《お読みになられる前に》

後篇その2-2をお送りします♪

ようやくと完結です。

短編として書いたはずが、完結まで3ヶ月も…(;;)

BBSにでも感想いただけるとうれしいです(^○^)


 

夢をかなえて、あたしの夢を♪─後篇その2−2─

虚空はるか

 

 

なんだろう、これは…

今あたしの目の前で、彼女は、なにかに取り憑かれたかの様に、執拗にアタシの足の指をチロチロと舐り続けていた。

湿り気を帯びた肌に彼女の荒い息が吹きかけられ、くすぐったい。

じゅ、じゅる、じゅじゅ…

「はぁはぁ…リナさん…リナさん…」

うわ言のように呻く彼女は果たしてあのヒーローかぶれの彼女なのだろうか…

「ふふ…口の周りをべとべとにしちゃって、そんなに自分のいやらしいお汁が美味しい?」

「はひ…」

じゅ、じゅ、じゅ…

彼女は、とろんっとした惚けた瞳でアタシの足の指を見つめ、啜り、そして、アタシを見上げてニィ〜となんともいえない笑みを浮かべながらいつもとは違う口調で呟いた。

「はぁはぁ…はひぃ…おいひぃ…」

な、なにこの娘!?

その姿を前にして、あたしに少なからず衝撃が走り去る。

今まで長いこと彼女と旅を続けてきたが、こんな彼女はお目にかかったことがない。

ヒーローオタクのその内面にこんな淫らな彼女が潜んでいたなんて…ヒトとはホント解らないものである…

…まさか…

あたしの頭にある恐ろしい考えが思い浮かぶ。

自信はない…

というか信じたくはない…

だが…

 

はりゃ…?

気が付くと、いつの間にやらアタシはベッドに横になっていた。

なるほど、意識を集中させることで彼女からの攻撃をかわすことも出来そうである…もちろん襲いかかってくる刺激にもよるのであろうが…。

「ふふ…おいでアメリア。まだ舐め足りないんでしょ?あたしもさぁ、アンタのその美味しいお汁欲しくなっちゃった。」

「り、リナさんっ!!はぁ、はぁぁ…ふぅぅ」

なっ!?

なに目をうるうる潤ませて頷いてるのよ、この変態娘はァァァ!!!

と叫んでみたものの、一層瞳を妖しく輝やかせ、よたよたと甘痺に震える躰を引きずるように近寄ってくる彼女に、あたしの叫びは無力でしかない。

その証拠に何事もなかったかのように、その小さな手が、むぎゅっと下半身に突っ立った手綱を握り締め、まるでそこが鞍であるとでもいうようにアタシの顔の上を跨ぎ出す。

ぽた、ぽたと何かが頬に小鼻にあたり、アタシの視線はその何かを確かるべく、その天井を見上げた。

勿論そこにあたしの意志は介在していない…いや…できない。

こっ、こんなのって…!!?

見てはならないものが勝手に視界に飛び込んできた。

それも…どアップ で!!!!

なにこれっ…!?

その手の趣味の持ち主以外、同性のこれを見て愉しいなんて思わないだろう…むしろ普通は気持ち悪くなり嫌悪感さえ抱くはずだ。

さらに、今目の前にあるこれは、あたし自身普段目にしているそれと明らかに違ってる…もちろん、見ている角度が違うということもあるのだが…

常に開いた空洞からは枯れることなくヨダレが垂れており、その内部は数知れぬヒダがまるで得体の知れない生物のようにピクピクと蠢いている。

本来ならくっと顔を背けたいところだが、あたしの意志ではどうにもならない。

 

「はぁはぁはぁ…り、リナさん、つ、汁だくの美味しいところを…は、はやくぅぅ!!」

ひぇぇぇぇ〜、どろどろベトベトな桃色の軟体生物…

いくらあたしが『丼モノは汁だくが好き♪』って言っても、それとこれとは話が違う!!

ちょ、ちょっとぉぉ!!!

そんな気色悪い軟体生物近づけないで、アメリア!!

泣きべそ率200%のあたしに無常にも彼女は更に腰を降ろして来る。

迫りつつある謎の醜悪な生物。

更に事態はあたしにとって最悪の方向に進んでいるようだ…

 

突如、口を割って、舌が伸び出る。

イヤァァァ!!!!!

舌…アタ、アタシの舌が…

やめて…舌を伸ばさないでぇ!!ふ、触れちゃう!!

こと此処に至っては、彼女らが何をやろうとしているか、分からない方がどうかしている。

しっかし、こんな苦痛が他にあるだろうか?

身体の自由も利かず、逃れる術を持たず、変態娘達に嬲られて、涙の一つさえ浮かべることも許されないなんて…唯一許されるのは心の叫びを虚しくあげることだけ…。

さらに都合の悪いことには、他人様からはこのアタシがあたしと見られてしまっているってこと。

淫らに悦ぶアタシがあたしと思われ、誰もその淫らな行為があたしに苦痛を与えているとは思い及ばない。

 

ぺちゃ…

い、いや、いや、いや、離れて…そんな物を舐めさせないで…

ついに、ピリリとした刺激とともにヌメリ気を帯びたアメリアのモノがアタシの舌に触れた。

「あぁ、リナさん、もっ、もっと舐めて…舌をねじりこんで…」

「はぁはぁ、こ、こんなにべっとり美味しいソースつけちゃって…たっぷりと味あわせてもらうねぇ♪」

アタシの指が左右からビラビラの肉のカーテンを押し開き、その中身、鮮やかなピンクの溝と大小2つの穴を晒し出す。そして、その溝をアタシの舌が下からゆっくり、ぷっくとした頂点まで舐め上げ、舌の裏側で来た道を戻す。

「あは、はぁはぁ、い、いいですリナさん…」

悦びからだろうか、アメリアはうわずった声を上げ、アタシは彼女の声に気を良くしたのか、今度はその舌をすばやく往復させた。

「はは、は…はうぅぅん、はぁぁ…いぃ…」

汚らしい粘液が舌を伝って口の中に溜まっていく。

あは…はは…イヤ…気持ち悪い…

ヤバイっ…

勝手に乾いた笑いがこみ上げてくる。

 

「ひゃん、ひぃぃぃ!!リナさん、もっと…もっとぉぉ」

彼女の求めに呼応して、アタシは舌に力を込めて、すぐに元に戻ろうとする彼女の恥ずかしい突起、左右のビラビラとした肉のカーテンを押し潰したりめくったり、円を描くように舐め回し始めた。

「はふぅ、ひゃひぃぃ、すご…すごひぃ、あた…頭が変にな…なりほうれす…リナひゃん、良ふぎれすぅぅ!!」

「どう気に入った?」

「はひはひ…すへきれす、りにゃひゃん!!はぅはぅ…はぁ〜」

「アメリアこそお姫様としての気品に満ち溢れて…んふ…素敵よ♪」

見上げたアタシの瞳に映るアメリアは、彼女が言うような品物ではない…

目の焦点はあっておらず、目じりと緩みきった口元からは絶え間なく、透明な液体を流している。
さらにこの呂律の回らない口調…

理性という名の制御装置を失った女とはかくも豹変するものなんだろうか?

