『りぼん』2001年3月号感想

表紙画像

修士論文のため、しばらくの間サイトの更新を停止していました。慌ただしい毎日を送っていると、徐々にサイトのことがどうでもよくなってきます。閉鎖しようとかというわけではなく、忘れてしまうのです。
私にとって、マンガを読んだり、ネットをすることは、生活の中の一部にしか過ぎません。ましてや、サイトの管理人としての私はほんの一部です。

久しぶりの更新となりますが、学生としての本分が充実しているからこそ、サイトの運営ができるんだなと感じています。サイトの運営には、心に余裕が必要です。
余裕がないところを、サイトで出していくサイトの運営の方法もあると思いますが、私にとって『りぼん』を読むことは娯楽の一つなので、常に余裕をもって『りぼん』について語っていたいと思います。


◆グットモーニング・コール(高須賀由枝)
“夢の中まで大好きなのに…言葉にならない愛もある。”
P14、15の扉絵にあるキャッチフレーズです。担当さんがつけるのだと思うのですが、単行本には載らないので、雑誌の読者の楽しみの一つだと思います。
このキャッチフレーズですが、よくもまあ男性の方が考えつくものだ(2000年『りぼん冬休みおたのしみ増刊号』を見る限りでは、高須賀由枝先生の担当さんは男性でしょう。)と歓心します。中学生の娘がつくっているHPで、よく詩とかが掲載されていて、なんかな〜とか思ったりしますが、こちらは大人(それも男)ですから、歓心してしまいます。しかし、読んでいるほうが恥ずかしい…

このキャッチフレーズですが、菜緒の心理というよりも、上原の心理ですよね。菜緒は“言葉にならない”って感じではないと思うのですが。でも、“夢の中まで大好き”というのは、菜緒だから、やっぱり菜緒なのでしょうか?
表紙を見て浮かんだキャッチフレーズとも思えないので、内容からだと思うのですが、疑問です。

ストーリーは相変わらず興味ないです。菜緒って幸せ過ぎです。自分では何にもしないくせにいい男に思われて、親元離れて彼氏と同居…今のすれ違いも、上原が菜緒のことを思って理由を話さないだけじゃない?!菜緒が上原に理由を話さないときにはいつも見栄なのに。

菜緒に共感できません。人生そんなに甘くないのよ!といわずにはいられないです。何度も書いていますが、向上心のないヒロインって私は苦手です。馬鹿でも、アホでもかまわない。それを直そうと、少しでも魅力的な女性になろうという気合さえあれば。
それに、卑らしくない。菜緒は純粋無垢すぎて、反対に何を考えているのか全然わからない。(だから、共感できない。)私は恋をしたら自分のいいところが見つかる反面、自分の卑らしさ(マイナスの面)が溢れてきてそことの戦いだと思っているので、その部分を描いてくれないと恋を描いたことにはならないと思っています。りぼんっこは自分は卑らしくないと思っている娘がほとんどだから(恋愛経験が少ないから)、この卑らしさを出すのは難しいと思うけれども、連載が長いわりに、ヒロインに深みがでないので気持ち悪いヒロインだなと感じています。
私は女ってだけで愛されるヒロインは駄目なのです。女であることを磨いて努力して愛されないと。

あと、P13の2コマ目のユリリンですが、菜緒だと間違えて混乱しました。P14、15でわかるように、菜緒とユリリンの区別がありません。菜緒=普通の娘で、ユリリン=スーパーウーマンなわけでしょう。

比較文学の手法を応用したマンガ論に取り組んでいる大阪大学助教授・ヨコタ村上孝之氏はいう。「私なんてブスでドジで……」と呟くヒロインの姿は、その実、ちっともブスには描かれていない。むしろかわいらしくさえ見えるその姿は「あるべき私」=イメージの中の私、を表しているのではないか。つまり少女マンガは、絵と内語によって、「あるべき私」=イメージの中の潜在的な私、と「かくある私」=意識的な現実の私のダブルのメッセージを同時に読者に送っているのだと。

『AERA』01’1.15 p40〜p41

普通の娘をかわいく描くのはいいとしても、ヒロインより格上と作品内でいっている女性くらい格上に見えるように描いてくれと思ってしまいました。高須賀由枝先生は、かわいい顔、かっこいい顔が一つずつしかないので、読んでいて辛いです。描けないなりに、描き分けようという気合さえ感じられないですし。(種村有菜先生も描き分けはできませんが、高須賀由枝先生よりはまだましだと思います。意識は感じますから。)

「グットモーニング・コール」のいいところを探そうとしても何も見つからない状況が続いています。興味もすっかりなくなっています。
とりあえず、上原がいい男であるということはみとめていますが。(好みではないけれど。)


