HP管理・運営

1.格好悪いサイト
「INTERNET ASCII」に連載されている「桃色不燃物」の2000年04/01号“ホームページ作るも人それぞれ ホームページの「格好悪いつくり方」”、2000年04/05号“意外なサイトもあるけれど・・・・・・巨泉の「いろんなサイトはいらない」”というエッセイのがおもしろかったので紹介します。
「桃色不燃物」の筆者の乱美さんは、有名サイト
Pink Trashのウェブマスターです。

「桃色不燃物」で指摘されている内容のサイトは実に多いです。
おもしろいと思った例をいくつかあげます。

  1. 「このホームページに掲載の文章、画像などの無断転載、無断使用を禁じます」という割には、プロフィールとBBSしか置いていない。
  2. そのサイトで最も盛り上がるイベントは、キリ番ゲット。
  3. 「ゆっくりしてってくださいね!」と言われても、ゆっくりしようがない。
  4. タイトルのみ並べた「私の持っているCD」「マンガ」「ゲーム」「ソフト」などの一覧表。どうしろというのか。
  5. とにかくBBSに書き込みさせたがる。(略)
  6. Webリングが大好き。最低3つは参加している。
  7. 自作のイラストには、「手抜きですぅ(T-T)」「雑だ・・・・・・(^-^;)」「デッサンがヘン〜(x_x)」といちいち言い訳をしないと気が済まない。
  8. 「掲載されているすべての画像や文章などの著作権は○○に帰属します」と偉そうなことをいう割に、元になっている原作者の著作権はきれいに無視したパロディ同人サイト。

特に、2、4、5、7、8は、私が体質が合わないサイトによくあります。

あと、「人目」「お客様」「♪」や、「人目」「お客様」「(爆)」の3つのキーワードでイタイサイトが引っかかるという発想が素晴らしいですね。調べてないけど、いかにもって感じがします。
私は、顔文字&(笑)とかを極力使わないようにしていますが、♪はよく使っています・・・

また、エッセイ内に「たっくんのほめぱげへようこそでし〜♪」という例が挙がっていたのですが、“ほめぱげ”、“でし”って何なのだろうと思ってちょっと調べてみました。
“ほめぱげ”とは、HOMEPAGEをローマ字読みにしたもののようです。恥ずかしくないのかな。
“でし”もよく見ます。はっきりとはわからなかったのですが、多分「です」が変形したものらしいです。

さて、「また会う約束」が「桃色不燃物」で指摘されている内容に当てはまっていないはずもなく、4つも心当たりがありました。

  1. 構成が複雑でうっかりしているとサイト内を迷子になる
  2. 「プロフィール」には、(略)無駄に詳細な管理者情報が満載。
  3. ハンドルネームの由来、サイトの名称の由来、サイトのこれまでの歴史など、無意味に細かなデータを華麗に紹介。
  4. お役立ちリンクと称して、誰でもブックマークしてそうな「Yahoo!」「goo」などをの超有名どころをチョイス。

1は、悩みどころ。今のところサイトの構造を変える気はないのですが、++About++にサイトマップを加えてみました。

2は、++Profile++の後半の「マンガについて」を削除。前半も簡潔に。

3は、++Profile++を簡潔にしました。名称の由来については、読むか読まないかは別にして外せないという考えなのでありますが、(ページのコンセプトも)説明のくどさは解消されているはずです。

4は、「ポストペット」「BottleMail」の公式ページへのリンクを削除しました。

サイトって1つの動作で格好悪くなってしまう難しいものの気がしました。


2.秘密
HPを持っていると“秘密”が増えるように感じます。
私は、1997年夏からネットを始めたのですが、HPを持つまでは今のような感じを受けることはありませんでした。コンテンツに日記はなく、現実生活をHPでほとんど出してはいませんが、そのことに関する“秘密”という意味ではありません。
HPの管理人として、訪問者には言えないことが増えるのです。

最初は、“悩み”がたくさんありました。
今なら絶対にしないことですが、HP開設直後、問題が次々発生してパニックになったときに、他のサイトで愚痴をこぼしたこともありました。他のサイト(常連でしたが)で愚痴をこぼす行為が、ウェブマスターの自覚がなかったなと感じ恥ずかしく思います。
悩みがある(苦労している)ことを話せば、応援してはくれますが、聞いている方は助けられないわけですし、どうしようもないことです。書いてる方はただ愚痴をたれて、励ましの言葉をほしいだけなのです。
この経験があって、かなり腹をくくった部分があるので、その後も細かいトラブルはたくさんあるのですが、悩みに感じることはほとんどなくなりました。

変わりに増えたのは“秘密”なのです。
私はネット上の方が現実よりも口が軽かったように思えます。たぶん、HPではマンガに関する話題のみを扱っており、私にとってマンガは趣味でしかないので、現実との関わりが希薄に感じたからかもしれません。そのため、今まで何人が迷惑をおかけして来ました。

