10000hit記念 02.08.17〜02.08.31

ユメモノガタリ


第 一 章 (弐)  〜 漣 〜


 そんなある日、俺を不幸のどん底へ叩きつける出来事があった。
 その日、俺はいつも通りに部活を終えて帰宅する途中で、水泳パンツをシャワールームに忘れてきたことに気づいた。いつもは脱いだ水着は備え付けの棚に置くのだが、前にシャワーを使った奴が荷物を置き忘れていて棚を使えず、まあいいかと壁のフックにかけていて回収し忘れたのだ。
(あんなもん誰も取らないだろうけど、時期が時期だからカビでも生えたら嫌だよなぁ)
 校門から数歩出た程度だったので、取りに戻ることにした。
 部室とシャワールームのある更衣室とは隣り合っていて、一つの廊下に並んでいる。てっきりもう誰もいないかと思ったが、部室へ近づくと人の気配がした。
 部長と清樹が何やら話しているらしい声に、俺の心臓は高鳴った。おそらくレギュラーのことなのだろうが、話の内容よりも今の俺には清樹がそこにいることの方が重要だった。
 部室のドアがが開き、俺はとっさに廊下の角に身を隠した。隠れなければいけないことなど何もないのに、己の邪な思いがそんな行為を取らせたのだろう。
 そのとっさの行為が、俺にとんでもないものを見させた。
 部室に残っていたのは、やはり部長と清樹だった。清樹は具合でも悪いのか、部長に抱き抱えられるように更衣室へ入っていった。
(一体あんなところに何の用があるんだ?)
 不思議に思ってドアに近づくと、しばらく無言のまま何やら物音だけが聞こえていたが、やがてシャワーの音がしはじめた。
 ますます判らない。いけないことだと判っていたが、俺はドアをそっと開けて中を覗き込んだ。
 更衣室は手前が簀の子を敷かれた部屋で、片側に荷物を置くための棚が設置され、片側にカーテンの引かれた着替え用のボックスが並んでいる。(部員はわざわざそんな個室は使わないので、主に試合会場になった時のお客様用のようなものだ。)
 その奥がシャワールームになっていて、足と頭が覗く独特の白いドアがいくつも並んでいる。俺は更衣室へ入り込むと、きちんと閉まっていなかったシャワールームのドアをそっと覗き込んだ。
 清樹と部長は、二人でボックスの一つにいた。そうしてシャワーを流しながら、肌もあらわに抱き合っていた。
(清樹――!!)
 衝撃に固まる俺の目前で、絡まり合った二人の動きは次第に激しくなっていく。
「……あ……ん、はぁっ……」
 清樹の嬌声を耳にして、俺はついにそれから顔をそむけた。
 強張った躰をなんとか動かし、そっと更衣室のドアを閉めると廊下を引き返した。
(まさか……部長と清樹が……)
 茫然とした。驚きすぎて何の感情も浮かばない。嫌悪感さえなかった。
 ただ大きな虚脱感が俺を襲った。