それともこれがオンナの本当の姿なのだろうか?

オンナなら誰であれ、実はその内に、こんな目を背けたくなるぐらい淫らな寄生虫がいて、いつしか宿主に成り代わりその身を手に入れようと蠢いているものなのだろうか?

あたしも一皮向けば…アメリアと同じなのか…?

流石に意識だけの存在である今のあたしにさえ寒気が走る。

でも…あたしの場合は…いったい…?

刹那…

先ほど生じた恐ろしい考えが再度あたしを襲う…

もしかして、あたしの中には、アメリアとは違うオトコの欲望を持った寄生虫が潜んでいたとでもいうのだろうか?

それがアメリアの呪文で現実化して…

だとすると…

あたしの胸に対するこだわりよりも、オトコとしての淫らな欲望を満たすことの方が勝っていたということになる…あたし自身そんな欲望を認識すらしていなかったというのに…

 

「ほんと、いくらでも厭らしい汁湧いて出てくるわねぇ…淫乱変態お姫様♪」

「はぁはぁ、すすって、すすふぇくらさいぃぃ!!」

あたしの気も知らずに二人の痴態は続き、その痴態はあたしを陵辱し続ける。

アメリアの要求に応じて、彼女の艶かしく開いた下の唇にアタシの唇が近づき接吻する。

ず、ずる、じゅる…

密着した唇の間から漏れる濁音…

そして、アタシが喉を鳴らす音…

それら湿り気を帯びた音のみが暫しの間、部屋の中を支配した。

「ひゃぁぁん、り、リナひゃん!!!中が吸い出ひゃれへ…はぁはぁ…すごひ…」

誰に教えられたわけでもなく、アタシはアメリアの肉体を責め、彼女はその行為に悦ぶ。

確かに、あたし自身、自慰というものをしたことがないわけではなく、躰のどこをいじれば快楽を得られるか知っている…

だが、それは指先で弄ってという程度のもので、舌や口を使ってなどということは思いもつかないものだし、ましてや同性にそうしたいなど思いもしない。

やはり、アタシ自身はオトコなのだろう…臆することなく、そういうことができるというのは…。

じゃあ…アタシでなく、あたしはいったい…

同性に対する性的な行為に嫌悪感を抱きながらも、何もできずに汚されていくだけの存在のあたしはいったい…

彼女の汚らしい粘液が喉を流れ落ちていく度に、あたしは自分の存在意義に疑問をなげかけずにはいられなかった。

 

「ぷはぁ…んふ…、ねえアメリア、これだけやってあげたんだからさぁ。ちゃんとお返ししてくれなきゃねっ!!あんたの淫らな匂いのせいで、あたしのモノ、張り裂けそうなほど腫れちゃったんだから、もちろん責任取ってくれるわよねぇ!!」

ついに、彼女はアメリアに自らの快楽を要求した。

いまのこんなボロボロの精神状態で、逃ることのできない快楽に襲われれば、あたしは消滅してしまうかもしれない…

「はい、リナさん…あたしの胸と口でたっぷりとこのコを可愛がってあげます。だから…これからもあたしのことを可愛がってください…。」

「まったくもう、調子いいわねぇ♪ちゃんといつでもどこでも可愛がってあげるわよ、道端で犯してあげたり、年端もいかない子供の前で犯してあげたり、みんなの食事中に食堂の便所で犯してあげたり、そうねぇこういうのはどう?食事中にゼルにはわからないようにテーブルの下にいるあんたを犯してあげてもいいわ♪これでも、あたし、お姫様に対する礼儀っていうの解っているつもりよ♪」

アメリアがブルブルと震え、どうやら言葉だけで軽くイッてしまったようだ…。

「はぁはぁ…リナさん♪よろしくお願いしますぅ♪」

「ふふ…ちゃんと、あたしなしではいられない躰にしてあげるからね、アメリア♪ってことで、さあ、あんたを天国に連れて行ってくれるそのコにちゃんと奉仕しましょうねぇ♪」

 

んっはぁぁぁ…

アメリアの胸がこす、擦れて…肌に吸い付き…先っぽに舌が絡みつく…。

ぐはぁ…んっ…

こんなの…くっ

快楽に抗うあたしであったが、突如彼女はその行為を止めた。

「くぽ…あは、リナさん♪ちゃんとオンナの子もあるんですね?」

なぬぅ!!?

さっきは見えなかったが…

「くす…こっちもちゃんとやってげますから♪」

って…まさかアメリア…

あひぃぃぃ…こんなの…やめ、やめてぇ!!

胸と口でアタシのモノを愛撫しながら指であたしのモノを弄び、今までとは比較にならない強烈な刺激があたしを襲う。

もう、さっきまでの余裕はない。

「くはぁ…凄いわアメリア!!んふふ」

アタシの手がアメリアの尻房を両側からむんずと掴んで押し開き、尻房の間から薄紫色の小振りな窪みが顔をのぞかせる。

ちょ、ちょっと…

まさか、あんた!!