◆GALS!(藤井みほな)
アニメ化が決まりましたが、そろそろ『りぼん』側としては、アニメが1本ほしいところでしょうし、「GALS!」は『りぼん』が今一番押している作品であることが露骨に見えていたので、当然でしょうという感じました。
しかしこうなると、先月号の台湾旅行はご褒美旅行だったのではないかと邪推してしまいます。仕事量増えるので、当分休みはないでしょうから。

「GALS!」のプッシュが明確になってきたのは、「神風怪盗ジャンヌ」の連載の最後の方からです。1999年は、表紙と巻頭カラーが3回づつで「神風怪盗ジャンヌ」は4回づつに及ばなかったのが、2000年には表紙4回、巻頭カラー5回で、「神風怪盗ジャンヌ」・「時空異邦人KYOKO」に並んでいます。
また、「
キッズワールドブックトピア」(BOOK TV、11月放映)の今井鈴人編集長が

−最近人気がある作品は何ですか。

あのね。何本もね。人気のある作品は多いんですけれど。今一番人気があるのは、渋谷のコギャルを主人公にした「GALS!」というマンガです。(略)

と答えられており、「GALS!」を「時空異邦人KYOKO」・「グットモーニング・コール」よりも前に押し出していたのが印象的でした。

先月号はとんでもない出来だったので、今月号はマシだったというのが第一印象でした。
バレンタインネタに、私も用意しないと思い出しました。忙しくてまったく考えていなかった…ふと思ったのですが、『りぼん』の漫画家さんも担当さんに上げるのでしょうか。上げるんでしょうね。大人になると、好きな人にチョコを渡すというよりも、徐々に日々お世話になっている人にチョコを渡すというイベントに化けますから。私が男に囲まれているから、このように感じるようになったのかもしれませんけど。

P96の屋外でチョコを渡しているシーンで感じたのですが、付き合っている場合、どこかで待ち合わせして、室内で渡すということが多いのではないでしょうか?「GALS!」の世界では、渋谷の街がテーマに直結しているからか、やたら街中にいますね。女だけだと室内で、男が混じると屋外というか。普通のマンガでは校舎でということが多いからか、不思議な感じがします。
蘭とタツキチは待ち合わせしていたのかとか、綾は乙幡が来ることをわかっていたのかとか。バレンタインは渡すまでが結構面倒だと思うので、すんなり省略されてしまうと、あっさりしているなと感じてしまいました。

タツキチの弟の直樹ですが、キャラが弱いと思いました。今回だけのキャラだとそれでもいいかもしれませんが、小タツキチという設定ではあまりにもありがちでつまらなかったです。彼を出すことで、タツキチ側の設定を深めて、世界観を広げていくということだと思うのですが、直樹がはえないと、タツキチが深まらないんですよね。
今回のエピソードは、高3に進学する前に、将来を見据えた展開になることへの布石だと思うのですが、誰が店を継ぐのかという問題は、かなりデリケートなものだと思います。特に親が絡むものだと思いますし、兄弟愛?であっさり解決してしまうのは、浅いなと感じました。
「GALS!」は
友情や、本音をぶつける相手としての教師像の描き方には成功していると思うのですが、家族の描き方が形式ばっているように思います。

もう一つの展開は、蘭&乙幡&綾の三角関係です。
P106、107の乙幡はヒドイ男だ。好きな人に自分でない人が好きだといわれて、「でもそーやっておまえは辛そうな目を向ける」って当り前だよ。このシチュエーションで笑ったら余計痛々しいと思います。
最近では、「ソラソラ」の空緒がヒドイ男でした。私はこんな男は好きにならないなと思ったものです。あと最近の『りぼん』では、「ペンギン☆ブラザーズ」の一色とか、「ランダム・ウォーク」の十和とか、一見冷めているキャラが多い気がします。

今後の展開としては、乙幡のキャラからして自分から蘭にアタックするとは思えないので、綾が崩れて、蘭が乙幡と対立してという展開が思い浮かぶのですが、あまりにもありきたりなのでやめてほしいものです。

今月号は、すべてが今後の展開への布石という感じでした。来月号からの将来と恋愛面への展開に期待しましょう。


◆ペンギン☆ブラザーズ(椎名あゆみ)
表紙の陽菜ですが、
ネックレスのヘッドの部分が“応募者全員大サービス!!”の“ービス”に隠れて判読不可能なのが気になります。レイアウトした人が意味はないと感じたから文字を被せたのだと思いますが、数字なのか、アルファベットなのか微妙で、なんて描いてあるのだろうと考えてしまいました。

そうしたらP413の「スクープ!まんが情報」の「表紙イラストによせて」で、“777”だとわかりました。あと、「陽菜はイマイチ花が似合わないな…」とありますが、2000年11月号感想で、花の背景が陽菜にほとんど使われていないことを触れましたが、やはり意識されていたかと感じたりしました。
このコーナーすごくいいですね。表紙がおいしくなります。