しかしやっとここに来て、かなりいろいろなことを閉じるようになってきました。別に裏情報を仕入れているというわけではないのです。ただ、サイトに関して、管理・運営していく中での“秘密”が増えました。
サイトの問題は「また会う約束」の外には出さず、さらに自ら表にサイトの問題を出して行くことは今後しないようにしていきたいと考えています。

管理人が問題があってふらふらしているようなサイトは、訪問者に信頼は得られないと感じます。愚痴はたれないで、毅然とした態度で、覚悟を持ってサイトの運営をしていきたいと思います。そのためには“秘密”を抱えることも必要だと思います。
私が好きだったサイトのことを振り返ってみると、愚痴など言わない、毅然とした態度の管理人さんがいるサイトと思います。こんな単純なことを、今になってやっと気がつきました。

悩みを訪問者に打ち明けて、助言がほしい、慰めてほしいという管理人もいるとは思います。その考えが間違っているとは思いません。
そのようなサイトは、管理人の魅力がサイトの魅力そのものになっていることでしょう。私は自分の魅力で、訪問者を増やそうなどとは考えていません。コンテンツに興味がある方に来ていただきたいのです。


3.WEB書評アンケート
[DASA4]書評アンケート結果というものを、WEB書評系のサイトをまわっている時に知りました。私は本だけではなくマンガについても取り上げている批評系サイトをまわってはいますが、WEB書評系サイトについて詳しいわけではありません。
しかし、『りぼん』の感想だけですが公開しているので、アンケートにとても興味をひかれました。

アンケートに答えてみました。

  1. サイトの運営に関する質問
    1. 運営サイトについて
      《省略》
    2. サイトの運営方針に関して
      1. 書評を書く際にどのような読者を想定していますか?
          [c.既読の人・未読の人の両方を想定している]
      2. サイトに書評を掲載する主な目的は何ですか?2つ選んでください。
          [b.自分の感想を公開する/c.自分のための記録]
      3. サイトに書評を掲載する際、最も心がけていることは何ですか?
          [x.その他]
      4. あらすじを書きますか?
          [d.書かない]
      5. 面白くない本の書評はどう扱いますか?
          [b.面白くなかった理由について考え、そのことを書く]
      6. ネット上に露出している作家の本と、そうでない作家の本で、対応が変わることがありますか?
          [b.変わることがある]
      7. サイト運営をはじめた時点と今とで、サイト運営についての考え方は変化しましたか?
          [a.変化した]
    3. 書評に対する読者の反応
      1. ご自分の書評に対して、その本の読者からクレームが来たことがありますか?
          [a.ある]
      2. ご自分の書評に対して、その本の著者や関係者から、ポジティブな反応が来たことがありますか?
          [a.ある]
      3. ご自分の書評に対して、その本の著者、関係者からネガティブな反応が来たことがありますか?
          [a.ある]
      4. 《省略》
  2. 共通質問
      《省略》

B-2の「サイトに書評を掲載する主な目的」は、[b.自分の感想を公開する/c.自分のための記録]。
「b.自分の感想を公開する」と「f.コミュニケーション(話題を共有すること等)」とで迷いました。将来的な目標としては、fがあるのですが現段階としては、感想を公開するところまでだろうということで、bにしました。組み合わせが同じ方の「自分の読書のスタンス・好み・意見を自サイトで明らかにした上での交流と考えている。」というコメントは自分の考えに近いなと思いました。

B-3の「書評を掲載する際、最も心がけていること」は、[x.その他]。
発売日から早い内に(興奮さめやらぬ内に)更新することが大切なので「a.更新頻度」も気を配っていますし、理想としては未読の人でも楽しめるように「c.読物としての面白さ」も目指してはいますが、「自分に正直に、自分が感じたままを、自分で楽しみながら書く」ということを最も心がけています。

B-6の「ネット上に露出している作家に対して対応が変わるか」は、[b.変わることがある]。
HPを持っているから、メールをもらったからという理由では対応が変わりはせんが、種村有菜先生のことに関して感想を書くどころではなくなったということがあったので、bにしました。このこと以外にも微妙に変わったことがあります。

B-7の「サイト運営についての考え方の変化」は、[a.変化した]。
サイトのコンセプトは変わっていないので、その部分については変化はないのですが、ウェブマスターとして初心者だった頃と比べると、様々な心境の変化がありました。性格的に、元々たくましい面を持っているのですが、さらに磨きがかかったかもしれません。

C-1の「読者からクレーム」は、[a.ある]。
アンケートでは、[b.ない]という人の方が圧倒的に多いようなのですが平和なんですね。B-2で[a.面白い本をお勧めする]を選んだ方が多かったので、このような方にはクレームは来ないからでしょう。
クレームは感情的なものには返事はしていません。冷静なものや、私とは異なる読み方についてアドバイスを下さるようなものには返事をしています。

C-2の「著者や関係者からポジティブな反応」は、[a.ある]。
今までに『りぼん』の漫画家3人からメールを頂きました。ポジティブというか、非常に理解あるコメントをいただきました。読者との距離の取り方についてわかっている方しかいただいたことはありません。私自身も作家との距離の取り方について注意を払っています。