あたしの焦りを知ってか知らずか、彼女がさらに激しく胸と舌、そして指を動かす。

はぅ…やめ、アメリア…

「あは、リナさん気持ちよさそう…もっとやったげますから!!」

ちょ、ちょっと、違うのよアメリア…あたしは…

くはぁ…きひぃぃ…

らめ…やめてアメリア…

「くす…こ、こんなのはどうかしら…しわの一本一本丁寧に舐めてあげるからねぇ」

ああ…やめて…舌を伸ばさないで…

アメリアのもたらす未知の快楽とアタシの行おうとしている信じられない行為に、あたしの頭はパニックになっていた。

「あは、ヒクヒクしちゃって…やっぱりここも愛されたいんでしょ?くす」

「さっきから、リナさんの鼻息があたって…でも、リナさんこそ、舐めたくて仕方ないみたいですね…ここもピクピク、ピクピクってせわしなく反応してますし♪」

「言ってくれるわねぇ♪じゃあ、お互いにナメて気持ちよくなりましょうか♪」

「はいっ!!」

ああ…だめ…やめて、あたし狂っちゃう…

ああ…あた、あたしの舌が…だめ、そんなことにつ、使わないで…

ぺろり…

舌先が小さな窪みに触れた。

ああぅぅ…き、汚い…あぁ…止めて舌を止めてぇぇ

あたしの叫びは一向に通じない…

「はぁはぁ…ヘンな感じです…あぁ、でも気持ちいい…」

アメリアは感想を述べるとすぐに3点同時攻撃を再開しだした。

むにゅむにゅ、ぺろぺろ、くちゅくちゅくちゅ…

狂っひゃう…やぁぁぁ

「いいわアメリア、じゃあこっちももっとえぐるように舐めてあげるからねぇ♪」

つぶ…ぐちゃぐちゃぐちゃ…

あぁぁぁぁぁ…アメリアのお尻のギザギザが舌に…も、もう頭がパンクしそう…

なすがままにふたりに蹂躙されるあたし…

強烈な快楽、そして非日常的な行為にあたしは蝕まれていく。

「お、おひり、おひり…えぐられる…のが……こ、こん…こんにゃに…きもひぃにゃんふぇ…ひぃぃぁぁ…」

「こら、アメリアっ!!お口とお手々と胸がお留守になってるよ!!」

「だ、だって…すご…すぎて…あぎぃぃぃ…い、いっちゃ…いっちゃいそうなんれすぅぅぅ!!!」

「お尻でイッちゃうなんて、やっぱり変態ね、あんたは…」

「はぅ…はぁ、はぁ…もっとなじって…はぁ、はしたないあたしを…」

「くす…認めたわね…じゃあご褒美に盛大にイカセテあげる…でも、実はあたしももう我慢できないの、だからふたりで一緒に♪」

「はひ、はひぃぃぃ…」

アメリアは右の手でアタシのモノを握りしめ、左の手のうち3本の指をあたしのモノにめり込ませる。

と同時に

「ひっ、ひゃぁぁぁぁ、アメリア激し過ぎるっ!!ぐっ…う、うぐ…んっ…」

彼女はこれ以上ない速さで両の手を激しく往復させていた。

んはぁ…だめ、何かが…何かが…きはぁ…んあぁぁ…

「ど、どうれす…どうれふか、りなひゃん?はぁはぁ、きもひぃぃぃれすか?」

だめ、やめ…んはぁきぃぃぃ…くるっひゃ、ひゃう…

「んぐ…、はぁ、はぁ、あぁ…あ、アメリア!!」

彼女の名を叫ぶと、アタシの舌は彼女のお尻を激しく舐り出した。

「かはぁ…うぅ…ひぃ…きもひぃぃ…」

部屋に響くは、2匹の淫らなケモノが発する嬌声のみ…

「もう、い、いく…い、い、い…」

「り、りにゃひゃん、あた、あたひもぉぉおねがひぃぃ」

「い、いち、にのさんで…い、一緒に…ね…あはぁ…」

こくりこくりと、しかめた顔で何度も何度も頷くアメリア。

「い、いち…にの…」

アタシの指が彼女の恥ずかしい突起へ伸び…そして…

彼女は手の動きを一層荒ぶらせる。

あぁ、何かが…中を通って!!!ふ、膨らんで…やぁぁぁ…ヘンだよ…ヘン、ヘン…あぐ…あぁぁ

「く、くはぁ…さ、さん!!!!!」

言うと同時にアタシの指は彼女の突起を摘みぎゅっと捻った。

「あぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!んひぃぃぃぃぃ、た、助けへリナひゃんんんん!!!!!」」

んあぁぁぁぁぁぁ!!!で、でひゃぅぅぅ…ぐぁ…だ、だめぇぇぇ…あっあっ…あぁぁぁ

「あはぁ…で、でるぅぅぅ!!!アメリアァァァァ!!!!!!!」

淫らな雄叫びを上げるアメリアのその口めがけ、白い液体を勢い良く飛び散らす。

「あつッ………ぁぁぁ…ぁ………」

びくんびくんっと身震いを繰り返し吐き出される白い液体に、何度も何度も顔や胸を汚されながら、彼女は急速にその意識を無くしていった。

 

 

「ふう…アメリア〜?んっ?ありゃりゃ、もう気絶しちゃったの…ううみゅ、あたしは、まだまだ、こんなにビンビンだってのに…」

た、助かったの…死ぬかと思った…

どうにかあたしは首の皮一枚で命を永らえることが出来たようである。

だが、安心は出来ない。

一応、アメリアの方は完全に気を失っており、今すぐ再び求めてくることはないだろう…

だが、アタシの方は健在なのだ…

その気になれば、彼女が気絶していることもお構いなしに彼女は再び行為を始めるだろう…

うぅ、考えるだけで悪寒が走る。

そう、あれは今思い返してもぞっとする…

もし、あたしのキャパシティがちょっとでも足りなかったら…

今ごろは…

ひと時の休息…だがあたしの悲劇はこれで終わりではなかった…。

 

 

ドンドンドン!!!!!!

「どうした!!!リナ、アメリア!!!!」

ガ、ガウリイ…?

「お、おいっ、このドア…呪文で封じられているぞっ!!!まさかっ!!魔族の結界かっ!!?」

ゼル…?

「なっ…なんだってっ!!!リナァァァ!!!!」

「おい、アメリア、返事しろォォ!!」

ドンドンドンドン!!!!!!

 

いや、来ちゃだめっ来ちゃ…いやァァ

来てくれたんだという一瞬の安堵の後、恐怖と絶望があたしの心を支配する。

もし、ドアが開けられたら…

一糸纏わぬ自分の姿を見られて恥ずかしいという気持ちもあるが、それよりなによりアメリアが全裸で気絶しているこの状況、アタシの股間についた異様なモノ、そして確実に崩壊するであろう彼らの中のあたしのイメージ…

いまのあたしには弁解しようにもしようがないし、アタシはきっとこの状況を肯定し彼らを欲するに違いない…

そうなったら、またあたしは、あの苦しみを…

だが、それらはまだいいのかもしれない…

なによりも今のあたしにとって、彼の、ガウリイの中の自分が変わってしまうのが辛かった。

 

 

ニィ…

あたしの心配をよそに彼女の口元が緩むのがわかる。

ああ…やめて、ドアを開けないで…

あたしの心の悲痛はやはり彼女には届かない。

「ああガウリイ、ゼル?」

「リ、リナ、ぶ、無事なのか!!?」

「アメリアは!!?あいつはどうした!?」

ガウリイの安堵の声と対照的な焦りを帯びたゼルガディスの声。

「あたしは、大丈夫…ただ…」

「ど、どうした!!?」

「アメリアも、どうにか無事なんだけど…気を失っちゃって…」

「な、なんだと!!と、とにかくここを開けてくれ!!は、はやく!!」

「そ、そうね!!」

なんという演技力、なんと巧妙なことか!

彼女にかかれば、ガウリイやゼルなんて赤子も良いところである。

しっかし…

よくよく考えてみれば、いま入ってこられると困るのは彼女だと思うのだが… 。

まさか…あたしが彼女以上に困るのが分かっていて?

……いや…

それはあるまい…

彼女はあたしの存在について意識していないようであるし…

となるといったい…

ただ、いずれにせよ彼らの来訪はあたしにとっては決して好ましいものではなく、絶望にしかなりえないってことには変わりがない。

 

 

「アンロック!!」

がちゃ…

とうとう、運命のドアが開かれた。

「リナァァァ!!!」

「アメリアァァ!!」

「「リナ…!?」」

部屋に飛び込んでくるふたりの声が見事に重なり、目の前の光景を前にふたり同時に呆然と立ち尽くす。

「ふふ…ロックッ!!!」

がちゃり…

「り、リナ…コイツは…いったい…」

「なるほどな…ガウリイ、俺達まんまと一杯喰わされたようだぜ……。いいかげん正体を現したらどうなんだ、エ〜ッ魔族さんよっ!!」

いつもどおりゼルの鋭い読みが冴え渡る…

だが…

「くす…何言ってるんだか、あたしはあたし…ゼル、残念ながらあたしは魔族ではないわ。ねえ、ガウリイ?くすくす」

なっ!!!!?ガウリイ…!!?