P120に恭ちゃんが久々登場です。
2001年2月号感想で、陽菜の「欲しくてしょうがないのに手に入らないもの」が気になると書きましたが、それに対して「恭ちゃんの心ではないか」と数人の方より感想をいただきました。
私もその通りだと思っているのですが、もっと裏があったりするのではないかと期待をこめて想像しています。少なくとも、「ペンギン☆ブラザーズ」に出てくるどのキャラよりも格好よく描いていますし、恭ちゃんと比較すると陽菜の周りの男の子キャラがしっかり雑魚に見えます。まあ、恭ちゃんは椎名先生の好みの男性っぽいですね。(ビジュアル系だから。)

などと考えていたら、アラを発見。P120の1コマ目では左手に持っていた皿が、2コマ目で右手に移っています。左手にフライ返しを持っているということは、恭ちゃんは左利きかとも思うのですが、椎名先生はかつて左手にはさみをもったキャラが出てきたこともあったので(「あなたとスキャンダル」の中で。即どのシーンかわからない人は読み返しましょう。)、ただのミスでしょう。

P123の「本当のこと」の内容も気になりますが、本編(「ペンギン☆ブラザーズ」のキャッチコピーは、ニューウェーブ☆スクールライフ・グラフィティからもわかるように、学園もの。)に、プライベートな部分をどのように絡めていくのかは気になります。「こどものおもちゃ」はその当たりが上手かったので、作品に奥行きが出てきたと思うのです。
謎をどのような順番で解いていくのかは、謎を作っている段階よりも難しく(構成力が問われます)、作家の腕の見せ所だと思うので楽しみです。

今月号は“バタフライ”なるグレイ抹殺部隊が新たに出てきますが、P131の最後から2コマ目の陽菜のセリフ「またあ!?勘弁してよもーっ!!」は読者の気持ちを代弁したものでしょう。
P133の1コマ目で流羽のバタフライにボロボロにされた教科書(ノート)を見て笑ってしまいました。今時、ものに記名している高校生がいるでしょうか?(漢字フルネームで…)この当たりが、椎名先生のわかりやすさであり、古さ、ダサさでしょう。
P142の2コマ目の走る足を渦巻きで表現したことに対して、自ら“古典”とツッコミをいれていらっしゃいます。ご自身でも、マンガの表現方法の古さを気づいていらっしゃることが想像されます。

私が椎名先生に最も古さ・ダサさを感じるのが、キャラの髪型、特に長髪の扱いです。
初連載「ピーターパンの空」のヒロイン由香は、ショートカットの男まさりの女の子ですが、実は、童話(いいかえれば、乙女ちっくの世界)に憧れています。
「ピーターパンの空」の最初のネームは

毎朝  鏡を見るたび思うんだ
童話にでてくるお姫様みたいに
美人になってないかな
ラピンツェルみたく髪がのびてないかな

でも  いつもと同じわたしが
鏡の中にいるんだ

椎名あゆみ「ピーターパンの空」第1巻より

です。美人の象徴として、“髪がのびてないかな”と髪の毛の長さに触れていますが、椎名先生の特徴がこのネームに入っていると考えます。それは私が、椎名先生はキャラの造形を特に髪型の段階で行っていると感じているからです。もっと平たくいうと、ショート=美人ではない、ロング=美人という構図となっているのです。

これは、椎名先生の出世作である「無敵のヴィーナス」が一番わかりやすいと思います。「無敵のヴィーナス」のヒロイン楓は、男勝りの女の子で、髪の毛は長いですが、彼女はその髪を堅く2つに結んでいます。「無敵のヴィーナス」第3巻で、楓が髪の毛を下ろした姿に、ヒーローのてっぺいが“どきっ”とするシーンに象徴されているように、髪を下ろせば美人なのです。また、「無敵のヴィーナス」に、高校生になり髪がロングになった由香が登場しますが、彼女は美人になっています。さらには、楓のライバルの古賀かおりはウェーブがかかったロングで当然美人という設定です。わかりやすいのです。
他の作品に当てはめても、ロングのヒロインの代表格の「ベイビィ☆LOVE」のせあらですが、彼女は絶世の美女です。同じく「マインド・ゲーム」のヒロイン美沙里もロングで、作品中に明確には指摘されていませんが、由香よりも美人よりに設定されていることは明らかです。「あなたとスキャンダル」の友香はセミロングなので、中間なのですがやはり美人よりで、性格面での問題が強調されています。(容姿だけだったらもてる部類のタイプ。)以上のように、椎名先生は髪型によってキャラの性格や容姿を特徴づけています。

椎名先生は絵が上手くはなく、キャラを顔から描き分けるのには技術が足りません。その欠点を補い、りぼんっこの低年齢の読者層に合わせて作品をわかりやすく表現していく方法を身につけていく中で、髪型によるキャラの性格付け、描き分けをするようになったのだと思います。
同じくベテランの漫画家の吉住先生も、キャラを描きわけていますが、吉住先生は絵が描けるので、露骨に髪型だけで分けることはせずに、顔自体から描きわけていらっしゃいます。
また、小花美穂先生は椎名先生と同様に、絵が得意ではなく、ヒロインの顔が一通りしか描けないという欠点があります。それを補うために、小花美穂先生は脇役の部分でキャラを描き分けていらっしゃいます。

