10000hit記念 02.08.17〜02.08.31

ユメモノガタリ


第 三 章 (弐)  〜 飛沫 〜


 その晩は小雨だった。この程度の降りでは清樹が来られないかも知れない。
 そう危ぶんでいたら、外をちらりと影が掠めた気がして俺は慌てて窓を開けた。
「清樹…」
 そこに清樹はいた。ほっとして名を呼んだが、清樹は答えない。失踪して再び現れてからの清樹はどうしてか会話をしてくれないので、俺はそれを気にしなかった。
 だが今夜の清樹はいつもと様子が少々違った。じっと俺を見つめる眼差しが物言いたげで、俺は訊ねた。
「どうした? 何か言いたいことがあるなら言ってみろよ」
 清樹が喋れない訳ではないことは判っていた。あの時には、清樹も堪えきれないように微かな喘ぎをあげる。
 俺は様子のみでなく清樹から受ける印象がどこか違うように感じ、何が違うのか見極めようとしてみた。
(影が薄くなってる…?)
 すぐ前にいる清樹の存在が希薄になっている印象を受けて、俺は不安にかられた。
「清樹……お前、大丈夫なのか?」
 端で見ている者がいたら、青白い肌の清樹よりも、元が頑健なのが窺える痩せ細った俺の方がよほど大丈夫でなさそうだと言ったかもしれない。
 と、その時。
「……和馬……」
 清樹が静かな表情を崩さぬまま、双眸から涙を流し始めた。
「……このまま心が破けてしまってもいい…。もう、ここには来ません」
「清樹!」
 懐かしい清樹の声に感じ入る余裕もなかった。俺は慌てて清樹の腕を取ると詰問した。
「なんでだよ? なんでそんな…哀しいことを言うんだ!?」
 俺の叫びに清樹は顔を歪めた。溢れる涙を止めようとするように目を閉じたが、涙は瞼の隙間から止めどなく溢れ続けた。
「もうとうに気づいてるでしょう。――おれは人間じゃないんです」
 その涙とは対照的に、清樹の語り口は淡々としていた。
「あなたは前におれがした話を覚えているはずだ。おれの想いが込められた言葉を、おれに真実囚われたあなたが忘れられるはずがない。――あなたは肉欲のみでなく、おれ自身に惹かれ恋してくれた。そうして…おれも……」
 それは突然の告白だった。だが、どこかでそうなる予感がしていた気もする。大量に注がれた水が容器から溢れ出すように、今ようやく清樹の理性が限界を超えたのだろう。
 清樹の告白は、清樹と知り合う前の俺ならば荒唐無稽な作り話だと鼻で笑っていただろう内容だった。
 清樹は水妖という、人間ともその他の動物達ともまったく違う生き物なのだという。
「おれたちは人の精を糧に生きています。元来は山奥に棲み、村の外れの人気の少ないところに網を張って人がかかるのを待っていました。掴まえた人の精気を啜り、その命を奪って生きてきた。そういう生き物なんです。
 でも次第に水妖などの棲める山は減り、おれたちのいたところも水の底に沈むことになった。おれたちは水と人と、両方あるところでしか生きられません。だから人のいなくなった村を捨て、人に化けて町へ出てくることにしました……」
 清樹の声は消え入りそうに静かで、よく聞いていないと聞き逃してしまいそうだった。俺は一言も聞き漏らすまいと、清樹を抱き寄せると懸命に耳をそばだてた。
「おれたちは人とは躰の造りがまったく違います。躰だけでなく、魂も違う。人のような強い魂魄を持たず、すこしの刺激でも簡単に壊れてしまう。とても心が弱いんです。激しい感情の揺れには耐えられない生き物だから、人と交わって生きるのは本当はとても辛かった。それでも生きるために懸命に立場を繕い、殺さないように大勢から僅かづつ精気を奪って、なんとか躰を保ってきた。
 そうしながら、誰にも心を惹かれることのないよう、心を傷つけられることだけはないよう気を配ってきたんです。術で心に膜を作ってはいるけれど、そうしなければ人との接触だけで魂にヒビが入ってしまうほど脆い。例えば恋などしようものなら、その負担だけで心が砕け散ってしまうほど……」
 閉じられていた清樹の両の瞼が瞳が開かれ、まっすぐに俺を見上げた。
「でも、おれはこの気持ちを抑えることができなかった。和馬が好きだという、この気持ちを……」
 底知れぬ闇を湛えているような、静謐な双つの黒眸を覗き込む。そこには幸せそうな微笑を浮かべた俺自身が映っていた。
「清樹……。嬉しいよ」
 俺はその唇にそっと口づけた。冷たい唇の感触は、強く清樹を意識させた。
 唇が離れると、清樹は悲哀を浮かべた両瞼を閉じて、その身を俺へ預けてきた。俺はほっそりした躰をきゅっと抱きしめると、愛おしさを込めてその髪を撫でた。
「このままだとおれは壊れて消えてしまう」
 腕の中で、清樹は言った。
「でも、一つだけ助かる道がある」
「それは――俺の命?」
 訊ねると、清樹がぴくんと震えるのを感じた。ややあって、彼は小さく頷いた。
「でも…、でもおれは、和馬に生きていてほしい。おれのことなんか忘れて、元気でまた泳いでいてほしい」
 俺の背に回っていた清樹の腕が離れた。
「清樹、俺はそれを望んでいない」
 俺は清樹の顔を見ようとしたが、清樹は俯いたままそれを拒んだ。
「和馬、生きていて。そうして今度こそ大会、頑張って」
 床へ一粒、透明な結晶がこぼれ落ちていった。
 清樹は腕をつっぱると、何が起ころうとしているのか判らず茫然としている俺の腕から抜け出した。
「さよなら……」
「――清樹ッ!!」
 別離の言葉に俺はハッとした。急速に薄れていこうとする清樹を必死で追いかけ、今にも消えかかっていた腕をなんとかして捕まえると、その身をきつく抱き締めた。
「駄目だ、行くなっ!」
 清樹がいなくなるなんて、俺にはもう耐えられない。あの日々でさえ、俺の心はもう死んでしまいそうだったのだ。
「俺だっておんなじなんだ! お前がいなかったら、俺は生きていかれない。お前のためだったら、俺はこんな命くらい幾らでもくれてやる! だから、だからっ…!!」
 俺の必死の叫びに応えてくれたのか、腕に抱いた清樹の量感がいきなり増した。清樹が俺の世界に戻ってきた。
 清樹は俺を抱き返そうとしたが、力が抜けたようにズルズルとしゃがみ込んでしまった。
「うっ…ううっ、え…っ……」
 清樹は小さな嗚咽をもらすと泣き崩れた。
「…和馬を死なすことなんてできない。でも本当は、和馬が誰か他の人のものになるのも嫌なんだ…!」
 口調こそ儚げで声も小さかったが、それは確かに俺が初めて耳にする清樹の激情だった。俺の胸はぐっと熱くなった。
 涙でそれこそ溶けてしまいそうな清樹を慈しむように、俺はそのこめかみや頬に何度も口づけた。
「俺なんかの命でお前を救えるのなら、こんな安いものはないよ」
 だから泣かなくていい。永遠に、俺はお前のものだから……。