アタシに釣られて視線を移すゼルガディス…

瞳に映るガウリイの姿に彼は一瞬にして凍りつく。

「なっ!!?何をやっているガウリイ!!!」

彼が驚くのも無理はない!!

さっきまで茫然自失だったガウリイが、いつのまにやらその目をギラギラとさせて服を脱ぎ始めているのだから…。

「リナ待ってろよ!!すぐに足腰立たなくなるぐらいたっぷり犯しまくってやるからなっ!!」

「な、何を言っているガウリイ!!?」

ガウリイの豹変にゼルガディスは戸惑いを隠せない。

 

なるほど…これが狙いか!

そう、まだこの部屋の中でアメリアの呪文の効果は続いているのだ。

 

「リ、リナ、俺、力がみなぎって…もうこんなに張り裂けそうだぜっ!!!」

「うはぁぁ♪す、凄いじゃないガウリイ!!大きいし、もうチ○ポ汁で全身ずぶ濡れになっちゃって!!」

が、ガウリイの…す、凄い…ああ、何考えて…あたし …

何故かあたしは目を背けようという気にならなかった。

「なんかさぁ、自分の意思でいつでも射精できそうだぜ、リナ…。今すぐ、ぶち込んでやるから、とっととケツをこっちに向けろよ!!!」

あ、あんなの入れちゃうの…あぁ…

「えへ♪じゃあお言葉に甘えてご馳走に預かろうかな♪ガウリイ、ガンガンやっちゃっていいからねえ〜♪

「もちろん、そのつもりさ!!」

不思議とあたしの中の恐怖心は消えていた…

身体が熱い…なんだか心地いい、でも、どうして…

 

「ゼルガディスさん♪えへ♪」

「あ、アメリア、いつの間にっ!!」

あ、アメリア!?

いつのまに復活したのか、彼女はゼルガディスの前に膝まづいて彼の股間に胸を押し当てていた。

「あは、ゼルガディスさんの硬いのがあたしの胸に当たって…どうですか、あたしの胸?ゼルガディスさんのこと想って、毎晩弄ってたらこんなに大きく育っちゃいました。大きい胸の娘ってお嫌いですか?」

目を潤ませて寂しげに尋ねる彼女…

あああ、あんな表情で迫られたら普通の男は…しかもここはあの呪文が充満した部屋…

「やめろ、アメリアっ!!どうしたんだ、いったいっ!!」

流石は、ゼルの精神力というところか!!

まだ欲望よりも心配の方が勝っている…今のところは…。

ゼルの言い様にアメリアは肩を小刻みに震わせて、

「ぜ…、ぜ…、ゼルガディスさん、あたしが嫌いなんですか?…ひっく…」

蚊の鳴くような小声で呟き上目遣いにゼルに尋ねるアメリアだったが、言い終わる頃には目にうっすらと涙が浮べ、嗚咽まじりの声になっていた。

彼女は言い終わるや否や、むくっと立ち上がると今度はゼルに背を向け、前屈姿勢をとり、お尻を突き出して、自らの恥かしい部分を指で広げて見せつけた。

「な、なにをっ!?」

「み、見てください、あたしのここ…。ゼルガディスさんのこと、想うとこんなに、こんなにヌレヌレぐちゃぐちゃになっちゃうんです。こんなあたし…やっぱり、嫌いですよね…?」

 

 

次の瞬間、わたしは目を疑った!!

彼が理性を無くし、欲望に身を任せたから、というわけではない!!

それは既にガウリイで経験済み。

一瞬の出来事だった…

なんと、ゼルの肌の色が、そして髪の色が一瞬に変わったのだ。

そう、あれだけ探しても元に戻す術がなかったというのに…

いま彼はまさに人だった頃の姿を取り戻していた。

どうやら、驚いているのはあたしだけでもないようだ…

ガウリイの動きは止まり、そしてアメリアも呆然としている、そして当の本人であるゼルガディスでさえ、その肌を見て震えていた。

「ぜ、ゼルガディスさん、その姿…」

「こ、これは…」

やはり、元に戻れたのがよほど嬉しいのだろうか?

「今まで…どんなに我慢に我慢を重ねたことか!!」

ふぇ!?なに?

「俺だって…俺だってなぁ!!!元の身体に戻ったら、お前を押し倒して思いっきり犯してやりたかったんだぁ!!!この身体ならお前を傷つけることもないしな…」

ゼル…あんた…いったい…

そうか…ゼルの願いは元の身体に戻ってアメリアを…そのなんだ…お、犯し、まくるってこと…

だから、膨らんだ欲望の副産物として元の身体に…ううみゅ、なんと言うか…

「アメリア、溜まりに溜めた俺の想いの全て、お前の中に吐き出してやるぜっ!!!自然と洩れ出してくるほどにな…」

「ぜ、ゼルガディスさん、ホントに…?」

「ああ、その証拠に…

言って彼は服を脱ぎ出し、全てを脱ぎ終えると、アメリアの目の前に赤黒い突起を自慢げに突き出した。

「ほらよ!!!」

「あぁ、立派ですゼルガディスさん…こんなに…こんなに、涎たらして…ゼルガディスさんお行儀悪いですね…」

「なにいってるっ、おまえさんが悪いんだぜっ!こんな如何にも犯してくださいって恥ずかしい胸やま○こを見せ付けやがって!!まったく恥知らずなお姫様だぜっ!!まあ、おかげで元に戻ることが出来たけどなっ!!」

言い切るか言い切らないうちにゼルの手が彼女のたわわに実った乳房の片方を握りつぶす!

「あがぁ…痛っ…はあぁ〜、感じるぅ〜」

「こんなことされて感じてやがる…ペッ!!」

彼の吐き捨てられた唾液が彼女の顔に当たるが、彼女はそれをむしろ嬉しそうに指で拭って舌で舐めとりながら、

「あぁぁ…はぁ…ゼルガディスさんの…唾液ぃぃ…はぁ…」

と感極まった声で鳴く。

その姿にゼルはぶるぶると身体を震わせ、口元を歪める。

「この淫乱変態マゾ娘が!!」

「あぁぁ…あは、あは…こんな変態で淫らなあたしにお、お仕置きをお、お願いします…はぁはぁはぁ…」

「当然だ!!元に戻してもらった礼も兼ねて、毎日、淫らなお前さんの腹ん中、俺のザーメンでいっぱいにしてやる!!!一生俺のザーメン垂らし続けるんだな!!」

「あぁ一生なんて…はぁぁ、うれしい…」

ああぅ、まさかとは思うけど、アメリアの奴、ゼルからのプロポーズと勘違いしているんじゃぁなかろうな…

良い子のそこの君、決してゼルの台詞をプロポーズに使わないようにっ!!!