新キャラの飯島豊の髪型はロングです。P144で陽菜が「うわ…すごい きれいな子…」と感じていますが、私はその言葉よりも、飯島豊の髪型とその色に役割の重さを感じました。
色というのは、髪の毛が灰色髪だったことです。『りぼん』では、近年、ロングで黒髪のヒロインがいません。そのわけは、漫画家の技術的な問題、流行も関係していると思いますが、「ときめきトゥナイト」のヒロイン蘭世の存在があると私は考えています。蘭世の黒髪は彼女の象徴でした。同時期に連載された「星の瞳のシルエット」のヒロインの香澄も黒髪でしたが、長さはセミロングです。

椎名先生は、蘭世への称号“無償の愛”を「ベイビィ☆LOVE」のヒロインせあらに使ったことがあります。この称号は蘭世が、14巻にわたる長編&ヒーロー真壁くんを命がけで愛し続ける行動&選ばれたという果てに与えられたものでした。それを、せあらは自分からあっさりと使いました。蘭世とせあらの性格の違いを考慮すすれば、自分で使うのはあって当然としても、“無償の愛”を使うのは、私は問題だと思いました。
好きな漫画家にも、これはやってはまずいだろう的な部分はありますが、椎名先生の漫画家としての最大のミスは私はこれです。それまで丁寧に作り上げていた魅力的だったせあらが安物に見えた瞬間でした。(別に嫌いにはなりませんけれど、ショックを受けました。)だから、今回の黒髪ではない灰色髪に、もう二の足は踏まないという感じを受けたのです。
意識的ではないと思いますが、黒髪にはできないと絶対感じたとは私は信じています。(せあらが白髪だったから、白にはできませんしね。)


◆時空異邦人KYOKO(種村有菜)
P183にやおい(やおいを知らない方→参照サイト:やおい分類学)をにおわせるシーンがありますが、種村先生はどのような意図でこのようなシーンを入れているのでしょうか?

種村有菜先生の作品のファンには、少なからず同人活動をしている方がいらっしゃいます。種村先生関連サイトが多く、その中に同人活動をされていらっしゃる方がいるのが、その事実を証明していると思います。
アシスタントが同人活動をされているなど、種村有菜先生自身も同人活動に関わりがあり、種村有菜先生は『りぼん』の漫画家の中では同人活動に関わりが深い方だといえます。そして、女性による同人活動では、やおいの要素が含まれることがあるでしょう。

今月号を読んで、想像力豊かな読者が、氷月×逆滝だけでなく、ウィドシーク×銀牙も絡んで、加速して妄想が広がっていく様子が目に浮かびました。私は同人誌を1冊も手にしたことがない人なので、あくまでも想像でしかないですけれど。

『りぼん』関連の漫画家の中では、一条ゆかり先生がホモ・レズをよく描いていました。におわせていた部分もあり、やおいが好きな読者の中には、想像力を膨らませて同人誌を作った方もいると思われます。(ホモは「砂の城」のフィラン、におわせてのは「有閑倶楽部」の清四郎×魅録etc.)
しかし、一条ゆかり先生は「BSマンガ夜話」で指摘されていましたが、ご本人はやおいには興味はそうないと感じます。読者が好きそうなもの(やおいもその一つ)の要素を、読者受けに作品に入れているだけだと感じるのです。
だから、種村有菜先生はどうなのだろうとつい考えてしまうのです。少なくとも嫌いではなさそうですし、一条先生と同じく狙ってはいることは確実って感じはします。

あと、ウィドシークの呪い(病気)が「もののけ姫」のアシタカにかけられた呪いと一緒で気持ち悪かったです。
「時空異邦人KYOKO」には、30世紀が舞台なのにこれはないでしょうというツッコミどころはたくさんありますが、種村有菜先生の創作ならそれでもいいと思えます。しかし、他の作品と似ていると興ざめします。
このエピソードは、ウィドシークのキャラを深めるものだったものですが、「もののけ姫」と一緒では深められるはずはありません。(反対に薄っぺらく思える。)30世紀だというのに、医師と祈とう師と一緒の古代のような発想はかまわないのですが、感動するキーポイントとなる呪い(病気)はオリジナリティがないようでは困るのです。

ウィドシークの呪いに象徴されているように、ヘビ族と魚族に絡んだ一連のストーリーは盛り上がることもなく、それなりのの出来だったと思います。
来月号からの展開の方が期待が持てそうなので(私には、憂姫が絡まないと「時空異邦人KYOKO」は盛り上がるようには思えません。)、それに期待しましょう。
なんというか「時空異邦人KYOKO」は全体的に盛り上がりませんね…


◆ランダム・ウォーク(吉住渉)

