンジくんのためと思い一気に飲みました。

「うっ」(@@)

バタッ!!

「あら、なっさけないわね〜。これくらいでダウンするようじゃ、まだまだね。・・・まっ、一ヶ月あれば慣れるでしょ!」

ミサトさんはレイちゃんをリビングのソファーに寝かせました。

「・・・シンジ・・くん・・・・」

「ホントかわいい!!私が教えてあげるから大丈夫。アスカには負けないわよ。・・・おやすみ」

 

 

と言うわけで綾波家では、長編編集したメモリアルS−DAT第1巻が作成されました。

 

題名は、

『〜おませな恋のメロディ(P・S)3〜ミサトさん 登場の章〜』

 

Fin

 

<おまけ>

「あーちゃん、たしか・・・ぼくがしゅじんこうだよね?」(ーー;;)

「それとあたしもよ」(^^)

「でも、ぼくたちぜんぜんでてないね・・・・」

「しーちゃんはアタシとふたりっきりでいるよりSSにでたほうがいいんだ(ウルウル)」(;;)

「そ、そんなことないよ。どくしゃにみられるより、あーちゃんにだけみられるほうがいいよ」(^^;)

「ほんと!!」

「うん!」

「じゃあ、おふろにはいりましょ!!」(^^)

「いいよ」

「さて、アンタたち!アタシとシーちゃんは、これからおふろにはいるから。みたらコロスからね!!・・・じゃあ、バイバイ!」

 

 

<後書き>

いかがでしたか?

今回は間接的なSSになりました。

おまけの最後は、お約束かな?と思いましたので。NASA様ごめんなさいm(___)m

次回は少し間が開くと思います。

盆まで忙しいので、盆以降に書き始めますので遅れるかもしれません。(夏期休暇って事で勘弁して下さい)

ではまた・・・・

 



次話



 レイカさん無茶をやられる(^^;;;

 獅子は千尋の谷に子供を突き落としてはい上がってきた者だけを育てるというけど
ミサトに任せたんじゃ谷を登らないで底で宴会を繰り広げてるんじゃないのかな。

 
素晴らしい小説を書いて下さった作者にぜひ感想を!
感想は作者への感謝と次回作を生み出すエネルギーです。


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ロンねこ

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