殴られるか、蹴られるか、ジト目で見られて変態呼ばわりされて、最後は破局を迎えるのがオチだぞ〜!!

 

「さあ、記念すべき一発目をぶち込んでやるから、そこに横になりなっ!!」

「はいっ!!これでい…はぁぁ、ぜ、ゼルガディスさん、いきなりっ!!」

彼女が横になった途端、彼は彼女を串刺し、彼女は、腕を、脚を彼に巻きつけ、奥へ、奥へと導こうとする。

「凄い、凄い…ゼルガディスさん…あた、あたし初めてなのに…こんな…」

「ふっ、嘘付け、初めてでこんなに浅ましく欲しがるものかっ!?」

「ほ、ほんと、本当なんです。あはぁぅ…あぁぁあそこがぐちゅぐちゅって言ってる…きもひぃぃ…ぁぁぁ…」

「なんだアメリア、もう発情したメスみたいな表情浮かべやがって!!ホントにどうしようもないヘンタ…うわ、コイツ腰まで使って…」

「はぁぁ、はぁぁ、も、もっと…もっと、き、気持ちよくひてくらさいっ!!んんん〜、あひぃ…」

「ふっ仕方ないな、なら…もっと良くしてやるさ!!しっかり俺に掴まれよ、アメリア!!

ゼルガディスの腕がアメリアの脚を抱きかかえ、持ち上げる。

「ぐはぁ…ゼルガディスさんのが、つ、突き刺さって…奥までぇぇ!!あひ、あひぃぃ…」

 

 

「あいつら、凄いな…まさかゼル元に戻っちゃうとはな…」

「ね、ねぇガウリイ、あっちはいいから、あたしたちも早く…」

「お、おう!!」

ガウリイのおチン○ンの先っぽが、突き出したネチョネチョとした亀裂に触れる。

「はぁぁ…は、早く、早く…」

「ま、そうあせるなよ。夢にまで見たお前のここの感触をもう少しばかり楽しませてくれ」

あぁ、ガウリイ…でも、あたし…もう…

「凄いな、ここヌチャヌチャして糸引いてるじゃないか!!」

「ガウリイのチン○もね、くす」

ヌルヌルが…あぁイイ…擦ってガウリイ、あぁ…

アメリアの時とは明らかに違う、あたしの心もこの行為を望んでしまっている

もう…止められない…ガウリイにあげたい…

「ああ、凄いな♪擦るたびに、ビラビラとしたこの肉のカーテンが左右にめくれて…よぉぉし、じゃあリナの姦通式だ!!」

グイ!!

先っぽが…めり込んで…お、押し広げられる…はぁはぁ

「ぐっ…はぁ…うぅん…はぁ、ガウリイ…もっと奥まで、い、い、一気にぶち込んでぇ!!!」

ちょ、ちょっと待って…初めてだから…

「いくぞ…おりゃぁ!!」

痛ッ…

くない、ありゃ?

そういえば、聞いたことがある…、激しい運動で破れちゃうこともあるって…

ご、ゴメンね、ガウリイ…あたしのあげられなくて…

「うわぁ、リナのここ吸い付いて…ぐあ…凄いな…」

「はふ…ガウリイのも…凄くいい…はぁ…、もっと奥まで…は、激しくゥゥ!!」

「じゃあ、アメリアと同じように持ち上げてやるよ、よっと!!」

器用にも彼はアタシの肩を掴み、一度背中を反らせ彼の胸板に持たれかけると、今度は脚に手をかけて持ち上げようとする。

「ほらリナ、手を後ろ手に俺の首に回して…。よし、では行きますか!そらぁ

ずりっ…

アタシの体重でさらに深くガウリイのモノがめり込んでくる。

奥までガウリイが入ってくる…あぁ…ガウリイ…

「あぁ、ガウリイ、深い…深いよぉ…」

「良かったなリナ…気持ちよすぎて、ビンビンだな乳首も…ココもって…うわぁぁ!!なんだコレぇぇ!!」

あっ!!?

ヤバ…

あたしはすっかり忘れていた今のアタシの恥かしい身体を…

「リナ…お前って…」

あぁ、ガウリイに嫌われるちゃう…あたし…

「凄いなぁ!!!男の気持ちよさも味わえるなんて!!」

へっ!?ちょ、ちょっと待てぇぇ!!!

もっちょっと別のリアクションがあるだろうが、普通は!!!!

「安心しろリナ…お前がどういう身体でも、リナはリナ、変わりないだろ?ちゃんと女の子もついてるしな。まあ、とにかく俺はリナの全てを受け入れてやるぜ!!

ガウリイ…アンタ…

ちょっと感動しちゃった…

もし、あたしが体を持っていたなら涙流しちゃってるな…たぶん…

あ、あれ…目頭が熱い…、コレは…ナ・ミ・ダ

アタシ泣いてるの?

何故…

あひぃ…

「ひぃ…がう、ガウリイ!!何を!!?」

「こっちも弄ってほしいんだろ?あは、もうコイツ、ビンビンで『弄ってくれ、弄ってくれ』って言ってるもんな!!ちょっと体勢的に厳しいけど、コスってやるよ!!そらっそらっそらっ!!」

シュっシュっシュっシュっシュっ…

そんなガウリイ…んあぁぁぁ…

「す、凄…うま…ひィィィ!!!ひゃぁぁ…」

こんなの…あぅ…はぁ…ん…

「なにせ毎晩、リナを想って独りで励んでいたからな…擦りつけるポイントは的確なはずさ♪まさか、このテクニックでリナが悦ぶとは思わなかったけどな!」

「あぁ…あがぁ…がふりぃ…、中と外が…くるっひゃ…」

「いいぜ、俺が付いていてやるから…おお、そうだ!!」

言って、ゼル達が励んでいるほうを向かせるガウリイ…

「ちょ、ちょっとガウリイ!!?」

「いいから、いいから…」

あんたが良くても、あたしは良くない…

「ゼルガディス!!見てみろよ、コイツのここ!!」

ぜ、ゼルにも!?見られる…見られちゃう…

「ん、なんだ?こっちは今それどころじゃ…って…」

言いかけてゼルはその場に硬直した…

「はぁはぁ、やめちゃ嫌…ゼルガディスさん、お、おねがい…」

快楽を得られなくなったアメリアがせがみだす。

「な、なんだソレはぁぁぁ!!!」

「なっ、凄いだろう?」

「『凄い』とかいう問題ではないと思うが…前々から男勝りと思っていたがまさかホントに男だったとは…」

「んく、はぁ、ひぃい、あぁ…痺れる…」

ゼル見せ付けている間もガウリイの腰と手は止まらない。

狂おしいほどの快楽があたしとアタシを襲い、声が洩れる…

「リナさん、凄い…いいなぁ2箇所同時に責めてもらって…」

「なるほどな…そう言うことかガウリイ…」

「ああ…」

なにやらふたりで納得し合っているみたいだけど、このふたりいったい…

 

刹那…

「あぁ、何するんですか!!?ゼルガディスさん!!」

ゼルは抱きかかえているアメリアの尻房をその手で左右に割った。

「OK、ゼル…今もっと気持ちよくしてやるからなリナ…。やっぱ手コキじゃ物足りないだろう?」

なに…まさか… !?