“甘酸っぱい恋の名場面集で、アナタはもう夜も眠れない!!”
P201の扉絵にある「ランダム・ウォーク」第1巻の宣伝文句です。今月号の表紙にある言葉ではこのフレーズが私のNo.1でした。
吉住渉先生は、くさいネームはありますが、この手のダサさはありません。きたうら克巳先生のコメディ作品に「今夜も眠れない」作品がありましたが、タイトルそのものが古臭さ漂うギャグでした。「今夜も眠れない」は、1986年10月号から1987年2月号に『りぼん』で連載された作品です。当時でさえギャグだったのに、それを今使うとはかなりのセンスの持ち主のようです。
吉住渉先生の担当さんもさだかではありませんが男性だと思うのですが、吉住渉先生の単行本のオヤジギャグ連発の広告とか(絶対に狙っているでしょう。)、吉住渉先生は基本的にあっさりとしたネームですし、たまに古臭いネームがあったり(優架のモモの物まねとか。)するので担当さんとはあった組み合わせかもしれません。

“一途な恋は、嫌いですか……?”
P201の扉絵にあるキャッチフレーズです。「グットモーニング・コール」にも感じましたが、本編と関係あるんだか、ないんだかという微妙なフレーズです。優架はコロコロ心変わりしているので、“一途な恋”という表現がしっくりこないからです。「グットモーニング・コール」にしても、「ランダム・ウォーク」にしても、創作度が高いです。

本編はというと、予告通り“優架、海斗、紗央里の恋のトライアングルに決着”がつきました。
ここまでピシッとしていると構成を整理してみたくなります。

時期 主要キャラ ストーリー
2000年7月号(1ヶ月) 優架、塔子、桂 キャラの性格付け(出会い→)
第1クール
2000年8月号〜11月号(4ヶ月)
優架、望、凉子 8月号(優架からの告白→キス
9月号(望の恋愛温度の低さに?)
10月号(望と凉子がキス)
11月号(別れ→出会い)
第2クール
12月号〜2001年3月号(4ヶ月)
優架、海斗、紗央里 12月号(再会→キス
1月号(海斗からの告白→キス
2月号(海斗の二股宣言
3月号(別れ→再会)
第3クール
4月号〜
優架、輝、
浮気相手の大学生?

<凡例>◎:ラブラブになる、▲:嫌いになる

簡単ですがこんなものでしょう。吉住先生の計算されつくしている構成が明確にわかると思います。
まず、1クールは4ヶ月サイクルに統一されています。1ヶ月を起承転結に当てはめることができます。深読みすると、来月号からの第3クール自体もストーリー全体における“転”である可能性も捨て切れません。(連載は長くはない?)
さらにストーリーでは、第1クール、第2クールを比較していただければわかるように、キャラの設定はもちろんのこと、話の展開が重ならないように工夫されています。
来月号からの展開ですが、新たな女性キャラは、筒井の浮気相手の女子大生が考えられます。優架は望にはひとめぼれ、海斗には無意識だったので、輝のマイナスからのスタートも重なりません。
また、主要キャラの部分では、優架を中心に3人ずつのグループ分けがされます。優架、塔子、桂(友達)。優架、容子、パパ(家族)。しかし、優架、十和は
2人兄妹なので、ストーリーの面からだけでなく、キャラの構成からもアンバランスさが出て、場面数は多くないのに自然と注目してしまうのだと思います。

細かい部分では、P209の優架の携帯と、P211の海斗の携帯がデザインが違うものにしてほしかったです。他の漫画家の方だったらそう気にならないと思うのですが、小物使いが上手い吉住先生がこういうことをされると、やたら手抜きに見えて目立ちます。

P213の3コマは淡泊な心象描写なのですが、1コマ目の“ちょっとは悩んでくれるといいなー”、2コマ目の“まあ それはそれで運命”、3コマ目の“ぱし”のあっさりした流れが、派手さはないけれど丁寧で上手いなと思いました。

P219で、優架は泣きませんでしたね。望のときには泣いたのに(2000年11月号)と思っていたら、そのわけがあとで、P225〜227の優架と紗央里のやりとりがあるからだとわかりました。
このシーンは、今月号の山場です。この山場をつくるには優架が海斗と涙を出さず別れた方が効果的だと思うのです。涙を流すとP219が山場になり、
P225〜227が引き立たなくなるからです。
で、肝腎のP225〜227についてですが、先月号の感想で、吉住先生のいい女の定義が気になると書きましたが、今月号でいい女の定義が描かれていて、心読まれているなと感じました。
確かに、ここらあたりでいれとくべきでしょう。パパや十和とのやり取りで出て来ていますし。
P221の2コマ目の十和の「別れた男のことをいつまでもひきずって やるべきことを やらないのは「いい女」なのかなあ?」はわかりやすかったのですが、P226の1コマ目の紗央里の「ごめんね 海斗が 迷惑かけて」というのは私にはいい女のすることだとは思えませんでした。