C-3の「著者や関係者からネガティブな反応」は、[a.ある]。
サイト開設直後のアクセスログのトラブルがあったときにネガティブな反応を見ました。漫画家さん達は否定されていましたが、ポジティブなものではありませんでした。
『りぼん』の編集側では、批評サイトは見るなということになっているようです。漫画家を守るためにそうアドバイスせざるを得ない気持ちがわかるので、嫌な感じはしません。ただ、反応をいただいた漫画家の話を聞く限り、見るか見ないかではなくて、どう解釈・対応していくかというところが重要ではないかと感じます。

WEB書評系サイトに比べると、サイトとしてはまだまだ発展途上なのですが、自分自身のサイト運営について振り返るきっかけになりました。


4.1周年
1999年『りぼん秋のびっくり大増刊号』に掲載された「ときめきトゥナイト 完結編」に刺激されて、HPを開設してから今日で1年が経過しました。1周年を迎える前日に「ときめきトゥナイト」のファンブックが発売されたことに嬉しさを感じています。

私は1997年の夏にインターネットをはじめ、すぐに『りぼん』関連の掲示板に書き込みをするようになりました。掲示板の常連になり、私は小4の時以来『りぼん』のことを話せる人がまわりに誰もいなかったので、『りぼん』について話せることが嬉しく、書き込みをしました。私は掲示板の中心人物となりました。
しかし、掲示板は何度となく荒れ、私には掲示板の存在が重く、縛られる感覚がしました。それまでほとんど他の掲示板には書きこみしていなかったことが原因かもしれないと感じて、いろいろな掲示板に書き込みを始めるようになりました。そして、自分のHPで自由に好きなものに関わっていきたいと考えるようになりました。

そして1998年秋、「また会う約束」の制作をはじめました。今思えば、逃げて軽くなりたかったのかもしれません。太刀掛秀子先生の単行本未収録作品の文庫化を求める署名活動を行いたいとずっと思っていたので、いいきっかけだとも思いました。自分が本当に好きなものだけを扱い、それに関して自由にHPを作る作業は楽しく、掲示板に対して興味は薄れ、重荷も感じなくなりました。

人は自分が本当に好きなものに対しては、個々でそれぞれに想いや考えた方があり、その気持ちは計り知れず、決して他人の手の中に決して収まるようなものではなく、また収めようしてはいけないと、私は思っています。
HPのコンセプトである「新しい発見をできたり、懐かしい思い出にひたれたり、記憶をたどれる」を常に心の奥で反芻しながらHPの管理・運営を行っていますが、私は人の想いや考え方を変えたい、変えようとは一切思ってはいません。「また会う約束」が合わない人はたくさんいると思います。それが当然のことなのです。
ただ、大好きなものを対象に、想いをこめて作っているので、「また会う約束」を訪れてよかったと思って下さる方がいれば光栄に思います。


5.リクエスト
様々なリクエストをいただきますが、お応えできないもの多いのが現状です。

リクエストに応えられるかどうかということは、直感で決まります。断るリクエストは、私には悩むまでもなく当然できないことであり、返事は「絶対にできません。」という感じになり、かなりキツイものになってしまいます。

断るリクエストをみて、“何故それを私にやってほしいのだろう”と考えることがあります。
リクエストして下さった方にとっては、今のちょっとした延長でできるように感じられるようなことであっても、私には、興味・関係・習慣がないようなことを求められているように感じるからです。

リクエストを下さった方は他でもない“私”にそれをやってほしいのだと思います。だから、わざわざリクエストを下さったのでしょう。しかし、私にはできないことなのです。
きっと、“私”ではない適任者が他にいらっしゃるでしょうし、もしかしたら、それはリクエストを下さった“あなた自身”かもしれませんよ、と思ったりしています。


6.パクリ
ネットサーフィンをしていると、右クリックを禁止していたり、ソースの著作権を強く主張しているサイトを見かけますが、真似られることってそんなにあるのかなと思っていました。(右クリックの禁止は他にも意味がありますが。)実際にあるんですね。

問題はすでに解決されていますが、「また会う約束」のトップページデザインのパクっているサイトを見つけました。“Since”の色の#4D4D4Dは、自分で作らないと出てこない色なので、偶然ということはありえません。
私は、サイトのデザインは重視していないからか(シンプル・軽い・わかりやすいがコンセプト)、怒りよりも驚きが先にあります。

私はリンク集を作成しているため、新たなサイトを求めてよくネットサーフィンをします。そんな中で、文章で暗に「また会う約束」のことに触れられているサイトを何度かみかけたことがあります。
「また会う約束」に来るような方のサイトは、『りぼん』に関係する単語があることが多く、私はロボット系のサーチエンジンで新たなサイトを探す事が多いために、見つけてしまうのです。
そのようなサイトの管理人さんには、リンクはされていなければ私が見る可能性がないと考えたのでしょうけれども。

サイトのパクリに関しては、パクッてハニーという文章が面白いのでオススメです。この文章を読むと、パクリをするのは格下の笑ってしまえるようになるように思えます。


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