あひっ…

ガウリイの手に握られたアタシの先端がアメリアの後ろの穴を擦り出す。

「あは…アメリアのおひりに…」

「ああそうだ、嬉しいか?おらおらぁ!!このリナのヌルヌルをもっとアメリアのここに塗りつけてやろうぜ!!」

ガウリイは抱きかかえたあたしの体をさらにアメリアに押し付ける。

ぐりぐり、ぐり…

一層激しく彼女の小さな窪みにぷっくりとしたアタシのモノの先っぽが擦り付けられる。

あぅ、ああぁがぁぁはぁ…

「ひぃ、こ、擦れて…はぁはぁはう…ひっ!!」

「り、リナさんのが…あぁ、ぐりぐりこすれへ…はぁぁ…」

「アメリアの奴、舌突き出して…マジで淫乱な奴だ」

「リナも気持ちよさそうだぜ!いまもっと気持ちよくしてやるからなぁ!!!おい、ゼルお前もアメリアをもっと突き出せよ!!」

「そ、そんなぁぁ…これいりょうされたらくるっひゃぅ…」

「アメリアぁ?俺達、仲間だろ?その仲間が全員で気持ちよくなろうって言ってるんだ。なぁ、苦しみも悲しみも…そして『悦び』も分かち合うそれが『仲良し4人組』のあるべき姿ってもんだろぉが?」

言っている間も、ぐりぐり、ぐりぐり…とアメリアの小さな窪みにアタシのモノを擦りつけ、彼女に刺激を与えつづける。

「あぁ、ぁ、ぁ…そ、そうれすね…あたひたち、にゃかよしよにんぐみれすよね、ぜるがりすひゃん、あたひからもお願いしまふ…」

「ふっ、しょーがないっ、そらよ!!」

アメリアの言葉にゼルはにんまりと笑みを浮かべ、彼女をアタシに押し付けてきた。

前後から押され、その力は全てアタシとアメリアの接点にのみかかってくる…

ぐっ、ぐっぐっ…メリ…メリ…

ぐはぁ、窪みが膨らんで…ぁぁ、めり込んでいく…あっ…

ぐ〜、むにゅ…

「はぁぁ」

「あがぁぁぁ」

アタシとアメリアの声がだぶる。

ぷっくと拡がった先端が入るとするりと一気に奥まで貫き、 アタシのモノは完全に彼女の中に埋没していた…

あぁぁぁぁぁ…

先ほどのガウリイの比ではない、ウネウネとした何かがきゅっきゅって絡んでアタシに何ともいえない刺激を与えている。

 

「よし、コレで俺はこっちに専念できるってわけだ、そらそらそらっ!!」

体勢が楽になったガウリイは、気合を入れて腰を振り始めた。

彼のオチン○ンの傘のように広がった部分がアタシの中に引っかかり、中の淫らな液体を汲み上げている…

一方、アタシのその傘の部分はアメリアの中で引っかかり、アタシのそれに淫らな痺れをもたらしていた。

「ああぁぁ、がう、ガウリイのが擦れて…ああ、アメリアのに擦れて…ぐは…アメリアのキツイ…喰らいついて…くる…」

 

「じゃあ、こっちも専念するとするか!?オラオラ、アメリアどうだ2本挿しってのは!!?」

「あが、あ、あ、あ、ゼルガディスさんのとリナさんのがあたしの中をグチャグチャかき回して…はふ、はぁ…きょ、強烈すぎて…」

「ひぃぁぁ、がふりい、あめりぁ…ひゃ…すごひの…死んじゃう…ぁぁ…」

彼らの腰使いに連動してアタシとアメリアの腰が振られ、お互い2箇所で別々に生じる快楽の相乗効果にその身を打ち震わせ、嬌声が勝手に口から出る。

 

「気に入ってくれたみたいだなぁ、なあゼル♪」

「ああ、俺達の苦労も報われたってわけだ…」

「たしかにこの体勢、立ったまま犯るのってキツイよな…」

「まあいいさ、これだけよがってくれればな!!」

「ああ♪じゃあ、そろそろラストスパートだ!!おらおら、リナ狂っちゃえよ!!!」

あぁガウリイの腰の動きが…さらに激しさを…ぁ、ぁ、ニチャニチャって…恥かしいよ、がうり…はぁはぁ…あぁガウリイ…

頭が融けて…ま、真っ白にな、なりそうっ!!

「くはぁ…ぁぁ…き、キス…して…ガウリイ」

「んっ、んんぐ…」

下半身から襲ってくる強烈な快楽から逃れるべく、アタシは首を後ろに反らし彼にキスを求め、彼もアタシに応じて、舌を絡ませ貪りあう。

「はぁはぁ、ん、ううんん…」

 

「あきぃぃ…熱いんっ!!おひりがあつひっ!!りにゃひゃんのぶっといのが擦れて熱いぃぃぃっ!!」

「よしよし、アメリア!!じゃあ、相対的に冷やしてやる!!」

言うが早いかゼルガディスの腰がさらに勢いを増した。

「くひぃぃぃ!!!が、が、がぁぁぁ…お、お、おみゃんこがぁぁ!!熱っ!!」

「どうだ、こっちも熱くなって後ろは相対的には冷えたろう?くふふ…」

「そんな…あぁぁぁぁ」

アメリアの反応にゼルはくすりと笑みを浮かべると彼女の唇に自らの唇を近づけた…。

「綺麗だ、アメリア…ん、んぐう…」

お互いの舌が相手を求めて絡み合う。

暫しの間、2組の重ねた唇の間から洩れる喘ぎと、3箇所の連結部分から洩れる淫らな粘液の掻き混ぜられる音が、この部屋の中を支配した。

 

 

どれぐらい時が経っただろうか?

誰ともなしに躰がぴくぴくと震え出し、口走る。

「をおおお、俺もうっ!!」

「ガウリイ、俺もだ、アメリア覚悟しろ…その腹ん中タブタブになるまで注ぎこんでやるからなっ!!」

「あた、あたひももうっ…で、でちゃひそう…アメリアのおひりにぶちまけひょう…」

「あは…ぜるがりすひゃんとりにゃひゃんのがピクピクひて…ほ、ほひいぃ…だ、出ひてくらひゃい」

もう、みんな我慢できない…

かく言うあたしももう、ちょっとでも気を抜くと意識が飛んじゃいそう…

でも、一抹の不安も恐怖もない…

むしろ、それを望んでしまっている…

 

「もう駄目だ…」

「あた、アタシも…いくっ…だ、駄目…くっ…ピクピクして…」

「ら、らめ…こひが…腰がとまりゃないっ!!