確かに、男のした行動をすべて知っていながらそれを許すという行為は、いい女の定義だといわれても納得いきます。(私はできないけれど。一条ゆかり「正しい恋愛のススメ」のリセットボタンを思い出す。)しかし、紗央里の優架へのセリフは、単に最後に自分が優位であることを示しただけではないかと(元にはこれで戻れないわけですから。)感じました。海斗の浮気中に、紗央里が優架の前に出てこなかったのは、自分への優位を感じたからで、しゃしゃりでても紗央里の地位を落としただけになるので、これはわかるのですが…
P228の1コマ目の「……カッコいい…」には、共感できませんでした。
世の中にはもっといい女がいると思います。(「完璧あたしの負けだ−」はわかるけれど。)


◆ガールクレイジー(芳原のぞみ)

古い…古くさすぎて驚きました。乙女ちっく再び。
80年代中盤に、水沢めぐみ・柊あおい先生などにより、乙女ちっくが復活したり、その後も『りぼん』には、乙女ちっく系の作品は数多くあります。しかし、時代にあうようにエッセンスが加えられている作品が中心です。「ガールクレイジー」は、70年代の乙女ちっくではありませんが、80年代のポスト乙女ちっく作品を思い出させる作品群を思い出させます。だから、古くて驚くわけです。

「ガールクレイジー」は、好意的な人はその王道ぶりを歓迎し、つまらないと思う人はその古さを嫌うのだろうと感じます。私は、『りぼん』の乙女ちっくのマンガは大好きなので、手放しに歓迎する気もしませんが、微妙に路線(少女マンガにありがちなパターン参照)を外しているところも見られ、楽しんでいるので頑張ってほしいと感じています。

P235の扉絵ですが、背景の校舎と空はなんとかならなかったのでしょうか?芳原先生にとって貴重な本誌でのカラーのはず。遊び心・チャレンジ精神も感じられず、つまらなく思いました。絵はストーリーに比べれば問題はないといっても、こういうのを見るととガッカリします。

ストーリーはというと、ヒロインは待ち続ける女だし、手作りのプレゼントだし、ヒロインはちょっとドジでかわいくて、モテて、幼なじみがいてという乙女ちっくさ全開です。私は乙女ちっくは大好きなので、これもありでしょう派ですが、気になったところをあげます。

とも兄(ヒーローの兄)⇔(ヒロイン)←?←なつめ(ヒーロー)←篤子(ヒロインの友人)
ガールクレイジー」の人間関係はこのようになっています。私がを楽しめているのは、この形がありそうでなかったからだと思います。()内以外では重なっていたりとか、近いものはいくらでも思い出せるのですが、同じのは思い出せないのです。まあ、当たり前か…

今後の課題は、まず、未の魅力を出していくこと。今月号で、とも兄に告白されていたけれど、彼女のどこに魅力があるのは私にはまったく理解できません。読者に、の魅力を見せる必要があります。
次は当然のことながら、
少女マンガにありがちなパターンと一緒にならないように、なっても工夫しないと潰れることでしょう。
キーポイントとしては、未と篤子、
とも兄となつめの関係です。上手く描き出せると確実に盛り上がると思います。ストーリーは前の2連載よりも今回の方が格段に面白いので、気合をいれて、頑張ってほしいです。

細かい部分では、P249の1コマ目。なつめが篤子に傘を差し出す重要なシーンです。意味はわかるのですが、この構図がなにかおかしい感じがして違和感を感じました。これは篤子の視線に移る傘を暗に示しているのだと思いますが、あまりにも不自然。コマの中の傘の位置もおかしいのです。コマの右上に篤子の目をいれているからこうなったのだと思いました。2コマ目で正面、3コマ目でなつめの横、4コマ目で篤子のアップなのはそれなりに自然のようですが、2コマ目の「…バス 来たぜ」というセリフに、篤子が反応しているようにも見えます。やっぱり、イマイチ。
ネーム段階で、練り直してほしかったシーンです。

P259〜261は今月号の山場だと思いますが、P261はイマイチ。3コマ目のなつめのアップまではいいと思うのですが(1コマ目の端にあるとも兄の手のアップはいらないと思う。)、最後のコマで画面転換のコマはいらいでしょう…公園から日付が変わって学校に画面が転換するわけでしょう。同じ日付で違うキャラがでてくるなら、この画面転換でいいと思いますが、この場合、ページを改めてほしかったです。P261のなつめは、P267のキスシーンにもつながるので、重要だったともいえますし。

絵ではキレイですが、マンガは上手くないから、全体的にコマ割り・構図が読みにくく、不自然で、インパクトのあるシーンが流れてしまったり、キレイに見えません。ストーリーだけでていっぱいかもしれませんが、もう一歩ネームの段階で苦しんでほしいと感じます。コマの工夫で、作品の見栄えが全然変わってくると思うのです。絵がキレイなだけにもったいなさを感じます。


