**** 漫画家の年齢傾向 ****
実際の読者層には変化あると思いますが、『りぼん』の対象年齢が「小学生以上(中心は小3〜中3)」(『プ〜タオ』2000年冬の号)というのは、創刊時から変わりません。
上記は、1986〜2000年に『りぼん』で活躍した漫画家の年齢分布(注1)です。年齢の範囲は17〜44歳で、25歳が延べ30人と最も多く、次いで24歳の28人、28歳の27人となっています。初登場した漫画家の年齢の範囲は、17〜28歳で、22歳が8人と最も多く、次いで19・20歳の7人、21・24歳の6人となっています。
上記は、1984〜2000年に『りぼん』で活躍した漫画家の平均年齢を示した表です。1985年が24.0歳と最も若く、1998年が28.8歳と最も高くなっており、近年の平均年齢は高くなる傾向にあります。
上記は、1986〜2000年に『りぼん』で活躍した漫画家のうちわけを年代別・年齢別に示したグラブです。全体に対して、高い年齢層の漫画家の占める割合が徐々に増えてきています。ただし、18〜20歳の若い漫画家の割合は減ってはいないことから、若い漫画家の中に与えられたチャンスを掴み、活躍する人が常に出ていることが読み取れます。 漫画家の年齢が上昇している原因の1つに、デビュー年齢との関連が考えられます。
上記は、1986〜2000年にデビューした漫画家の年齢分布(注2)です。デビュー年齢の範囲は13〜26歳で、17歳が25人と最も多く、次いで19歳の24人、18歳の23人となっています。
上記は、1984〜2000年のデビューの平均年齢を示した表です。1989年が17.0歳と最も若く、次いで1992年の17.7歳となっています。1998年の20.8歳が一番高く、次いで1996年19.9歳、1999年19.8歳となるなど、近年のデビューの平均年齢は高めの場合が多いようです。
上記は、1986〜2000年に『りぼん』でデビューした漫画家のうちわけを年代別・年齢別に示したグラブです。全体に対して22〜26歳の占める割合が増えている一方、13〜15歳が占める割合は変わらないのですが、16〜18歳の占める割合は20%以上も低下していることがわかります。 以上のことから、『りぼん』の漫画家のデビュー年齢は上がる傾向にあり、それが漫画家の平均年齢に影響していると言えます。
上記は、1986〜2000年に『りぼん』で活躍した漫画家の漫画家歴を年齢とを比較したグラフです。漫画家歴は0年、年齢は17歳をそれぞれ原点とし、漫画家歴は0〜25年、年齢は17〜44歳の範囲となっています。
上記は、1984〜2000年に『りぼん』で活躍した漫画家の平均漫画家歴を示した表です。80年代よりも近年の方が漫画家歴が長くなってはいますが、1990年以降は増減を繰り返しつつ一定の数値を示しています。
上記は、1984〜2000年に『りぼん』で初めて活躍した漫画家(注3)の漫画家歴を示したグラフです。1〜5人とかなりばらつきがありますが、上昇傾向は見られません。ちなみに、平均は2.6年でした。 以上により、デビュー時の平均年齢の上昇により、『りぼん』の漫画家の平均年齢は上昇する傾向が見られますが、漫画家歴は上昇傾向はなく、適時漫画家の入れ替えが行われているといえると思います。
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