 しっとりした柔らかな肌をすっかり晒して横たわる清樹に、俺も全てを晒した。痩せた手足をみっともないと思う余裕もなかった。
 吸い付くような肌の感触に夢中になって手で、唇で触れ、白い柔肌の上に無数の痕を散りばめた。
 下腹から、その部分には触れず内腿へやや力を入れて手を滑らせると、上気し始めた清樹がア…と小さく喘いだ。膝裏へ手をやり足を持ち上げるように広げると、その部分が俺の前に晒される。誰と何度していても初々しい少年のままのそこは綺麗な淡紅色で、俺の劣情を激しくそそった。
 固くなり始めているそこを口に含み、舌を絡めながらきゅっと唇を窄める。
「ふ…んっ……」
 清樹が感じて身じろぎするのを快く思いながら、奥までくわえ込んだ。清樹の巧みな施しを思い出しながら愛撫してやると、そこはキュンと固くなって応えてきた。
「…んんっ…あっ…はあっ……」
 清樹の乱れるのが早い。達した蜜は人のそれとは明らかに違い甘美で、すぐにも飲み込みたくなったが、ぐっとこらえて手に吐き出した。濡れたその手で清樹の奥を探ると、狭間の窄まりに蜜をこぼさないよう丁寧に塗り込めていく。
「…うっ…ふぅっ……はぁ……あぁ……」
 熱く柔らかな肉が俺の指をきゅうきゅうと締め付ける。貪欲なそれへ指を足してやるたびに、清樹の呼吸が次第に激しく乱れていく。それに伴って、俺の指をくわえ込んだそこがどんどん柔らかく解けていった。
「清樹……」
 もういいかと俺は一旦身を起こし、清樹の上へ重なると、優しく名前を呼んで口づけた。
「んっ……」
 柔らかな舌が俺をとろかせる。唇を重ねたまま、俺は清樹のそこへ己自身をあてがうとズクッと挿入した。
「…っ…!」
 清樹が喉の奥で嬌声を上げたが、それは声にならずに俺の口へと吸収された。
 清樹のそこは難なく俺のものを飲み込んだのにも関わらず、驚くほど狭く熱い。まるで逃すまいとするかのように、俺自身を誘うように飲み込んでいく。
 清樹と繋がった部分から急速に力を奪われていくような感覚があったが、俺は構わず身を進めて全てを収めきった。
「はっ…ああっ……か、和馬ぁ、おねがっ……」
 唇を離すと清樹がイヤイヤをするように首を振った。この可愛らしい生き物は、俺が欲しくて仕方ないのだ。
 俺は心得て、清樹の腰を掴むといきなり激しい抽挿を始めた。
「あっ、ああっ、あ…ん、はぅ…んっ…んぁっ……」
 互いの肉がぶつかりあう音が生々しく響く。欲望を助長するリズムに乗って、清樹も自ら動いて貪欲に俺を貪った。
 清樹に触れている部分からどんどん俺自身が奪われていくような、浮遊感に似た喪失感が俺をみまう。判ってみればその感覚は確かに喪失以外の何物でもなかったが、力の抜けていくのを俺は嬉しく思った。
(清樹の中に、俺が入っていく……)
 どんな者と交わっても味わえないだろう至福の感情が俺を満たした。
「うっ、うんっ、んん…あぁっ…!」
 前から後ろから、容赦なく欲望を叩きつけて清樹を鳴かせた。情欲は果てしなく、本当にこのまま干からびてミイラになるまで貪り続けそうな勢いだ。
 達しても、いや、むしろ達するたびに更に強烈な欲望が生じ、身内の熱が上昇していく。
「んっ……あああっ!」
 俺は達した衝撃に、思わず清樹の肩に齧(かぶ)り付いた。清樹もその刺激がたまらないように身を震わせる。
 そのまま続けて抽挿しながら、清樹の艶やかな肌を貪った。まるでマーキングするように、背中に首筋に抱え上げた足に、口吻けの痕と歯形を増やしていく。白い肌に散った紅は扇情的で、淫らで美しかった。
 一体幾度達したのか判らなくなるころ、俺は情欲の濃さに反して躰が動かなくなってきた。喉がからからに渇き、清樹の舌を吸い上げ唾液を貪るが治まらない。――と、清樹が俺と抱き合ったまま回転し、馬乗りになってきた。
「んふっ……あっ、はぁっ……」
 仰向けになった俺の腹へ手をつくと、腰を落とすように上下させる。繋がりっぱなしのそこは精を飲み込むほど名器に仕上がっていくかのように、際限なく俺を締め上げ続けた。
「…あんっ、あぅっ、あぁ…っ、んうぅっ、あっ…ああぁ……」
 ――まるで俺が犯されているようだ。
 何度も意識が遠のく。快感の激しさに脳裏がスパークし、より強烈な快楽に再び清樹の元へ引き戻される。
「んあぁっ、あぁぅっ、あぁ……」
 終いにはぐったりとされるままになった俺の上で、清樹は一人愉悦のダンスを踊り続けた。
「くぅ……はっ…あっ、ああぁぁっ…!」
「……ッ……!!」
 あまりの衝撃に、力の入らない俺の躰もぶるぶる震えた。水へ飛び込んだ瞬間のような、完全に質量の違う世界が俺を包み込む。
 俺は何度目になるか判らない失墜の感覚に身をゆだねた。

