BottleMail

『ぶ〜け』が休刊します。(『ぶ〜けデラックス』は続くそうです)私は『ぶ〜け』に愛着があるわけではないのですが、やはりショックをうけました。

『ぶ〜け』ほどのメジャー誌の休刊は、最近では、1996年の『少女フレンド』・『mimi』(いずれも講談社)以来であり、集英社の少女漫画雑誌では、はじめてのことです。
『mimi』は『KISS』・『BE LOVE』に吸収されました。『少女フレンド』は1997年創刊の『デザート』に生まれ変わりましたが、『デザート』の部数は増えず、苦しい状況が想像されます。

『ぶ〜け』は『Cookie』への移行されるといわれています。『少女フレンド』の名前は、増刊誌だけに残っている現状から、『デザート』=『Cookie』の位置と見ていいでしょう。違うのは、『デザート』は独立した雑誌であり、『Cookie』は『りぼん』の増刊誌であるということです。
今後の集英社の少女漫画雑誌の再編成の動きには注目です。

『ぶ〜け』休刊記念に、私の思い入れのある『ぶ〜け』の作品をBottleMailから紹介します。
相変わらず、好きなマンガのネームとイメージ背景を組み合わせて作成しています。

吉野朔美「ジュリエットの卵」

吉野朔美先生は『ぶ〜け』を代表する作家の1人だと思います。私はあまり吉野先生の作品を読んでいるわけではありませんが、この「ジュリエットの卵」は大好きでよく読みかえします。
男女の双子ものとして有名で、キレイで、独特の雰囲気を持った作品だと思います。「ジュリエットの卵」を読むと、「女ってたくましいな」とつい感じてしまいます。
最近は、入手が困難なようで、微妙にプレミヤが付いているようです。苦労しても、入手して読む価値はある作品だと思います。

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内田善美「空の色ににている」

『りぼん』出身で『ぶ〜け』で活躍された漫画家はたくさんいます。内田善美先生もその中の1人。
カリスマ的な人気を誇り、漫画読みにはあまりにも有名ですが、普通に漫画を読んでいる人にはまったく知らない人ばかりという作家です。
私は、多くの漫画読みの絶賛の声と、『りぼん』出身だからという不純な動機で読み始めました。作品の雰囲気はすごく独特で、書き込まれた絵から何かオーラを感じます。
私は『りぼん』時代の作品は、面白さが理解できないのですが、『ぶ〜け』の内田善美先生の作品は好きです。中でも、「草迷宮・草空間」「空の色ににている」が好きです。BottleMailが内田先生の雰囲気ではない・・・
吉野朔美先生に続いて、こちらも入手困難です。

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水樹和佳「イティハーサ」

水樹和佳(現・水樹和佳子)先生も『りぼん』ご出身の『ぶ〜け』作家の1人。
2000/01/26に書いた様に、私は現在「イティハーサ」に夢中です。引き込まれます。全15巻は、長いですが読んで損はないでしょう。
深いストーリー、SFならではの世界観、個性あるキャラ、丁寧に描きこまれた絵、すべてが印象的で心に残ります。

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松苗あけみ「純情クレージーフルーツ」

松苗あけみ先生は『ぶ〜け』で最も多く作品を描いているのではないでしょうか?人気作品も多いのですが、なんといっても「純情クレージーフルーツ」でしょう。
女子校ものとしても有名ですが、私も中高女子校(正確には共学ですが・・・)だったのですが、このような学園生活はなかったです。
斜にかまえて世の中を見たり、大人を見て夢を持たず、現実を見ようといいながら、夢や憧れをいだいているといった松苗先生の作品に見られるようなことはあまり考えていなかったからでしょう。しかし、女の子と同じ視線で世の中を見つめる松苗先生の作品が人気があるのはうなづけます。

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遊知やよみ「福屋堂本舗」

私が今の『ぶ〜け』で読んでいる作品は、遊知やよみ「福屋堂本舗」、稚野鳥子「クローバー」です。どちらがオススメかといわれたら、断然「福屋堂本舗」!最終号の『ぶ〜け』でラストを迎えるらしいです。
NHKの朝ドラと一緒で京都の老舗お菓子屋さんが舞台。独特のネームまわし?がすごく好きです。私はなまりがある漫画は苦手なのですが(私は標準語以外話せないので)、いい作品にはそんな壁は関係ないようです。

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雑誌はなくなっても、『ぶ〜け』の作品はずっと残り続けると思います。


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