あぁアタシ自分で腰使っちゃってる…

あぁ、アメリアのが収縮して…すっごく擦れて…あぁさっきみたいに何かが中を通って…ピクピクして…もう、出そう…

「くぅぅ、イクぞアメリアっ!!う、うぐ!!」

どくん、どく、どく…

ああ、ゼルのが壁越しにどくどくって…だ…だめ…

「らめぇぇぇぇぇぇ、でひゃうぅうぅぅ!!!!!」

どぷっ、どぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷ…

くはああ、出てる…これびくびくしながらアメリアのお尻に…あぁ止まらない…どくどく、どくどくって、な、何これぇ…

「にゃにこれ…きもひぃぃぃぃぃっ!!!!でへる、あはぁ…とみゃらにゃいよぉぉ!!」

「はぁはぁ、リナ綺麗だ…ああ、もうすぐ俺も…お、お前の中に…」

「ひっひぃぃぃぃ、うひろとまえきゃら、あふいのが…ひきおひよくにゃがれこんれ…きて…ひきぃぃぃぃ…いっ、いっ、いっ…いっひゃ…いっひゃうぅぅ!!!!」

閉じた瞳と半開きの口から透明な液体を流しながら絶叫をあげるアメリア…

最後の力を振り絞ったのか、直後、がくんと彼女の身体から力が抜け、ゼルに身体を預けた。

普段なら何てこともないのだろうが、疲れからなのだろうか、もたれてきた彼女に彼もバランスを崩してしまい、彼女を抱えたまま後ろに倒れて行く。

「アメリア…」

彼は、彼女の髪を撫で一言どうにか呟くと、彼女とともに意識を失ったその身をベッドへと埋めていた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ…あは…まだ噴き出てる…はぁぁ…気持ちよすぎるぅ…あぁぁ止まらない…まだ止まらないよぉぉ…」

いったいどれだけ貯蔵しているのかというぐらい、アメリアから抜けた後もビュ、ビュ、ビュと止まることなく白い粘液を吐き出つづけるアタシのオチ○チン…

吐き出された粘液が、ゼルに抱えられて横たわるアメリアの顔、首筋、背中、乳首、お尻、至る所に次々と降り注ぎ、見る見るうちにその体中、白い斑点で埋め尽くされていく

その桜色の肌に降り注いでいく姿に、アタシの身体が身震いする…

「あ、アメリア…はぁはぁ…あぁぁぁ、アメリアが汚れていく…はぁはぁ…」

まるで無限連鎖に陥ったようにアタシはそれを止めることが出来ない…

突然、射撃に耽るアタシに新たな刺激が襲いかかった!!

そう、ガウリイが最後のときに向かって激しくその腰を使い出したのだ。

あぁガウリィィィ!!!激しっ!!」

その間もアタシの放出はおさまらない。

アタシの膣が収縮しガウリイのモノを締め付ける。

「り、リナの襞が絡み付いて…もう、もう俺も…、リナァ〜つ!!う、うぐっ!!」

「はぁ、はぁ、がうりい…いや、ふ、膨らんで…」

うぅぅぅ…オチン○ンがふ、膨らんで…あぁ…出るの…ガウリイの…

ど、ど、どぴゅぴゅぴゅぴゅ!!

ガウリイの汁がアタシの奥の壁を勢い良く叩きつける。

その刺激のためだろうか?

全身がブルブルと震え、アタシのモノが白い粘液を勢いよく飛び散らせ、あたしに強烈な快楽を与えつづける。

「あがががが…にゃかにれてるぅぅぅ!!噴き出されにゃがら、あたひ噴きだひてるぅぅ…いぎっ…ひぐぅぅぅ!!!!!!!!が、が、がふりィィィィ!!!!!!!!」

いっひゃ、いっひゃう…ガウリィィィィ!!

あぁ、アメリアに、ゼルにアタシの汁が…

な、中に暖かいのが…いっぱい…いっぱい…弾けて…

ああ、ガウリイの唇が重なって…頭が…もう白く…白く染まって…

薄れていく意識の中、あたしは幸福感に包まれていた。

 

 

「イッ…」

突然、鈍器で殴られたような痛みにあたしはベッドから飛び起きた。

「タタタタ!!何よいきなり…んっ?」

見ると、横で寝息を立てているガウリイの腕があたしの胸の上にある。

「くぅぅぅ、ヒトの安眠妨げて、アンタは……んっ…はりゃ?そ・う・い・え・ば…」

ガウリイを殴ろうとした自分の腕を見て、ハタとあたしはあることに気がついた…

そう、身体を思い通りに動かせるのだ…

もしかしてこれは夢?

試しに…

腕を上下に動かす…

手を閉じたり開いたりしてみる…

手を前に差し出して…

「v!!Victory!!」

う〜にゅ…あたしゃあ、どこぞのヒーローおたくか!!

チュッ♪

投げキッス…

なにやってるんだか、あたし…

まあ、いずれにせよ…

理由はわからないが、完全に元に戻っているようである。

 

ふふふふふふ…

「よっしゃぁぁ、ふっかぁぁつ♪やっぱ、人間日ごろの行いが♪」

「日ごろの行いとは関係ないと思いますけど♪ふぅ、元に戻っちゃったみたいですね!?僕としたことが失敗しちゃったみたいですね。」

どこからともなく、聞き覚えのある声が響く。

ん?この声は…アイツしかいない!!

「ゼロスなんでしょう!!!!出てきないさいよ!!それともなに?姿も現すほどの度胸もないの?あんたほどの高級魔族ともあろうお方が!!」

「むむ…そこまで言われちゃ、姿を見せないわけにはいけませんね」

あたしの挑発に応じて、彼はついさっきまでなにもなかった空間に姿を現す。

「あんた…いったい…何でこんなところ…って、んっ…ちょっと待てよ……。あんた、さっき『元にとか』、『失敗』とか言ってたわよねぇ。ということは…。ゼロスぅぅぅ!!!さてはあんた、今回の件、一枚噛んでたでしょ?」

「いやだなぁリナさんてば、一枚もなにも…ちゃんと全て噛んでいますよ、僕をみくびってもらっちゃあ困りますね♪あはは…」

ぼむ…

「ぐはぁ…いきなり何をするんですかぁ!!?」

「じゃかあしい!!!あたしの自我を抹殺しようとしたヤツの言うセリフかぁ!?さぁ白状しなさいよっ、何が狙いだったのか、いったいあたしに何をしたのか…がるるるる…」

火に油を注がれたあたしの余りな勢いに、

パンチが決まったあたりを押さえながら、たじろぐゼロス君。

「そ、そんな怖い顔しないでください…僕はタダ…」

「タダ?」

怪訝な顔で復唱してやる。

「普段、表に出て来れないリナさんの潜在意識さんがかわいそうだなぁって思って、リナさんの自我と単に入れ替えてみたりしてみただけで…そう、ちょうどアメリアさんが呪文唱えたあたりでなんですけど♪いや〜、でも、潜在意識さん、アメリアさんの呪文も手伝って見事なまで暴走してくれましたねぇ、はははは♪」