 無意識から戻ってみると、腕の中には清樹がいた。幸福なぬくもりに微笑むと、清樹もまた幸せそうに微笑み返してくれた。
「おれ、きっと死んでも海の向こうの楽園になんて行かれないだろうな。和馬がいないところになんか行っても仕方ないもん。でも魂が砕けてしまったら……おれはいったいどこに行くんだろう……」
 情交の合間、それまで話さなかった分を補うように、清樹はあれこれと思ったことを話してくれた。
「俺が清樹の中にいる。だから清樹はどこでも好きなところに行かれるよ、きっと……」
 慰めのような言葉だが、俺は言いながら本当にそうなるような気がした。こんなに幸せなのに、この関係が続けられないなんて信じられない。清樹が何者だとしても、幸せを得る権利があるはずだ――と、俺は心から願い、信じた。
 互いを求める心のままに、ほとんど一晩中俺達は愛し合った。俺は清樹の躰の隅々まで愛し、清樹も包み隠さず俺を求めた。
 朝日の昇る気配がする頃、俺は激しく消耗しすぎて自分からはほとんど動けなくなっていた。それでも欲望は果てしなく、清樹はそんな俺のために自ら動いて奉仕し続けてくれた。


 熱い夜は、終わってしまえばあまりにもあっけなかった。
 朝方、ほんの一時夢の中をさまよっていたらしい俺が目を開くと、清樹が窓辺に立っていた。逆光の中、俺へ微笑を浮かべている。俺も限りなく幸せな気分で微笑みを返した。
(こんな目映い光の中にいる清樹なんて、初めて見たかもしれない)
 幸福に酔い痴れながら、俺は清樹に触れたいと、立ち上がろうとして……
 ――――そうして、清樹は光に溶けて消えていった。