◆世紀末のエンジェル(倉橋えりか)

2001年1・2月号の展開は、ストーリーの本筋を深めるサブストーリーにもならない短さで、何なんだという気分です。まあ、
「Wピンチ!!」のあとに連載が終わるのが「世紀末のエンジェル」かなと感じます。(「ガールクレージー」の可能性もありか。)
本編での感想は他にはありません。


◆Wピンチ!!(亜月亮)

来月号で最終回ではないということは、5月号が最後でしょう。打ち切りとかではなく、最後までキチンと連載させてもらえそうではありますが、次の連載開始では巻頭カラーは取れなさそうだし、亜月先生には表紙や、巻頭カラーを経験させたいと思っているので残念です。

今月号の主な展開は、猪神が男だとわかったことくらいで、クライマックスだというのに盛り上がりはもう一歩に感じます。私は猪神は女装しているのだと思っていたので、暁名のように女の子説は信じていませんでしたし。取材したことや、今までの積み重ねてきたネタを再度だし、カバーという感じでした。最後になってバタバタしてほしくないです。
でも、猪神の性格の変わりぶりは楽しめました。(でも、「ペンギン☆ブラザーズ」の白雪を見ているので、どうしても甘さを感じる。)

P311〜314に八重垣神社の占いが出てきますが、5分くらいで沈むのが普通ということを注釈で加えておかないと、なおみのをみて即効沈まないといけないように誤解されると思います。
亜月先生はこの占いをご自身でされたのか(紙に占いの文字が描かれているから誰かはしていると思うけれど。)、結果はどうだったのかとか気になりました。単行本のフリートークで取材について書かれるかもしれませんね。(注)

P316の最後のコマに「なんで俺はいつも主人公より悩んでんだ…」というツッコミがありますが、「グットモーニング・コール」にしろ、「GALS!」にしろ最近の『りぼん』には、この手のパターンが多いように思います。りぼんっこは悩んだりしたくないのでしょうか。自分の代わりに悩んでくれて、助けてほしいとか…
以前の『りぼん』には、一条ゆかり「砂の城」、太刀掛秀子「花ぶらんこゆれて…」、柊あおい「星の瞳のシルエット」のように、悩みすぎて身体に変調をきたしたり、自己犠牲の精神に酔ったりするストイックなヒロインがやたら多かったのですが、吉住渉先生が活躍されはじめるあたりから、悩まないヒロインが増えたと思います。悩むヒロインは紗南ちゃんのように描くしかなかったのかな…


◆いつでもいっしょ(大野のぞみ)

先月号に掲載された
「聖・ドラゴンガール」と作品カラーがほぼ一緒で何のために本誌にわざわざ載せた作品なのか、理解できませんでした。

ななせは智哉と最初から友達以上恋人未満の関係で、女の子(ヒロイン)という理由だけで愛されるという私が嫌いな始まりでしたし。キャラ設定くらいしっかり描いてくれないと。ヒロインとヒーローの設定が似かよっているのはもちろん、ヒーローのいとこを出して、ヒロインの友達に置く当たりが完全に「聖・ドラゴンガール」と一緒。2号続けて同じタイプの読み切りを楽しんで読めるほど、頭は単純ではありません。


◆偽りのライオン(朝比奈ゆうや)

P417の扉絵ですが、レオと勝呂の顔の区別がまったくつきませんね…

御都合主義の連続の最終回でした。もっと外してくれるかと思いましたが、気持ち悪いくらい合わせてきましたね。レオが試合で勝つ必要性も、得点王になる必要性も、レオと勝呂が両想いになる必要性もあったのでしょうか?

P425〜426にレオがロングシュートを決めるシーンがあります。ここは感動するシーンですが、チームプレー無視かよという気しかおきませんでした。チームプレーで行なうスポーツを描くなら、チームメイトを描く必要があると私は考えています。「偽りのライオン」にはそれが一切描かれません。自己中のストーリーが特に際だって感じ、気持ち悪さを覚えました。
個人で行なうスポーツで背が低いと困るもの、ハイジャンプとかにした方がよかったのではないかと思います。
また、スポーツを描く画力がないのに、バスケを描きました。その歪みが、最終回の試合のシーン(盛り上げなくてはいけないシーン)で出ていたとも感じます。

P429の「勝呂が私の方を向いてくれないからって 私の “勝呂が好き”って気持ちが 変わるわけじゃないんだった…」ですが、本当でしょうか?私は「偽りのライオン」の連載を読んで、レオが勝呂に振られても、勝呂を思いつづけて気持ちは変わらないなんて感じませんでした。

こういう強いネームは出すのは簡単ですが、説得力をもたせるのは大変です。蘭世じゃあるまいし(「ときめきトゥナイト」のヒロイン。彼女ならこのネームでも納得できる。)振られた後も、1人の男を思いつづけられると信じるなんて、恋愛を知らないか(勝呂は初恋ではないはずなのに)、恋に酔って悲劇のヒロインになっているだけでしょう。P441の「だいいちさ フラれたからって 嫌いになれる気持ちじゃないんでしょ?」ならいいんですけれど。