 その夜は清樹のことが気になってまるで眠れなかった。
(まさか部長となんて……)
 てっきり堅物だと思い込んでいた部長が、清樹を射落とした。そのことに俺は思いのほか衝撃を受けているようだった。
 寝不足で一日を終え、今日は部活がないことに安堵した。いま清樹に会ってもいつも通りに接する自信がない。
 なのに、会いたくない時に限ってその姿を目にしてしまう。
 放課後、いつもの癖で誰よりも早く教室を出て帰寮しようとする俺の目の端に、気になるものが映った。
 遠くからでも見間違いようのない清樹の姿は、数人と一緒だった。
 彼らに微かな違和感を感じ、俺は気にしたくないと思いつつも目を凝らしてしまう。
 違和感の原因はすぐに判った。中の一人は中等部のときに一度同じクラスになったことがある堀井という奴だ。清樹と一緒にいる奴らは、みんな2年生だったのだ。
 全部で四人。まるで清樹を捕らえるようにして取り囲み、校舎の端へ歩いていく。俺は一瞬躊躇したものの、胸騒ぎを抑えきれず結局そっと後をつけた。
 すぐに彼らを掴まえて問いただすことも出来たはずだが、何故だかそうしたくなかった。囲まれるように上級生に連れられていながら、清樹がまるで彼らの支配者であるかのように堂々として見えたからかもしれない。
 そんな俺の勘は奇しくも当たってしまった。
 彼らは周りをはばかるようにして空き教室へ入り込んだ。堀井が一人、見張りとしてドアの外へ顔を半分出して周囲を伺っている。
 何が行われようとしているかは明白だった。
「おい!」
 俺は迷わず姿を晒すと、空き教室へと廊下を大股に歩きながら堀井へ荒い声をあげた。複数に一人でどうするんだという考えはまるで浮かばなかった。
「な、なんだ、内海か。脅かすなよ」
「今そこに一年の皆川清樹が入っていっただろう。お前ら一体なにする気だ!?」
 堀井は突然現れた俺に驚きながらも、冷静に俺を上から下まで見やった。
「…ふうん、お前、知らないんだ?」
「何をだ」
 歪んだ笑みを浮かべた堀井に、俺は嫌悪感をいだいた。
「気になるなら覗いてみるか? ただし邪魔はしてくれるなよ」
 堀井はそう言うと、ドアを少し開けて俺に見るよう促した。
 言いなりになるのは癪にさわるが、中で行われていることは確認したい。俺は意を決して教室へ目を向けた。
 そうして我が目を疑った。
「清樹…っ!」
「おっと、それ以上は勘弁しろよ」
 思わず教室へ踏み込みかけた俺を、堀井が通せんぼをするように手を広げて止めた。
「お前も一緒に犯りたいってんならちょっとは考えるけどな」
「おま…お前っ、お前らはっ…!!」
 あまりの怒りにどもって思うように言葉が出てこない。
 ――清樹は複数を相手に性行為に耽っていた。
 着衣は乱れ、ほとんど脱がされている。肌をすべて晒していないのがいっそ淫らだ。犬のように這わされ、微笑むと目が釘付けになった唇は男の醜いものをくわえ込み、腰に幾度も性器を突きつけらる。
 行為は始まったばかりだろうが、既に彼らの間には独特の濃厚な空気が漂っていた。清樹は進んで男を取り込むように腰を揺らし、恍惚とした表情で怒張をむさぼっている。清樹の口淫に一人が低くうめいて早くも達すると、清樹は撃ち出されたものをいともあっさり飲み込んで、口辺に妖しい微笑を浮かべた。
「言っておくけど、誘ってきたのはあいつだぜ? 下手にお前が騒ぎ立てて処分を受けるようなことになったら、あいつも一蓮托生だってことを覚えておけよ」
 手足が激しく震えていた。
 そのまま飛び出して滅茶苦茶にしてやりたかった。しかし騒ぎ立てたらそれこそ何事かと誰かが駆けつけてくるだろう。
 そうしたら、清樹は……?
「ついでに教えてやると、あいつの相手をするのは俺らが最初じゃねえよ。他にも大勢くわえ込んでるらしいぜ? あんな綺麗なナリしてさぁ」
 怒りと胸苦しさに息が詰まった。下卑た笑いを浮かべる堀井を殴りつけてやりたかったが、それがどれだけ馬鹿げたことなのかは怒りで沸騰した頭でも理解できた。
「……んん……あふっ……あぁ……」
 洩れ聞こえる声にあらがう様子は微塵もない。
 おそらく堀井の言う通りなのだろう。清樹は見た目通りの清廉な少年などではなかったのだ…。
 俺はぎゅっと拳を握りしめると、きびすを返した。
 見なかったことにしよう。俺が関与できることは何もないのだ。人の嗜好など、他人がどうこうできるものではない。
 確かに、あんなことをする彼に失望はしたが。
 ――失望?
 自問する。俺が彼に感じたことは、そんな言葉で表せるものなのか?
(考えてはいけない)
 どこかでそう声がした。深く考えることは自分にとって良くないことのような気がした。
 俺の中の何かが壊れてしまいそうで……。
 俺はまだどこか認め切れていなかった清樹への恋心をはっきりと自覚した。同時に、この想いをなるべく早く消し去ることを決意したのだった。


