DEATH NOTE L→ミサ


ことのは - kotonoha -






※ほんのり原作13巻ネタで、しかもちょっぴり矛盾アリです。
 それでもよろしければどうぞvv






コンマ1グラムでもミスを侵せば命取りになることはわかってる
けどやっぱりどうしても欲しいと思ってしまったから
天秤を揺らしてしまうその覚悟で彼女にお願いすることにした

「すみませんがミサさん、そちらのテーブルの上に積んである本のタイトルを
上から順に読んでいただけませんか?」

本当は別に見てはいないモニターに向け、集中しているフリをしてそう言えば、
気のイイ彼女は立ち上がり、素直にその言葉に頷いてくれた

「うん、いいよ」

そう言ってペラペラめくってながめていたティーン向けの雑誌を閉じると
指示したテーブルの前まで移動し、積み上げられている本の背表紙を
指差し確認していきながら1つ1つ読み上げていく

「う〜んとね、『オシリス信仰の起源』、『迷信による不可能犯罪』、
『デジタル世代のアナログ論』、『巴御前』、『ウォーターマーク』?」

「はい、ありがとう」



とりあえず礼を言い、けれど続けて懇願する


「けどもう一度、今度はそれらの本の頭文字を続けてもう一回」

「え〜っ?!」

「お願いします」

「わかったわよ、え〜っと、『オ』『め』『デ』『と』『ウ』?」



その言葉にこれ以上のミスは侵せないとわかっていながらも
笑みがこぼれるのを押さえることがどうしてもできない


危険だけれど
自分でもバカだと思うけれど嬉しくて嬉しくて仕方がないから
だからできるだけそれを隠すよう
けれど不自然にはならない程度に角度を深くしたおじぎを
彼女に向かって1つする


「はい、どうも『ありがとう』」


彼女には意味のない言葉の羅列
だけど今日
今から25年前の今日にこの世に生まれでた私にとっては
何よりたまらない最高の祝福


たとえそれが彼女にとっては読み上げただけのたったそれだけの言葉であっても






   THE END.   






 勝手に『デスノート映画後編公開もうすぐで嬉しいよッ』企画(笑)です。
 で、熱狂的なデスノファンの方にはすぐに突っ込まれてしまうような矛盾についてまずおわび。デスノ13巻でリストアップされている日程によると、10/31にはミサ、すでに『一応』キラ候補からはずされてて、キラ対策本部のビルにはもういないんですよね。
 けど死ぬ寸前の誕生日だからミサに祝ってあげてほしいなという私の欲望でこのネタをかきあげました。なのでわかっててやってる間違いなので、ツッコまないでいただけると幸いです。。
 




 
 

 
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