次の本誌連載も、芳原先生があるのだからあると思いますが、成長できるように頑張ってほしいものです。
若さからの新鮮さとかだけでなく、読者の思考・視線を頭にいれ、
自分の作品を客観的に見つめられる目がほしいです。


無駄に長くなった感想が多くて、すみません。
更新が久しぶりなので、言いたいことがたまっていたところがありました…

あと、感想ではないのですが、集英社のHPで『りぼん』の目次を画像だったのを、打ちこむようになりました。(集英社WEBインフォメーション
これはいいことなのですが、サーバー上に目次のデータが最新号以外にも残っていると思うのですが、アドレスがわからないので、感想のページからリンクができなくなりました。まあ、表紙だけあれば充分という見方もありますが、目次の取りこみ画像はなにげに気に入っていたので寂しいです…

(注)
耳美さんから以下のようなコメントをいただきました。

「Wピンチ!!」に出てきた“八重草神社”は私の地元(島根県)の“八重垣神社”の明らかにパクリ(?)なのですが、10円を紙に乗せて池に浮かべるという物はあるのですが、確か紙には文字は書いてなかったと思います(とは言ってももう7〜8年行ってないのでその頃の記憶では)。
漫画に載せる為に紙から文字が透けて見えるという設定にし、それだと名前もそのままではいけないので少し変えて「八重草神社」にしたのだと私は解釈しました。あと、5分位で沈むのが普通なのですがすぐ沈む場合もあるしそれ以上の場合もあるし。5分位と言われてみると確かに5分位かな・・という感じで注釈を入れておかなくても私は違和感は感じませんでした。まあパクリだし(笑)。

あと、亜月先生の実家と八重垣神社は結構近い(らしい。実家かどうかはよく覚えていないけどお兄さんがその辺に住んでいる事は確か。)ので結構実家からも近くて親しみがある場所なのかな?と勝手に解釈してました。

私は、“八重草神社”と書いてあるのを、“八重垣神社”だと思い込んでいました。だから、「5分くらいで沈むのが普通ということを注釈で加えておくべき」と感想で書いたのです。
このようなミスをしたのは、

  1. “八重草神社”が実際にある神社の名前とあまりにも似ていたこと。
  2. 具体的な占い描写(P311の占いの値段が100円とか、コインが10円玉・100円玉とか。)があったこと。
  3. 前で出雲大社(P309より)という実際の神社の名前をそのまま使っていること。

という3つの理由が重なったからです。混乱していたようなので、“八重垣神社”について少し調べてみました。(参照サイト:さんいん旅ねっと恋運暦

さんいん旅ねっとの“八重垣神社”の写真を見て下さい。P310に描かれている“八重草神社”の絵とそのままです。“占い”の写真から、占いの紙には文字が浮き出ることが確認できます。(文字が浮き出ないというのは、耳美さんが勘違いされているがわかります。)また、“占いの池”の写真からP312の最後のコマの池の前の石段が確認できます。
さらに、
恋運暦から、占いが100円であること、早い人で2〜3分、遅い人でも30分で沈むことが説明されています。

亜月先生が、“八重垣神社”の設定をそのまま“八重草神社”にしたのは、キャラの名前が前に活躍したアイドルの名前を持ってきたように、神社ということで、“八千草薫”の名前をもじったからでしょうか?
ここまで一緒だと、“八重草神社”にしたのが写植ミスかとも思えますが、P317の1コマ目の花守りで“八重草神社”となっているのでそれはありません。変えたのにはわけがあると思いますが、はっきりせず疑問です。

あまりにも微妙な変更だったので、“八重垣神社”を中途半端にしか知らない私は、“八重垣神社”と書かれているのに気づかず勘違いをして、“八重垣神社”を中途半端に知っている耳美さんは、占いが創作だと勘違いをしたわけです。

あと、耳美さんのコメントの“八重垣神社”が亜月先生の実家に近い説とを考えると、先月号の感想で取材のための資金についてふれましたが、出してもらってなさそうな感じがします。となると、担当編集者(女性)と、亜月先生と一緒に取材はされてもいないわけで、いい年した女同士で、この占いをやったものなら、変に火花が飛びそうで、楽しいレポートが期待できそうなものだったのにと少し残念でした。

長々と書きましたが結論としては、5分くらいで沈むのが普通という説明と、さらには、早い人で2〜3分、遅い人でも30分で沈むという説明を、P311の占いの説明をするコマか、注釈をつけるかして、読者にあったほうが楽しめていいと思います。名前以外に創作は感じられませんが、もし創作ならばここで特色を出すとか。
私は理解・知識が暴走しているのでよく間違えますが、私以外にも複数の読者が混乱しているというのはどうかと思いました。


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