ぼむ…、ぼむ…ぼむ…ぼむ…ぼむ…ぼむ…

「うぐぅ…リナさん酷い…」

「ぜぇぜぇ…るっさい!!アンタに反論する権利なし!!でっ…、なになに、『単に入れ替えた…ダケ』だぁ!!?恥ずかしい身体にもしたくせに!!」

「ああ、そういえば…」

「な、なにが『ああ、そういえば…』よっ!!」

再度、殴りかかろうとするあたしに、彼はあたふたしながら、制止を求めた。

「ちょ、ちょっと…仕方ないんですってば…。なにせ、僕が顕在化した潜在意識って、男ですから♪」

「ふぇ、男…?男って…何をわけのわからんことを!!!」

「さ、最後まで聞いてくださいぃぃ!!!人間いえ、全ての生ある物たちは、この世に生まれる出ずるときに、2つの意識が競い合い、勝った方が自我になり、負けた方は潜在意識となってその後自我に間接的に影響を与え続けることになるんです。そして…此処が重要なのですが…その2つの意識の勝敗が男女の別を形作ります。つまり…、女であるリナさんの潜在意識は…実は『オトコ』なんですねぇ、コレが!!あはは…」

「なっ…!!?だって、アイツ女言葉を…」

「ああ、長年リナさんの言葉遣いを傍で聞いたきたのですから、男言葉しゃべれって方が土台無理では?それにほら、身体の方も元通りになっているでしょ?今まで鬱積していた欲望全て吐き出しましたからねぇ、いやぁ、凄かったですねぇ…もう、完璧に変態でしたよリナさん♪」

ぼこ、べしゃ、ばこ、ぐしゃ…

「あ、アンタのせいでしょうがぁ!!!まったく…」

言われてあたしは視線を改めてあの恥ずかしい部分に移す…

たしかに…無くなってる。

「じゃあ、もう一つ、アイツ、あたしも知らなかったアメリアの…その…秘密を知っていたようだけど…」

よろよろと腰を押さえつつ立ち上がろうとするゼロスにさらに問い掛けた。

「そ、それは至って簡単なことです。潜在意識は自我が眠りについている間、主に活動しているんです。まあ、活動たって身体を動かすことは出来ないんですけどね。五感を感じるくらいは出来ますので、それで耳から入ってきた情報で知り得たんでしょうねぇ。いやぁ、でも残念です。もう少しでリナさんの自我が消滅して、多少は、神族優位の現状を打破できるかと思ったのですが♪まあ…僕としては…、たんまりとリナさんの負の感情を味わえただけでも良いんですけど♪あははは…」

なる、それでアイツは…

んっ?『残念』『自我崩壊』『現状打破』『負の感情』!!???

ってことは…

「ゼロスぅぅぅ、やっぱりあんた…あたしの抹殺図ってたんじゃないの!!!あまつさえ、あたしの感情食い物にして!!!」

「あはは、バレましたか?まあ、僕は魔族ですから…」

案の定、あっけらかんと言い切ってくださる…まあそう言うと思ってたんだけどね。

「ふう、それを言われちゃ…まっ無事だったんだしいいか…」

「流石はリナさん、そういう賢明なところ好きですよ♪それでは、僕はこれで…」

「ちょっと待ちなさいよ!!」

「まだ何か?まさか、やっぱりアンタみたいな魔族は許せない、世の中の平和のためにここで…なんてことを…」

ゼロスが目を細めて言う。

そんな彼にため息一つついてから、

「馬鹿らしい、そんな一文の得にもならないこと…、最後に一つだけ教えて欲しいの?」

「なんですか、リナさん?」

「あたしが潜在意識下に閉じ込められていたとき、どんなにあがいても、もがいても、自我を取り戻すことはできなかったのに、どうしていともあっさりと自我を取り戻せたの?」

「ははは、あんまり答えたくない質問ですね」

無理もない、手品の種を明かせといっているわけだし、ましてや不幸からの生還術を魔族に話せというのはやはり答えにくいものなのだろう。

ゼロスはちょっとだけ考え…、

「まあ一飯のお礼ということで特別にヒントをお教えしましょう♪」

「えぇぇ〜ヒントだけぇぇ、ぶぶぅぅぅ!!」

答えにくいと分かっていても、あたしとしては、あまりにもせこいゼロスの対応には憮然とした態度で抗議せずにいられない。

「まあまあ、全く教えてくれないよりはマシでしょう?『無を滅するは有』…やはり作り物には心がないってことでしょうか?」

「なにそれ!?」

まったく理解できていないその言葉に呼応してなのかどうかは分からないが、彼はちらりとベッドに横たわったままのガウリイを見つめ、なにやら意味ありげに…

「ふう、僕の失敗です。それじゃあ、今度こそこれで…。あっ、そうそう皆さんの記憶とアメリアさんの魔法の効力は完全に消しておきましたから、ああこれはオマケですから…。まぁゼルガディスさんには申し訳ないのですけれども…」

ため息一つついて、風景に溶け込んで消えていく。

なるほど、ようやくあたしは全てを理解した。

ゼロスの最後のしぐさ、あれもヒントの続きだったのだろう…

つまりはこういうことなのだ。

あたしの身体を乗っ取っていた潜在意識には、欲望こそあれ、自我つまり心はない…

そして、本来心と身体は表裏一体…その密接度はかなりのもののはず…

ガウリイがあたしの膣(なか)に性を放出したとき、あたしは彼への想いを炸裂させ、

その瞬間、潜在意識と不安定ながら結びついていたあたしの身体は、本来結びつくべきあたしの想い、つまり心を見つけ見事に結合した。

結果、あたしは体そして自我を取り戻すことが出来たのだろう。

多分、実際はガウリイに抱かれた辺りから、あたしは身体と結びつきつつあったのだろう…

そう、彼女の見せたあの涙は、まぎれもなくあたしの…『涙』…。

 

がぁ〜、ふぅぅ…がぁ〜、ふぅぅ…

ふむ…

横を見るとガウリイが相変わらず寝息を立てて幸せそうな寝顔を浮かべている。

「まったく、何も知らずに満足そうな寝顔浮かべちゃって…こっちは大変だったんだかんね!!」

邪気のない寝顔に文句の一つでも言ってやりたくなる…つうか、そう思ったときには勝手に口を割って言ってしまっていたのだが…。

刹那…彼の口が開き、

「俺はお前の保護者だから…むにゃむにゃ〜」

あまりにタイミングの良すぎる彼の寝声に顔が火照りだすのが分かる。

「ば、馬鹿…アンタの夢にまであたしを引っ張り込むんじゃないわよ…もう…まさか起きてるってことはないでしょうね?ほらほら、うりうり…」

指でつんつんと彼の頬をつついてみるが『う〜ん』というだけでそれ以上の反応はない。

まぢで寝ているようである。

 

くす…

自然と笑みがこぼれ、唇が彼の頬に近づき、彼の頬に触れる。

チュッ(はぁと)

「まったく、クラゲなんだから……でも…ありがとう自称保護者さん、今回も助けてもらっちゃったね…」

 

なにげに窓の方を見るとカーテン越しに薄日が差し込んでいる。

「夜、明けたんだ…」

優しく差し込むその光は、長かった夜が確実に明けたことを知らせていた。

 

(完)

 


 

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