 翌日、堀井達は休みになっていた。少なくとも今日は顔を合わせずに済むことに俺はほっとした。
 清樹のことを忘れるつもりでいても、昨日の今日ではとっさの場合自分がどんな行動に出るのか自信が持てない。
 彼らとは元々仲が良くもなんともなかったが、清樹とは部活で必ず顔を合わせる。部活へ行くと、最初に会うのが清樹だといってもいい。
(これからは一番にプールへ行くのはやめよう。清樹とはしばらく距離を置いて、部活でも必要以上に話すのはやめよう)
 そう決意した矢先に、清樹に呼び出された。
 明かな無視はできない。仕方なしに俺は呼び出しに応じることにした。
 用件は判りきっている。あれだけはっきり覗かれていて、激しい行為に耽っていたとはいえまったく気づかないはずがない。
 清樹に見つかっているかもしれないとは思っていた。もしくは堀井が喋ったか。
「御足労かけてすみません」
 体育館裏の茂みから現れた清樹は、一応殊勝らしく言った。
「先輩、昨日見てましたよね」
 俺が言うより早く、清樹から切り出してきた。
「口止めか?」
「察しがいいですね」
 清樹が俺へ近づいてくる。
 陸にいても濡れたように艶やかな黒髪、底なしの水底を思わせる澄んだ黒瞳に、切れ長の眦。涼しげな弧を描く眉に、スッと通った細い鼻梁。笑みを浮かべた唇の形も、何もかもが美しい。間近で見る清樹に俺はどぎまぎした。
 手を取られ、一体何をする気だとつい様子を窺う。途端、清樹の手が俺の股座に伸びて驚いた。
「なっ…!」
 すぐ腰を引こうとしたが、ベルトを掴まれジッパーを下げられてしまう。
 魔術のような速さで忍び込んだ手が俺の急所を掴む。その手のしなやかで容赦のない動きに、俺はあっという間に意識を持って行かれそうになった。
「おい……やめろ、やめろよっ!」
 しばし格闘し、どうにか清樹の手を離すことに成功した。少し清樹との間を開けると、俺は情けなくも立ち上がってしまった息子を必死で元の場所へ押し込んだ。
「こんなことするな! こんなことしなくても俺は喋ったりしない!」
 必死に言葉を吐き出した俺を、清樹は不思議そうに見つめた。
「途中で拒絶されたのなんて初めてだ」
 そう言って笑った顔は、こんな時に何だがまるで悪戯をしかられた子どものようだった。あどけなささえ感じる素直な表情に、俺は思わずつられて破顔した。
「そんな顔もできるんじゃないか」
「そんなってどんな?」
「そういう年相応の顔だよ」
 俺の答えに清樹はにやりと不遜な笑みを浮かべた。
「へえ。先輩、おれの年なんて知ってるんだ?」
「そりゃそうだろう。俺より1コ下ってのは判りきってるんだから」
「本当に?」
 思わず返答に詰まった。
 言われてみれば、清樹は学年の上では一つ下だが、年齢も俺の一つ年下であるとは限らないのだ。俺はここへ来る前の清樹を何も知らない。清樹が話した村のことだって、本当かどうか確かめた訳ではないのだ。
 難しい顔で考え込んでしまった俺に、清樹が明るい笑い声をたてた。
「冗談ですよ。嫌だなぁ、そんな真剣に考え込まれると困っちゃうじゃないですか」
「いや、でもそれも実際ありえそうな気がしてさ」
 俺は照れ笑いで気まずさをごまかした。
 妖艶な笑みを浮かべる彼と、健康な笑声をあげる彼と――清樹の何が本当なのか判らない。しっかりしていないと疑心暗鬼に囚われそうになる。
 今も……意味深な笑みを浮かべる清樹の口元に、ついごまかされそうになる……。
「本当は、お前とは関わり合いにならないようにしようと思ってたとこだったんだけどな」
 俺は深く溜息を吐いた。
「えーっ、何でですか?」
 わざとらしく見えない無邪気な問いかけが、いっそ恨めしい。こいつ、絶対に何かのフェロモンを放出してるよな。
「じゃ、訊くけどな。なんだって堀井達なんか誘ったんだ? それだけじゃない、俺はその前の放課後も、お前と部長がシャワールームに入るのを見てるんだ」
「先輩って案外デバ亀なんですね」
「俺のことはどうだっていい。聖人君子じゃねえんだから、気になったら覗きもするさ」
「女の子の着替えとかも?」
「茶化すな」
 清樹は憮然とする俺が楽しくて仕方ないようにクスクス笑った。
「わかってますよ。先輩が訊きたいのは、どうしてウリ専みたいなことをするのかってことでしょ」
「…そうだ。何も相手が男じゃいけないとは言わないけどさ。少なくともそういうことは、好きな相手とだけやるべきじゃないか? 例えば同時に二人を好きになることがあったとしても、四人も五人もってことはないだろう」
「ダメなんです、おれ。複数とでないと付き合えない体質なんです」
「おい」
 怒りを含んだ俺の声音に、清樹は悪びれたふうもなく肩を竦めた。
「先輩みたいな普通の人には理解できないでしょうから、あんまり深く考えないで欲しいんですけどね。おれは一人じゃダメなんです。どうしても複数の相手がいる。……理由は言えませんが。おれは常に相手が欲しくて、でもある程度以上の人数を相手にしないと、向こうが参ってしまうらしくて」
 あまりの言い分に唖然とした。
「あ、疑ってますね? それが証拠に今日だって、昨日おれの相手をした四人は休んでますよ。昨日は倉橋部長が学校を休んだし。気づきませんでした?」
「部長のことは初めて知ったけど…」
「彼らだけじゃないんです。おれはね、したいと思っても一人を相手にはできないんです。一族の体質みたいなものなんですけど。どうしても一夫一婦制なんてことはできないように出来てるんです」
「決めつけるなよ。別に恋人だからって毎日するわけじゃないだろう」
 なんだかとんでもない話になってきたなあと思いつつ、俺はその奇妙な話に引き込まれていった。
「それもダメなんです。躰がどうしても行為を欲してしまって。ヤらないとおれ、ひからびちゃうんですよ」
 直接的な内容につい清樹の言葉に先ほどの手淫を思いだし、途端に下半身がズンッと重くなった。
「そういうこと涼しい顔で言うなよっ!」
 俺はそれをごまかすように怒鳴った。
「だって言わないと判んないでしょ?」
「言われても判んねえよ」
「判らないなら口出さないで下さい。おれにはおれの都合があるんですから。とにかく口外さえしないでもらえるなら、おれの方はもう話すことはないです。もっとも、知ってる奴はみんな知ってるから、派手に公にならなければどっちでもいいんですけどね」
「お前……今に後ろから刺されるぞ」
「それくらいじゃ死にませんよ」
 そう言った清樹は、初めて会ったときの妖艶な笑みを浮かべていた。
 背筋がゾクリとする。
 ――きっと、この清樹が彼の本当の姿なのだ……。
「それにしても、おれに手ェ出されて落ちなかったのって和馬先輩が初めてですよ。信じられないなぁ」
「俺はお前が信じられないよ」
 能天気にすごいことを言われ、俺は脱力した。
「和馬先輩だけは好きにならないようにしようっと」
 にっこり笑顔で言われて、心臓がズキンと痛んだ。
「これからも、いい先輩後輩でいて下さいね?」
「お前さえ普通にしててくれたらな」
 そんなふうにして、この件は一時決着をみたのだった。