 抜け殻になった俺を校医が見つけ、俺は実家へ帰された。
 基礎体力に自信のある俺だが、体調が戻るには大分てこずった。俺は一刻も早く清樹の元へ戻りたいと必死で栄養と睡眠を取ったが、本当は判ってもいた。
 もう、この世のどこにも清樹がいないのだということを。
 そう確信することは、清樹がふいにいなくなった時以上の悲嘆を俺に与えた。
(清樹がこの世に存在してくれるのなら、もう二度と会えなくてもいいから。代わりに俺の命をやってもいい。だから神様、もしもいるなら、どうかあいつを返して下さい)
 俺は強く願った。
(それができないのなら、どうか誰も俺にかまわないで欲しい。俺はもう、生きている意味を失ってしまった。誰もあいつを知らない世界に、一人取り残されてしまった。愛する者がいないことが、こんなにも辛いことだとは……)
 幸せの欠片を握りしめ、俺は絶望の淵に突き落とされた。
 世界の何もかもが色を失ってしまった。灰色でさえない、虚無の世界。いっそ本当に何もかも消えてなくなってしまえばいいのに……。
(俺がいなくなったら清樹の痕跡は本当に消えてしまうけれど、でも俺はもう、清樹を思い出したくない……)
 9月になって学校が始まっても、清樹はどこにもいなかった。
 以前のように俺の中の清樹が消えることはなかったけれど、却ってそれは残酷な拷問のように俺を苛んだ。
 清樹のことを考えるだけで胸が痛くて張り裂けそうだった。清樹のことを考えると、俺は生きていたくなくなった。あいつの愛してくれた俺のことさえ消してしまいたくなり、そのことに再度絶望した。
(だから)
 俺は決めた。
 すべてを忘れることに――忘れたふりをすることにした。
 あいつがもうどこにもいないなんて、永遠に失われてしまったなんて、どうか――そんな哀しいことを誰も俺に悟らせないでくれ――。





 時は誰の上にも平等に降り注がれる。
 季節は巡り、桜の花が散る――春になった。
 入学式も終わり、新入生が校内を歩き回っていた。真新しい制服に、ふと俺の中で永遠に高一のままの清樹の姿が浮かんだ。
 胸の痛みをやり過ごすように、溜息がこぼれる。
 俺は久々に苦しみを感受しながら、どこか懐かしい持ちでプールへと足を向けた。
 秋からの俺は人が変わったようだと言われるほど、学業にも部活にも熱心に取り組んだ。実際俺は変わってしまった。俺の魂の大部分を、あいつが持っていってしまったのだから。
 清樹を思い起こさせるもの全てから遠ざかりたかったが、清樹が俺に泳ぐことを望んでいたことが俺を踏みとどまらせた。相変わらず俺は水泳部員で、三年になったという他はあの時となんら変わっていない…。
 明日が部員の勧誘会だ。準備は万端で、今日練習しに来るのは俺一人だろう。てっきりそう思ってプールへの扉に手を掛けたときだ。
 ――…パシャ…ッ……
 水音が聞こえ、ハッとした。
(まさか……)
 胸騒ぎがする。思い出したくない、切ない想いが胸を突き上げてくる。
 俺はそれを打ち消すために、室内プールへ足を踏み入れた。
 そこで、一人の少年が魚のように水と戯れていた。
「……っ!」
 声にならない悲鳴が洩れる。
 気配に気づいたのか、泳いでいた者が水から顔を出すと驚いたように俺を見返した。
「あ……」
 慌ててプールサイドにいる俺の元へ泳いでくると、彼は申し訳なさそうに謝った。
「すみません、いつでも泳げるって聞いてたんで、嬉しくてつい…」
「――清樹!」
 白皙の少年の貌を間近で見るなり、俺はとっさに叫んでいた。
「あ……はい。入部希望の皆川清樹です。先輩、どうしておれの名前知ってるんですか?」
 よく似た少年などではなかった。彼は確かに清樹その人だった。
 が、清樹は俺のことをまったく覚えていなかった。彼と清樹の違いといったら、彼は色白ではあったが健康そうで、本当にごく普通の人間の少年に見えたことくらいだ。
(それでもいい、生きて再び会えるなんて――)
 プールサイドへ上がってきた清樹を俺は思わず抱き締めていた。
「あ…あの、先輩っ……」
 腕の中で、少年は戸惑って身じろぎした。それでも先輩相手の遠慮からか、あらがわずにじっと俺の様子を窺っている。
 ――人魚姫は真実の愛があれば人間になれた。水妖への俺の愛は、真実のものと認められたのだろうか――。
「……悪い、つい。お前があんまり知り合いに似てたもんだから……」
 とまどいつつも不思議そうに俺を見上げる清樹を、俺は限りない愛情を込めて見つめ返した。

- Fin -

/ / / / 5 / あとがき

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