 その後、清樹と俺の奇妙な交友関係が始まった。
 清樹の相手はかなり多いようだが、その中に俺は含まれない。なのに、清樹の傍らにはしばしば俺の姿があった。
 清樹の取り巻き連中はよほどやきもきしただろうが、俺達の間にそうしたやりとりがないことを知ると、皆一様に安心するようだった。
 複雑な気がしたが、悪い気はしなかった。
 清樹は相変わらず複数を相手に乱交に耽ることが多く、俺は度々注意したがまったく聞き入れてもらえなかった。そんなことをしていて躰がもつはずがないと思ったが、不思議と清樹はそんな乱れた生活を送っている方が心身共に生き生きして見えるのだった。



 思い返すと美しい記憶ばかりが甦る。
 あいつの泳ぐ水面の煌めき、連れ立って歩いた黄昏の涼風。憂いを含んだ端正な横顔の、どこか淋しげな微笑。
 ――あれはいつのことだったか。
 放課後、夕陽の射す窓際に清樹が佇んでいた。
 高台にあるこの学院は、天気が良ければ遠く海を臨むことができる。
 街の向こうに見えるオレンジに染まった海面を、清樹は「おれ、海って生まれて初めて見たんですよ」とどこか憧憬を含んだ眼差しで語った。
「おれの生まれ育った村って、本当に山奥も山奥にあって、海なんて欠片も見えなかったから。そのせいで海への憧れが人一倍強いのかもしれない。死んだ者の魂は山を遥かに飛んでいって、海の向こうにある楽園で生まれ変わるなんていう話があるんですよ。綺麗だけどナンセンスですよね。でもあんなにキラキラしてるのをこの目で見てると、本当にあの向こうにそんな楽園があるような気がしてくるから不思議だな……」
 陽は刻々と沈み、辺りは次第に群青へと暮れていく。清樹はすっかり暗くなって波の煌めきが闇に溶け込むまで、飽かず遠い波間を見遣っていた。
「まだ海には行ったことないんだろう? 週末にでも行ってみようか」
 俺はそう誘ってみた。そんなに気に入ったのならきっと目の前にすればもっと喜ぶだろうし、あれだけ泳げる清樹なら海は余計楽しいだろう。
「そうですね……」
 言いながらも、清樹は海ばかり見ている。
「海で泳ぐのって、プールとは全然違うぞ。見てるより行ってみようぜ」
 清樹はちょっとだけ俺を振り返ると、また海へと視線を戻した。
 その一瞬の眼差しに、何故だかとてつもなく深い悲哀が垣間見えた気がした。それより先へ踏み込んではいけないような、言いようのない憐憫に似た感情に、俺はそれ以上言葉を紡ぐことをやめた。
 大分経ってすっかり暗くなってから、清樹はようやく窓を閉めた。
「海の見える学校って、なんかいいですね……」
 他愛のない思い出の一つにしかすぎないけれど、俺は遠い目をしてそう呟いた彼の横顔が忘れられない。



 そんな一見して穏やかな生活は、長くは続かなかった。
 移動教室中にたまたま清樹を見かけたときだ。声を掛けようとした矢先、こちらを振り向いた清樹は、何かまずいものを見たように俺から視線をそらした。
 それだけではない。部活前の自主トレ時間も、ひたすら泳いでいてプールからなかなか上がってこない。
(俺を避けてる…?)
 ――二人の間で何かが変わろうとしていた。

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